主の勝手な小説です。完全なフィクションです。見てくれた方は感想いただけたら有難い…
2:匿名:2017/05/06(土) 23:23 プロローグ
人生で一番楽しい、学生時代。
毎日毎日が、楽しくて仕方なかった。
友達と笑顔で話す日々。
汗を流して部活に取り組む日々。
文句を言いながらテストや授業を受ける日々。
そんな、当たり前だけど幸せな生活がずっと続くと思っていた。
そう、あの日までは…
登場人物
高橋 花恋(たかはし かれん)
この話の主人公。明るく、元気でどこにでもいる中学生。
宮島 良太(みやしま りょうた)
花恋の彼氏。スポーツ万能。
武田 瞬 (たけだ しゅん)
優しい少年。
山下 雪乃 (やました ゆきの)
花恋の友達。
後から増えるかもです!
補足
峰島 龍太郎 (みねしま りゅうたろう)
クラスのムードメーカー。
第1話 【日常】
カンカンに照りつける太陽の下、全速力で汗を流しながら、自転車を漕ぐ少女の姿があった。
花「やっべぇー!遅刻遅刻!」
急いで教室に入りドアを開ける 。
花「はよざいまーす!」
元気よく挨拶をする花恋の目の前に現れたのは、友達ではなく、カンカンに怒った先生だった。
先「高橋!お前なん十回遅刻すれば気が済むんだ!!」
花「さーせん!寝坊しましたぁー!」
クラスに笑いが起こる。
いつもの光景だった。なにげない、日常だった。
「良太!かえろーぜ!」
花恋が大きな声で叫ぶ。
たく…うっせーな…苦笑いしながら良太が分かったよ!と返す。
龍「おーおーお二人さん、仲良く下校ですか、良いですね〜」
花「うっせー龍太郎、お前の彼氏とられて残念だったな? 」
良&龍「ホモじゃねーし!」
なんやかんや騒ぎつつ、二人は誰もが認めるベストカップルだった。良太は誰もが認めるイケメンで、運動神経抜群、花恋は、美人で明るい、まさに文句のつけどころがないカップルだった。みんなそんな二人が羨ましくて声をかける。花恋は毎日が楽しく、笑顔だった。笑顔でいれるときが少なくなっていることも知らずに。
8:匿名:2017/05/07(日) 11:32 補足
三船 杏菜 (みふね あんな)
女子の中でもっとも強い権力をもっている。誰も彼女には逆らえない。
森島 雪 (もりしま ゆき)
大人しく、自分の意見が言えない。
龍崎 剣人 (りゅうざき けんと)
花恋の幼馴染み。
花恋は、クラスの人気者だったが、よく思わないものもいた。
三「ったく…あいつ、うざいんだけど。いい子ぶっちゃってさぁ。なんなん。」
とはいいつつ、花恋を理由もなしにいじめる訳にもいかず、花恋をいじめる理由を探すことにした。
11:匿名:2017/05/07(日) 11:43 龍「花恋、今日一緒にかえろーぜ」
龍崎が話しかける。クラスの女子は、羨ましそうに視線を注ぐ。イケメンだけど女子とあまり話さない龍崎にとって、気軽に話しかけられるのは花恋くらいだった。
花「ごめ!今日委員会なの!」
花恋が答える。
龍崎「そっかー残念」
残念そうに話す龍崎に一人話しかける女子がいた。
「私と帰らない?」
杏菜だった。
龍「ごめん、無理。俺、花恋としか話とか、合わないんだ。ごめんな」
杏「え…」
杏「ちょっとま…」
いいかけた時には、もう花恋と喋っていた。
龍「待ってっから、急いで終わらせて帰ろーよ。良太と」
花「うっせーな、わかってるよw」
笑顔で話す二人。
杏菜は龍崎の事が好きだった。けれど分かっていた、龍崎は花恋の事が好きなんだ。またひとつ、花恋が嫌いになった。
チッ…
無理なのは分かっているけど、龍崎にこくろう。そう決めていた。龍崎の靴箱に、「放課後、体育館の裏に来てください。」と書いた。来てくれるだろうか…
14:匿名:2017/05/07(日) 11:56 龍崎は、体育館の裏に来た。でも…龍崎は、一人で来なかった。良太と花恋の三人できていた。でも、杏菜はそれに気がつかなかった。
杏「龍崎、呼び出してごめん」
緊張して声が震える。
龍「おん」
あっけなく答える。
杏「言いたいことがあるんだ。
言わなきゃ…絶対後悔する!
龍「なんだよ、急いでるから速く」
無理なんだろうな…怖い…
いつも威張ってる私。本当は、弱いんだなぁ…
勇気を出せ!自分!
