青空の下の小さな恋

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1:空恋:2016/03/27(日) 10:17 ID:7mo

空恋(クウレン)と言う者です。
駄作かもしれませんが、ちょこっとでも読んでもらえたら嬉しいです(๑`・ᴗ・´๑)

さっそく、登場人物を紹介したいと思います!

・七瀬波留(ナナセハル)
高校1年生、遼の彼女。

・菅野遼(スガノリョウ)
高校1年生、波留の彼氏。

2:空恋:2016/03/27(日) 10:46 ID:7mo

1、ハジマリ


「わ〜…ここに入学するんだ…」

私、七瀬波留!
今年から高校生になります!
ずっと憧れてた高校にやっとのこと合格し、めでたく入学することができるようになりました!
今は、春休みなんで、まだ入れないけど…
今日は、お母さんと見学しに来たんです…

「そろそろ帰るわよ〜」

え!もう!?
もう少しいたかったな…
でも、あと少しの我慢だ…

「はーい」

車に乗って、携帯を見ると、画面にメッセージの通知があった。
急いで開くと、大好きな人の名前。

【菅野遼】

菅野遼くんは、私の彼氏。
中1から付き合ってて、まだキスもハグもしたことない
マイペースカップル。
でも、遼くんは、それでも、好きって言ってくれる。
とにかく大切な人…

【どうだった??】
[凄かった!あのね!]
【アハハ、なんか長くなりそうだから、デートの時に話してよ】
[デート!?いつ?]
【じゃ、今週の土曜で笑】
[やった!うん!]
【はーい】

きゃぁぁぁぁぁぁ…デートだぁ…
受験勉強で忙しくて全然出来なかったから久しぶりだな…
高校別々だから…今のうちに思い出作っとかないと…

「寂しいなぁ…」

3:空恋:2016/03/27(日) 11:03 ID:7mo

「え、何?」
「え!?や!何もないよ!」
「そう…」

あ、焦ったぁ…
心の中で言ったつもりが口に出てたとは…
でも…寂しいのはホントだもんな…
ん…なんか…眠くなってきた…寝よ…

……__

「…る…は…波留!波留!着いたわよ!起きなさい!」
「ん…うん…って、ここどこ?」

辺りを見渡すと、見たことのない家。
しかも大きい。
な、なななな…なんで!?

「波留…落ち着いて聞いてね…」

え!何!?何!?夢!?
つねって見るけど…痛い…

「実は…お母さんね…」

4:空恋:2016/03/27(日) 11:44 ID:Glo

ゴクッと唾を飲む…

「お父さんと海外旅行に行くの〜♡しかも3年間!」

………はい?

「わ、私は?」
「波留は、学校があるし、連れていけないなってなって、お母さんの知り合いの家にお世話になってもらおうってことになったの!それがここ!」
「いやいやいや…納得いかん…」
「大丈夫!OKもらったし!荷物もまとめといたから!」

は!荷物…
お母さんが車の後ろの方から大きく膨らんだカバンを取り出した。

「いつの間に!?」
「無いものがあったら、これで開けて、取ってね!じゃ、行くわよ」
「え!今日から!?」
「そ〜よ!早い方がいいでしょ?」

そうかもしれないけど…
話が進みすぎる!!
いや、前からお母さんとお父さんが仲いいのは知ってたけど…これはないでしょ!!??
お母さんめ…

「あ、そうだ…ここにも波留と同じ歳の高校生がいるから仲良くしてね!」

へー!じゃ、友達になれるかもじゃん!

〜ピンポーン
…バタバタバタ…ガチャ

「あ!久しぶり〜!波留ちゃんも大きくなって!」
「こ、こんにちは…」
「ごめんねぇ。いきなり…」

ほわ〜…美人だなぁ…
白い肌にシュッとした鼻…スタイルもすごくいいし…

「…ほんと仲いいのね!」
「まーね!じゃ、波留をよろしくね!」
「分かったわ!気をつけてね〜お土産待ってるから!」
「はいはい!じゃ、波留!ちゃんといい子でいるのよ〜」

…自由な母親だ…

「入って入って!」
「あ、失礼します!」
「アハハ、いいわよそんなにかしこまらないで。今日から一緒に住むんだから」
「は、はい」

とは、言ったものの…
大きい!家が大きすぎる!

「あ、そだ!息子を紹介するわね」
「は、はい」

…ん?息子?
息子って男?男だよね!男!?
えぇぇぇぇぇ!?

「春樹ー!ちょっと降りてきてー!」

春樹って言うんだ…

すると、階段を下りてくるすらっとした足の長い男子がきた。
な、なななな…なんという…イケメン!!
なにこの人!?アイドルかなんか!?
スラットした足に、お母さんと似たキレイな鼻。
唇もキレイなピンクで、真っ黒でのサラッと少しくせの入った髪。
まさに、プリンス!
…って何言ってんだぁ…私…
でも、ホントにかっこいいなぁ…
はっ!私には遼くんがいるんだから!
じーっと見てると、ふいに目が合った。
…ギラッ

…前言撤回!この人怖い!!

「カッコいいでしょ!自慢の息子よ!」
「は、はい、そうですね…」
「ほら、春樹、自己紹介しなさい」
…ニコッ
「…橘春樹です。これからよろしくね?」
「え、七瀬波留、です。よろしくお願いします…」

な、なんだ、今の?
睨んでると思ったらいきなりスマイル…
何を考えてるんだろう…。

「じゃ!私は夕飯の支度するから、波留ちゃんは荷物を整理してきてね、春樹、部屋に案内して」
「分かった。じゃ、行こっか?」
「は、はい」

トントントン…
な、なんか沈黙が怖いんですけど…

「…ん、ここ。勝手にしていいから」

ん!?なんか態度変わった!?
もしかして…

「…二重人格…?」
「あ?」

わ!私!また心の中を…口に…

「…ふーん……いー度胸してるじゃん」
「はい?なんのこ…んっ」

唇に柔らかいものが…
なんで、春樹くんの顔がドアップに…

「……ふっ…キスくらいで赤くなってんじゃねーよ」

キ、キス?
私、キスされたの?
遼くんともしたことなかったのに…!

「さ、最低…!!」
「なんとでも?」
「あんたなんか大ッキライ…!!!」

バタン!!!

「ふぇ…うー…」

部屋に入ると、涙が流れてきた…
こんな人と一緒に住むなんて…
…もうやだ…帰りたい…








「おもしれーヤツ…これから楽しみだな…」







青空の下、3つの小さな恋が動き始めた…


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