逢いたくて

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:日向◆KE:2015/10/21(水) 01:40 ID:y/2

いつかまた キミに出会って 恋をする
そんな夢を毎日見てた

・・・けど、3年ぶりに会ったキミはまるで別人だった

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

どーも、日向(ひなた)です!!
いい話が浮かんだので書きます!!
感想とか受け付けますのでどーぞ下さい(*´・`*)
荒らし、アンチ、悪口は受け付けてません(´ψψ`)

では、応援ヨロシクです!!!!!!!!

2:日向◆KE:2015/10/21(水) 01:56 ID:y/2

*3年越しの恋

たった5歳の頃に交わした約束

『大きくなったら、僕のお嫁さんになってください』

・・・小説や漫画でよくある台詞。

こんな事言う子供がいるのかな?
・・・あれはやっぱり夢なのかな?

でも、確かにこの胸に残ってる。

まだ キミが 好き__


高校1年 桜庭 恵美 (さくらば えみ)。

そんなに騒がしい訳じゃない。
けど、第一印象は 怖い と言われる事が多い。

茶髪の胸辺りまでの髪を耳の真後ろでツインテールにしている。

アイメイクだけは欠かさずしている。

膝上20cm程の赤チェックのスカートに第2まで開けたピンクのカッターシャツの上には、白のベストとボタン全開の黒のブレザーという制服姿。

・・・周りを見る限りは、着崩してるほうだと思う。

そんな見た目からかな?
『怖い』って言われるのは。

・・・よし、高校生活頑張ろ。

3:日向◆KE:2015/10/21(水) 19:30 ID:y/2

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日から新しいクラス、新しい友達。

『1−F』

今日からこのクラスでやっていけるかな?

不安が足を重くする。

・・・大丈夫。
いつも通りに明るく行こう!


クラスに着いて席に座る。

まず、友達作りしないと!

前の席の子に声を掛ける。

「ねぇ、どこ中出身?」
「え、西中学校・・・です」
「西?私、南!」

割りと近いなー、なんて思った。

「そ、そうなんだ・・・」
「私、桜庭 恵美!」
「えと、藍河 夢夏です」

藍河 夢夏(あいかわ ゆめか)ちゃん。

黒髪のショートボブで制服はきちんと着ている。
二重がくっきりしてて、可愛い。

「夢夏ちゃん、よろしくね」
「はい、桜庭さん・・・よろしく」
「タメでいいんだよ?あと、呼び捨てでかまんよー!!」
「夢夏も呼び捨てでいいよ・・・!!」

ニコっと笑う夢夏が可愛くて、顔が火照った。
・・・レズじゃないけど!

そんなこんなで HR が始まる。

「F組の担任になりました、河上 薫です」

河上 薫(かわかみ かおる)先生。

見る限りは26、7歳かな?
若くて、キレイというより可愛い系の先生。

「クラスのみんなに仲良くなってもらうために 1人ずつ、前で自己紹介をしてもらいます!」

・・・え!
嘘、自己紹介?

名前言って、趣味とか言うのかな?
・・・どーしよ。

どんどん出席番号順に言っていく。

「藍河 夢夏です、西中出身です。趣味は読書です!」

拍手が起きると共に 可愛い と声が上がる。

もうすぐで私の番って時だった。

隣の席の男の子の順番。

「・・・澤村 頼斗」

・・・え?
嘘、同姓同名?
だって、今こんな所で再開するわけないもんね・・・??

澤村 頼斗(さわむら よりと)。

私の幼馴染みであり、好きな人である人と同姓同名。

・・・頼斗なわけないよね?

だって、中学上がる前に家庭の事情で県外行ったし・・・。

なんて考えていると、

「桜庭さん?」

私の番が回って来ていた。

「・・・桜庭 恵美です」

趣味とか言わなきゃいけないんだろろうけど、頼斗のことで頭がいっぱいだった。

4:日向◆KE:2015/10/21(水) 21:50 ID:y/2

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「・・・恵美?」

ふと、声を掛けられる。

「頼斗・・・?」
「覚えとるんか?」

当たり前じゃん!
今までずっと想って来たんだから・・・

「そーいや頼斗、いつこっち帰って来たん?」
「今年だよ」

今年かー・・・
高校はこっちにするって決めてたのかな?

「頼斗さっ」
「てか」
「・・・ん?」
「俺らもう他人だから前みたいに、必要以上関わんな」

・・・え?

「頼斗・・・?」
「勘違いされるとかゴメンだから」

・・・頼斗、変わったね。

勘違いって?
ただの幼馴染みじゃん?

ダメなの?

でも、分かったって言うことしか出来ないんだ。

「ごめん、そーだよね!もう関わんないよ」
「・・・恵美」
「ゴメン、先生に目付けられるから話掛けないで??」

驚いた顔の頼斗。
その目は、寂しそうにも見えた。

どーして、そんな顔するの?
頼斗が言ったんじゃん・・・。


4月__
私が好きだった頼斗はもう、居なかった。

5:日向◆KE:2015/10/21(水) 21:57 ID:y/2

*席替え

朝のHRの時だった。

「えーと、早速なのですが、席替えを行います」

え、席替え早くない??

頼斗と離れるじゃん!
最悪だー。。
先生 最低っ!!

「順番に、くじを引いてねー」

私は、引いたクジを見る。

10__

黒板で位置を確認する。

廊下側の1番後ろの席だ。
移動しよ。

移動するために荷物をまとめていると

「恵美、じゃあな」

ポンと頭に触れた頼斗の手。

なんで?

勘違いされるよ?
・・・バカじゃないの?

