妖狐が恋した少女(百合)

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1:れいちゃん:2015/08/19(水) 22:05 ID:pak

ほんのり百合の物語です。

また、この作品は文化祭で発表する予定です。

2:れいちゃん:2015/08/19(水) 22:18 ID:pak

18年前…私は小さな赤子が山奥に捨てられるのを見てしまった。
人間は好きじゃない。でも、赤子の泣く声がか細く、守ってやりたいと思ったけど、人間と関わりたくないという気持ちもある。
もし、この赤子を育てたとしても、本当の事を打ち明ける日は必ず来る。その時私は真実を伝えられるのか。どれだけ願おうと私より先に死んでいく。あとの事を考えてみても良いことなんて何一つない。この子を助けても私にメリットなんてない。
しかし、助けなければこの子はそのまま死んでいく。自然の良さなど何も知らぬまま。誰にも愛されぬまま。誰にも見送られずに…そう考えると助けざる負えない。
この子に豊かな自然、澄んだ空気を味わって欲しい。誰かに愛され愛して欲しい。笑って泣いて…充実した一生を過ごして欲しい。
『……20歳までなら…』
20年私にとっては凄く短いしかし、人間にすればかなり長い。
人間はこの年で大人になると知っていた。だから、それまでこの子の面倒をみることに決めた。

3:れいちゃん:2015/08/19(水) 22:27 ID:pak

『雅様…その赤子美味そうですね』
『あら、楠目。これは貴方の食料じゃないわ。』
楠目は人喰い妖怪の少年。見た目は人間にほぼ変わらないが生まれつき爪が真っ赤で、血の匂い、色に敏感。
私たちの住んでいる山は人間がよく、木を切りに来るがたまに行方不明者として、山の入り口に張り出されるが犯人はこの人だと妖怪達は知っている。人間にバラせば楠目はここに住めなくなるから皆黙っている。
『この子は私の子供よ。』
『しかし雅様、こいつ人間の匂いしま…』
『喰ったら…生きていれると思うな』
『ひっ…』
『分かったら、金輪際この子には関わるな』
『はっ、はいっ』

4:じゃじゃん:2015/10/24(土) 20:45 ID:Icg

自分百合好きなので、これからの展開が楽しみです。


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