杏「龍崎の事、ずっと好きだった。」
なんかバラバラになってますが、
三「」と杏「」は同一人物です!つぎから杏「」で固定しますね、すみません…
答えはすぐだった
龍「ごめん、好きな人居るから.」
やっぱり…
杏「そっか…」
龍「じゃっ」
龍崎が良太と花恋のもとに行きれ杏菜は、三人いたことに、今気づいた。同時に、怒りが沸き上がってきた。一人できてと書いていなかった杏菜が悪いのだが、自分が悪いとは杏菜は1%もおもっていなかった。帰り際、三人の会話を悪いと思いながらも、隠れながら聞いた。
花「どうだったよー!」
良「結果は??」
脇腹をつつきながら、二人が聞く。
龍「ちょっ、やめろよ!」
笑いながら龍崎が答える
龍「断ったよ」
花「えー!なんでよー」
龍「だって、俺、三船みたいに弱いものいじめするやつ、嫌いだし」
杏菜はショックを受けた。
さらに龍崎は続けた。
「俺、花恋みたいな、誰でも平等なひとがいい。」
良「えっ!プロポーズかよ、やめてくれよー。俺の彼女だし!」
龍「知ってるよ。だから、彼女は無理だから、友達として。」
龍「だけど、良太がなにかしたら、俺のとこ来てもいいかんな?」
龍崎がふざけて言うと、
花「そうするわぁー」
と花恋が笑顔で答える。
良「ちょいちょい、やめてくれよ」
みんな笑顔が眩しかった。
杏菜は、花恋に殺意がわいた。彼女の頭に、冷静という言葉は、なくなっていた。
第2章【生きているということ】
家に帰ってから、杏菜はある人にLINEをいれた。
「こんど花恋をいじめる。拒否したりばらしたら殺す。」
ピコン
すぐに返事が帰ってきた。
雪「わ、わ、わかったよ…」
雪。使いやすいやつだ。弱くて、自分の意見も言えない。花恋のいじめ役に、最適な人だった。
よし、じゃあ計画をたてる。そういって再びLINEを送り始めた。
小説って難しいなぁ…
21:匿名:2017/05/07(日) 17:20続き書きますねー
22:匿名:2017/05/07(日) 17:25 ばれないようにやらなければ…
ばれたら龍崎に余計嫌われる。それだけは避けたい。ただ、花恋が学校に来なくなれば、それだけでいいんだ。
明日の朝、早く学校にきて、花恋の靴箱に悪口を書いた手紙を入れ、上履きを男子トイレのゴミ箱につっこむ。そして、花恋の机に虫を突っ込む。
よし、完璧だ。杏菜は満足げに布団のなかに入った。胸が少し痛んだが、気のせいだと思い直して。
早朝、杏菜は雪と待ち合わせをし、学校に一番に向かった。
杏「紙、持ってきたな。」
雪は黙って頷いた。悪口を書いたカード。これを靴箱に突っ込むだけ。単純な事だけど、胸がドキドキした。大丈夫、やるのは雪だ。自分に言い聞かせた。雪が、花恋の靴箱に近づき入れようとしたその時…
「なにしてんの?」
今さらですが、今度からみんな名前で表示します!分かりにくかったらごめんなさい。
龍崎→剣人
剣人だった。
バレた。そう思った。しかし、剣人は、
「よー!雪おはよ!今日速いな!」
何気ない笑顔で雪に話しかけてきた。良かった。安心したのもつかの間、
剣「なんでこんな速いん?」
雪は咄嗟に
雪「宿題、忘れちゃって」
と答えた。
剣「そっか!じゃーな!」
ばれなくて良かった。でも、次こそ慎重やらなければ。
剣人が居なくなったため、急いで靴箱にいれた。そして、男子がいない隙を見計らって、男子トイレに入り、上履きをゴミ箱につっこんだ。そして、あらかじめ捕まえておいたゴキブリを、花恋の机の中につっこみ、作業を終えた。
杏「よし!」
何食わない顔で、外に戻り、みんなと一緒に登校をするふりをして、教室にはいった。
花恋がくるのが楽しみだ。
なぜみんな虫に気づかないのかとか、虫が逃げないのかとかいうツッコミは置いといてください!!笑
28:匿名:2017/05/07(日) 17:41 窓を眺めていた杏菜が、ニヤリと笑い、一人でこう呟いた。
杏「きたっ」
杏菜の視界には、良太や雪乃と楽しそうに話ながらくる花恋の姿があった。
杏「地獄に落ちるがいいよ、ふふっ」
そんな杏菜を、雪が泣きそうな顔で見つめていた。
花「ん?なにこれ」
良「なにやってんだよ、いくぞ」
花「なに…これ」
そこには、タヒね、ブス、などの悪口が書いてあった。
なんだこれ。嫉妬だろ。気にすんなって!
