あえて『いじめ問題』について考えるスレ。

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1:サビぬき。◆Ow:2016/09/24(土) 16:25

本当は「いじめ板」の方に立てたかったスレなのだが‥向こうは何故だか慣習的に
「いじめ相談室」やら「疑似カウンセリングルーム」っぽく利用するのが正当と
考えている人も多いようなので、無駄な摩擦を回避すべくこちら議論板を選んだ次第。

ここでは主に以下の点について考察を進めてゆきたい。

【1】よくある“いじめ発生”のメカニズム

【2】いじめ被害者とならない為の予防策

【3】いじめ環境からの脱出方法

【4】いじめ問題に関する雑感

※‥何がしかの意見や考えがある人は自由に書き込んでくれてもかまわないし、
 俺も別に論戦相手を求めているつもりはない。

要するにこれはコーチング(当事者の“気付き”や成長を促す為の提案&指導)スレなのである。

2:ナナセ:2016/09/24(土) 18:39

このこと、親にも相談してみたことあるよ。父がいうに、「個性というものがある限り、いじめはなくならない」らしい。
「みんなちがってみんないい」って言葉をきちんと理解していない馬鹿がいじめを発生させるウチのひとつだと思う。

3:一文◆aI:2016/09/24(土) 19:07

いじめられてるならボイスレコーダー持ち歩くべきだね

4:サビぬき。◆Ow:2016/09/24(土) 19:29

>>2

>「個性というものがある限り、いじめはなくならない」

そうだね、個性には「良い個性」「悪い個性」の他にも「迷惑な個性」やら
「災難を招きやすい個性」なんかもあるからね。

お互いがその全てを「良い」と認めあう事なんて、どー考えても無理だしね?

>>3

>いじめられてるならボイスレコーダー持ち歩くべきだね

うん、確かに「一方的かつ派手で露骨な暴言系のいじめ」の場合であれば、相応の効果があると思うよ。

ただし残念ながら「無視・シカト・仲間はずれ」系のいじめに対しては無力かも知れないよね。

5:サビぬき。◆Ow:2016/09/24(土) 19:58


まぁ、そんなに簡単に決定的な答えが見つかるモノでも無し‥

ゆっくり考えてみましょうよ。

6:十六夜◆2w:2016/09/24(土) 21:43

【2】いじめ被害者とならない為の予防策

についての意見

例のいじめのスレにおいて少ないですが賛同を示す点に、コミュニケーション能力を磨くことがあります。いじめの加害者は行為を告発されず事態が表面化しにくい標的を狙う傾向があり(もちろん例外もありますが一般論からして)、それを回避するには「普段からよくしゃべるひと」を印象づけておくことが非常に効果的であると思われます。

7:サビぬき。◆Ow:2016/09/24(土) 23:06


>>6

ありがとう、あえてのナンバー・カテゴライズはそんな風に使ってくれると助かる〜(笑)

>コミュニケーション能力を磨くこと

うん、まさにソレだね。

で、少しばかり補足すると

@決して孤立しない事(常に最低限の味方を友人として確保しておく事)

A事前に“告発能力”がある事を相手に知らしめておく事(泣き寝入りキャラだと思われない事)

B極力、勘違いや言葉の行き違いによるトラブルを回避する為の意思伝達能力を身に付ける事

C無駄にキョドって心の弱さを相手に悟られない事


‥なんかが、それについての具体例として挙げられると思う。

8:かすんち:2016/09/25(日) 02:30

サビぬきさん、あえての『イジメについてのとりあげ』ありがとうございます。
←参考にさせて頂くと同時にかずんちの意見・経験をお話しできればと思いますが、時間切りの課題あり。近日中に必ず、また、お邪魔します。←一旦、失礼します。

9:サビぬき。◆Ow:2016/09/25(日) 18:18


【1】に関して。

○イジメラレっ子や不登校生を生み出しやすい授業

「体育」

とりわけ体育教師が体育大時代に器械体操(→鉄棒)や陸上(→マラソン)専門であった場合に顕著。
で、その体育教師が熱血指導タイプであったりすると、その破壊力はMAX!

イジメに関するTV報道や討論番組なんかで、この件をとり上げているのを観た事が無いのだが、
現実に(別の高校へ進学した)オレの中学時代の友人が不登校(→引き籠り)になってしまったのは
高校の体育の授業(※)から逃げたかった事が原因だったからね。

※‥ほぼ1年間、体育の授業内容は器械体操系(鉄棒・跳び箱・マット運動)であったらしい;‥。

10:十六夜◆2w:2016/09/25(日) 19:56

いじめ関係の議論の過去の遺産(良スレ)を読んでいろいろと思うところがありました。

「いじめの定義」

もし「被害者が苦痛に感じ、いじめと思えばいじめである」のであれば、私を含めた鈍い連中にとって運動会はいじめであったに違いない。

いじめの定義を考えた時に、被害者の被害感情ばかりに思いやり最大限の配慮をしていて、できるだけ理性的に「いじめに当たらないモノ」を排除し、適切にじっさいの現場で運用するためという視点に欠けるように感じる。大人たちがいじめられっ子の為を思い、いじめの定義の輪郭を膨らせて、その閾値が低下させ、本来ならいじめに含まれないものまで含めることにより、結果として当初の狙いとは裏腹に「いじめられっ子も悪い?」という議論を起こす原因の一端になったと考える。そこで、いまいちどきちんといじめを定義し直したい。なお、ネットの性質上、いつまでも未完成ですから、皆さんのお知恵をお借りして少しでも完成系に近づけていければと考えています。

・力関係に差のある間柄において一方的に行われる加害行為であること(力の差であるから、したがって、単数複数は問わないし、攻撃が当事者間を行き来し、応酬する諍いの類いは根本的に違うものとする)
直近な喩えでいえば、単数のジャイアンに複数のスネ夫とのび太が結託してジャイアンを攻撃したところで、それはダメージにはあたらないように。

・単発ではなく、反復的に行われる加害行為であること。故意(悪意)があること。(その行為が偶然や単発の思いつきによるものでなく、明確な故意によって行われたものであることをわかりやすくするために)

・・・こんなところでしょうか?

