切ない恋愛…

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1:とくめいっこ:2016/08/20(土) 11:38

登場人物
:中井夏鈴 :真野秀斗 :真野秋斗

 私の初めての初恋。それは、たった一瞬のことから始まった。私は、
中井夏鈴。中2。中2にして、初恋なんて、遅すぎるよね。でも、恋なんてちっとも興味ないし、まだ早いかなとも、思っていた。でも、中2の二学期
運命の人が現れた。名前は、真野秀斗
サッカー少年だ。私は運動音痴だからサッカーなんて、興味ないけど。
みんなが、「秀斗君、かっこいい〜」
って、騒いでるから少しは気になっていた。実は、私の弟もサッカーやってる。だから、ストラップとかタオルとか、結構持ってるんだよね。持っていってみようかな♪…あれ?なんで、持っていくんだろう。秀斗くんのことは
憧れの人のつもりだったのに…
私、秀斗君に恋しました。初恋しました。
翌日 体育祭の練習があったから、弟に、生地がいいから。という理由で
貸してもらい、持っていってみた。
秀斗君が…来たー!!
「中井さん、そのタオル、茜崎中学のサッカー部のタオルだよね。あそこ、強豪校でさ。なんで、持ってるの?」
「弟が茜崎中学で…」「すごいね。」
「あ、ありがとう。」「ねぇ、日曜日ひま?」「えっ?」「試合があるんだ。よかったら、弟さんも、一緒に。」「行きたいです!弟にも、聞いときます。」「ありがとう。」
秀斗編 秀斗の気持ち
可愛いなー 俺、中井さんが好きなのかな。そうだ、彼女持ちの秋斗に聞こうっと!        ーつづくー

2:とくめいっこ:2016/08/20(土) 23:54

「ねぇ、秋斗。彼女(佳奈)と付き合うとき、どうだった?」「は?どうだったって?」「告白の言葉!」「はずいから、マジで無理。」「頼む!」「笑ったり、なんもしない?」「もちろん!」「じゃあ、言うよ。 坂井佳奈さん。あなたのことが、ずっと好きでした。付き合ってくだしゃい。」「ぷっ!」「あっ、笑った」「なんで、くだしゃい。な、わけ?」「いい間違え。」「で?返事は?言葉を教えて!」
「 くだしゃい。って!いい間違え?やっぱり天然だなー」「え?」「実を言うとね、ずっと前から私も秋斗くんが好きでした。だから、いっつも、秋斗くんの事を目で追ってたの。だから、好きって言ってもらえて、すごく嬉しい。こんな私で良ければ、よろしくお願いします。」「こんな感じ。」
「おぉー」「なんなの、秀斗。告白でも、するの?」「実は、1組の中井さん。」「えぇー!!」「あの、超絶美女に!?」「おぅ。でも、病気の事があるから…」「彼女にそれもすべて話した上で、告白するほうがいいと思う。」「分かった。あり!」
佳鈴編 
でもなー。秀斗くん、モテモテだし。
でも、いつまでたっても、変わらないしね。とりあえず、なんか動こう!
私が、こんなに恋で悩んだこと、あったかなー。まぁ、思い出すにも、今まで、恋の経験がないもの。でも、初恋ってことで、ちょっとドキドキしてるー翌日ー
ルンルンルン♪こんなに嬉しい事が、私の人生の中であったんだ。。。。。
なんと、日曜、試合に行けるの!
宏十(弟)、中々やるじゃん!…………
そうとはいえ、いくら弟がOKしてくれたとしても、この事を秀斗くんに
伝えなきゃ、意味ないし。。。でも、今日も秀斗くんのまわりには、女の子が、いっぱい集まってる。。あんな中に入ると、一気に、睨まれそう。怖っ
そんなとき、私の下駄箱に、一通の手紙が、入っていた。
中井佳鈴さんへ
試合の件では、どうでしたか?僕もぜひ、弟さんに会ってみたいです!……





