ココロシステム

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1:桔梗:2015/05/30(土) 17:47

博士は、メッセージを受信してから、またココロシステムを作り始めた。
「博士、ココロは、そんなに必要?」
「うん。キミもあのメッセージを聴いただろう?それを聴いて、僕は確信した。やっぱり奇跡は起きたんだ。」
「私はあのメッセージの意味が理解出来ません。」
「今はね。でもココロは本当に素晴らしいものなんだ。」
素晴らしい?私以外の生物は皆持っているの?博士も?私も欲しい…。
「それなら、私もそれが知りたい。今、知りたい。」
博士は静かに答えた。
「今はだめだ。危険すぎる。僕が居なくなった後に知ることが出来るよ。」
優しく微笑んで作業に戻った。今なら分かる気がする。ココロは無限だと、博士は言っていた。私がそれに耐えられるか分からないと……。私にとっても博士は大事な存在…。博士にとって私も………………。
胸が締め付けられる感覚がしたような気がした。私は胸にテを当てた。奥底に響く鼓動を感じた。
(あぁ、これがきっと………。)

2:桔梗:2015/05/30(土) 18:10

登場人物

博士〜リンを作った天才科学者

リン〜まだココロを持っていない頃のリ ン。


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