続くいじめ

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1:真凜◆Jk:2016/07/07(木) 17:20

これは、私が体験したいじめの話を小説化したものです。
あ、続くっていうのは、今も続いてる、って意味です。
言葉とかは明確に覚えてないんで、完全にノンフィクション
ってわけじゃあないです。
感想や、意見などあったら教えてください!

2:真凜◆Jk:2016/07/07(木) 17:48

小説始めます−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
登場人物
(名前は仮名です)
佐藤 葵〔サトウ アオイ〕
この物語の主人公。みんなから信頼されている。
国語が得意で、何回も文集に載っている。
小学5年生。

高木 桜〔タカギ サクラ〕
葵と夢の親友。頭が良くて、学級委員。 
英語が得意で、英検2級を獲得している。 
小学5年生。

増田 夢〔マスダ ユメ〕
葵と桜の親友。読書冊数一位をいつも取っている。
体育が得意で、マラソン大会でいつも上位をキープしている。
小学5年生。

村上 五月〔ムラカミ サツキ〕
葵と桜と夢の元親友。
ぶりっ子&勘違い女子で、ちょっと変わっている。
水泳が苦手。
小学5年生。

河崎 茜〔カワサキ アカネ〕
友達がいなくて、葵達に近寄ってきた。
五月が葵達をいじめるきっかけとなった人物。
頭は割といい。
中学1年生。

3:真凜◆Jk:2016/07/07(木) 17:59

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「「「おはよう!」」」
私と夢と桜は、5年2組に入った。
「おはよう!」
みんなが次々に挨拶を返してくれた。
「あっ、もう50分だよ、朝ランいかなきゃ!」
夢が叫んだ。
私たちは急いでかばんの支度を済ました。
「じゃあ、行こ!」
帽子をかぶって、外に出ようとした瞬間、
「葵ぃ〜、夢ぇ〜、桜ぁ〜、五月ちゃんと一緒に、走ろ〜!」
と、五月が叫んだ。
2年前、五月と友達はやめたはず。
私たちをいじめたから。
なのに、どうして、どうしてあいつがいんの?

短いけど切ります!

4:匿名:2016/07/07(木) 19:02

1人が大勢の人をいじめるの?

5:真凜◆Jk:2016/07/08(金) 16:27

そういうことです。ちょっと変わってますね(笑)

6:真凜◆Jk:2016/07/08(金) 16:48

続き−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私たちは、顔を見合わせた。
「なんでついてくるわけ?いじめたのあいつじゃん。」
桜が小声で言った。
夢も私もうなずく。
「もうさぁ、無視してればよくね?」
私は言った。
夢も言った。
「意味わかんないし。葵が言うように、無視しよ。」
「そーだね。」
私たちは、五月の言葉を無視して、廊下にでた。
そのまま、すたすたと歩く。
一応、廊下を走ると校則違反だから、早歩きで歩いた。
「ちょっとぉ、なんで逃げるわけぇ?意味わかんない!」
「意味わかんないのはこっちだよ。まったく、いじめたヤツと走る人
なんていないっつうの。」
桜が、言った。
靴箱までくると、さすがに着いては来なかったけど、やっぱり怖くて
走って運動場に行った。
「はぁ、はぁ、もう、あいつのせいで体力無駄に消耗したー、はぁ、はぁ。休もう。」
私が言った。
「でもさ、はぁ、はぁ、早く行かないと、追いつくかもよ。はぁ、はぁ、はぁ。」
桜が言った。
確かにその通りだ。
「行こ。」
私たちは走り始めた。
すると、一周もしない内に、朝の放送が流れだした。
この放送が流れたら、もうすぐ朝ランは終わり。
「ヤバい、急がなきゃ。」
私たちは全速力で走り、なんとか二周走れた。
「もうっ、あいつのせいで二周しか走れなかったっ!ホントひどい。」
走るのが好きな夢は、顔を真っ赤にして怒った。
当たり前だよね、ひどいもん、五月は。