「・・・ばいばい」

私は頼斗の顔を見れずにその場を離れた。

6:日向◆KE:2015/10/21(水) 22:08 ID:y/2

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

新しい席に着く。

「・・・こんにちは!」
「え、こんにちは?」

隣の席の男の子がやたら笑顔で挨拶して来る。

「矢沢 朝陽です!」
「あ、桜庭 恵美です」

矢沢 朝陽(やざわ あさひ)。

第一印象はバカ。
見た目はとりあえずチャラい。

頼斗程じゃないけど制服のダラしない感じの着方。
キレイにセットされた髪。

・・・軽いんだろうな。

「知ってるよ」
「はい?」
「俺、恵美ちゃんのこと知ってる」
「・・・は?なんで?」
「みんなが噂してたんだ」

・・・う、噂?

「・・・どんな?」
「スゴい見た目が怖いとか、怒らさない方が良さそうとか?」
「・・・へ、へぇー」

やっぱそう見られるんだよね・・・

「あ、俺は恵美ちゃんのこと怖いなんて思ってねーよ?」
「・・・あ、ほーなん?」
「うん、可愛いと思ってる」

・・・黙れチャラ男。

「・・・あははは」
「恵美ちゃんって、澤村 頼斗の彼女なの?」
「・・・なワケ!!」
「じゃ、好きなの?」
「んな、ワケないよっ!」

すると矢沢 朝陽はクスッと笑って言った。

「頑張ってね、俺応援するよ」
「・・・ありがとう?なのかな?」

7:日向◆KE:2015/10/22(木) 19:09 ID:y/2

*相談相手

「早く告んなよ」
「は?朝陽くん、バカ?」
「だってさー、澤村って結構モテんだぞ?」

確かに・・・。

「だって、振られたらどうするの?」
「・・・俺の隣は空いてるぞ」
「・・・きも!!」
「ヒデーなー!」

私の恋愛相談相手は朝陽くんと夢夏。

・・・ま、朝陽くんは私達の会話に勝手に入ってくるだけなんだけどね


放課後___

家に帰ってもすることがないから、学校の近くの公園で座っていた。

・・・ここの公園は私の大好きな公園。

頼斗との思い出の___

10年前___

私達はたつたの5歳だった。

「恵美」
「んー?」
「・・・あのね」
「なにー?」

モジモジする頼斗を不思議に思ったんだ。

「大人になったら、僕のお嫁さんになって下さい!!!!!!」
「・・・大人に、なったら?」
「うん、恵美の20歳の誕生日に!!!!」

この時の私の目はキラキラ輝いていたと思う。

「うんっ!約束ね!」
「うん!!」

10年前、交わした約束___

8:日向◆KE:2015/10/22(木) 19:36 ID:y/2

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「・・・恵美?」

思い出に浸っていると、後ろから聞き覚えのある声がし、振り返る。

「あ・・・頼斗」
「なにしてんの?」
「ボー」

頼斗はクスって笑うと、私の隣に座った。

「あ、恵美ってさ」
「ん?」
「矢沢と付き合ってんの?」
「・・・なんで?」
「仲良さそうじゃん?」
「付き合ってないよ」

頼斗は何故か不機嫌そうに言った。

「ふーん」
「あ、はい」
「良かったな」

え、何が??
頼斗はどうしたいの?

「私好きな人いるから 朝陽くん、相談相手になってくれるの」
「へー」
「・・・うん」

どうして?
私、何かしたかな?

・・・なんで頼斗はこんな冷たいの?

「・・・恵美」
「ん?」
「実は俺さ・・・」

頼斗がは何か言いかけた時だった。

「頼斗ー?」
「・・・葉月」

頼斗に駆け寄る女の子。

私と違って清楚で可愛い。

・・・彼女かな?

「・・・あ、はじめまして」
「・・・え」

突然話しかけられて慌てる。

「頼斗がお世話になりました!」
「おい葉月、変なこと言うなよ?」
「何よー?」

仲、良さそうだな・・・

「えと、恵美ちゃんだよね?」
「・・・うん」
「こんな近くで見るの初めて!恵美ちゃんって可愛いんだね!」

・・・この子、何??

「え、あ・・・」
「じゃ、うちらいくね?頼斗行くよ」
「おう、恵美またな」

返事する余裕すらなかった。

・・・頼斗には、可愛い彼女がいた。

9:日向◆KE:2015/10/23(金) 18:05 ID:y/2

<自分勝手>

昼休み、安定の夢夏。

今日も2人で話していた。

「え、彼女いたの!!!!????」
「シーッ!!!!」

大げさに驚く夢夏。

私は、昨日の出来事を全て話した。

「え、待って、恵美、失恋なの?」
「し、失恋って・・・」
「でも、恵美・・・」

え、夢夏?
泣いてるの????

「夢夏・・・」
「ふぁ〜あ・・・ん?」
「・・・あ、アクビか」

泣いてるのかと思ったよ・・・

「てかさ、矢沢くん遅くない?」
「・・・休みなんじゃ?」
「確かに」

朝陽くんは、どうやら無断欠席のようだ。
マイペースだなー・・・



__5限目

朝陽くん居ないと暇なんだよなー・・・

なんて思った時だった。

ガラガラ__

「矢沢 朝陽!!遅れましたっ!!!!」
「・・・矢沢くん」

驚く先生と笑う生徒たち。

・・・おいおい

「とりあえず席に着きなさい」
「はーい」

・・・朝陽くんってバカなの?

「恵美ちゃん、おはよ!」
「・・・朝陽くん、もう、こんにちは だよ・・・」
「そだね、俺いなくて寂しかった?」
「全く」

朝陽くんって時々ボケ入れてくるんだよね。

「あ、恵美ちゃん」
「んー?」
「俺ね・・・」

あまりにも真剣な朝陽くん。

何何?__


書き込む 最新10 サイトマップ