知らなくていいよ。

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1:光◆yc:2017/03/29(水) 15:27

初めまして、光です!小説書くの、下手ですけど頑張ります!w
悪口(?)禁止です!良いコメント(?)は、してください!
よろしくお願いします!

2:光◆yc:2017/03/29(水) 15:34

☆登場人物☆

香月 色葉  高3
見た目は凄く綺麗だが、中身は汚れてる。
裏表が激しい。(誰も裏を知らない)

高杉 裕斗  高3
色葉のクラスメイト。
凄くイケメンで運動神経抜群。

原田 勝利  高3
色葉が好きで、裕斗と友達。
勉強も運動もそこそこな為、あまりモテない。

小堺 陽菜  高3
色葉達と同じクラス。
可愛いけど、裏表が激しい。

3:光◆yc:2017/03/29(水) 15:36

色葉side


ガチャッ

色葉「行ってきます」

誰もいない家に向かって、笑顔を向けた。

ううん、笑顔と言っても…

作り笑い。

バタンッ

まず、家族について、教えてあげる。

4:光◆yc:2017/03/29(水) 15:41

色葉side


あれは、私がまだ小学生の頃。

突然だったけど、両親が離婚した。

原因は、母親の浮気。

色葉 母「色葉、貴方は何を見ても、知らないって言えるわね?」

その頃は、どういう事?って思ってた。

ある日の夜かな。

その日は雷が鳴ってて、お父さんは仕事で帰ってない。

怖くて、お母さんの所へ行った。

色葉「お母さん、雷怖いから一緒に寝てm…」

言葉が詰まった。

部屋の中から聞こえた、甘い声。

間違いなく、お母さんの声。

色葉「お母さん…?」

その時は、何してるかなんて分かんなかった。

でも、部屋に入ってはいけない気がして…

スッ

自分の部屋に戻った。

5:光◆yc:2017/03/29(水) 15:44

色葉side


あの日以来、私はお母さんと話せなかった。

ううん、話したくなかった。

何だか、嫌な予感がして…

色葉 母「…と…ん…!」

夜になると、部屋から聞こえる声。

何も気付いてなかったと言ったら、嘘になる。

小学生だと言っても、少しは気付いてた。

そこで、私の頭に浮かんだ言葉…

【離婚】

色葉「…そんな事…ないよね…?」

怖かった。

6:光◆yc:2017/03/29(水) 15:47

色葉side


色葉 母「色葉、ちょっと…」

ある日、お母さんに呼ばれて…

色葉 母「お母さん達ね…離婚する事になったの」

色葉「っ…」

知ってた、気付いてたよ。

そんな事、予想はしてたから。

そして、両親は離婚した。

お父さんは、独りで働いてるらしい。

お母さんは、浮気相手に見事にフラれ、別れた。

私はお母さんと二人きりで暮らしてた。

7:光◆yc:2017/03/29(水) 15:50

色葉side


あれから何年か経って、私は中学2年生になった。

その頃からかな。

お母さんは病気にかかった。

色葉「お母さんっ!?」

キッチンで倒れて、病院に運ばれて入院。

あげくの果てに、手術。

お金だって、そんなにない中で、お母さんは…

…ピー

色葉「え…」

この世を去った。

色葉「お母さん…お母さんっ!お母さんっ!!!!」

私は独りになった。

8:光◆yc:2017/03/29(水) 15:53

色葉side


これが、私の家族について。

母親の浮気、病気、死亡…

知らなくて良いなら、知りたくなかった。

でも…

浮気、病気、死亡。

それに気付けなかったら…

そう考えると、夜も眠れない。

9:蟻:2017/03/30(木) 22:09

凄い面白いです!次回待ってます!

乱入ごめんなさい🙏


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