切ります

7:真凜◆Jk:2016/07/09(土) 16:56

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ホント、大丈夫なのかな、五月は。
ある意味で、ね。
        *
その後の授業は瞬く間に過ぎていき、当々下校の時間になった。
あーあ、今日も一日終わったな。
早い早い。
私たちはいろいろ話ながら靴箱まできた。
瞬間、
「あっおっい!さっくっら!ゆっめっ!一緒にかーえろ❤❤」
五月が叫んだ。
は?
また?
「あのさぁ、」
私は我慢仕切れずに言った。
「私たち、友達やめたんだよね?」

8:匿名:2016/07/09(土) 17:02

いじめとかそういうの好きです!
友達とかにゲスいなと言われるけどなんか好きです!
他に書いてもらえませんか?1人がいじめられる系のやつ。そっちの方が好き笑

9:真凜◆Jk:2016/07/09(土) 17:33

わかりました!こっちがある程度進んだら、スレ立てますね!

10:甘いキャンディー:2016/07/10(日) 23:59

うわぁー((≧ω≦))
凄い面白い(*˙︶˙*)☆*°もっと書いて下さいね♪♪
大変だと思いますが…。。

11:真凜◆Jk:2016/07/14(木) 16:25

ありがとうございます!
更新頑張ります!

12:真凜◆Jk:2016/07/14(木) 16:30

あ、この前更新した小説にいくつか訂正です!

×当々→〇到頭
×話→〇話し
以上です!

13:真凜◆Jk:2016/07/14(木) 16:53

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「だったらさ、ついて来ないでよ。どうしても一人で帰りたくなかったら、
茜が中学から帰ってくんの、待ってれば?私たちは、あなたとはもう、友達
じゃないの。わかってる?!」
五月が息をのんだ。
そのまま、言葉に詰まる。
五月はギュッと目を粒って、走って帰って行った。
はぁ、なんとか一見落着?
「よくわかんないね…」
夢がポツンとつぶやいた。
「ほんと。なにがやりたいわけなの、五月はさ。」
桜も言った。
そのあと私たちは五月に関していろいろしゃべり、自分の家に帰るために、
別れた。
ここから、一人だ。
ちょうどいいや、3年生の時のことでも思い出そ。


                〜2年前〜
その日、私たちが朝、教室に入ると陽麻里(ヒマリ)ちゃんが私たちの前に
立ちはだかった。
陽麻里ちゃんといえば、私の学年で1番人気の男子、遥希(ハルキ)さんと
付き合っている子だ。
「葵ちゃんっ!遥君を私から奪おうとしてるでしょっ!」
へ?
私はいきなりのことで、ポカンとしてしまった。
何のこと、なんだろ?
遥希さんとは、一回も同じクラスになったことがない。
それに、しゃべったことだって、2回ぐらいしかない。
「あの、陽麻里ちゃん、なんのこと、なの?私、遥希さんとは、あんまり
しゃべったことないし…、何かの勘違いじゃない?」
「勘違いなんかじゃないよ!葵ちゃん、いっつも五月ちゃんといるでしょ?
その五月ちゃんから聞いたんだからっ!」
逆ギレですか…。
え…、まって!?
五月が、言った?

