南水レンの暗殺教室

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1:ガーナ◆/A:2015/10/16(金) 18:06 ID:p92

 オリ主の暗殺教室です。次から早速スタート!

 1、殺し屋の時間

南水(みなみみず)レン、14歳。成績も良く、祖父母は戦争時の優秀な兵士であり現在暗殺者の育成をしている。彼も殺し屋の素質がある。まさに………現在のE組にピッタリの生徒じゃないか。







「失礼します。」

「ああ、そこに腰掛けなさい。」

「どうも。転入してきた南水レンです。」

「こちらこそ。私は椚ヶ丘学園理事長、浅野學峯です。」

「それで話というのは?」

「あなたにはE組に行ってもらいたい
のです。」

「え?」

「あなたがエンドだと思っているわけではなく、逆にあなたの力が今のE組には必要だと思っています。それについてはこちらの方々から。」

「…防衛省の烏間だ。ここからは国家機密の話だとご理解いただきたい。」

「わかりました。」

「単刀直入に言う。君には暗殺をしてもらいたい。」

「どういうことですか?」

「月が爆発したことは知っているな?」

「はい。」

「その犯人が…新しくE組の担任になってな。それで今、暗殺をE組で行っている。既に他の生徒は暗殺に入っている。」

「そうですか。わかりました。」

まさに俺にピッタリのクラスじゃねーか!一体どんなターゲットなんだろな。遂に俺も念願の殺し屋デビュー…!

「それでは、失礼します。」

バタン

殺し屋か……。彼には才能があるな。やはり私の教育理念は正しい。






E組校舎。

「HRの前に君たちに連絡がある。今日から転校生がやって来る。彼は立派な殺し屋のタマゴだ。そういうことでみんな、よろしく頼む。」

ガラリ

「どーも。南水レンです。」

「ねえ。」

「こら、カルマ君!まだ自己紹介は終わってませんよ!」

「殺せんせー、そういうアンタも気になってんじゃないのお?」

「にゅや!何で分かったんですか!?」

……あれがターゲットとはねえ。殺せんせーっていうんだ。てゆーかアレさ、タコじゃね?

「レン君には言ってなかったがターゲットは人じゃない。マッハ20のタコだ。」

「……無理ゲーじゃね?」

「いや、ヤツには弱点が多く、そこをつくといいだろう。それでは殺し屋生活を楽しんでくれ。」

ほっほ〜、マッハ20とはねえ。地球上最速じゃねーか。何だ楽しそうじゃん。

2:紫蒼璃羅@調理師(りら☆)◆.c:2015/10/16(金) 18:10 ID:uXw

読ませていただきます!

3:ガーナ◆/A:2015/10/16(金) 18:13 ID:p92

 南水レン

 中学三年で14歳。父は超大手貿易会社の社長で母はレンが幼いころに殺され他界。祖父は引退した最強の軍人で彼がいなかったら太平戦争時1年で負けたと言われるほどである。祖父に教えられてきただけあり、暗殺においてはクラス最強である。高級住宅に一人暮らしでゲーマー、ほとんど勉強もしてないのに天才である。

4:紫檗佐南@書記◆p6:2015/10/16(金) 18:34 ID:OOQ

私も読ませて頂きます。
面白そうですね❗頑張って下さい(≧∇≦)

5:ガーナ◆/A:2015/10/16(金) 18:56 ID:p92

2、天才の時間



「では皆さん。今日はレン君の暗殺の技術を試したいと思います。それでは体操着に着替えて校庭にでてください。」

「「「「「は〜い。」」」」」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「で、絶対に殺せない殺せんせーとやら。俺はどうすればいいんだい?」

「簡単です。ここからこのハンドガンで的を撃ち抜いてください。一般の殺し屋なら充分に可能なレベルです。」

「はっ、テストにもなってねーよ。」

「なあ、レン……君。」

「呼び捨てでいいよ。敬語慣れないからさ。」

「ああ。殺し屋ってこの距離から撃ち抜けるのか?」

「ん?ああ。」

「見たところ、確か…千葉君でいいんだっけ?あとそこの髪を下ろしたきつめの目をした女子。その二人が射撃が一番上手いね?」

「「「「「!?」」」」」

「何でわかったの?」

「……殺し屋だから☆」

「「「「「説明になってねえ!」」」
」」

「では、初めてください。」

「りょーかい。」

パアン

「(ほお。やるな。この距離から的の中心を撃ち抜くとは。やはり彼には殺し屋の才能がある。)」

「す、スゲエ!」

「これが…殺し屋の実力なのね。」

「ふ〜む、やりますねえ。次は、烏間先生と闘ってくれませんか?闘うと言ってもレン君が攻撃をしかけて烏間先生が防御をする、ただそれだけです。」

「ほう。いいね。」

「フン、何で俺がそんなこと…「うわ〜烏間先生カッコい〜!」

………殺せんせー……。

「何だよその黄色い声は。」

「そんなんで烏間先生が落ちるかよ。」

「おーいみんな!今の録音したから今から配信するね!」

カルマ…つったっけ?ドSだな……。

「ちょっカルマ君!?止めてください!」

「とゆーことで烏間先生、お願いしますよ。」

「まあいいだろう。そう簡単には殺られんぞ。」

「へへへ、楽しみにしています。」

「では、スタートです!」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ここからは烏間先生視点で。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「では、スタートです!」

殺せんせーの合図とともにレンが下段蹴りを仕掛けた。

「っ!早い!!」

なんという瞬発力だ。足元を狙い、バランスを崩すつもりだろうが…

「そう上手くいくかな?」

こんなの後ろに下がれば済むはなしだ。

「だと思ったよ。」

「マズイ!」

レンの拳が烏間の腕に炸裂していた。みぞおちを狙ったつもりだったのだが、当然烏間には防がれた。

「へっ、やるねえ。」

有り得ない!彼が蹴りを入れてから全く時間もたっていないのに的確に攻撃をしかけてきた。避けることなど不可能に近く、防ぐしか道はない!

「捕まえた♪」

「!?」

俺は、甘くみていたようだ。俺の前にいるのは、一人の殺し屋だった!

「うお、スゲエ!見ろよ磯貝!」

「ああ。烏間先生の腕を簡単に掴むとか人間技じゃねーぞ……。」

クッ、離れない!このままじゃ…

ゴッ

「勝負……有り…です………。」

俺の背中にレン君が肘をぶつけ、勝負は終わった。本気を出してはいないといえ、負けるとは思ってなかったな。

「やるじゃんレン!」

「レン君凄い!!」

「ははっ、たまたまだって。」

「あ、俺は杉野友人だ。」

「僕は潮田渚っていうんだ。」

「ああ、よろしく!」

このとき、クラス全員が思った。彼は、天才だと。

6:紫蒼璃羅@調理師(りら☆)◆.c:2015/10/16(金) 19:03 ID:uXw

てかハッピーだよね?

7:紫愛刹那@秘書(次期理事長)◆DA:2015/10/16(金) 19:06 ID:OJQ

はじめまして…………………じゃないよね!!(*^-^*)兄ぃ♪
面白そう!!!楽しみにしてるー!☆

8:紫檗佐南@書記◆o.:2015/10/16(金) 19:28 ID:OOQ

あ。ホントだ。happyだー!
気づかなかったww頑張ってね!

9:ガーナ◆/A:2015/10/17(土) 20:10 ID:p92

3、小テストの時間

「は〜あ、次小テストとかだり〜。」

「そう言ってるけどカルマ君はいつも100点だよね….。」

「あっはは、偶然だって!」

「なあ、渚。カルマって頭いいんだ?」

「うん!クラス一位だよ!」

「ほっほ〜。じゃあさ、カルマ。勝負しねーか?」

「?」

「勝った人が1つだけ命令を下すんだ。どうだ?普通のテストは飽きたんじゃねーの?」

「ん、ok〜。」

ま、俺も頭はいい方だし余裕だろ!

きーんこーんかーんこーん

「では小テストを始めます。カルマ君とレン君が何やら賭けをするそうなので、今回は問題を統一しましたので頑張ってください。それでは開始です!」

うん、うんうん、余裕過ぎねーか!?これ!こんなん100点とか簡単だろ!

30分後。

「いよっしゃ終わった〜!まー見直しなんてしなくてもいっか。」

















「では皆さん、結果を配りたいと思います。ちなみに1位と2位の差は1点しか違っていませんよ?」

俺とカルマの間に緊張が走る。ちなみに俺はカルマの隣の席である。

「では1位は!」

ごくりと唾を飲む。

「でれれれれれれれれれれれれ、チャーン!」

「「「「「何だよそれいらねーよ!!」」」」」

………殺せんせー、ショック受けてるがいいのかな?

「で、では1位の人を言いますよ?カルマ君、100点です!」

「んなアホな……。」

「あっは〜、レン君ごっめ〜ん!俺勝っちゃった〜!てことで命令するからね☆」

くっそ、ムカつく!そのツラ殴りとばしてえ!

「ちなみに2位は99点のレン君ですが、英語の問題で『.』をつけ忘れていましたよ?」

「……………………………。」

俺は無言で倒れた。

「じゃっ、レン君。命令ね!クラス全員のスイーツ買ってきて☆ジュース込みで!それお前んちで食べるから!!」

………何だ、それならまだいいや!俺金たくさん持ってるし、別に俺一人暮らしだから迷惑じゃねーし。

「おう、いーぞ!んじゃ〜行きますか!!」

10:ガーナ◆/A:2015/10/17(土) 20:30 ID:p92

 4、買い物の時間

「んで、どこから行く?」

「はいはい!」

「ん?茅野、どこ行きたいんだ?」

「いや、まずはローソンに…。そこのプリン美味しいんだよ!」

「お、いいな!行くか!」

ぶっちゃけ俺も甘いもの好きだし、何だかんだ楽しめそーだな!















「茅野、これでいいか?」

「うん!」

茅野が可愛らしい笑顔で頷きながら10パック位カゴに入れてくる。10個じゃねーぞ、10パックだぞ。

「なあ、これいいか?」

今度は磯貝が板チョコを20枚くらい入れてきた。

「これもー!」

「ウチはこれを!」

「俺はコレな!」

みんな我先にと入れてくる。

「なあ、レン!コレ頼むよ!」

「岡島、これ……」

「ん?」

「エロ本だろ!自分で買え!!」

「俺14だから!」

「俺も無理!そもそも興味ねえし!」

岡島を退けると今度は不破が

「はい!今週のジャンプよろしく!!」

「……甘いものだけじゃ…なかったか?」

「え?そーだっけ?」

「…………まあ、岡島よりはましか。わかったよ。」

ローソンで購入したもの。

プリン、ロールケーキ、ポテチ、板チョコ、エクレア………など、合わせて12種類!










その後、某有名ドーナツ店やケーキ屋などを周り、10万円くらい使ってしまった!!しかし、それだけでは終わらず……


「ねえ!GU行かない?」

「は?」

おい矢田、服まで買わせる気か?

