んー。
ここで書くのは久し振りだなぁー。
下手かもですけど頑張りますので
よろしくお願いしまあぁぁぁぁぁぁーす笑
♪プロローグ♪
ねぇ、薫君。
私ね、薫君のことが大好きで他の人が
知らないような事が知りたかったの。
だから、ずっぅーと薫君のこと見てたんだよ。
でもね…あなたは私のことを見てくれなかった。
私はずっと、ずっと見ていたのに。
薫君…お願いだから私のことだけ見て?
私、駄目な所あるかな?
あったら全て直すから。
見て、私を見て。
薫君…
♪第一話♪
一人の小柄な少女、美鳥 がとても、とても暗い暗闇の部屋の片隅で膝を抱え座っている。
髪はボサボサで汚く、とてもじゃないが綺麗とはいえない程顔が髪以上に汚れている。
少女は死んだ魚の様な目をしており、少しだけ悲しいような、切ないような雰囲気も出ている。
すると少女は突然立ち上がり埃がかぶったドレッサーに向かう。
ドレッサーの上には沢山の剃刀が置いてあり、刃の部分が光ってとても気味が悪い。
可愛らしいピンク色の剃刀を手に取り、手首に当てる。よく手首を見ると何度も切ったと思われる傷跡があった。そして、ゆっくりと剃刀を引いた。
一瞬「痛いっ」と今にでも叫びそうな顔をしたがすぐに何故か安心したように溜め息を吐いた。
手首からは血がドクドクと流れて、赤い滴が床に垂れるがそれを気にせずソファに向かってダラダラと歩く。
ソファに辿りついたときには何処を辿って歩いたのか分かるくらいの血の量が床に垂れていた。身を任せるようにドスンッと音を立てて座った。
私は何の為に生きているのだろうか…
どうして私などが産まれてしまったの?
辛いよ…哀しいよ…寒いよ…
誰か…温めて。