▼ げーむ すたーと 

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1:しはいしゃ:2016/06/12(日) 16:20 ID:6uQ

▼ げーむ を はじめて ください
▼ きょひけん は ありません


先程まで脱出ゲームのプレイ画面が
映し出されていたテレビ画面、今は
真っ黒な背景に、真っ白な文字が
浮かび上がっていた。陽子は
怪訝そうな顔をしつつ、呟く。

「 何よ、これ… 」

困ったように頭を掻き
眉を下げる。

▼ あかい ぼたん を
  おして ください

どんどんと流れてくる文章に
晴子は、言われるがままに
コントローラーについている
赤いボタンを人差し指で押した。
押した直後、晴子は激しい頭の
痛みに襲われ、意識を手放した。
最後、晴子の視界に写ったのは、
何処か懐かしい人物の姿で_

2:しはいしゃ:2016/06/12(日) 16:32 ID:6uQ

▼ えぴそーど 1

目を覚ますと、晴子は見知らぬ部屋で
玉座のような椅子に座らされていた。
玉座のような椅子は、背もたれが
金属で出来ており、固くて冷たい。
晴子が周りを見ると、一台の
デスクトップの上に何やら一枚の
薄っぺらい紙が乗っている。
幸い、椅子に固定はされていなかった
ようで、椅子から腰を上げると、
その紙を手にしようとデスクの方へ
近づいて行く。紙を手に取ってみると
それは、履歴書のようなものだった。
しかも、自分の。

『 プレイヤーの名前「はるこ」 
  ステータス「攻撃→20」
  ステータス「防御→19」
  ステータス「素早さ→30」 』

まるで、自分が操作される側の
キャラになったようで、晴子は気味が
悪そうに顔を歪めた。そして、最後の
方には赤い字で殴り書きされている
とある文章があり、晴子は首を傾けて
その文章に目を通した。

「はるこ は ××× の ××× 」

赤い字のインクは擦れており、
所々しか読めなくなっている。
私は、誰の、何?と首を捻っている
所で、天井に付いている
スピーカーから声が聞こえた。

「 はるこ ゲーム開始 」


▼ えぴそーど 2 へ つづく


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