かつて匿名板で名を轟かせた宣伝やしこしこあっさん、そして今現在人気急上昇中の人狼スレのみんなを 匿名民のみんなで CPを作っていこう。 なお本人の登場はやめてくださいね!ややこしくなるので
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暇がある方は随時更新お願いします!
ただし更新前は混乱を避けるために一言お願いしますね!
脱法ロックは寡黙とクソガキッズでやりたい。脱くん寡黙で
333:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 12:51 >>332
ぜひやってくれ
(^q^)「ある日悪魔から一通のメールがきていました。
そのメールには
「突然だがしゅしゅたんに質問だゾw
しゅしゅたんはどっち選ぶ?
(A)3355411
(B)1122411」
とりあえず僕はAを選び返信しました。
数日後、僕は遺体となって発見された」
Windows10になって一気に仕様変わって涙目ww
MADはしばらくお預けです(´;ω;`)
>>335
そうですか…(´;ω;`
>>334
しにたい
いきたい
でしょうか?
>>337そうですわぁ
339:匿名の腐女子:2016/08/27(土) 16:49寡黙でマグロ描いてる
340:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 16:5311118882222211888
341:匿名の腐女子:2016/08/27(土) 17:04>>340あっ...(察し)
342:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 17:09 悪魔聖書短文
名も知らぬ花が庭に咲いている。
紫色の細やかな花弁を曇天に向かって広げる姿は健気だ。どんなに求めようと、どんなに待とうと、太陽が顔を出すことは無い。嵐が近づいているこの地域では、明後日までは曇り通しだろう。
「聖書っち、何見てんだ?」
背後から声をかけられて振り向けば、見慣れた悪魔の姿がそこにあった。相変わらず無邪気な笑顔をしている。赤い髪と尻尾を揺らしながらこちらに近づき、そうして、俺は奴に抱きしめられる。
「……離れろ」
「いやなこった」
「……」
「聖書っちだって、こうされていやじゃ無いくせに」
全くもってその通りだった。
世も末なことに嫌ではなかった。むしろ、抱きしめられると胸の内にある物が馬鹿みたいに暴れるのだ。いっそ十字架をかけたままでいればこいつは恐れて抱きついてくることは無いのに、いつの間にか自分は抱きしめられやすいよう十字架を外してポケットに入れているのだからおそろしい。
もっとも、さらに恐ろしいことは起きているけれど。
肩に乗った悪魔の頭の重みを支えながら、なるべく一語一句はっきり聞き取れるよう滑舌よく言葉を発する。
「悪魔殿、最近俺の身に不思議な事が起きているようです」
「んー?」
「日々の日課であるお祈りをすると、何故か握っている十字架が焼けるように熱く感じるのです」
「……へー」
「イエス様や天使様の像を磨いていたら、突然崩れてしまいました。大切に扱っていたのですが」
「そうか」
「すべての物事には因果がありますよね。ならば、一体どうしてこのような事が起きているのでしょう」
ぽつ。
冷たいものが鼻先に当たって弾けた。それがなんであるか理解する間も無く、大粒の雨が空から勢いよく降り注ぎ始める。一粒一粒にたっぷりの重量感があるせいで、いま降っているのが雹ではないかと勘違いする程だ。加えて時々遠雷が大気をビリビリと震わせている。一刻も早く教会の中に戻って雨宿りしなくては。
でも、そうしたいのはやまやまだがーーーー
「悪魔殿」
聖書は大雨の音に掻き消されると知りながらも、声色を変えずに呼びかけた。
「俺は、神様に拒まれてしまいました」
もう教会に入ることすら苦痛だ。
それを聞いた悪魔は特に反応を示すこともなく、聖書を一旦離し、じっとり濡れた髪をかきあげながら相変わらずの笑顔で返す。
「よかったじゃねーか。これからはずっと俺と一緒に居られるぞ」
毒気の無い、心の底からの喜び。
「どこまでも、いつまでも。例え人間が全部滅んじまっても、一緒にいような聖書っち」
「……はい」
泣いているような、笑っているような、悲しんでいるような表情で聖書は答えた。そして差し伸べられている黒い手を掴み、二度と教会に振り返ることなく歩みだした。
やがて嵐が過ぎ、人々は無人の教会に驚き四方へと神父の姿を探し求めた。だが、あの敬虔なる神父は二度と見つかりはしなかった。
庭の一角、雨上がりの花弁を揺らしながら、紫の花は今日も今日とて天に向かって咲き誇る。いつか無様に枯れていくとは知る由も無い。
マツムスソウ【私は全てを失った】
をお借りしました(><)
w
344:匿名の腐女子:2016/08/27(土) 17:12す、すごい…
345:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 18:11 >>238の挿絵描いて頂けました(><)!!!