すると女子が……

「いいね!」

「行こ行こ!」




ということで買い物はまだ終わらなかった。

11:紫檗佐南@書記◆o.:2015/10/17(土) 20:34 ID:OOQ

面白い!
10万円…レンどんまいww

12:紫愛刹那@秘書(次期理事長)◆lXapdKP.:2015/10/17(土) 20:36 ID:OJQ

GUwwwwwwww
あの店の服いいよねwwwww

13:ガーナ◆/A:2015/10/17(土) 21:26 ID:p92

 5 買い物の時間、2時間目

………女子ってさ、オシャレのことになるとこんなに盛り上がるのか?既に30分過ぎてっけど女子の分だけで2カゴ使ってんだけど。男子はまだ1カゴ目も終わってねーぞ。

「ねえ、これなんてどう?」

「おー、いいじゃん!」

「買いなよ〜!」

「もちろん!」

やめろ!俺の持ってきた金が……。

「渚くん、これ着てみなよ!」

「えっと…カルマ君?これ女子が着るやつじゃ……」

「大丈夫、問題ないって☆」

「そだよ!てことでレン、よろしく!」

カルマ、中村。渚は男だぞ。

そしてユニクロにも行き、服だけで5万円使うハメに。




「な、レン。イトヨ行かね?家族のために野菜とか魚とか肉とか買ってきたいんだ。」

うぐっ、今度は食品か。けど、磯貝の理由が立派だしイケメンだからよしとしよう。

「もちろん!」











「悪ーな、レン。ウチ貧乏でさー。」

「いや、遠慮するな。好きなだけ入れてけ。」

「おう、サンキューな。」

しかし、こう言うと他のやつらがどんどん入れてくる!しかも高級なものばっかり!磯貝はやや遠慮気味だけど。

ここでは3万円を使うことに…。







「ねーねー、俺コジマ行きたいな〜。」

カルマぁっ!お前まさかゲーム機を…。





案の定、カルマがゲーム機をどんどん持ってくる。PSP、WiiU、3DS……。

「あ、そうそう、これもよろしく。」

マリオメーカー、&スプラトゥーン!!てか、これ俺も欲しい!!!

「よし、これ俺も買おう。」

「ねえレン君、これもいいかな。」

か、か、か、神崎さん!!あ、あなたみたいな美人のためならいくらでも……。

「喜んで。」

しかし、神崎さんがカゴに入れたのは10本くらいのカセットだった……。

「神崎さんってさ、」

「ん?」

「意外とゲーム好きなんだね。」

「うん。」

「そっか、じゃあ仲間だな!」

「レン君もゲーム好きなんだ……。」





コジマで20万使い、トータル38万円。とはいっても俺にとっちゃ大したこったじゃねーけどww

*****************
↑はあとがきとの区切り。

書いてみるとレン君金持ちだな〜だけど、現実だったらマジで凄い!!
僕の残高100円もないのに……。(祭りとラウンドワンで使いきってしまった作者である。)

作者「38万円使った感想をどうぞ。」

レン「いや、別になんともww」

14:紫檗佐南@書記◆o.:2015/10/17(土) 21:34 ID:OOQ

100円も無いってww
そして38万ってww
磯貝がイケメンなのと、小説が面白い!

15:ガーナ◆/A:2015/10/17(土) 21:35 ID:p92

レン君はお金持ちなので。

16:紫愛刹那@秘書(次期理事長)◆lXapdKP.:2015/10/17(土) 21:39 ID:OJQ

磯貝君、家族思いでカッコイイ(≧∇≦)
スプラトゥーン私も欲しい……………w
しかも38万も使うなんて……w
どんだけ金持ちなんだよっ!!((ウラヤマ))

17:ガーナ◆/A:2015/10/17(土) 21:51 ID:p92

 6 歓迎の時間

「ここが俺んちだ。入ってくれ。」

「すんごく広いな……。俺が入ってもいい場所なのか?ここは……。」

普通の貧乏ならダメだが、磯貝は何から何までイケメンなので許す。

「エロ本あるかな〜。」

ニヤニヤするな岡島。そんなものは決してウチには無い。

千葉「殺し屋のウチだし実弾の銃あるのかな……。」

千葉、そんなに見たけりゃ俺のじいちゃんの家いってこい。

「どんなマンガおいてあるかな…。」

主にジャンプだ、不破。

「ま、入りましょ。」

ナイスだ片岡さん!俺じゃコイツらを止められん!!


「うわ、すげー……。」

「こんな高級なところに俺は入ってしまった……。」

「ちょっとリビングで待ってろー。」

俺の家のリビングは30人くらい余裕だから。

カルマ「ねね、中村。ちょっと探索しにいかね?」

中村「おお〜賛成!」

そう言って二人がいなくなる。誰かアイツらを止めてくれ!磯貝ー!片岡さーん!

「やめておきなよ……。」

渚、ありがとう!!マジ神様!!

「渚に言われたらね……。」

「あっれ、駄目だった?」

ふー。助かった。渚様と呼ばせてくれ。

「ほい、スイーツ&ジュース。」

「「「「「待ってました!」」」」」

「レン、お前を改めてE組に歓迎する!!」

磯貝に腕を挙げさせられてそんなことを言われた。磯貝〜ありがと〜!やはりイケメンです。

「ありがとうございます!!」

アハハハハハハハハハ!!

何か笑われた!!

「そう固くなんなってレン!これからよろしくな!」

「前原……!よっしゃ皆!好きなだけ食えー!!!」

「「「「「おーー!!!」」」」」

それから2時間程でスイーツと飲み物はなくなりました。

18:ガーナ◆/A:2015/10/18(日) 19:07 ID:p92

 7 ゲームの時間

7時になり、みんなが帰った。カルマただ一人を残して。

「………帰らなくていいのか?」

「いや別に。」

「お前は何故残った。」

「いや、これで勝負しない?」

そう言ってカルマがカバンからマリオメーカーを取り出した。

「ほお……上等だ。」

「じゃあ……殺りますか。」
















最初のチュートリアルを終わらせ、俺たちが始めたのは100人マリオチャレンジだった。

「提案したお前から殺れよ。」

「ん、いーよ。」

ちなみに難易度は普通、クリアした時間が早かったほうが勝ちである。

「よっし、じゃあまずは1戦目だ……。」

しかし、カルマはこのステージで地獄を見た。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ここからはカルマの実況でお送り致します♪





あっ、いきなりドッスン降ってきたんだけど!しかも低くね?初見殺しかよ!てかこれ普通かよ!?あーもー次クリアする!よっし、越えた!!次は……一方通行ね?はいはい。よし、順調順調!来たんじゃね?そろそろゴールじゃ……あれ?行き止まり……レンガブロックの先にゴールが……クッソ制作者めふざけやがって!








「おいおいカルマ、大丈夫か〜?そこらへんてきとーに落ちてみたら〜?」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「……全部ダメじゃん!」

そして……20回くらい挑んだかな?カルマ君は。100人マリオチャレンジをクリアしたのは2時間くらいだったかな!俺は30分だけど☆

「てことで俺の勝ちな☆」

「この借りは必ず返すから。」

「そういやさ、GUにいた外人の女の人いたろ?」

「ん?ああーいたね、そんなの。それが何かした?」

「………恐らく、殺せんせー暗殺に雇われた殺し屋だろう。」

「ふーん、殺し屋のカン的なの?」

「まーな。」

「んじゃね、俺帰るわ。」

「おー、明日なー。」








こうして俺のE組生活初日が終わったのだった。

19:紫愛刹那@秘書(次期理事長)◆lXapdKP.:2015/10/18(日) 19:12 ID:OJQ

面白い!!共感するところいっぱいあったwww
続き期待(*^-^*)

20:ガーナ◆/A:2015/10/19(月) 12:37 ID:p92

 8、ビッチの時間

………何で俺たち、下唇噛んでんだろ。てゆーかさ、こんなの授業って言える?授業じゃないよね?俺ら受験生っすよね?だいたいこんなことになったのも…………







「……今日から新しく外国語の教師が来る。そいつは若干特殊な体つきだがよろしく頼む。」

「はい!イリーナ・イエラビッチです!よろしくお願いします!!」

(………で、何でベタベタなの!?)

と、いうのもイリーナ先生は殺せんせーとベタベタだったのだ。殺せんせー、騙されんじゃねーぞ!そいつはまちがいなく裏の世界の人間だ!



昼飯が終わり、昼休み。殺せんせーはイリーナ先生に頼まれてベトナムまで行ってきてる。もしかして殺せんせーって………

「巨乳好きなのか!?」

「……おい岡島、直接口に出すな。空気が濁る。ねえ、イリーナ先生。あんた昨日GUにいたよね?そもそも殺し屋でしょ?」

「……フン、そーよ。あなたも殺し屋よね?ガキのくせして才能があるわね。」

「……正確には見習いだ。で、イリーナ先生はどーやって殺すの?俺ら全員でも殺れねーんだ。金の無駄遣いだな。」

「ふっ、所詮はガキね。大人には大人の殺り方ってのがあんのよ。それとファーストネームで呼ばないでくれる?イエラビッチお姉さまって呼んでくれない?」

「……で、ビッチ先生?授業始まるよ?いーの?」

「略すな!!あーもわかったわよ、授業すりゃいーんでしょ。」










そんで今に至る訳だが。はーあ、だりー。授業つまんねー。体育に早くなんねーかな。

きーんこーんかーんこーん

「終わったあ!体育だ!!」

「はーい終わっていいわよー。お疲れ様ー。」










「おいレン。殺せんせー、ビッチ先生と二人で倉庫にしけこんでくぜ。」

「……殺せんせーしっかりしてくれねーかな。てゆーかあの先生好きになれねーんだけど。」

「すまない。プロの彼女に一任しろと国に言われてな。」








 ビッチ先生side

「ねえ殺せんせー。私いつも特別な人を好きになるの。特別に溢れるあなたにひとめぼれ、そんな私は変ですか?」

「い、いや、その……!」

強引でもいい。何かに気をひかせて大事なことに気がつかせない。この倉庫は一晩で改造済み。殺せんせー、あなたの墓場にね。

「1分待って。全部脱ぐから。」

「にゅやあっ!?」

「1分で……全て終わるから。」

私の言葉を合図に銃声が響きわたる。実弾は室内全てに行き渡る。だいたいこの変な弾の出番はないわ。だってこれで死なない生物はいないもの。

「全弾うち終わるまで5、4、3、2、1…0?」

「イリーナ先生。あなたはプロとしての常識にとらわれすぎました。私の生徒たちの方がよっぽど柔軟な暗殺をしてきますよ。」

「いっ、いやああああああああああ!!」

 レンside

「な、何だ!?」

「銃声と鋭い悲鳴とぬるぬる音が!!」

「行ってみよう!!」




「「「「「何かめっちゃレトロで健康的な服装にされてる!!」」」」」

「さあ皆さん、教室に戻りますよ。」

「「「「「はーい。」」」」」







「この屈辱はプロとして必ず返す!!」

21:ガーナ◆/A:2015/10/19(月) 13:25 ID:p92

これでビッチ先生編終わる予定です!修学旅行のときになんかオリジナルストーリー入れたいな。



 9、プロの時間

 ビッチ先生side

必ず殺してやるわあのタコ!なんでWiFi入ってないわけこのボロ校舎!!

