>>406-407
彼女が不思議そうにするので、更に続ける。
「[私は1度死んでるんだ……幽霊の様な物だ。
だが性格には違うんだよ、普通魂だけが残るが、
実は私は、力を司る神から精神以外の替え玉を
提供されたんだ、神は私を生かしたんだ。
今はあまり話す事でも無いが、そういう事だ。]」
再び小声で、今度は目線が合うように
姿勢を低くして愁華に話す。
これが、彼が彼たる所以だった。
そう言うと海宙に向き直り、澄まし顔で言う。
「悪い、あんまりお前がおかしい物でな。」
───完全におちょくっている。
>>一行、(ハル)