ひたすら凄い(すごい)
http://ha10.net/up/data/img/12753.jpg
マグロのMV作りたかったけど人物がかけない
347:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 18:39 >>345
BBSに貼ってあったやつかな?
見られなかったからよかった
首吊り好き((変な意味ではなく
>>342好きい(*^^*)
聖書悪魔推してたが悪魔聖書もいいわね
>>342
悪魔左派歓喜><
テーマも秀逸><
>>345
何度でも言いますがそのお話しゅきです><
挿し絵素敵でうれちぃ><
しゅしゅ悪魔でバニーガール×和ゴスを着せましょう。
聖書悪魔で浴衣×メイドを着せましょう。
先生組でビキニ×浴衣を着せましょう。
誰か描いてえ……
>>287の悪魔さんとしゅしゅさんの設定を一部お借りして書いたものを投下しますわ。
舞台設定が不可思議ですが人狼が襲撃していない人狼村とお考えくださいまし。
無駄に長くなってしまいましたので2レスに分けますけれどCP要素は限りなく薄くってよ。
彼は火が好きだ。
火が灯る、火が燃やす、火が揺らめく。その全てに美しさを感じ陶酔する。
その喜びは彼の全身から滲むようにして伝わってくるのだ。しかし何も知らぬ者であれば、そんな彼の内情にそうそう気付かないだろう。
自分も初めて彼の家を訪れたときには不思議に思ったものだ。
「電灯があるのになぜキャンドルを置くのだろう」と。
何の気なしに尋ねると「度々火の柔らかい灯りに癒されたくなるから」という答えが返ってきた。誤魔化すような笑みが気になったが、確かそのときは適当な相槌を打って話題を変えたと思う。
暫く彼と過ごした今ならその理由も分かる。
彼は無意識の内に側に火を置くようにしているのだ。
居間のテーブルや浴室の中にはもちろん、家の至るところにキャンドルがある。
やかんで湯を沸かすとその側を離れない。
理由をつけてはごみを燃やしに行く。
ポケットには絶対に吸わないはずの煙草と、それからライター。
ただし本人もそれが自分の特徴から異常になりつつあることに気付いているようで、それであんな風に笑ったのだろう。
「おーっす、しゅしゅたん」
彼の部屋には今日も可愛らしい火がともる。
「こんにちは。本を借りたいということでしたよね」
玄関先で出迎えてくれる彼の顔にも仄かな灯り。
「そうそう。それを口実にしゅしゅたんと遊ぶのが目的だけどな」
「そんな目的は知りませんが」
軽口にはこうして辛辣な言葉が帰ってくるが、本気で嫌っているわけではないのは分かる。証拠に、テーブルの上にはカップが2つ。
「あなたが知りたがっていたことならこの2冊
で補えると思いますが、どうですか?」
「うん。これで良さそうだ、ありがとう。しばらく借りて良いか?」
「ええ。返すのはいつでも構いませんよ」
2冊の本を鞄にしまう。
彼の知識とそれの源である大きな本棚は、手に入るというなら欲しいくらい素晴らしいものだった。
「用は済んだはずですが、どうせこのまま帰る気は無いのでしょう」
「そりゃあもちろんな」
「それなら少し待っていてください。お茶を注ぎ直してきますから」
そう言って2つのカップを掬い上げる。
そのとき視界の端に鈍い光がちらついた。
「知恵の輪?」
拾い上げればジャランと音を立てる金属の絡まり。玩具店でよく見る一般的なやつだ。
「しゅしゅたん知恵の輪やるのか?」
「ああいえ、それは貰い物です。でもそれが綺麗なんですよね」
「綺麗?」
「ええ。蝋燭の火に翳すと、少しだけ綺麗に見えるんです」
また火か。
彼は一人ここに座り、知恵の輪の向こうで揺れる火に酔うのだろうか。今のは些か彼を損なうような言い方だが。
彼が火に関わるとどうしても首元が苦しく感じられるのだ。
「知恵の輪というよりただの金属として見てるってことか」
「手慰みとして扱うことはありますよ。真剣に取り組んだことはありません」
湯気の立つカップを2つ並べる。
「少し沸かしすぎたので熱いかもしれません」
「平気平気、サンキュ」
『沸かしすぎた』の一言にも首が絞まる。
カップの持ち手をぎゅっと握ると、手元に視線を感じた。
「指のそれはどうしたんですか」
不意を突かれ驚いた。巻かれた絆創膏をそっと隠すように撫でる。
「ちょっとこの前包丁でざっくりな。っても軽傷だから気にすんな」
「危ないですね、お大事にしてください」
「サンキュ。ところでさしゅしゅたん、やっぱ気を付けた方が良いぜ」
「何にでしょう」