金曜日の放課後、5時頃に、来てくれませんか。待ってます。

………「えぇっ!」秀斗くんが、私を呼び出し?まさかまさかの展開?
ちょっと!初恋なのに。初恋なのに、付き合うまで、進展するなんて!
運がついてるかも。このまま、いい方向に行くといいな♪
           ーつづくー

3:とくめいっこ :2016/08/21(日) 11:17

ー金曜日午後4時30分ー  秀斗
今まで、ずっと、あなたのことが好きでした。でも、付き合うことは出来ないんだ…俺、余命3年なんだよね。
脳に癌が出来ててさ。…こんな感じで行くか。
ー金曜日午後5時ー   
ふぅー気持ちを落ち着かせて、秀斗くんを待とう。ふぅーあっ来た!
「中井さん。待たせてごめんね。」
「ううん。さっき来たとこ。」
「中井夏鈴さん。今までずっとあなたのことが好きでした。でも、付き合うことは出来ないんだ。」「えっ?」
「俺、余命3年なんだ。脳に癌が出来ててさ。運動すると、頭が痛いんだ」「なんで、そこまで無理してサッカーやってるの?」「俺の死ぬまでにやりたいことのひとつなんだ。」「死ぬまでにって…そんな簡単に死ぬとか、いっちゃだめだよ。」「でも、死ぬことは、確実なんだ…から…」バタッ
「っっ!」「秀斗くん!秀斗くん!」
「ねぇ起きて!起きて!」
        ーつづくー

4:とくめいっこ :2016/08/22(月) 10:42

「秀斗くん!」いくら夏鈴が呼んでも秀斗は目を覚まさなかった。

5:いのあり:2016/08/27(土) 18:22

夏鈴は、走り出した。「は、はやく
先生を……」ドン!「すいません!」「あ、夏鈴さん!秀斗、知らない!」「秀斗が…秀斗が…」「どうした?」
「桜の木の下にいます」「分かった」
私の目から涙がポロポロこぼれてく。
私のために…責任とらなきゃ……
サッカー部の顧問の橋田先生が、あっちに走ってく。先輩が、呼んでくれたんだ。命の恩人だ。お礼しにいこう。
って、こんなこと考えてる場合じゃない。早く行かなきゃ。私は走り出す。
「秀斗くん!」「あ、夏鈴さん!橋田先生が救急車を呼んでくれたよ。」
「ありがとうございます」「いいよ」
「何か、お礼でも…」「じゃあ、お礼として、秀斗と、一緒に救急車に乗ってあげて。」「え?」「秀斗、ずっと言ってたんだ。いつか、俺は絶対死ぬんだ。難病なんだ。実は、悪性の癌でさ。手術も、不可能なんだ。でも、死ぬまでにやり遂げたいことがあるんだ。このチームで大会を優勝すること。
あと、夏鈴ちゃんに、俺の思いを、
伝えることなんだ。って、言ってたんだよ。」「秀斗…」「だから、秀斗のそばで支えてあげてほしい。それが、俺へのお礼としてよ。あと、サッカーの大会、準決勝まで、行ったぞ!って言っといてね。あ、来た。頑張れ!」
「誰か、一緒に乗ってくれる大人の方は。」救急隊員の人が聞く。先生は、「学校に残らないと」と言った。
夏鈴、ここは勇気を出そう。秀斗くんのやり遂げたいことをひとつでも、
やり遂げさせてあげたい。
「私が、付きます!」「でも…」「大丈夫です!」「うーん…なら、ついてもらうか。」「はい。」救急車の中でも、色々処置をしてる。私は、何もできない…ううん!声をかけてあげることは私にも出来るんだ。」「秀斗くん!秀斗くん!」病院についた。私は用意された秀斗くんの病室で待っていました。30分後…ベットが病室に運ばれてきたときは涙が止まらなかった。秀斗くんが目を覚ましていたから。
急に、二人きりになる。「秀斗くん…ごめんね。私がもっと早く助けを呼んでたら、こんな苦しむことなんて、
なかったのに…」「大丈夫だよ。」
「ねぇ、私、秀斗くんが好き…………
秀斗くんが、大好きだから。付き合ってください。」「でも、言ったよね。癌があるって。こんな風にまた、倒れるかも知れないし。」「それでもいいの。ねぇ、私と付き合うことがやり遂げたいことなんじゃないの?」
「そ、それは…」
          ーつづくー

