Neru曲 二次創作

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1:ヘイト◆NI:2017/09/30(土) 11:28 ID:Drw



「父さん母さん、今までごめん。」

 ―――――――愛されたいと口を、零した。

「何だって良いのさ、代わりになれば。」

―――――――――>>2

2:ヘイト◆NI:2017/09/30(土) 11:31 ID:Drw



>>1東京テディベア歌詞より――――――――


此処では、私、ヘイトがNeruさんの曲の二次創作をするスレです!

小学五年生なのでセンスないかもですが、宜しくお願いします!

☆荒らし禁止!
☆感想くれたら嬉しいです!
☆イラスト投稿してくれても嬉しいです!(Neruさんの曲で)

3:ヘイト◆NI:2017/09/30(土) 11:37 ID:Drw



           【東京テディベア】


「父さん、母さん、今までごめん……」


震える手と足を噛み、僕は呟く。


「兄さん、姉さん……それじゃあ、……またね……」


冴えない靴の、踵つぶした―――――――。

4:ヘイト◆NI:2017/09/30(土) 11:59 ID:Drw


 
 僕は、駄目な奴だ。

 何をやっても、上手くいかない。そのせいか、家族からも、友達からも嫌われる。

『どうして僕だけこんな奴なんだろう?』 

 そう考えたことは、何度もある。
出来るヤツを妬み、自分への悪口を言う一方だった。



午前、七時………。

また、いつものような、憎たらしい朝が、やってきた。

「おはよう、テディ太……」

テディ太とは、僕の人形だ。昔からどんな時でも持っている、ぼろぼろの……。

毎日の様に増える痣、傷、そしていじめっ子への恨み。もう自分を見失っていた。
朝ごはんは勿論の様に貰えない。家族も僕を嫌っているからだ。

はぁ、とため息をついて、ググぐっと伸びをする。テディ太を抱きしめて、ガバっと起きた。


僕の名前は優紀。兄さんのような、優秀な男子になることを、両親は夢見たんだろう。

しかし、現実はずいぶんと違った。

テストを受ければ80点代、100点を取ることは相当珍しい事だった。
兄と姉は、必ず100点……100点を取らない事の方が珍しい奴だった。

兄さんも姉さんも、カッコよく、頭が良い。

僕なんてブスだし、頭も悪いし、思ったことを人に伝えられないし。

―――その所為だろう、いじめを受けるのは。



朝早く家を出発し、公園で時間をつぶして、学校へ向かう。


朝の公園は、涼しくて、人が少ない。僕はいつも、端っこのブランコに乗って、暇をつぶしていた。

僕がこぐと、ブランコはギギッと音を立てて前へ進んだ。この音は、何度聞いただろうか。



「うわー! 優紀のヤツ、またブランコ乗ってるぅ!!」
「マジでキモイ。いっつも乗ってない? そんなにブランコが好きなのかなぁ?」
「ブランコもあんな汚い子が乗って、嫌だろうねー。可哀そう」
「確かに―! あ、この前優紀がいっつも乗ってるブランコ、乗っちゃったんだよねー!」
「えぇぇ!? ちょっと、舞香、きたなーいっ! 汚さが移るよ?」


毎日言われる、陰口。それを聞くたびに、涙をこらえるのがやっとだった。


「あんな子、死んじゃえば良いのにー―――――」


涙が出てくる。悲しい、何で僕だけこんな扱い何だろう……。

死ぬのは怖い、……でも、生きているのもつらい。


誰か、僕を×してよ……。


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