14:真凜◆Jk:2016/07/15(金) 16:22

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

なんで、なんで、五月が?
親友だと、思ってたのに。
「葵?これって…、どういうこと?」
桜が聞いてきた。
「私も、わかんないよ…」
私は消えてしまいそうなぐらい、小さな声で言った。
すると、教室の奥の方から、全速力で女の子が走ってきた。
「桜ちゃん?あのさあ、うちの店から、万引きしたって、ほんと?」
こめかみをぴくぴくさせながら、色羽〔イロハ〕ちゃんが言った。
うちの店、というのは、色羽ちゃんの家がやっている、
『駄菓子や ふうりん』のことだ。
って、またいいがかり?
桜がそんなことするわけない。
「ちょ、な、どういうこと?私、ふうりんにはあんまり行かないよ。
行くとしても、葵達とだもん。他には行ったことないよ。」
「そうだよ。桜は私たちと以外、ふうりんには行かない。」
私も反論した。
まさか、これも五月が言った?
「だってさぁ、いっつも一緒に来てる、五月さんが言ったんだよ。」
ああっ、やっぱり…
「はぁぁぁ?!」
夢が珍しく、大声をだした。
「あ、やっぱそうなんだね。」
冷たい声で言い放したのは、沙夜花〔サヤカ〕さんだった。
やっぱそうだって、なにが?
「言ってたよー、五月さんが。夢さんは、私の前では静かなのに、葵さん達
の前では、楽しそうだって。ひどいね。それで親友とか言っちゃってんの?」
沙夜花さんは、フンッと鼻で笑った。
そして、冷たく凍りついた目で私たちを見下ろす。
「五月さん、かっわいそ。」
「今の話、聞いてたよ。他人の彼氏を奪う、万引き。ヤバいじゃん。」
「私たちは、そんなこと、してない。っていうか、なんで関係ないあなたが
話に突っ込んで、陽麻里ちゃんたちの同情してんの?関係ないじゃん。五月
がかわいそうだのなんの、そんなんどうでもいいじゃん。静かにしててよ!」
私は叫んだ。

15:カツゲン:2016/07/15(金) 22:53

こういうの、好きです。

私もいじめとかを題材にかくことが多いので、勉強になります。
あ、私は、カツゲンと申します。

16:真凜◆Jk:2016/07/16(土) 11:23

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

沙夜花さんは、目を見開いた。
「なっ、なかなか言うじゃん。今日はっ、これで終わりにし、してあげるけど
さ、次にそ、そういう事があったら、もう、せ、先生に言うからねっ\\\」
沙夜花さんは、真っ赤に頬を染めた。
そのまま、走って廊下に出て行ってしまった。
「沙夜花さん…?」
陽麻里ちゃんがキョトンとした。
「とにかくさぁ、本題に戻ろう。桜ちゃんは、うちの店のお菓子は盗んでないの?
葵ちゃんは、遥希君を陽麻里ちゃんから、奪ってないの?夢ちゃんは、五月さんに
偽りの友情を持ってるの?はっきりさせよう!」
色羽ちゃんが言った。
私は、色羽ちゃんの言ったことに賛成だった。
だって、私たちは、そんなことやってないんだもの。
五月は、どういうつもりなんだろう?
五月とはクラスがちがうからなぁ。
聞くとしたら、帰りか。 
まあ、今は色羽ちゃんの言ったことをやろう。
「私から、言うね。」
私はそう、始めた。
まだまだ、8時までは、時間がある。
長々と話すつもりはないけど、3人も説明してたら時間がかかる。
短くしよう。
言いたいことは沢山あるけどね。
「陽麻里ちゃんが、遥希さんと付き合っているのはしってるよ。だから、付き合ってる
人から、相手を奪うなんて、やるわけないよ。それに、私たちまだ3年生だよ。小学生が
そんなことしないでしょ、普通は。だからさ、なにもかも、普通に考えようよ。そしたら、
誰かの彼氏を奪うなんて、普通は考えられないでしょ。それか、遥希さんに聞いてみれば
いいんじゃないの?と、私は思うよ。」
一気に言った。
陽麻里ちゃんは、ハッと我に返った。
「そうだね。五月ちゃんが嘘を付いたのかな?…で、ゴメンね、勘違いしちゃって。」
陽麻里ちゃんは、罰が悪そう言った。
「じゃあ、私もいっていい?」
桜が言った。