6:いのあり:2016/08/28(日) 00:22

「俺は。。」「?」「夏鈴が、俺のやりたいことをやり遂げさせてあげたいから、こういう風に言ってるのなら、
俺から言うのも何だけど、付き合うのは、やめとく。」「違うの。私は、
本当に、秀斗くんが大好きなの。」
「本当?」「うん」「ありがと…う」
ガクッ「!」「秀斗くん!秀斗くん」「誰か助けて下さい!!」「どうしました?」「秀斗くんが!助けて下さい!」「わかりました。」お願い…
秀斗くん!!
            ーつづくー

7:いのあり:2016/08/28(日) 01:15

「真野さん、真野さん。わかりますか?」ピポーン救急用のボタンを看護師さんが押す。「どうしました?」「4階Cの3の管理責任者、橋本です。真野さんの容体が急変しました。脈かすかにあり。呼吸は、ほぼ出来ていない状態で、呼び掛け反応なしです。」
「 すぐ行きます。」「橋本さん。」「もう完全に脈ないです。」「奇跡を信じて、心臓マッサージして!」
「はい」「先生。」看護師さんが、
首を横に振る。ピーーーーーー
機械が、もう心臓が動いていないと
知らせる音を鳴らした。「なんで……なんで秀斗が…ねえ秀斗!秀斗!」
「秀斗?おい秀斗!」「夏鈴ちゃん?秀斗…」「もうだめ。私、もう生きられない。秀斗くんがいない人生なんて、意味がないの!」「だから、私も秀斗くんの後を追って死ぬ。」「夏鈴ちゃん!そんな早まらないで!夏鈴ちゃんは、大人になるにつれて、色んな人と、出会う。そして、色んな経験をする。結婚もするかも知れない。けど、
秀斗は、夏鈴ちゃんの心からは、絶対に消えない。秀斗は、夏鈴ちゃんの
心の中で、生きていくんだ。」「私、
ずっと思ってた。大人になった私の隣には、秀斗くんがいるんだ。って。
そうやって、うぬぼれてた。付き合ってもないのに、秀斗くんと、いずれかは結婚なんて、するのかなとも、思ってた。そういう自分が、情けない。
私、父と母を、事故で亡くしてるの。それも、小6の卒業式に。それからは、23になる姉と暮らしてる。私は、
姉と一緒にこれからも暮らすのかなと考えてた。そんなとき、偶然見てしまった。姉が男と遊んでるのを。それを見た私は、号泣した。なぜなら、私には、祖父母も、親もいない。信頼してた、姉までも、いなくなる。そう思うと、ひとりが怖くて、秀斗くんと一緒に暮らすと思ってた。」「夏鈴ちゃん…」「だから、後を追おうと思う。」「夏鈴ちゃん、だめ!しっかりお葬式にも出て、秀斗にありがとうって、
伝えよう。」「うん。じゃあ、そのあとに。」「いつでもダメ!」「なんで?」「周りの人が悲しむよ。」「そんな人、どこにもいない。」「いる。」「え…」「ここにいる。」「それに俺、いったじゃん。秀斗は夏鈴ちゃんの心の中で生きていく。って」「そうだよね。」「ねぇ、やりたいことを、精一杯やろう。秀斗もそれを願ってると思うよ。」「秀斗くん。」「人間はいつか必ず死ぬ。秀斗は、それが、みんなより、早いだけだよ。」「うん。」
窓から見える桜の木が、私に語りかけてるみたい。『精一杯生きよう。やりたいことをしっかりやろうよ。夏鈴』
涙が止まらない。