「……あのー。授業してくれないなら殺せんせーと変わってくれません?俺ら一応受験なので。」

「何よ!あんたたちはいいわねー受験と地球の危機比べられるなんて。それにあんたたちここの落ちこぼれなんでしょ?あ、そーだ!私が暗殺に成功したら一人500万わけてやるわ!そっちの方がずっと有益「でてけよ。」

ビシッ。消しゴムが飛んできた。誰よこんなことするのは!

「そーだ、でてけクソビッチ!!」

「殺せんせーと変わってよ!」

「なっ、何よ、殺すわよ!?」

「上等だよ殺ってみろゴラア!!」










「ねえカラスマ!何なのよあの子たち!こんないい女と同じ空間にいれるのよ!?ありがたくないの!?」

「ありがたくないから軽く学級崩壊しているんだろう。」

「何で!?私は先生なんてやったことないのよ!?暗殺だけに集中させてよ!!!」

「仕方ない、ついてこい。」

そう言われついつていったところは、タコがテスト問題を作ってるところだった。

「何であんなに時間かけてるのかしら。マッハ20なら簡単でしょうに。」

「一人一人問題が違うんだ。生徒に見せられて驚いた。高度な知能とスピードを持ち、地球を滅ぼす危険生物。そんな奴の仕事は完璧にちかい。」

「生徒たちも見てみろ。」

ただ遊んでるだけじゃないの?

「俺が教えた『暗殺バドミントン』だ。賞金目当てとはいえ、熱心に腕を磨いている。」

「………。」

「標的と教師、暗殺者と生徒、ここでは誰もが2つの立場を両立している。お前はプロであることを強調するが、暗殺者と教師を両立できないなら、ここではプロとして最も劣るということだ。」

「…………。」

「生徒たちがいなくなればこの暗殺教室は存続できない。だからこそ、生徒としても暗殺者としても、対等に接しろ!それができないのなら、順番待ちの最後尾までいってもらうぞ。」

「…………………………………。」








ガララッ



「You're incredible inbed!リピート!!」

「「「「「……。」」」」」

「ホラ!」

「「「「「…ユーアー インクレディブル イン ベッド」」」」」

「意味は、ベッドでの君はすごいよ……。」

「「「「「中学生になんて文章読ませんだよ!!」」」」」

「私の授業では、外人と仲良くなるコツを教えてあげる。受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい。もし……あんたたちが私を先生と思えなかったら、諦めるわよ。それでいい?あといろいろと悪かったわよ……。」

あはははははははははは!!


え、何?ちょっ、やめてよ恥ずかしいじゃない。

「何ビクビクしてんだよ。さっきまで殺すとか言ってたんじゃねーの?」

「もうビッチ姉さんなんて呼べないね。」

「うんうん。先生に対してビッチ姉さんなんてね。」

「あなたたち…………!」

やっぱいいわね、こういうの!!

「じゃ、ビッチ先生で。」

………あれ?

「えっと……ファーストネームで呼んでもいいのよ?」

「なんかビッチの方がしっくり来るよな。」

「うん。もうビッチで定着されちゃったし。」

「キーッ!!やっぱり嫌いよあんたたち!!!」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

というわけでビッチ先生編終わりました!集会はカットして、渚の殺気のあたりは修学旅行で入れる予定です。次はいよいよ中間テスト編!レンの順位はどれくらいでしょうか?

22:ガーナ◆/A:2015/10/19(月) 14:46 ID:p92

 10、テスト勉強の時間

「さて、始めましょうか。」

「「「「「………何を!?」」」」」

「テスト勉強です。」

「そうそう、中間テストが近づいてきたので。」

「高速強化テスト勉強を始めます!!」

「分身で喋るなめんどくせえ!!」

「ちょっ、レン君酷くないですか!?まあいいでしょう。先生の分身がマンツーマンで苦手教科を復習します。」

「下らね……って!何で俺だけNARUTOなんだよ!!!」

「寺坂君は苦手教科が多いので。」

勉強をしていると突然分身が歪んだ。何で!?

「カルマ君!いきなり暗殺しないでください!!分身全てに影響がでるんです!!!」

「以外と繊細だな!!」

「と、ここまではわかりましたか?レン君。」

「ああ。」

何にせよ、テストを控えた俺らにやあ心強いターゲットだわな。











 翌日。

「何で分身増えてんだよ!」

「今日は張り切りますよお?」

今日もテスト勉強が始まるのだが…

「何か雑すぎて別キャラになってんだけど!?」

「先生気合い入りすぎじゃない?」

「いえいえそんなことないですよ。」

授業が終わって休み時間、殺せんせーは息切れしてる。

「何でそこまで一所懸命がんばんのかな……。」

「そりゃあ先生にとっていろんなメリットがあるからですよ。」

「とはいってもなあ。」

「勉強が出来なくても暗殺があるし。」

「なるほど、今の君たちには暗殺者の資格はありませんねえ。皆さん、校庭に来てください。」

ガララ、ピシャッ。

「どうしたんだろ?」

「何か急に不機嫌になったよね。」






「イリーナ先生。」

「何よ。」

「プロの暗殺者として伺いますが、あなたはいつも仕事のとき、用意するプランは一つですか?」

「いいえ。不測の事態に備えて予備のプランを作っておくのが常識よ。」

「次に烏間先生。ナイフ術を生徒に教えるとき、重要なのは第一撃だけですか?」

「いや、確かに第一撃は重要だが、第二撃も重要だ。」

「先生方の言うように、自信を持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる。しかし、君たちは勉強の目標を低くしている。そんな危うい君たちに先生から警告です。」

「!?」

『第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!』

「……校庭に雑草や凸凹が多かったのでね、少し手入れをしておきました。もしも君たちが第二の刃を示せなかった場合、先生は校舎ごと平らにして先生は去ります。」

「いつまでに……?」

「決まっています、明日の中間テストです。全員50位以内をとりなさい。」

「!!!??」

「君たちの第二の刃はすでに育てています。自信を持ってその刃を振るってきなさい。仕事を成功させ、恥じることなく笑顔で胸を張るのです。」

「テスト50位以内だなんて無茶な……。」

「大丈夫です。殺すつもりで殺ってきなさい。」







 A組

??「明日は中間テストかあー。」

浅野「あはは、そうだね。君は何位を取るつもりだい?」

「……一位に決まってんじゃん。」

「残念だけど一位は譲らないよ。」

「それは楽しみね。」








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この浅野君と話してる女の人は誰だと思う?その人の正体は次の話で書きまーす!

23:ガーナ◆/A:2015/10/19(月) 16:09 ID:p92

 11、中間テストの時間

「あ〜、理科が最初とかだり〜。」

「何だ、レンは理科が苦手なのか?」

「ま〜な。磯貝はどうだ?」

「俺も理科は嫌いかな……。」

「そっか。」

「ま、お互い頑張ろうぜ!」

「おう!」

磯貝ってやっぱりいいやつ……!

「ちょっと待って、これわかんねー!!どうやって解くんだよ!?」

「あっれ、レン君不調だね〜。こんなん余裕じゃね?」

「ちっ!黙れカルマ!!」

「死ぬ気で殺りなよ?じゃないと殺せんせーがいなくなっちゃう。」

「おうよ。まあ時間はたっぷりあんだ、お前こそ首洗って待ってろよ。」

「無理無理wま、さっさと殺りますか。」











 数日後

てゆーかさ、

「何でみんな落ち込んでんの?」

カルマ……それ言っちゃう?

「習ってないところがでたせいで大幅に順位下がっちまったんだよ。まだお前ら返してもらってねーだろ?」

「あの理事長、自分の主義のためにそこまでやるか!?」

「はあ……暗殺生活もこれで終わりかよ…………。」

「次……カルマ君とレン君です……………。」

「なーに殺せんせー落ち込んでんのさ?」

「ま、いーよ。早くちょうだい。」

「……はい…。どうぞ…………。」

 カルマ

理科99点  社会99点
国語98点  英語98点
数学100点

合計494点  5/188位

 俺

理科97点   社会97点
国語100点  英語100点
数学99点

合計 493点  6/188位


「俺はE組出る気無いよ?本校舎戻るよりも暗殺の方がいいし。」

「てゆーかさ、殺せんせー。もしかして暗殺されるのが怖いだけ?」

誰かが隣の人が合図をすると、それがクラス中に回っていく。

「何だ殺せんせー怖かったんだ。」

「それなら正直に言えば良かったのに。」

「ねー。怖いから逃げたい、って。」

「に、逃げません!!期末テストであいつらに倍返しでリベンジです!」

「「「「「あはははははははははは!!」」」」」

「こら、笑わない!!先生は真面目なんです!!!」

中間テストで俺らは壁にブチ当たった。E組を取り囲むブ厚い壁に。それでも俺らは胸を張った。自分がこのE組であることに。









 本校舎、A組。

「残念だったね。けど二位もそうとう凄いよ。森並(もりなみ)さん。」

「ふふふ、それはどーも。けど浅野君に言われてもねえ。」

「とは言っても僕と一点差の499点とは。」

「期末テストはブチ殺すつもりで倒しに行くから安心して♪」

「ちっとも安心できないね、その殺意は。さすがは殺し屋だ。」

「ま、それまで楽しく過ごしましょ。」











〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

森並さんのキャラ設定、きちんと説明しまーす!

森並瑠歌(もりなみるか)
 レンのいとこ。現役女子中学生だがその素顔はプロの暗殺者。頭もよくてスポーツ万能、それなりにモテる。レンの師匠と言ってもいい存在。


こんな感じでしょうか。
次からは修学旅行です。けどまだ問題が……。レン君をどの班に入れるか、オリジナルストーリーをどういう風にするか、などなど。

24:スターバル発電所<偽者>にこりすと:2015/10/19(月) 16:22 ID:xeA

w

25:紫檗佐南@書記◆YY:2015/10/19(月) 17:45 ID:OOQ

レン君は…やっぱ渚達のいる4班がいいと思うな♪

26:紫萌荵喜@官房長官◆/A:2015/10/19(月) 18:53 ID:p92

じゃあレン君は4班で!

27:紫檗佐南@書記◆YY:2015/10/19(月) 19:34 ID:OOQ

わーい!!

