>>24【お待ちしておりました、お褒めの言葉ありがとうございます。】
>>25 箕島 琴乃 【絡まさせていただきます、よろしくお願いします。】
「ちょっと失礼。」
(口笛を吹きながら悠々とリビングに入ると、キッチンの冷蔵庫を開けて冷やしたバナナを取り出す。徹夜でもしたのか彼の目の下にできているクマは昨日に比べるとより一層濃くなっている。いつもと変わらないような調子に見えるが、寝ぼけ眼でバナナを貪る姿はまるで飢えたゴリラのようだ。ふと、珈琲の香りがリビング中に漂っていることに気づき相手を横目にちらりと見るとやはりコーヒーを飲んでいて。ここは一応何か話しかけないと不自然かと思い、自然に近い作り笑いを浮かべて下に続けて。)
「美味そうですね、それ俺にも淹れてくれません?」