良太がいう。
花「ね、ねぇ。良太?」
良「ん?」
花「上履きが、ない…」
良「くっそ。くだらないことしやがって。。俺、上履き探すから、お前準備してな?」
花「で、でも…」
良「大丈夫だから。」
そういうと良太は、上履きを探しにいってしまった。
花恋は教室に入り、机についた。
良「おい!上履きあっt
花「うわあああああああっ!」
良太の声ではなく、花恋の悲鳴が、教室中に響いた。
良「誰だよ!こんなことしたの!ざけんな!」
剣「くだらねー事やってないで、堂々と出てこいよ!」
雪乃「さいってー!!」
先生「落ち着いて、宮島さん。龍崎さん。座ってください。」
龍「でもっ、先生!こんなの許せるわけねーよ!」
先「分かってます。この事については、一人一人面談する予定です。許すわけにはいきません。」
(ちっ…面談となると、私は大丈夫だけど、雪が喋ったりきょどったりするかも…)
雪、喋ったりきょどったらどうなるか覚悟しとけよ。
雪は、頷いたけど、心配だ。心配だ。
読んでます!頑張ってください!!
33:匿名:2017/05/08(月) 18:27>>32うわあああ、ありがとうございます!読んで下さった方が居たとは…頑張ります!
34:匿名:2017/05/08(月) 18:33 自分の面談は、呆気なく終わった。
そう、先生の前では優等生。疑われるはずがなかったんだ。
ほっとしたのもつかの間、次、森島さん。
という先生の尖った声が聞こえ、再び緊張が高まった。
雪、言ったら殺す。そう耳打ちした。
雪は黙って頷いた。
雪が青ざめた顔で戻ってきた。
まさか、と思ったが、先生は何も言わずに「掃除、掃除!」とだけいった。
良かった。ばれていなかった。
しかし、花恋の泣き崩れた顔を見ていると、やはり心が痛かった。
次の日、雪が学校に来なかった。
先生も、今日森島さんは体調が悪いので、お休みだそうです。としか言ってなかった。
数日で戻ってくるだろう。そう甘く考えていた。
しかし、何故か妙な胸騒ぎがした。
雪は次の日も、その次の日も学校に来なくなり、1週間がたった。
先生も流石に心配になり、誰か、様子見てきてくる?と言った。
雪の様子も見てきたかったし、なによりこれ以上休むと疑われるので、真っ先に手をあげた。
先生は、あら。流石優等生ね。と言った。
放課後、雪の家へ向かった。
チャイムを鳴らすとすぐに母親がでてきた。
母「あら、雪のお友達?二回へどうぞ。」
二回へあがると、顔色の悪い雪がいた。
杏「おい。」
声をかけると、ビクッとして、
雪「あ、あんちゃん。」
と言った。
杏「速く学校こいよ、疑われんだろ?」
雪「ご、ごめん…」
杏「それだけ、じゃっ。」
帰る途中、雪のお母さんに声をかけられたが、塾なので。といって切り上げた。
私は、この行動を一番後悔した。
ねえねえ!起きて!
なんだよ…母さんのけたましい声で起こされた。
いいから早く!言われるがままに起きる。早く、テレビ見て!
分かったよ…と言ってテレビを見て、アナウンサーの声を聞いた瞬間一気に眠気が吹き飛んだ。そこには…
中学生自殺か。というタイトルだった。
追い打ちをかけるようにアナウンサーが、〇〇市の〇〇中学校の生徒が自殺しました。この生徒は、森島雪さんと見られています。理由は、未だ分かっていませんが、遺書が残っており、警察が操作を勧めています。というあっけカランとした声が聞こえてきた。
なに…これ。。嘘でしょ?
目の前が真っ暗になった。
雪が…自殺?
可愛そうよねぇ。いじめられたりしてたのかしら。
母の能天気な声が聞こえる。
嘘…だよね?まさか、遺書に書いたりしてないよね…?
足が震える。
けど事情を知らない母は、ほらほら、学校行きなさい。と言う。
はーい、となにもないふりをした返事をし、私は震える足で、学校へ向かった。
ペンネーム考えた!!まっすー!
実は、私名字にますがつくので、まっすーと呼ばれてるのです!!でも、NEWSの増田さんもいるので、ペンネーム被るかもですね…
話それました!続きいきまーす
43:まっすー:2017/05/09(火) 23:00 予想通り、学校はざわついていた。
もしかして、あいつが花恋いじめたんじゃ?という声も聞こえた。
先生が来た。
落ち着いて、落ち着いて。雪さんの死の原因は疲労だそうです。
杏菜さんには、仲良くしてくれてありがとうという手紙が残っています。
その声を聞いた瞬間、私の目からは涙が流れ落ちていた。
楽しみです♪更新まってます!!
45:まっすー:2017/05/20(土) 18:17>>44 ありがとう!しばらくかけなくてごめんなさい…
46:まっすー:2017/05/20(土) 18:19 どうしたの!?みんなが騒いでいる。
私はただ、雪ごめん。という思いしかなかった。
もうばれてもどうでも良かった。
先生やみんなの杏菜、どうしたの?という声が耳に入って来たが、無視した。
心がいたかった。
私は殺人をしたんだ。
もう全て打ち明けようと思った。