28:紫萌荵喜@官房長官◆/A:2015/10/19(月) 19:34 ID:p92

 12、旅行の時間

「渚、班決まった?決まったら私か磯貝君に言ってね。」

「班?」

「来週の修学旅行のよ!」

「それにしても3年生も始まったばかりのこの時期に、総決算の修学旅行とは。先生あまり気乗りしませんねえ。」

そういう殺せんせーが持っているのはたくさんの荷物を詰め込んだバッグだった。

「「「「「ノリノリじゃねーか!!」」」」」







「知っての通り来週には京都へ修学旅行だ。君たちの楽しみを極力邪魔したくはないが、これも任務だ。」

「てことはあっちでも暗殺するんスか?」

「ああ。既に国は狙撃のプロを手配した。暗殺に最適のコース作りを頼む。」












「ねえカルマ君、レン君!同じ班ならない?」

「おー、いーぞ。」

「ん、オッケー。」

「レンはいいとしてカルマは大丈夫かよ。旅先でケンカしたりとかは「大丈夫。」

……心配だ!!

「ちゃんと目撃者の口も封じるから♪」

そう言ってカルマが見せたのは一枚の写真だった。

「…………身分証まで出させてる……。」

「入念だな。けどよ、他には誰がいんだ?」

「私もいるよ!!あと奥田さんも誘った!!」

「へっへー。俺をなめんなよ?このときのために随分前から誘ってたんだ。」

「……どーした杉野。」

「クラスのマドンナ、神崎さんでどうでしょう!」

「おお〜異議なし!」

「よろしくね、みんな。」

神崎さんはクラスで人気の女子だ。彼女と同じクラスで嫌なやつなんていないだろ。

29:ガーナ◆/A:2015/10/20(火) 19:21 ID:p92

 13 暇潰しの時間

今回はレン君の旅行の朝の様子を描きます!レン君はどうやって暇を潰すのでしょうか……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジリリリリリリリリリリリリリ!!

「ふあ〜。やっと修学旅行だ〜。てか今何時よ?」

目覚まし時計を止めて時間を確認するべく時計の針に目をやると、針は5時を示していた。

「……確か8時に椚ヶ丘駅集合だったよな。何すっかな〜。」

……とは言っても暇である。取り合えずお腹が空いたのでキッチンへ。

「今日は……サンドイッチにすっか!」

何を隠そう、俺はそれなりに料理が得意である。まあ今日は手抜きだがな。

「あ〜食った食った!」

そして10分でそれを終わらせた俺は、何をするか悩んでいた。

「…………よし、ゲーセン行こう。」

導き出した答えはゲーセンだった。

「よっしゃ行くか!!」

現在時刻は5時半。こっから駅前のゲーセンまではチャリで10分。所持金は70万円。

「じゃ、行ってくっか!!」

バタリと玄関の扉を閉めて自転車を走らせる。

「ひゃっほーー!!気持ちよすぎー!!誰もいねえからスピードどんだけ出そうがお構いなしだー!!!!」

坂道だし、多分時速40kはでてるな。我ながら凄いスピードである。

「よっしゃ到着!何やって遊ぼっかな〜。」

ウイインとドアが開くと、始めに目に入ってきたのはシーザーキャッチャーである。

「お、いーね。これ殺りますか。」

「さーてと。まずは何から取ろっかな〜。」

…………よし、決めた。まずは銀さんのフィギュアからだ。

一万円札を百円玉に両替し、さっそくプレイ。

ガコン。

「一つ目ゲットぉ!!これ簡単過ぎwww」

次の獲物はエアガンである。BB弾も入るので殺せんせー暗殺にも役立つだろう。

ガシャン

「二つ目ゲット!何これ余裕過ぎるんですけどーwwww」

その後ヨーヨーやらラジコンやらマンガやらを次々とっていき、最初は30個もあった景品がタブレットを残すのみとなったのだが、これもアッサリゲット。かかった時間は20分、3万円で全て獲得したのである。

「店員さーん!これ入れる袋くださーい!」

「あ、少々お待ちくださーい!!」

店員さんが走ってくると、何か恐ろしいものを見たような顔になった。

「どうかしましたか?」

「こ….これ………君が一人で……?」

「はい、そうですけど。それと次の商品出した方がいいと思いますよ?」

「は……はい…………。」

「……あと一時間半。取り合えず銃売ってっとこ探してみっか。」

こうして探し歩くこと5分、そこは案外近くにあった。

「おー、いらっしゃーい。」

「あら、レン君じゃない。どうしたの?」

「お、速水じゃん。ちょっと銃を買いにな。」

「あらそう。それとその袋は何?」

「さっきゲーセンで稼いできた。」

「ふーん。それよりこの銃なんてどうかしら。」

「お、いーなー。俺はこれにすっかな。」

俺が選んだのは大型だが弾速と命中させやすく、連射が可能な優れものだった。

「へえ〜、どれどれって!高くない?それ。」

値札を見ると4万円と書いてあった。この店に置いてある他の商品と比べると飛び抜けている。

「そうか?お前のも買ってやろうか?」

「あら、いいの?じゃあお願いするわ。」

即決か?少しは遠慮しろや。

「じゃあ先に外行ってろ。」

会計を済ませ、外に出るとベンチに速水が座ってた。

「まだ時間はあるわよ?どうする?」

「んー、そうだな。取り合えず俺は獲物のメンテかな。」

俺は今日獲得した物の中で暗殺に使えそうなものを取り出す。

「まずはこれか。」

「何?それ。ラジコン?」

「ああ。」

このラジコンは駆動音もせずカメラ付き、おまけに砲台つき(とは言っても対先生弾が入るくらいの)という最新のものらしい。それを速水に説明するし、作業を開始する。

「うんマジ。まずは、対先生ナイフを車底に取り付けて、砲台の中に対先生弾を大量にセットする。そして表面を対先生弾でコーティングしてっと。完成!!」

その後ヨーヨーに対先生弾を付け、購入した銃のセッティングを行った。

「そろそろ時間よ、行きましょう。」

「ああ。」

今年の修学旅行は暗殺旅行、楽しめそうだな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次から本格的に旅行に入ります。お楽しみに〜♪

30:ガーナ◆/A:2015/10/21(水) 18:56 ID:p92

 14 旅行の時間、二時間目

「お、来たかレン。みんな、行くぞ。」

「ははは、悪い悪い。」

「な、レン。それより駅前のゲーセンでさ、シーザーキャッチャーの景品全部誰かがとったんだってよ。神崎さんが言ってたんだが。」

「あー、そう俺だわ。あれ余裕過ぎてさー。」

「へー。凄いのね、レン君。」

「はは、そんなことねえよ。」

「なー、早く乗ろーぜー。」

「ごめんあそばせ、ごきげんよう生徒たち。」

「何すかビッチ先生。そのハリウッドスター見てーな格好はよ。」

「女を駆使する暗殺者としては当然よ。」

「……どう考えても引率の先生のカッコじゃない。」

「堅いこと言ってんじゃないわよカラスマ!!ガキどもに大人の「脱げ、着替えろ。」




ビッチ先生は今寝巻きになっている。ドンマイww

「そいや殺せんせーいなくね?」

「確かに。」

「さっきから窓に張り付いてんぞ。」

「うわっ本当だ!!」

「いやぁ駅中スイーツを買っていたら乗り遅れてしまいまして。保護色で服と荷物が張り付いてる様に見えるだけです。」

「それはそれで不自然だろーが!!」





「ふぅ。目立たない様旅をするのも大変ですねぇ。」

「てゆーか国家機密が目立ちすぎだろ。」


「ほれ。まずはそのすぐ落ちる付け鼻から取り替えようぜ。」

「おお、凄いフィット感!!」

へえ、菅谷ってこんな特技があったのか。意外だな。

「ねえ、皆さん。飲み物買ってくるけど何がいい?」

「俺はホットカフェオレで。」

「僕はソーダかな。」

「麦茶でいいか?」

「俺は水でよろしく。」

神崎さん、よろしく!そしてありがとう!

「あ、私も行きたい!」

「私も……。」

「じゃあみんなで行きましょ。」





「あ、ごめんなさい。」




「楽しみだね、京都!」

「うん!」


「あれどこの学校よ?」

「多分椚ヶ丘の…中学だな。なあ、あの娘らに京都で勉強教えてやろうぜ。」

「ぎゃはは、俺たちバカが何教えんだよ。」

「バカってさ、意外と何でも知ってんだぜ。」

そう言った男が持っていたのは、神崎さんの日程帳だった。

31:ガーナ◆vILniw:2015/10/29(木) 19:07 ID:p92

 15 台無しの時間

「京都に来たときくらい暗殺の事、忘れたかったなー。いい景色じゃん。暗殺なんて縁の無い場所でさぁ。」



杉野は暗殺者としてまだまだ未熟だな……。

「そうでもないよ、杉野。ちょっと寄りたいコースあったんだ。すぐそこのコンビニだよ。」

お、渚は分かってんな。



「坂本龍馬って……あの?」

「……1867年、龍馬の暗殺現場、近江屋の跡地だ。歩いてすぐのところに本能寺もある。」

「詳しいね、レン君。」

「まー一応暗殺者志望だからなー。このわずか1kmの間でもすんげービッグネームが暗殺されてんだ。ずっと日本の中心地だった京都は暗殺の整地なんだよ。」

「なるほどなー、こりゃ立派な暗殺旅行だ。」





「へー、祇園って奥に入るとこんなに人気無いんだね。」

「うん、一見さんお断りの店ばかりだから。だから私の希望のコースにしてみたんだ。」

「じゃあここで決行だね!」



「ホントうってつけだ。」

「何でこんな拉致りやすい場所歩くかねえ。」

「……何お兄さんら。目的が観光っぽくないんだけど。」

「男に用はねー。女置いて帰り「お前らが帰れよ。」

「「「「「!?」」」」」

その場の全員が驚いた。何故ならその狂気に満ちた声の主は……



渚だったからだ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

オリジナル設定で、渚は時々狂気に満ちます。ちなみに夏休みにはこの設定は消しますのでご安心を♪

32:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/10/29(木) 20:59 ID:736

渚のかっこいいシーンが見れるかな?ワクワク

33:ガーナ◆vILniw:2015/10/30(金) 18:20 ID:p92

 16 渚の時間

渚の目は血の色で染まり、息も荒く、普段の渚とは全く違う何かがそこにはあった。

「ねえ、早く帰ってよ。僕ら旅行中だから。じゃないと……殺すよ?」

「!!!」

不良どもが全員戦慄している。それほどに渚の放っている殺気は強力だ。こんな殺意を扱えるものは俺が見てきた中でも初めて……いや、一人いたな。


「……くっそ、だから男に様はねーんだよ!!」

「ほー、いい覚悟してんねお兄さんら。じゃ、ちょいと痛めつけて「いいよ、レン君。僕が全て殺るから。」

「ちょっと渚!いくらなんでも一人じゃ……!」

「ああ?チビ一人が俺ら三人の相手すんのか?」

「そうだけど?何か不都合でも?」

「ふん、まあいいさ。すぐに終わらせてやるよ!!」

男の一人が渚に殴りかかる。しかし渚はもうそこにはいなかった。

めきっ

「なっ!?」

男が目にしたのは……自分の首を絞めている渚だった。

「渚君凄い……あんな動き俺にもできねーよ。」

前々から勘づいてはいたけれど、渚には暗殺者としての才能がある。さっき見せた強力な殺意、気配を消して相手に接近する技術。だけどこのままだと……

「渚……ソイツを殺すつもりなのか?」

杉野が口に出した言葉は俺が思っていたのと一緒だった。渚には暗殺の才能がある。しかし今、渚は本当に人を殺そうとしている。


「………もうやめろ、渚。」

「レン君、ごめん。僕はコイツらが許せない。だから……」

「ふざけるな。」

「!?」

「暗殺者は狙っているターゲットしか殺さない。けど渚はターゲットではない人を殺そうとしている。それは暗殺者ではなく、ただの人殺しだ。わかったら手を放せ。」

「でも……」

渚はまだ放そうとしない。

「ふっざけんな!!」

俺は渚の頬を思いっきり叩いた。渚は動揺し、手を放した。

「……そいつには殺す価値はあるのか、渚。」

「………。」

「人はむやみに殺しゃあいいってもんじゃあねえ。わかったな?」

「う、うん。わかった。」

渚から殺意が消えてゆき、目の色も元に戻っている。

「ずいぶんとやってくれたねえ坊や。」

「!!?」

鈍い音とともに渚が倒れた。渚の背後には倉庫から出てきたであろう一人の男がいた。

「おい、さっさと女拐えや。」

「わかっ」

男が返事をしようとしたとき、俺の蹴りが男の腹に入っていた。

「よくも渚をやってくれたね、お兄さん。俺が相手をしてやるよ。」


















次回、レンvsリュウキ!!

34:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/10/30(金) 23:58 ID:736

キャーーーーレンの初シーン

35:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/01(日) 22:23 ID:p92

 17 喧嘩の時間


「おいガキ、てめーが高校生数人を相手とんのか?」

「ああそーだよ。」

「いやいやレン君さすがにそりゃあ無理だってwwwモブは俺らが相手してやるから安心しろって。」

「いや俺も入ってんのかよ!?(いやでもこれは神崎さんに良いところ見せるチャンス?)」

「杉野、ドンマイ!じゃあよ、カルマ。どっちが先に倒し終えるか勝負しよーぜ。」

「ん、おっけ。」

「はっ、チューボーがいきがんな。返り討ちにしてやんよ。」

「上等だよ悪ガキども。ビビって逃げ出すなよ?」

「ちっ口だけは達者な……消えただと!?」

「後ろだよサル。それくらい気づけってんだ。」

「いつの間に背後に!?ぐはっ」

「あっれ肘付き一回でギブアップ?だっせ、プププッ」

「くそっ黙っ」

俺は思いっきり腹を殴った。多分みぞおち入ったろう。しかし今度は反撃してきたが

「遅い。」

いとも簡単にかわす。こんなんでよく俺ら襲おうとしたな。

「はぁ、はぁ。なんなんだてめーは。」

「は?ただの中学生だっつーの。んなもんバカでもわかるっつーの。どらあっ!!」

今度は腰辺りに蹴りをあげてやった。もうこれで終わりだろwww

「ちっくしょ、俺がチューボーごときに……。」

リュウキ……だっけか?が倒れた。

「………ふぅ。やっと倒れたか。おーいカルマ、杉野、終わったかー?」

「ん、とーぜん。杉野も何とかねwww」

「何とかって酷くね!?」

「んじゃーもう帰ろ?暗殺もうできねーだろこんな状態で。殺せんせーに電話しよーぜ。」

「その必要はありませんねえ。」

「「「「「!!!??」」」」」

殺せんせーの顔はド怒りの真っ黒だった。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この前(昨日)パズドラでゴッドフェスをひきました。ちなみに二つのデータでやっていて、一つ目のめっちゃ良いデータでザコしかでなかったのに!最近始めた二つ目のデータで緑オーディンがwwwwいいデータででてほしかった……。そっちの方じゃ活かせるパーティーが作れないのに…………。

36:チョコレート◆vILniw:2015/11/02(月) 16:50 ID:p92

 18 反省の時間

「「「「「こ、殺せんせー!!」」」」」

「渚君は無事ですか?」

「は……はい…。」

「それは良かった。しかし君たちは何をここでしていましたか?」

「う……。」

「さぁ、答えなさい。何をしていましたか?」

「喧嘩だけど、何が悪いの?あっちが襲ってきたから立派な正当防衛だよ。」

おもむろにカルマが口を開いた。しかし殺せんせーは

「いくら正当防衛だからと言って喧嘩をしてはいけませんねぇ。君たちは何のために暗殺をしているのですか?何か大切な物を守るためでしょう?」

「うっ……。」

「確かに君たちは仲間を守るために戦った。それは間違えていませんねぇ。けど喧嘩はいけません。喧嘩じゃなくても方法はいくらでもあるはずですよ?」

「……わかった。これからはもうやらねーよ。コイツらにも謝って……!?」

「どうしたレン!!」

「あいつらいなくなってる!」

俺は近くの倉庫に駆け出した。

「どうしましたレン君!?」

「奥田さんと神崎さんのところに行くぞ!二人で隠れてたろ!!」

ちなみに茅野は俺らと一緒だ。

がららっ

「い、いねえ!」

「……きっとあいつらだな。探しに行くぞ!」

「この件は君たちにお願いします!先生は烏間先生とイリーナ先生に連絡をとってきます!かと言って暴力沙汰はやめてください!!」

「ああ、わーってるよ。んじゃ後でなー。」

「はいっ!それでは!!」

殺せんせーは飛んでいった。てゆーか電話すりゃいーのによ。

 神崎さんside

「ふー、危なかったなーリュウキ。しかもタコみてーな先公まででてきやがったしよ。」

「あー全くだぜ。まあ女二人かっさらえたしよしとしよーぜ。」

「は、放してください!みんなの所に帰らないと!」

「あん?何だよメガネ。安心しろよ、夜には返してやるよ。」

「くっ…。」

「大丈夫だよ奥田さん。レン君たちが助けにきてくれるから。」

「うん、そうだね。」


ホンとは私だって怖いよ。でもきっと助けてくれるから……。

37:ガーナ◆vILniw:2015/11/03(火) 12:20 ID:p92

 18 しおりの時間



 神崎side

「ここなら騒いでも問題ねーな。おい、大人しくしてろよ?」


「……神崎さん、ちょっといいですか?」

「何?奥田さん。」

「さっきの写真、神崎さんもああいう時期あったんだね。」

「……うん。うちは親が厳しくてさ。それでゲーセンで遊んで得たのがエンドのE組。悪い気はしないけど親がうるさくてね。」

ギイイ……

「お、来た来た。ウチの撮影スタッフがご到着だ。さあ楽しもうぜ……」

「ねーお兄さんら、さっさとその娘ら解放してよ。」

みんな!!

「!?」

「修学旅行のしおり1247ページ、班員が何者かに拉致られた場合。」

*長いので対処法カットいたします♪*

「考えられるのは相手も修学旅行生で、旅先でオイタをするやからです。」

「すごいなこのしおり!」

「完璧な拉致対策だ!」

「「「「「(((((ねーよそんなしおり!!)))))」」」」」

「こんだけのことしてくれたんだ、あんたらの旅先は病院だよ?」

ギギイ……

「呼んでいたツレ共だ、お前らがみたこともねえ不良…不良…えっ!?」

「不良などいませんねぇ、先生が手入れしましたので。」

「殺せんせー!」

「で、何だその黒子見てーな格好はよ。」

「暴力沙汰ですので。」

「やっぱりチキンだ!!!」

「ふざけんな!舐めたカッコしやがって!」

「ふざけるな?それは先生のセリフです。汚い手で私の生徒に触らないでください。」

「くっ…エリート共は先公まで特別かよ……。」

「エリートではありません。名門校の生徒でも落ちこぼれ呼ばわりされてますが、実に前向きに取り組んでます。」

…………!!

「さて私の生徒たちよ。修学旅行の基礎知識を体に教えてあげんのです。」

不良の背後にはしおりを持ったみんなだった。



ゴッ






「何かあったのか?神崎さん。」

「え…?」

「何かが吹っ切れたよーな顔してっからよ。」

「ううん。ありがとうみんな。レン君、帰ろっ!」

私はレン君と手を繋いだ。

「レンてめー……。」

「(俺に言うな杉野……。)」



リュウキ君が留年し、修学旅行の神として京都の街に降臨するのはまだ誰も知らない物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リュウキ君が修学旅行の神となる話、後々番外編で書きたいと思います!

38:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/03(火) 18:11 ID:p92

 19 恋バナの時間


ガララッ

「おー、おかえりー。」

「お、磯貝。そっちはどうだった?」

「楽しかったぞー暗殺は無理だったが。それにしても大変だったらしいなー。」

「まーなー。」

「それよりさっさと風呂入ってこいよ。俺らもう全員終わってっからよ。」













「あ〜、あったけ〜。」

俺たち5人は今露天風呂に入っている。5人と聞いて違和感を覚えた人もいるだろう。俺たち4班の男子は4人だけだからだろう。

「にゅ〜ふふ〜♪」

「何で殺せんせーがいんだよっ!!」

そう。誰あろう、ヤツである。俺たちが常に狙っている殺せんせーが俺たちと一緒に風呂に入っているのだ。

「後でじっくり入りますが、君たちと一緒に入りたいのでねぇ。」

「お、おう、そうか………。」




「ふーいい湯だったなー。」




ガララララッ


「「「「「!?」」」」」

ドアを開けたのは……中村と不破だっ。

「おい、ここ男子風呂だぞ?女子風呂はあっちだろ。英語の使いすぎで漢字読めなくn」

「うるさいぞレン。」

俺の腹に蹴りが入る。

「で、何しにきた。」

「決まってんでしょ。覗きよ。」

「それ俺らのジョブだろ!?」

近くを通りかかった岡島がつっこんだ。

「ジョブでは無いぞ、変態の極み。」

「それ俺のこと!?扱い酷くね!?」

「ま、気にすんな☆」

「殺せんせーを覗くのよ。殺せんせーの裸、見たくないの?」

………うん、確かに見てみたいな。

ガラッ

そこにいたのは……泡風呂に入った殺せんせーだった。

「「「「「女子か!!!」」」」」

「おや皆さん。」

「何で泡風呂入ってんだよ殺せんせー。」

「これ先生の粘液です。」

「ホント便利な触手なことで……。」

「フフッ甘いわ。出口は私たちが塞いでる。殺すことはできなくても裸くらいは見せてもらうわよ。」

そう言ってスマホを取り出してカメラ機能を使い出す中村。

「そうはいきません。」

「「「「「煮こごりか!!!」」」」」

殺せんせーはちゅるんと逃げていった。(窓から。)

「……中村、この覗き空しいぞ。」

「大部屋でダベろっか。」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちょっと旅行編が長すぎる!ということでレッドアイのくだりカットします!レッドアイsすいません……。何がなんでも次で旅行編終わらせるぞ!!

39:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/03(火) 18:12 ID:p92

タイトルミスッた。
恋バナ→覗き でお願いします。

40:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/07(土) 12:11 ID:p92

 20 終わりの時間

「おいコラ待てタコ!!」

「あれは男子の企業秘密だっ!」

「キー!ちょこまかとして!もう殺す!絶対殺す!!」

ガガガガガガガ

「にゅやっ、イリーナ先生実弾はやめてくださいっ!」

みんなが(俺、茅野、渚、烏間先生除く)殺せんせーを追いかけてるのには訳がある。それを今からザックリと説明しようではないか。




殺せんせーは男子と女子の気になる人ランキングをメモり、逃げたのだ。ちなみに俺は書いていないし、本命は神崎さんである。ちなみに女子の方のランキングでは俺に2票入って2位だったとな。1位はもちろん磯貝。(←茅野情報。)







以上、説明終わり。

「レン君説明ざっくりし過ぎだよ……。」

「え。それは作者に言えよ渚。」

「明日で旅行、最終日かあ。」

「……暗殺生活は始まったばっかりだ。けどよ、このクラスは後10ヵ月で終わるんだよな……。」

「うん。それまでに殺りたいこと殺りつくそうね。」

「ああ。」

「よし。私達も行こうよ、暗殺。」

「おおっ!」






 烏間side

来週、ついに転校生暗殺者が投入される……。これが暗殺にどんな結果をもたらすのか………楽しみだ。

41:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/07(土) 12:27 ID:p92

 作者とレン君の時間

(作者の最初の名前がhappyなのでhappyという名前を使います!安定の台本形式、語りはいつも通りレン君でお送り致します!)











今俺はこの物語の作者、happyに招かれてhappyの部屋でくつろいでいる。

レン「にしてもこれが作者の部屋かあ。勉強道具開いてっけど全然勉強の後が見当たらねえwww」

happy「お待たせー。ほいカフェオレ。」

レン「おーありがと。ところでお前何歳だ?」

「中2の14歳でさぁ。そういう旦那は何歳で?」

レン「何か銀魂の沖田見てえになったな!!!14だ。」

happy「ふーん。」

レン「反応うすっ!!にしてもやっと旅行編終わったなー。」

happy「いやーホントですよ!」

レン「にしても最後の方なんとかなんねーの?ざっくりし過ぎだろ。」

「まぁそれは置いといて…………。実はまだあの旅行には続きがありまして。」

レン「はぁ!?まだあったのか!?」

happy「ほら最終日のあれ…。」

レン「ああーUSJか!楽しかったなー。何でカットした?」

happy「いやー旅行編が長くなりすぎだったからな。ま、番外編でリュウキの終わったらやるから。安心しろ。にしてもレン君、神崎さんのことが好きとはねぇ。」

レン「殺すぞ。」

happy「殺れるもんなら殺ってみrぐはっ」

俺の投げたナイフが作者にヒット。

「………ま、まあ夏休みにはくっつけるから安心……………し………ろ……。」

作者が力尽きた。

レン「……よし、帰るか。」

バタン

42:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/07(土) 12:31 ID:OOQ

happyー!!……何これ、面白ww

43:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/11/07(土) 13:57 ID:736

happy)最後にはレンと神崎さんをくっつけるんだぁ〜ニヤニヤ

44:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/09(月) 18:46 ID:p92

もちろん!最初は速水さんとくっつける予定だったけどそれじゃ千葉君が可哀想なので神崎さんにww杉野の恋の行方はどうなるのでしょうか!

杉野「絶対レン殺す……。」

んじゃ次からスタート!






 21 転校生の時間


………対先生弾の掃除なう。俺らはこの教室にいるのは31人……否、29人と1匹、そして1体である。29人とは俺ら&烏間先生とビッチ、1匹は殺せんせー。そして1体とは…………










転校生である。そいつは銃を内蔵したIA持ちの機械だった……。










 〜回想〜

「もうみんな知ってると思うが転校生が来た。ノルウエーから来た自律思考固定砲台さんだ。よろしく頼む。」

「自律思考固定砲台です。よろしくお願いします。」

(((((そっ、そう来たか!!!)))))

「烏間先生も大変っすねー。俺だったらツッコミきれずにおかしく………な……る…………。」バタリ

「おいレンがツッコミきれずに倒れたぞ!!保健室へ運ぶぞ!!」

『レンの弱点その1、ツッコミきれずになると倒れる。』







ん、ここどこだ?………保健室か。そっか、俺倒れたのか。

「ふー、1時間目終わったあたりか。」

俺はゆっくりと歩き出した。教室に入って見たものは……何故か銃弾を掃除してるみんなだった。







 〜回想終了。〜

「はぁ、こんなのが1日続くのかよ……。」

何でもアイツは進化するらしい。なんと2回目の攻撃で殺せんせーの触手を奪ったのだと。









 翌日

プツン
『朝8時半、システムを全面起動。今日の予定、6時間目までに215通りの射撃を実行……!?』

ギシッギシシッ

『殺せんせー、これでは銃を展開できません。拘束を解いて下さい。』

「う〜ん、そうは言われましてもねぇ。」

「違げーよ俺らだよwwwあっれ、機械でもわからんかった?」

「どー考えても邪魔だろーが。常識くらい身に付けてこいってんだ。」

「まぁ授業終わったらちゃんと解いてあげるからさ。」



……一時はこれで大丈夫だろう。だがこいつのマスターは許さねえだろうけどな…………。

45:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/09(月) 21:51 ID:p92

番外編……てゆーかやや本編に絡んでますケドwwwwちなみに今回は男子です!イトナのときに女子の転校生入れようと思いますので。ちなみに皆さん忘れてるかも知れませんがレン君のいとこでプロの殺し屋、森並瑠歌さんの語りでお送りします!

瑠歌「登場するの久々過ぎなんだけど…。」

 番外編その2、転校生@A組の時間


きーんこーんかーんこーん

「えー皆、今日A組に転校生がやってくる。ほら、入りなさい。」



転校生ねぇ………。そういやレンのいるE組にも転校生が来たらしいわね。あの鬼理事長の話だと暗殺者らしいけど、私には関係ないわね。

そんなことを考えていたら転校生が入ってきた。

「名古屋から来た、紫襴 麟と言う。10ケ月という短い間だがよろしく頼む。」

「きゃーー!」

「かっこいい!!」

そんな声が周りの女子から声があがった。まあ結構カッコいいわね。茶色くて男子にしては長い髪の毛を縛り背の高いクールなイケメンだった。

「ちなみに入試試験を歴代トップの点数で受かった天才でもある。そういうことでよろしく頼むぞ。一番後ろに森並という女子の隣の席が空いている。そこに座りなさい。」

「はい。」

カツンカツンカツン

「紫襴 麟だ。好きなように呼んでくれて構わない。」

「そっ。じゃあよろしくね、リン君。」

「ああ。それより森並さんと言ったな?」

「そうだけど、瑠歌でいいわよ?」

「君は俺と同じ世界……つまり裏の世界で生きているな?」

「………!!」

「確かスコアは8人だったな。中学生でそれとは……タコを殺すために来たのか?」

「何もかもお見通しなのね。そうよ?リンもそうなの?」

「ああ。スコアは21人、タコを殺すためあの人に送られてきた。」

「へぇ………誰?それ。」

「言わん。まぁ同業者同士、仲良くやろう。」

「ふふっ、そのつもりよ。」









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

番外編書き終えたー!………って、そんなにレベル高い小説やないわな。この転校生がどう関わっていくのでしょうか………。

リン「ふふふっ、いずれレン君ともお手合わせしたいよ。」

46:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/09(月) 22:08 ID:p92

キャラクター紹介の時間

 紫襴 麟(しらん りん)

・誕生日 12月12日
・身長 179cm
・体重 42kg
・得意科目 暗殺
・苦手科目 ……特にない。あえて言うのならば音楽だな。
・趣味、特技 暗殺、喧嘩、料理、人助け
・将来の目標 世界一の暗殺者
・座右の名 暗殺者たるもの意味のある暗殺のみを行うべし。それが出来ぬものは暗殺者を名乗る器では無い。
・彼を見たロヴロの反応 伝説の暗殺者、死神に追い付くのが可能かもしれんな。俺の弟子にほしい。




 個別能力値(5段階評価)

・体力 5
・機動力 5
・近接暗殺 5
・遠距離暗殺 4
・学力 5
・固有スキル、万能 5

47:紫檗佐南・蓮雷煌嫁@書記・姫君◆YY:2015/11/09(月) 22:13 ID:OOQ

何か凄い子がきたー!!渚よりも凄いって事だよね…?これからの活躍が楽しみ♪

関係無いけど、身長に対して、体重めっちゃ軽いやん!羨ましい……!←

48:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/09(月) 22:40 ID:p92

 22、自律の時間

「はぁ、アイツ今日もいるのかな。」

俺はちょっぴり後ろ向きな気分で登校していた。と、そのときだった。

シュッと空を裂く音がした。

「……!?」

いきなりだったので慌ててかわす。振り向いた先にいたのは……

「よ、俺は紫襴麟っていう。よろしく。」

「ああ、俺は南水レンだ。」

「ふふっ、君とはまたどこかで会えそうな気がしてならないよ。それじゃあね。」

「お、おう……。」

そう言って彼は俺の前から消えていった。

「何だったんださっきの殺意は……。ん?アイツ椚ヶ丘の制服着てたな。てかやっべ!遅刻する!」



















ガララララッ

「南水さん、おはようございます!」

「ああ、おはよう。ふー、間に合った間に合った……ってはぁ!?」

バタリ

俺はまた倒れた。その理由は……何かめっちゃ改良されとる自律砲台さんだった。まぁ10分くらいで意識を取り戻したが。

「改めておはようございます!南水さん!」

「ん、ああ。おはよう。にしても一晩で偉く変わっちゃいまして。」

「殺せんせーが改良したんだって。けど残高は15円らしいよ。」

「マジ!?殺せんせー、明日何かおごってやるよ。みんなでわいわいしよーぜ。」

「お前から誘うとは珍しいな。」

「ねえ、それよりこの子の名前決めない?いくらなんでも自律思考固定砲台って……。」

学級委員の片岡さんが言い出した。

「うーーん、一文字とって砲はどうだ?」

「「「「「ネーミングセンス無いんだな。」」」」」

「酷でえ!!」

「じゃあ律は?」

「安直ー。」

「けどいいんじゃない?レン君のは酷すぎるけど。」

「お前はいいか?」

「はい!律とお呼びください!王手です千葉君。」

「3局目でもう勝てなくなった……。」

(先生とキャラが被ってる……!)

「もうクラスに馴染んじゃったね、律。」

「けどよ、渚。これは殺せんせーがプログラムしたやつだ。あいつがこの先どうするかは親が決めるもんだ。」

「ねえ!花作れる?」

「わかりました!データを確認しておきます!」






















翌日

(((((もとに戻ってる!!)))))

