殺し屋ガールと二次元ガール

葉っぱ天国 > 短編小説 > スレ一覧キーワード▼下へ
1:ひろにい 907:2014/07/24(木) 20:32 ID:PPg

殺し屋になろうとしている少女と二次元が好きな少女の話

登場人物
新井マキ 14歳 女
だいたい無表情 将来は殺し屋になろうとしている
時々発言が怖い セミロング

小椋瑞 14歳 女
お気楽系 二次元大好き パソコンころ全て(キリッ) 

2:ひろにい 907:2014/07/24(木) 20:43 ID:PPg

第一話 アリス!

「アリス―!
 私はここにいる!
 アリスが死ぬまで
 私は死なない!」
と瑞が言った
「瑞
 アリスに会える方法教えようか?」
マキが笑顔で言った
彼女が無表情じゃ無いのは珍しい
「なにナニ何?
 教えて!」
瑞が言った
「死ね」
マキが感情を込めずに言った
「え?」
瑞が首をかしげて言った
「私が殺してやろう
 どんな殺し方がいいか言え
 お前のお望み通りに殺してやる」
マキが無表情で言った

3:ひろにい 907:2014/07/24(木) 20:55 ID:PPg

「いやいやいや
 どうしてそうなるの?
 マキ怖いよ」
瑞が言った
「アリスはゲーム上のキャラクターだろう
 お前の血をゲーム機かカセットにつけてやる
 それともお前の首でも画面にめりこませてやろうか」
マキが言った
「えっ
 いやいいよ」
瑞が少し震えて言った
「よしいいであろう」
マキがナイフを取り出した
「えっちょっ
 ひゃああああああああ」
今日もこの二人は賑やかだった

4:ひろにい 907:2014/07/24(木) 22:00 ID:PPg

第二話 マカロン

「マカロン食べたーい
 マキー買いに行こー」
瑞が笑顔で言った
「いいけど何処で買うの?」
マキが首をかしげて無表情で言った
「コンビニじゃなくスイーツ屋かな」
瑞が言った
「じゃあ行こう」

スイーツ屋に到着
「よし、入ろう」
ガチャ
ベルの音が鳴る
中に入ると鮮やかな色のスイーツが目に広がった
「うわー」
「おー」
二人とも釘付けになった

5:ひろにい 907:2014/07/25(金) 21:17 ID:PPg

「何にしますか?」
店員が言った
「全種類下さい!」
瑞が大声で言った
「同じく」
マキが言った
「わかりました
 合計3000円です」
店員が言った
「お互いで払うぞ
 瑞」
マキが笑顔で言った
断ればナイフを取り出す筈だ
「おk」
瑞は即答した
お金を払った
「ありがとうございましたー」
店員が言った
瑞達は店を出た

6:ひろにい 907:2014/07/25(金) 22:38 ID:PPg

サクッ
瑞はマカロンを食べながら歩いていた
「おいしーい」
マキは少しだけ微笑んで食べていた
「サクサクサクッ」
無言で食べていた
「瑞」
マキが言った
「なーに?」
瑞が言った
「首切っていい?」
マキが笑顔で言った
「えっ
 何で怖い事言うのー」
瑞が慌てて言った
「いやマカロンって人の首みたいって思ってさ
 切っていい?」
マキが言った
「いやダメだよ!」
瑞が即答した
「何だっていいと
 よかろう」
マキがナイフを取り出した
「えええええええっ
 言ってないよおおお
 きゃああああああ」
今日も賑やかな二人だった


書き込む 画像 サイトマップ ▲上へ