「やっほー潰すの子。僕は椿冬花、通すの子だよー……!!」 (机の下で高下駄に踏み付けられる足の甲の痛みに顔を引きつらせながら、冬花は片手をひらひらと左右に揺らして挨拶をした。) 『私は神月凪冴、開く担当です。先程はこのクソガキがとんだ失礼なことをやらかしたようで申し訳ありません。何なら一度「潰して」くれても構いませんよ。どうせ死なないので』 (物理的に冬花を押さえ、凪冴は無表情のままそう告げる。) (>>177)