「……今後は改良も危害と見なすそうだ。君たちもだ。縛って壊れでもしたらどうするんだとのことだ。持ち主の意向だから仕方がない。」

「にゅー、先生としては保護者よりも生徒自信の気持ちを尊重するべきだと思うのですが………。まぁいいのでしょう。授業を初めます。」

ジャキジャキと銃を構える音がする。

(今日も始まるのかよ、あのハタ迷惑な射撃が……!)

みんながノートや教科書で頭を隠す。

しかし、出てきたのは















花だった。








「「「「「花!?」」」」」

「はい。花を作るよう頼まれていたので。私の意思でマスターに逆らいました。こういうことを反抗期というそうですね。そんな律は悪い子でしょうか?」

「いいえ、中学生らしくておおいに結構です。授業を続けますよ?」






こうして、新しく俺らのクラスに仲間が増えた。そんな中一人、ビッチ先生は何か焦りを隠しているような、そんな感じだった。

49:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/09(月) 22:42 ID:p92

駄文すいませんでした。
47>>まあ渚より強いよ?けどめっちゃ喧嘩も強いから!wwwww

50:紫檗佐南・蓮雷煌嫁@書記・姫君◆YY:2015/11/09(月) 22:58 ID:OOQ

おおー!凄い人だね…
小説、頑張ってねー!

51:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/10(火) 18:16 ID:p92

 23 湿気の時間





(大きい)

(大きいな)

「なぁ、何で頭でかくなってんだ殺せんせー。」

(((((レンのやつ言いやがった!!)))))

「水分を吸ってふやけました。湿度が高いので。」

「「「「「生米みてーだな!!」」」」」


ーそう、梅雨はじめじめする。今回の話は人の心もじめじめする。そんな話だ。

















渚「あの作戦に参加してなかったよね………。」

レン「いいんだ。俺は烏間先生に怒られなかったから。」





















 昨日

それは、俺、神崎さん、渚、茅野、岡野、杉野が下校していたときのことである。

「ねー、あれ前原じゃね?」

「一緒にいるのは……C組の土屋果穂。はぁ、アイツってやつは………。」

「ん?どーした岡野?前原をとられて悔しいのかぁ?」

「うっさい!!!」

「ぐふぉっ」

回し蹴りが俺の顔面に炸裂。しかし当然の様に

「はっ、痛くもなんとも無えよwww」

「黙れ!!」

「がはっっ………。」

急所に蹴りが入り悶絶し、倒れる俺。
女子って怒らせると怖いですねwwww

「ほうほう、前原君、駅前で相合い傘……。」

「相変わらずだな殺せんせー……。」

「そして岡野さんに蹴られて倒れるレン君と。」

「てめーー!!死ねや今すぐ!!!!」

ナイフを出して斬りかかる。しかしそれを難なく避けられ、

「君とは基礎性能が違うんですよ!」

等と言われる俺。

「……器が小せえ!!!」


「おい果穂、何してんだよ。」


「「「「「!?」」」」」

「ち、違うの瀬尾君、そーゆーんじゃなくて…………。」

彼女が罪悪感(言い訳)モード→反撃モードに入った瞬間を俺は見逃さなかった。だって顔がもうさwww

「あのね、自分が悪いって思ってんの?努力不足でE組に飛ばされた前原君。それにE組の生徒は椚ヶ丘高校入れないから結局私たち別れることになるじゃん。E組落ちてショックかなーと思って別れは言わなかったのに。」

「はははは、けどE組の頭じゃわかんないかww」

ドカリ

「わっかんないかなあ、同じ高校行かないつてことは俺たちお前になにしたつて後腐れ無いんだぜ?」

「くっそあいつらよってたかって……!」

俺らが駆け出した、その時だった。

「やめなさい。」

「「「「「!?」」」」」

「りっ、理事長先生!?」

誰あろう、理事長だった。

「暴力はな駄目だよ、人の心を今日の空模様のように荒ませる。」

「はっ…はい…。」

「ほら、これで拭きなさい。」

「あ……ありがとうございます。」

「危うく学校にいられなくなるところだったね、君が。」

「………!」

「それでは皆さん、体調に気をつけて。」


理事長が去っていった後、本校舎の生徒たちは前原をあざ笑いながら帰っていった。

「おい前原!大丈夫か!?」

「お前ら、見てたんかい。上手いよなあの理事長。絶妙に生徒を支配している。」

「…………。」

「けどよ……んなことはどうでもいい。ヒトって相手が弱いと見たら誰でもあんなことするのかな………。なんか悲しいし怖えよ。」

きっと皆も思ってるだろう。自分がE組じゃなかったらE組のことをどう見ていたんだろう、と。

「うわあ!殺せんせー膨らんでる!!」

「仕返しです。理不尽な屈辱を受けた君には彼女に屈辱をおわせる理由がある!目には目を、アンフェアにはアンフェアを。そして屈辱には屈辱です!」





こうして作戦が開始された。

52:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/10(火) 19:34 ID:736

happy)紫蘭 麟が弟と同じ誕生日だ‼️

53:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/10(火) 22:22 ID:p92

マジかーwwww
早くイトナ編&A組の転校生の話書きたいな♪A組の方はある程度プロット練ってるし!









 23 仕返しの時間





 民家

「なぁ杉野、レンから返信あったか?」

「いや、無えな。お、きた。どれどれ……。」

『悪り、律に負けた仕返しをするためポケモン育成中。てことでガンバ!!そんじゃーね/(〃∀〃)\|/バイバイ!』

「………アイツ、律に負けたのか………。」

「いや杉野、気にするとこそこじゃなくねーか?」

ピロリン

「速水、千葉!渚から合図来たぞ!」

俺は杉野、神崎さんファンクラブの設立者である。今俺らは前原の屈辱を晴らすため仕返しをしているところだ。今は渚、茅野が撹乱し、速水と千葉が奥田さん特製のビクトリア・フォール(強力下剤)をコーヒーに混入するところである。

パンパアン

「ヒット!」

「マッハ20のターゲットに比べればちょろいね。」

「ぬるふふふふふ、後は下の皆さんにおまかせです。」









 磯貝side

そろそろ頃合いだな。

「磯貝、前原!来たよ!」

来たぞ、ビクトリア・フォールによって腹を壊した二人組が。

ザシュッ

ガサガサ

大量の葉っぱ、枝、毛虫が落ちてくる。悪いねお二人さん!

「きゃあ!ひっ、毛虫!?」

「ってそんなことよりトイレだ!」






「邪魔な枝斬ってくれてありがとうね。それにしても君たち偉く身軽だねぇ。」

「ええ、まぁ……。」







その後コンビニでは哀れな二人組の男女が見られたとかでwwww
しかし俺らは烏間先生の雷を浴びることになってしまった……。
















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……駄文すいませんでした。

レン「俺の出番少なすぎだろ。」

happy「だって来なかったんだもん!」

レン「にしても神崎さんのファンクラブがあったとはwww」


ビッチ先生のはイトナの後でやるとして、次はいよいよイトナ編です!

54:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/10(火) 23:01 ID:p92

イトナ編の前に、今回も番外編やります!語りは前回同様、瑠歌さんにお願い致します!





 番外編その3、転校生@A組





リンがやってきてから何週間か経ったころ、A組に再び転校生がやってきたの。




「にしても転校生多いねえ。それもこれもアレの影響だろうケド。」

「ああ、だろうな……。今回も俺たちと同じ世界の住人だろうな。」

「どんな人何だろうね……。」

リンと転校生について話していたそのとき。ガララララッと勢いよくドアが開いた。

転校生と思われる男子が入ってきて、その後ろに先生、先に入ってきた男子と似た女子が入ってくる。

「親の仕事の都合でフランスから来た、夏季玲音っす!趣味は喧嘩、よろしくな!」

先生の言葉を無視して爽やかな笑顔を浮かべる玲音君。ただ趣味が喧嘩とか……。

「転校生を紹介する。既に夏季君は終えているがな。じゃあどうぞ。」

「玲音の姉の、夏季嗄闌蘿と申します。さららとお呼びください。先生、席はどこですか?」

「ああ、一番後ろの席へどうぞ。」

何だか先生が敬語をやや使ってるのはさららが美人だから……ではなく。彼女が異様なまでの強力な殺気を放っているから。確かにさららは美人だ。けど他を寄せ付けない、そんなオーラを放っている。


「何かとんでもないのが来たな……。」

「ホントよねー。」

「何か言いましたか?瑠歌さん、麟さん。」

「「い、いや、何も言ってねーぞ(ないわよ)?」」

「そう。ならいいのですが。」

何で聞こえたの!?普通の人ならわからないくらいの声で話していたのに!

「玲音、放課後。」

「ああ、わかってるって!先手必勝だろ?」

「……声が大きい。」







転校初日からタコを狙うなんて……。それにこの二人、何かある…。

55:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/10(火) 23:21 ID:p92

 キャラクター紹介の時間


夏季 玲音(なつき れおん)

・誕生日 2月13日
・身長 161cm
・体重 47kg
・得意科目 体育
・苦手科目 英語
・趣味、特技 喧嘩☆
・座右の銘 喧嘩を制するものが暗殺をも制する。
・将来の目標 喧嘩番長




 個別能力値

・体力 5
・機動力 4
・近接暗殺 5
・遠距離暗殺 4
・学力 4
・固有スキル、シスコン 未知数










夏季 嗄闌蘿(なつき さらら)

・誕生日 7月12日
・身長172cm
・体重 43kg
・得意科目 国語
・苦手科目 美術
・趣味、特技 暗殺、鎖を使用した標的の捕縛
・座右の銘 殺気をコントロールすること。それが暗殺の明暗をわける。
・将来の目標 平穏な世界に住むこと








 個別能力値

・体力 3
・機動力 5
・近接暗殺 5
・遠距離暗殺 5
・学力 5
・固有スキル、殺気 未知数

56:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/11(水) 17:52 ID:p92

 25 転校生の時間、2時間目


「おい律、どうかしたかー?」

「あ、いえ!少し今日来る転校生について考えていまして。」

「で?どんなやつなんだよ?」

「………少しだけですが。元々は私と彼は同時投入される予定でした。私が遠距離から、彼が近距離から。ですが…………それは2つの理由でキャンセルされました。」

「へぇ……理由とは?」

「………………ひとつは彼の調整で時間がかかったから。もうひとつは……



















私が彼より圧倒的に劣っていたから。





(((((殺せんせーの指を弾き飛ばした律がその扱いかよ!?)))))

「な……何にせよ…皆…さんに仲間…が増えるのは先生…………とても嬉し…いです。」

「「「「「ビビりまくりじゃん!!!」」」」」

ガララッ

「「「「「!!」」」」」

入ってきたのは、白装束の男だった。ソイツは突然手品でハトを出した。


クラス全員がビクリとした。

「ごめんごめん、転校生は私じゃないよ。」

「殺せんせーじゃなきゃ誰だってな……って!!ビビッてんなよ殺せんせー!!!奥の手の液状化まで使ってさ!!!」

「いや〜律さんがおっかない話をするもので。」



「まぁ色々変わった子だから私がじきに挨拶をね。おーいイトナ、入っておいで!」

全員の意識がドアに集まる。

ドガン


ドア………ではなく、後ろの壁をブチ壊して入ってきやがった!!

