『そうでしたか。一度しっかり殺しておきますね』 (それとお連れではありません、と否定する。) 「こんな天真爛漫な人間卒業生を怖がることないのにねえ」 『黙れ自由奔放の監視対象。コイツは抑え付けておくので、紹介してくれませんか』 (グリグリと指圧されるつむじに「だから痛いってねえちょっと」と悲鳴を挙げる冬花の声を全力で無視しながら、凪冴は淡々と言葉を紡いだ。) (>>164)