真野秀斗 3月24日 永眠


            ーつづくー

8:いのあり:2016/08/28(日) 19:33

「秋斗くん…秋斗くんは、秀斗くんの病気の事知ってたの?」「うん。頭がずっと痛い、痛いっていってて、聞いたら、秀斗から、話してくれた。」
「ねえ、秀斗くんは、満足だったのかな。」「え?」「秀斗くんは、この短い時間を満足して、過ごせてたのかな。」「夏鈴ちゃん。秀斗は、この短い時間をもしかしたら満足してないかも知れない。」「…」「けど、秀斗は、
この一分一秒を大切に生きてた。時間だって、大切にしてた。決して、無駄な事はしてなかった。だから、秀斗が思い残す事はないと思う。秀斗は、
最期まで、幸せだったと思うよ。夏鈴ちゃんにちゃんと思いを伝えられて、最期のときまで、夏鈴ちゃんが、そばにいてくれて。秀斗は世界一幸せ者だよ。」「秀斗くんが幸せだったのならよかった。秀斗くんがいない人生なんて。と、思ってたけど、私達に秀斗くんの分まで生きてあげたほうがいいんだよね。その方が秀斗くんも嬉しいかな。」「うん。秀斗の分まで、生きよう。そして、この人生を精一杯楽しもう。」「うん。」「行こうか。」「待って。」「え?」私は、秀斗くんの手を取り、一生懸命思いを伝える。
「秀斗くん、いままでありがとう。
こんな私に思いを伝えてくれてありがとう。痛い思いをして、学校に来てるんだよね。痛そうにしてるときも、
支えられなくて、ごめんね。でも、
秀斗くんは幸せだったんだよね。天国でも私を見守っててね。秀斗くん。」
「行こうか。」「うん。」私達は、歩き出す。そうだよ夏鈴。この人生を、精一杯楽しもう!
ー秋斗の場合ー
秀斗が夏鈴ちゃんに思いを伝えられたって聞いたときは素直に嬉しかった。
秀斗が倒れて、命が燃え尽きたって聞いたときは、うそだと思った。
秀斗の恋愛は、切ないな、と思った。けど、違う。切ない恋愛なんかじゃない。大事なことを教えてくれたんだ。
秀斗、いま俺は、人生を精一杯楽しもうと思うよ。ありがとう。秀斗。

            ー終わりー

9:いのあり:2016/08/28(日) 19:36

ありがとうございました!読んで下さった方は、ぜひ感想をいただけたらなと思います。よろしくお願いします。

10:匿名希望:2016/09/09(金) 17:08

くそつまらんな

11:匿名希望:2016/09/16(金) 21:11

結構面白かったですよー

12:いのあり:2016/09/18(日) 09:56

>>10
すみません。初心者な者で。。。

>>11
ありがとうございます!

13:匿名希望:2016/09/18(日) 10:42

変なとこで改行されたり、改行されなかったり読みにくい

14:みどり:2016/09/19(月) 20:29

…………改行?

15:匿名希望ホィ(ノ°∀°)ノ⌒:2016/09/24(土) 22:42

展開早くね?そんな早く好きになるか?

16:匿名希望◆/o:2016/09/24(土) 22:43

暴言すまん

17:匿名希望 hoge:2016/09/25(日) 10:34

誰が喋ってるのかわかりづらいしあんまり悲壮感がない
もう脈ないです。って何やねん冷静か?

18:匿名希望:2016/10/02(日) 00:05

夏鈴ちゃん…いい子だわー

19:匿名希望:2016/10/02(日) 10:00

>>17
いいじゃん!あんまり悪く言わないで
あげて!


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