「ドアから入れよ!!!」

俺は突っ込んだ。普通ドアから入るだろ、普通。

「……お前はこのクラスの中で一番強い。けど俺より弱いから殺さない、安心しろ。」

「ああ!?イトナとかいったけどんなこたぁ殺ってみねーとわかんねーだろーが!!」

「お前と俺では次元が違う。殺りあう必要はない。」

くっそ!むかつくやつだ……!!!

「この中では殺せんせー、あんただけだ。」

「先生ですか?それは無理ですねぇ。何せ次元が違いますから。」

「同じさ。だって俺たち、血を分けた兄弟なんだから。」

「「「「「!?」」」」」

「兄弟って言うと……ルフィとエースとサボ、ナミとノジコ、ヴィオラとスカーレット、ドフラミンゴとコラさん………。」


「何で全部ONE PIECEなのよ!他にもいるでしょ!?新八とお妙、悟空とラディッツ……。」

「ジャンプだけじゃねーかよお前ら!!」


寺坂になんか突っ込まれた。

「負けた方が死亡な、兄さん。」

イトナがようかんを袋ごと食いちぎる。

57:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/15(日) 18:18 ID:p92

 26 まさかの時間



放課後、俺らは机のリングの外側にいた。

「おい、殺る気だぞあの転校生。」

「ああ。だが何かあるな。普通の暗殺者が殺せんせーにこんな狭い場所で勝てる訳がない。」

「では……暗殺、開始!」

ズパッ

シロのコールと共に何かが空を斬り、殺せんせーの触手が斬り落とされた。
俺らの目は殺せんせーの触手……ではなく、殺せんせーの触手を斬り落としたものに注目してた。

「ま……まさか……。」

「……触手だと!?」


そう、それは触手だった。


「……こだ。どこで手に入れた!その触手を!!!」




殺せんせーの顔は真っ黒だった。


「君に言う義理は無いね。殺れイトナ。」


シロが袖から圧力光線を光らせる。それによって殺せんせーが動きを止め、イトナの攻撃をモロにくらった。


「うおお!殺ったか!?」


「………いや、上だ。」

そこにあったのは殺せんせーの脱け殻、殺せんせーは脱皮して天井に避難していた。

「ふふふ、もう一度これをくらえ……」


バリイイイン



俺の撃った一発の銃弾が圧力光線銃を壊した。



「過保護もいい加減にしろよ、シロさん。親ならちゃんと子供の成長を見守ってやれってんだ。けどまぁ……もう終わっちゃったけど。」


俺が向いた先には黒い触手を振り回すイトナがいた。

「……俺は強い!!誰よりも!!!」

イトナが殺せんせーに襲いかかったそのとき。


「うぐぅっ!?」

イトナが鎖で捕らえられていた。

58:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/15(日) 18:38 ID:p92

 27 ピンチの時間



「イトナ!!…………誰だい?」


シロが叫ぶ。どうやら草影に誰かいるらしい。


「あらすいません。私達のターゲットをそんなザコに殺されては困りますので。」

「お前らの暗殺見てたけどダメダメじゃねーかwww」


そこにいたのは二人の男女だった。だがそれは、紛れもないプロの暗殺者だった。

「申し遅れましたわ。私は夏季嗄闌蘿と言いますの。こちらは弟の夏季玲音と言います。正式な椚ヶ丘の生徒ですわ。」

「シロ、せっかくだからお前らも見てけよ。俺らの暗殺。」



「ほぉ。どんな暗殺ですか?」

「ルールは簡単です。この机のリングから10分間、私達から逃げ切ってください。」

「2vs1なんて卑怯だろ!!」

「私達は二人で一人の暗殺者ですの。」

「……いいでしょう。受けて立ちます。」






「いつでもどうぞ。」

「じゃあ、遠慮なくいかせて貰います。」

ヒュッと嗄闌蘿さんは鎖を放った。

「にゅやっ!?」

それはとんでもないスピードで殺せんせーにキバを向き、いとも簡単に捕らえた。

「くっ……。」

「玲音。」

「わかってるって。」

玲音が思いっきり殺せんせーの触手を殴った。殺せんせーの触手がちぎれる。

「へへっ、これはお前に効く物質で作ったグローブだ。さぁまだまだいくぜ!!」

殺せんせーは鎖で拘束されてるため思うように動けずギリギリかわすので精一杯だ。しかしその中で触手は1本、また1本と次々減っていく。

「そろそろ終わりにしようぜ破壊生物!!」

ガキインという音が響きわたる。グローブと木刀がぶつかった音だ。

「おいおい、コイツを殺すのは俺らE組だぜ。お前らに取られちゃ困るんだがな。」

そいつの顔に俺は見覚えがあった。そう、登校中にあった生徒、紫襴鈴だった。










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日囲いこみの時間でガチャ引きました!そしたら☆4の渚君が出ました!!イエーイ★★★★★

59:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/15(日) 19:21 ID:736

happy)オリジナルキャラクターが沢山いて頭がこんがらがってきた

60:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/15(日) 21:05 ID:p92

ごめん!ちなみにリン君はE組に入ります!

61:紫萌荵喜@官房長官◆/A:2015/11/16(月) 11:36 ID:p92

 28 絆の時間





「E組!?お前はA組じゃねーのか!」

「……今日転級を申請してきたんだ。正確に言うと明日からだが。てことでお前らとはもう無縁な訳だ。」

リンが木刀を振るう。

「くっそ!」

それを防いだ玲音が態勢を崩す。

「二刀流……」

「「「「「!?」」」」」

リンがもう一本の木刀を引き抜く。

「破気!!!」

玲音が倒れた。

「玲音!!」

殺せんせーを鎖で拘束していた嗄闌蘿が叫ぶ。

「ふぅ。やっと抜けれました。」

その隙に殺せんせーは鎖を外して逃げていた。

「それよりもう10分立ちましたよ?暗殺を続けますかぁ?」

「……玲音、帰るぞ。今回は失敗したが次は必ず殺す。あの人のためにもお前を殺すのは私達だ。よく覚えておけ。」

そう言い残し二人は帰っていった……。












「確か……紫襴凛君でしたね?改めて君をE組にします。」

「ああ。よろしくな、殺せんせー。」


「なぁ殺せんせー。」

「どうしました?レン君。」

「何でさっき怒ってたんだよ。イトナの触手を見て。殺せんせーはどうしてここに来たんだ?」


「………残念ですが、今それを話したところで無意味ですねぇ。先生が地球を爆破すれば、皆さんが何を知ろうが塵になります。もしそれを知りたいのなら先生を殺してみなさい。暗殺者と標的、それが先生と君たちを結びつけた絆のはずです。質問が無いのなら今日はここまで。それではまた明日。」





その後俺らは烏間先生のところに行き、今以上の暗殺技術の教えを頼んだ。

俺らが新たに得たのは新しい仲間、そして俺らが殺せんせーを殺すという意識だ。

62:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/16(月) 18:10 ID:p92

ビッチ先生のくだりはカットさせていただきます♪









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




 29 球技大会の時間



「「球技大会ぃぃ??」」

「ああ。そっか、お前ら転校生だから知らないか。俺らE組は、男子は野球部、女子はバスケ部と殺りあうんだよ。」

「ほ〜お、それは楽しみだこと。」

「ぜひぜひ殺らせてほしいねぇ。」


「「で、どうやって勝つんだ、杉野?」」


「「「「「何か考えとけよ!!!」」」」」

「………無理だよ。野球経験ほとんど無い俺らと最低3年やってきてるあいつら。力の差は歴然だ。」

「で?」

「けど勝ちたいんだ。こいつらと一緒に。」

杉野が話終わったとき、熱血コーチの格好をした殺せんせーがいた。

「いいですねぇ。野球やりましょうよぉ。」

「何だよそんなに野球やりてえのか殺せんせー………。」

「さっきの言葉そのまま返してやるぜオラァ………。」

レンが対先生弾を埋め込んだボール、凛が木刀を構える。

「「野球殺ろうぜ!!!」」

ヒュッ カキーン

殺せんせーに向かって何発ものボールが飛んでいく。

「ほらほら野球殺りてーんだろー?」

「その触手でボールをキャッチしろよぉ。」

「にゅやっ助けてーーーー!!!」



(((((レンと凛を組ませたらドSコンビになるのか……。)))))

「こ、この殺監督が、勝てる特訓をしてあげましょu」




こうして2週間が過ぎて球技大会の日を迎えた。

「試合終了ーー!4vs0!!A組が転校生の活躍によってD組相手に勝利を納めましたー!」




「あーあ、負けた負けた。」

「ま、自分等よりいいとこ無いやつらがボロカスにされんの見て忘れようぜ。」


「それでは最後に、E組対野球部のエキシビションを行います。」

63:紫萌荵喜@官房長官◆vILniw:2015/11/23(月) 11:48 ID:p92

 30 野球の時間



「E組の攻撃、一番、サード、木村君。」


「あ〜あ、やだやだ。学校のスター相手に先頭打者とか。」

(ふん、まずはザコか……。)

ビュンッ ズドン

「これはすごいピッチャー進藤君!140kの剛球を前にE組木村棒立ち!バットくらい振らないとかっこ悪いぞー!!」

進藤が第二球を放つ。きっとストライクだ、そう本校舎の人は思ったろう。

キイン

「何!?」

「おおーっと!?バントだ!これはいいところに転がした!内野、誰がとるかで一瞬迷った!楽々セーフ!!」



「へへっ、こちとらあれ相手に練習してんだ。」

「あれに比べたらこんなの余裕だな。」

E組生徒の目線の先にいたのは……遠近法でボールに紛れ、渚に指示を出す殺せん、いや、殺監督だった。

そんな中、渚、磯貝がバントでノーアウト満塁、杉野の出番となった。

(くっそ、またバントだと?こんなチームと戦ったのは初めてだ!俺が今遣っているのは……野球なのか!?)


(確かに武力ではお前にゃ敵わん。けど、)

(くっ、内角高めストレートでひびらせてやる。)

(例え弱者でも、狙いすました一刺しで、強者を仕留められる!!)

杉野がバットを持ちかえる。

(ピッチング!?これが狙いか!!)

カキィィン!!

「打ったー!!深々と外野を抜ける!!走者一掃のスリーベース!!!E組先制だー!!」




「顔色が優れませんね寺井先生。お体の具合が悪いのでは?」

「!!」

「すぐに休んだ方がいい。部員たちも心配のあまり力が出せてない。ああ、すごい熱だ。誰か医務室に連れていってくれ。その間監督は私がやります。」

「「「「「!?」」」」」

一回表にて、ラスボス降臨。

64:あおぽん ちわっす!!!:2016/11/01(火) 18:48 ID:0kw

入ってもいいですか?
あおぽんと言います! 
北海道出身で縣愛美(アガタ マナミ)です


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