秘密の恋

櫻井　わかな
1-2

青山　かんな
わかなのクラスの担任

加藤　美結
わかなの親友
1-4

鈴木　美佳
1年副担任

その他　ちょくちょく出てくる名前

エリカ　わかなと家が近い
彩乃　　わかなと家が近い
→よく一緒に学校へ

牧　雄太(1-3担任)
浅野　沙也花(1-4担任)
→デキてる!?

「わーかなぁー!!おはよっ」
「おはよ、彩乃!!!エリカは…?」

ダッダッダッ…

「ごめーん!遅れた〜、おはよ!」
「うん、おはよう!!!」

幼なじみで家が近くのエリカと彩乃と学校へ向かう。
これが私の朝の日常。

「じゃ、また後で!」
「うん、二人とも朝部頑張れ!」
「わかなもね!!」
「うん!じゃ、次こそまた後で!」
「はーい」

学校に着き、エリカと彩乃と別れる。
(わかな→吹奏楽部
エリカ→テニス部
彩乃→　バスケ部)

「おはよ〜!」
「おはよう!」
昇降口に入ると同じ吹部の子たちが挨拶してくれる。
そして一緒に音楽室へ行き楽器を出すと、時間は7時。点呼。
点呼を終え、パート練習、少し合奏。
朝部はいつもあっという間に終わる。

朝部を終え教室へ行き、荷物を片付け挨拶運動へ。

「おはようございまーす」

ﾄﾞｷﾝ

そう、私は一秒でも長くこの人の顔が見たくて挨拶運動に行く。
その相手は…

　( -.-)ﾉ ・ﾟﾟ・。

「わかなさんおはよう~」

少し眠そうに挨拶してきた青山先生。
そう、私の好きな人は先生。しかも同性の。

　ﾎｨ(ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ ⌒

わかなさん→わかちゃん

　( -.-)ﾉ ・ﾟﾟ・。

「お疲れ様でしたー」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

挨拶運動が終わり、皆ぞろぞろと教室へ帰っていく。もちろん私もその一人。
教室へ戻ると読書タイム、朝の会とあっという間に時は過ぎ、1時間目前の10分放課。私はいつも通り美結のいる4組へ。

「わかなー!おはよっ♪」
「おはよー!昨日さあ…」

「やば!笑あ、そろそろ時間やね、またね!」
「うん、またねー」

1時間目は副担の鈴木先生の国語。
国語も鈴木先生も好きだけど、今、つまり月曜日の1時間目の国語だけはあまり集中できない。
なぜって、次の授業が楽しみすぎるから。
そんな勝手な都合で「月曜の国語は好きじゃない」なんて
鈴木先生には申し訳ないけどね。
まあ、そんだけ楽しみな授業と言えば、これしかない。
理科。青山先生の授業である理科。

　(ノ ゜Д゜)ノ

またいつものようにボーッとして1時間を過ごすと、次は待ちに待った理科。
今日の理科は第一理科室なので、廊下へ並ぶ。もちろん、誰よりも早く。
そして理科室につくと、定位置である真ん中の列の前から二番目に座る。自分で決めたわけではなく名簿順だが、なかなかいい位置なので気に入っている。