キラキラ輝くペンライトの光。
運動会の応援団より大きな声援。
――全部、あたしには縁のないものだって思ってた。
あたしは、皆川蘭子。中２。運動が大好きなその辺にいる
女の子。――今日までは。学校からの帰り道。
社長みたいな人に話しかけられ、いきなり名刺を差し出された。
そうして。｢貴方、アイドルやってみない？将来は私が保証するわ｣
目の前が見えなくなりそうだった。アイドル。
あたしには縁のないもの。そう思ってたのに。
あたしは、女社長みたいな人の誘いに、コクりと
頷いてしまった。そして、唐突に、あっけらかんと
アイドル活動が始まる。
女社長みたいな人は、あたしに向かって笑みを漏らすと
あたしに車に乗るように言う。あたしは黙って従う。
どうしよう、どうしよう。アイドルに、なってしまった。
それも、こんな簡単に。事務所みたいな場所に着くと、
可愛らしい癖っ毛ボブヘアの女の子が待っていた。
その女の子はあたしに握手を求め、自己紹介する。
｢ボクは夕陽真純。アイドルの卵。そこの社長に誘われたんだ！よろしくな！｣にこり。人のよさそうな笑みを浮かべる。
あたしもその子…真純にならい、自己紹介。
あたしたちは意気投合し、話していると女社長が
言った。｢貴方達をユニットとしてデビューさせます｣
続きが気になる物語ですね。
【アドバイス】
改行、会話文は一行空けたりすると読みやすく
なると思います。誰がどうしたとかも詳しく
書くと小説が良くなりますよ。
【感想】
運動が大好きな普通の女の子がアイドルになるという
物語が印象的で、面白く、続きが気になります！
蘭子ちゃん頑張れ！って思います。
いきなりすみません。少し気になりまして…
ユ、ユニット？アイドル、ユニット。突然過ぎて、もう
何が何だが分からなくなる。
｢え、ユニット？でも、僕もデビューしたばっかだし…それに蘭子ちゃんはデビューしてすらないじゃん。いくらなんでも突然過ぎだよ？｣
真純、ナイス。その通り。アイドルについて右も左も
分からないあたしにユニットなんて。荷が重い。
｢だからこそ、でしょ。貴方達、どうやら気も合うようだしね｣
そんな、ウインクされても…あたし、困るんだけど。
そこに、ゴスロリ縦ロールの女子が現れる。
｢ユニット？私を差し置いて、どうしてそんな話になるのかしら？｣
どうやら、縦ロールガールも真純ちゃんとユニット
デビューする契約だったらしいのだ。
｢霊愛、そうね。じゃあ、三人にする？全く性格の違う三人のユニット。興味深いじゃない｣
女社長は言いながらまたまたウインクする。
｢真純と、貴方名前は？｣
あたしは自己紹介すると、霊愛は
｢ふーん。蘭子ね。なかなか可愛い顔じゃない。よろしくしてあげる｣と笑う。可愛い。
私達三人の特訓が始まる。長い長い階段を走って上がったり
ダンスをしたり。経験不足のあたしが心配されたけど
運動の得意なあたしはすんなり溶け込むことが出来た。
批評を依頼されたと云うことで、僭越ながら批評をさせて頂くッス！
先ずはこの作品の良いトコロから、
最初に言いたいところは、冒頭の導入に唐突感があるのにも関わらず、サラーッと気張らずに読んでみても内容が何となく掴めるトコロッス！無駄に難解だったり長ったらしい言葉を使わずに直接的な表現を多く使用しているので、一目で「この小説はどういうイメージで、こういう目的があるんだな」と理解しやすいッス！次に、真純ちゃんや霊愛ちゃん、女社長さんなどのそれぞれのキャラクターにキチンと個性があるコトッスね！誰一人として、他のキャラの個性に埋もれて空気になっていたりしていないのが素晴らしいと思うッス！主人公ちゃんにも魅力がしっかりと感じられるので、途中で読むのを止めずに、純粋に「応援してあげたい！」と思えるッス！
次に改善点なんスけど、
何と言っても一文一文が短いッスね！書かれている内容を把握しやすいのは良いトコロなんスけど、読者からすれば重要な説明などを省いたりはしょったりしているせいで、小説を読んでいる最中に疑問点を幾つも感じてしまったり、身のない内容が多いなとちょっと思ってしまうッス！あとは「○○した。」「○○だった。」などの単調な文が多いせいで、正直見ている途中で飽きが来そうになっちゃったッス。この小説は長所が沢山あるので、こんな初歩的なコトで読者を逃しちゃったら勿体ないッス！だからこそ、一言一言の描写は詳しくするべきだと思うッスよ！最後に改行ですかね、全体的に文章の間が寿司詰めなので、読んでいてどことなく息苦しい印象を読者に与えちゃうッス。改行はしすぎると中身がすっからかんに見えちゃうッスけど、しなさすぎてもあんまり良くないッス。
色々と書かせて頂きましたが、充分に先の内容が期待できる小説ッス！私は単なる一読者の身でしかありませんが、コレからも応援していくッス！それでは私はドロンッ！させて頂きますね！
こんばんは！ここまで読ましてもらいました！
感想
さらっと読めて、読んだ後でもスッキリするのがこの小説の魅力だと思います！
これから主人公の蘭子ちゃんがどうなっていくのかが気になります！
アドバイス
小説としては成り立っていますが、もう少し、描写を書いてもいいと思いました。
事務所に着いたとき、主人公がみた景色はどうなっていたのか。
主人公の気持ちは分かりやすく書かれているので、描写を詳しく書けば、さらにいい小説になると思います！
これからも頑張ってください！