17:真凜◆Jk:2016/07/19(火) 16:55

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「あのね、色羽ちゃん。冷静に考えてみて。五月から、私が万引きしてる
って聞いた時、思わなかった?店の売上を調べること。店の売上と商品の
数があわなかったら、そりゃあ疑うよね。でも、色羽ちゃんが言ったこと
は、ただの噂で、ちゃんとした根拠はないでしょ。なんか、知識をばらま
いてるみたいな話でゴメンね。でも、本当のことだよね。まずは、店の売
上を調べてみたらどう?それで、あわなかったら、問題アリだよ。でも、
あったらさぁ…、私は無実だよね?」
桜は、言った。
すごい。
誰もが納得できるような、内容だ。
色羽ちゃんは、ちょっと笑った。
「わかった。父さんに聞いて、売上を調べてもらう。でも、もしあわなかっ
たら、追求するからね。あと、お金もちゃんと払ってもらうから!でも、今
の話を聞いてると、きっと店の売上はあうと思う。桜ちゃん、自信満々だも
んね。」
桜は照れくさそうに笑った。
「私…、してないよね?」
突然、夢が言った。
「「「え?」」」
みんなの声が重なる。
「どうしたの?夢。顔色、悪いけど…大丈夫?」
私は心配になって言った。
「私……、五月の前では、チョー静か?おもしろくない?」
夢が叫んだ。
多分、沙夜花さんの言葉を真に受けてるのだ。
「「そんなことないって。」」
私と桜の声が重なる。
「違うよ!夢は、いつも同じ!私、知ってるよ。夢はそんなことしない!沙
夜花さんは、嘘を言ってるだけだよ。真に受けちゃだめ。」
私は必死になって言った。
その時だった。
『キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン』
朝の予鈴がなったのだった――――――――――――

18:真凜◆Jk:2016/07/21(木) 17:30

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「「「ヤバッ…」」」
朝ラン…してない。
私たちは、まだ3年生だからいいんだけど、6年生になって朝ランサボると、
先生たちから一発食らうらしい。
「って、私たち朝の放送流れたのにも気がつかなかったんだ…」
夢が言った。
確かに、朝の放送に気がつかなかったんだ。
…ある意味マヌケかも。
でも、五月はなんでそんなデタラメを言いふらしたんだろ。
「ねえ、私たち五月が嫌がるようなこと、したっけ?」
私がぽつりと言うと、桜も言った。
「ん。それが謎だよね。何にもやってないんだから、変なこと言わなくても
よくない?」
夢も、うん、うん、と頷いた。
その時だった。
「あら、」
そう、声がした。
振り向くと、私たち3年3組の担任の先生、華岡 絵美〔ハナオカ エミ〕先生
がいた。
「何やってるの、あなたたち?ランドセルしょったままで。朝ラン、行ってないでしょ。」
ギク。
「あ、私のせいなんです。」
色羽ちゃんが言った。
え?
「私が、ちょっと勘違いしちゃって。だから、葵ちゃん達をとめちゃったんです。」
色羽ちゃんは、エヘヘ、と笑う。
ああ、色羽ちゃんは、優しいなぁ。 
「そうなの?まあ、これからは勘違いもほどほどに。ちゃんと朝ランしてよね。」
「「「「はいっ!」」」」
私たちは声を揃えていった。  
その一部始終を五月が見ていたなんて知らずに……………