11:サビぬき。◆Ow:2016/09/25(日) 20:49


【4】に関して。

『自らの防御力(人間力)を向上させる事でしか対処できない“イジメもどき”』

イジメとはカウントされなくとも、イジメラレっ子に大小のダメージを与える小ワザを以下に列挙。

@「皆の前で“ラレっ子”の失敗を笑う行為」

A「“ラレっ子”の何らかの過失に対して、それを糾弾する行為」

B「“ラレっ子”の生活リズムが周囲の者より遅い事を指摘する行為」

C「“ラレっ子”の方を見て意味も無くクスクス笑う行為」

D「逆に“ラレっ子”を見る目が笑っていない行為」

E「“ラレっ子”の近況情報をラインで伝え合う行為」

F「それに無遠慮でテキトーなコメントを入れる行為」

G「“ラレっ子”の背後でチッ!と舌打ちをする行為」

実はこれだけでも充分にいじめられている子にとっては多大なストレスとなるのだが;‥
仮にコレを先生にチクっても、児童相談所に告発しても警察に駆け込んだとしても
効果的な対処がなされる事は無い。

すなわち別の板でアーリア氏が「イジメという犯罪は無い」と言ったのは、たぶんこんな意味。

犯罪が“罰則を伴う罪”として認知される為には、いくつかのクリアすべき条件が定められており、
それを満たさないモノを犯罪として裁く事は出来ないからである

12:サビぬき。◆Ow:2016/09/25(日) 21:10

>>10

ごめんね、時間差こそあれど‥オレはこれまでの時間「真田丸」を観ながら書いていたので
キミのレスを読んでいなかった。

とりま例によって、キミの認識は妥当であると感じているよ。

そして特に、

>もし「被害者が苦痛に感じ、いじめと思えばいじめである」‥(略)‥大人たちが
いじめられっ子の為を思い、いじめの定義の輪郭を膨らせて、その閾値を低下させ‥

についての指摘には大いに同感。

うん、まさにその陳腐な呪文が本来のメッセージ受信者(教育者・管理者)以外の者の
共有認識となってしまう事が、逆にイジメの本質を見誤る原因の一つとなっている
事なんかも、是正すべき課題であるとオレは思うんだよ。

13:サビぬき。◆Ow:2016/09/25(日) 22:11


【イジメを構成する3要件】

@偏位性

A反復性

B違法性

14:ベルゼブブ◆4k hoge:2016/09/27(火) 00:43

【1】について
いじめられっこがいじめっこになることが世間ではあまり公表されないもののけっこう多い。
現にあった事件で、殺害にまで追い込んだいじめっこは元々いじめられていた。

ここからは推測になるのだけれどもいじめられっこがいじめっこになる要因として「力関係のやり方でしか人間関係の築き上げ方をしらない」ということなのかもしれない。
人間というのは、そもそも周りを見て育つ。親の背中とか。人間関係もそれと同じで、弱い立場(力関係)で人間関係を築きあげられていたのなら、そのやり方でしか人間関係の築きあげ方を知らないんだと思う。だから孤独で寂しくなると力関係で人間関係を築き上げようとする。だってそれしか知らないから。
知らないやり方で人間関係を築いてくださいなんて無理でしょ、普通。

こうして仮定していき、上の理論が正しいとするといじめの加害者を生まないためのほうが被害者にならない方法よりも簡単かもしれない。
いじめられっこに別の人間関係の築きあげ方を事前に教えればいいだけなんだし。
被害者に絶対的にならない方法はあるっちゃある。それは、人間関係を持たないこと。けれど、これは生きていくためには絶対的に必要不可欠だから無理。

要約
・いじめっこは元々いじめられっこが多い
→人間関係の築きあげ方を力関係でしか知らないのが要因の可能性が高い
・上記が正しいとした場合、別の人間関係の築き方を教えてあげれば防げる可能性はある。


いじめが起きるのには必ず原因があるのだから、事前にそれを防ぐこともいじめ問題としては考えてほしいなと思う。
何も、全部いじめっこが悪いわけじゃない。いじめっこにそういう人間関係しか教えられなかった周りのほうが自分は罪が重いと思う。
ゼロは不可能にしてもゼロに近づけることはできるだろうからね。それを防ぐためには原因となってしまうものをできる限り潰すこと、これが大事だと思う。


長文打ったので文おかしかったらすんません。

15:サビぬき。◆Ow:2016/09/27(火) 21:58

>>14

長文によるご自身の意見の書き込みありがとう。

うん、そういう“違った視点”から物事を見ることは、実に有意義だと思うよ。

ではそのルートからのアプローチとなると、その次には

「いじめに関わった者たちに対して、誰がどのように“適切な人間関係の構築法”を教えられるか?」

‥という命題についての考察を深めてゆく感じなのかな?


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