小説を書くのは初めてではないのですが、今回は実話を書いていこうかと思います。
最近、少しいろいろあって…つぶスレを立てればいいかなとも思ったのですが、ちょうど小説を書きたい気分だったのでこちらにしました。
では簡単に自己紹介を。はじめまして、Ceriseと言います。『Cerise』はフランス語で、さくらんぼのことを指します。ぴかぴかの高校1年生、音楽高校に通ってます。
あっ…途中だった…。けどまあ、いいか。笑
では始めましょうかね。
『とある女子の物語』
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着慣れた制服の袖に腕を通して、お母さんが用意してくれた朝ごはんを食べ、髪を結って歯を磨き、玄関に転がっているローファーを履いて家を出る。
学校の前の長い長い桜並木をいつものように少し早歩きで通る。
こんな感じでわたしの一日はいつも通りに始まった。
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今日からわたしは中学3年生。ついに受験生だ。
親1年生の入学式のある今日は、きれいに晴れて春らしい暖かい風が吹いている。
わたしの学年の入学式の日は生憎の雨で、前日までの桜並木は頭上がピンク色で埋まっていたのに当日は桜は足元に散っていた。
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