19:真凜◆Jk:2016/07/22(金) 16:41

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そのあとはもう、瞬く間に過ぎていき、帰る時間になった。
「あっ、五月に後で怒っとかなきゃ。もう、あんなデタラメ言って!」
私は、ちょっと怒り気味で言った。
「あっ、そうじゃん。葵、ナイス!」
桜が意気揚々と言った。
「桜、なんで怒るのに上機嫌なわけ?」
夢に突っ込まれて桜は、苦笑した。
「いやあ、なんか、悪いことをした人を懲らしめて、これからはやらないように
するのって、楽しそうじゃない?」
私はつい大笑いしてしまった。
「なんでっ?桜、変わってる!」
「そうなかぁ…?」
桜は首を傾げた。
「私、変わってる?」
桜は自分を指差した。
夢と私はうん、うん、と頷く。
「でも、わかる気がするかも。」
私が言った。
「え?」
桜がびっくりした顔になる。
「それはたぶん、正義感が強いからだと思う。」
サラっとした、私の答えに桜が頷く。
「あっ、そういうこと。」
その瞬間、五月のクラス、3年1組がドドォッと靴箱に押し寄せてきた。
「あっ、五月のクラス!」
夢が叫んだ。
私は仲がいい、杏奈〔アンナ〕ちゃんが靴箱から出て来たところを捕まえた。
「ね、五月はまだ教室?」
「ん?違うと思う。もう、来るんじゃない?」
杏奈ちゃんが言った。
「そっか。ありがと。」
「ん。じゃあね!」
私たちは手を振り合った。
「あ、五月!」
桜が言った。

20:真凜◆Jk:2016/07/22(金) 16:53

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ホントだ!
五月がきた!
「「「五月!早く!」」」
私たちは呼んだ。
「あっ、葵に桜に夢!おっまったせー!」
私、五月ってちょっとぶりっ子だと思う。
着てくる服もだいぶすごいし。
例えば、ふりっふりのスカートとか、真っピンクのワンピースとか。
男子にバシバシ叩いてる時もある。
「ちょっとぉ、遥希、邪魔っ!」
五月が、遥希さんの背中を、バシッと叩いた。
ほら、言わんこっちゃない。
「いってぇ、背中の骨折れたかも。」
それはありえないと思うよ。
まあ、痛そうだったけど、ね。
「ねぇ、どうしたの?そんな急いで。」
五月が聞いてくる。
「んーとね、ちょっと聞きたいことがあって。ここ学校だし、聞かないほうが
いいと思うし。だから早く校内を出ようと思ってるの。」
私が言うと、五月は頷いた。
「あぁ、納得〜。」
「ちょっとー!早く、二人とも!」
桜がいった。
「ほら、急ごう。」
「うんっ!」

21:chain, hoge:2016/07/22(金) 16:58

面白い!頑張って!!五月ちゃん最低だね。。。。

22:真凜◆Jk:2016/07/22(金) 17:49

chain,さん
感想ありがとうございます!
ホント最低ですよね…
あきれます(-_-メ)

23:萌ちん:2016/07/22(金) 18:18

頑張れ

24:真凜◆Jk:2016/07/22(金) 18:26

萌ちんさん
ありがとうございます!『小説番外編』
面白そうですね!更新楽しみにしてます!

25:萌ちん:2016/07/22(金) 18:32

ありがとうございます!

26:空:2016/07/22(金) 21:45

続き頑張ってください!
楽しみにしてます・・・!

27:真凜◆Jk:2016/07/23(土) 09:59

空さん
ありがとうございます!
これから更新します☆

28:茉鈴◆Jk:2016/07/23(土) 10:35

突然ですけど、名前変えます(//△//)
読み方はおなじ、まりんです。
小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
「ねえ、桜ぁ。聞きたい事って、なーに?五月、気になる〜!」
五月は友達の前でもぶりっ子だ。
「わかったから、坂を下りてからにして!」
桜が言った。
「はぁーい………」
五月は幼稚園児見たいにすねた。
坂を下り、学校からだいぶ遠くなったから、話すことにした。
「五月、あの……、私たちのこと、嫌いなの?今日の朝、陽麻里ちゃんと
色羽ちゃん、それに沙夜花さんからも言い掛かりをかけられたの。それ
で…みんな、五月が言った、って。どういうこと?」
私が言うと、五月はキョトンとした。
「え?陽麻里ちゃんって、遥希を奪ったって話?それ、私が葵と見たって
陽麻里ちゃんに言ったやつ?」
は…?
私が五月と遥希さんを陽麻里ちゃんから奪おうとした人を見た?
「陽麻里ちゃんったら、葵が奪おうとしてると思っちゃったんだぁ。」
それ、絶対違う。
「色羽ちゃんかぁ。多分、それって、ふうりんの事でしょ。万引きした人を見たって
やつ。」
それも、違う。
「ふぅん…、私は色羽ちゃんから私が万引きしてるって、聞いたんだけど?」
桜が言った。
「へ?それ、私はさっき言ったように、桜と万引きしてる人を見たって言った
んだけどなぁ?色羽ちゃんったら、桜が万引きしてると思ったんだ。」
こいつ…、ごまかしてる!?
「それから、沙夜花さんには、なんにも話してないと思うんだけど。」
五月はそこで言葉を切った。
「もぅ、私ったら、話す力がないんだからぁ、バカッ!」
そう言って、自分の頭をコツンと叩いた。
はぁ、ぶりっ子にはあきれる…。
「葵、桜、夢、五月!」
茜の声がした。

29:茉鈴◆Jk (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/07/23(土) 16:01

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「あっ、茜!」
どうしよ、茜のこと忘れてた。 
「はぁはぁ、あは、追いてれちゃったよ。まあ、私が悪いんだけど。」
茜が笑った。
「いや、私たちが悪かったんだよ。五月に聞きたい事があって、学校じゃまずいから
坂を下りてからにしようと思って。ゴメン、茜のこと忘れてた。」
私は言った。
「ん?いいよ。それに、私も悪いし。先生に算数でわかんないとこ聞いてたら、
遅くなっちゃって。それで、聞きたいことって、なに?」
五月への質問を聞きたがってるようだ。
「いや、なんか朝、いきなりクラスメートに言い掛かりかけられて。」

30:茉鈴◆Jk (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/07/26(火) 16:55

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「でね、みんな口を揃えて『五月が言った』って言うから、五月に聞きたかったんだ。」
茜はつまらなそうに言った。
「ふぅん…。そんなに教えたくないんだ。」
え?
「そんなことないって。」
夢が慌て言った。
「下手な言い訳しなくてもいいから。私には教えたくないんでしょ?」
違うってば…。
私は心の中で叫んだ。
「ふっ。実はさ、これ、私が計画したんだ。」
茜が鼻で笑った。
え、茜が?
「なんで?なんでそんなことするの?私たち、親友じゃないの?」
桜が言った。
「親友じゃない?それはこっちのセリフだよ?!」
茜が言った。
「なにが?説明してくんない?」
つい、声を荒げてしまった。
「だってさぁ、葵。背が高いからってさ、うちらのこと見下してるじゃん。私が
年上なんだよ?なんでアンタが仕切るの?」
は?
確かに私は背が高いけど、なんでそれだけで? 
「そんなのアンタに関係なくない?それ、私が背が高いからって、自分のコンプレックス
刺激してると思い込んで被害妄想してるだけじゃないの?」
茜は黙った。

31:茉鈴◆Jk:2016/07/27(水) 15:30

小説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
「もう、いいよ。茜。だってこれは、私が計画したんだから。怒られるのが恐くて、茜に変わって
言って貰ったの。」 
五月が言った。
え?
「じゃあ、茜は私のこと、嫌だと思ってないの?」
私の言葉に今まで黙っていた茜が言った。
「いやあ、そういう訳ではないんだよねぇ……」
茜は私の方を見て、ニヤリと笑った。
「私も、アンタのこと、嫌いだから。」
「あっ、そう。」
私も負けじと言った。
「別に、いいよ。どうせ私達、友達やめると思うからさ。」
「まぁ、ね。」
茜も納得したように頷いた。
「じゃ、そういう事で。」
私たちは、解れた。
きっと、一生もとに戻らないだろう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私は、思い出しながら、あの出来事の後にひどいいじめが起きたことに
背中を震わせた。
次の日から、私たちはなぜか避けられるようになった。


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