「火の扱い?この前も裏山で火事起きてヤバかったじゃん。結構乾燥する時期だしさ」
浮かぶのはあの日の彼の顔。
こちらに迫ろうかというほど燃え盛る火をぼんやりと眺める様は異様であった。
こちらが必死に腕を引っ張ってようやく生きた顔をしたのだ。
「あれは、君に助けられました。火がこちらまで来るのではと考えたまま体が動かず」
「良いって。俺消防呼んだだけだし、おまけに良いもの貰っちゃったしさ」
申し訳なさそうに眉を寄せる彼にからからと笑って手を振ってみせる。この話題は今有効ではなかったようだ。
「あっそういえばさ、今日も着けてるんだぜ」
これ、と首に下げられたものを外す。
銀のチェーン。
そこには黄色い星がぶらさがる。しかし、プラスチックで出来た黄色いそれはどう見ても安物である。
「百合っちに『子どもっぽくて可愛いですねー』なんて言われたわ」
「そうでしょうね。食玩のネックレスですから」
「一周回って最先端を行くファッションアイテムに見えたりしない?」
「残念ながら見えませんね。アクセサリーならもっと良いものを持っているでしょうに」
「いやこれは大好きなしゅしゅたんに貰った宝物だしぃ……」
いじらしく照れるような仕草をするとすぐに蔑む視線を送られた。
「君は冗談が好きですね。僕に貰ったものだからといって気を使う必要もないんですよ。たまたま子どもの頃のおもちゃが残っていただけなんです」
彼は心底気の毒そうに言う。
これは、あの火事の後にしゅしゅたんからお礼としてもらったものだ。
「茫然自失のあのままでいれば無事では済まなかった、何かお礼を」という彼に「それならばこれが欲しい」と彼の小物入れにあったネックレスを所望した。
いかにも昔の荷物を処分し損ねただけというそれ。少し傷もある。
彼は本当にそんなもので良いのかと伺ってきたが、こちらとしては願ったり叶ったりなくらいだった。
冗談めかして言おうとこれが宝物なのは本当のこと。放すことは出来ない。
「いや、子どもしゅしゅたんがこれを手にしていたと考えるとますますな」
「変態ですか」
頭を小突かれる。
どうかその伸びた手が白いままでいてほしい。赤い色に飲まれないように。
「そうだしゅしゅたん、それ首につけ直してくれないか?」
「良いですけど」
「子ども用だからかチェーンが短くて、自分じゃ着けにくいんだよ」
「対象年齢が7歳以上ですからね」
ネックレスを手にした彼が後ろに回り込む。
チェーンの両端を持ち首へ回し、そのままカチリと1つの輪を作った。
「やはりこれは小さいですね」
「サンキュ。そのサイズ感も可愛いだろ?」
「幼い子どもが着ければの話だと思いますが」
「俺が着けても可愛いって言ってくれよ!」
そうしてしばらく歓談する内、窓から注す光が段々と闇に変わっていた。カチカチと鳴る時計に目を向ける。
「暗くなってきたな。長居してもあれだしそろそろ帰るわ」
「そうですね。最近はどうも物騒なようなので気を付けてください」
立ち上がれば玄関まで送ってくれる彼。
仄かな灯りを受けた顔は心配そうに歪む。
「あの件で聖書さんも酷く悲しんでいました」
「おう。公園の花壇が荒らされてたんだったっけ」
「他にも木の枝が折られていたり」
「でも、人には及んでないんだろ?誰かが調子こいて遊んでるだけだ」
「それでも迷惑な話ですよ」
「確かに木や花をいたずらに切るなんて異常だよな。あ、本助かったわ。ありがとな」
「返却はいつでも構いませんから。
そうだ、今度はそちらにお邪魔したいです。こちらもセンスのことで笑われっぱなしでは腑に落ちません」
と急にいたずらっ子のような笑みを浮かべた。それに慌てて弁解を始める。
「ぬいぐるみのことは悪かったって!てか俺の部屋マジですげえ散らかってるから当分無理だわ。今度は二人でどっか外に行こうぜ」
そのまま彼の返事を待たずに半ば無理矢理ドアを閉じる。
あの向こうでまたこの夜も、多くの火が灯るのだろう。
日が傾くなかをひたすら歩く。
首にあるこの重みを忘れてはいけない、ポケットにあるこの重みを握ってはいけない。
歩を進める度に目につくのは木々や草花、蠢く虫たち。
果ては前を横切る猫にまで。
見ればついつい嫌な想像を広げてしまう。
それを振り払うように家へ向かう足を速めた。
「ただいま」
一人で暮らすこの家、「おかえり」はない。
もちろんあの家のように柔らかい火による出迎えもない。
ただし、電灯を付ければ室内には多くの煌めきが浮かび上がる。
光を鈍く反射する刀身たちだ。
机上に散らばるカッター。
床に並べられた刀剣のレプリカ。
多種多様に取り揃えられた包丁。
大きな箱には斧や鉈。
壁に刺さった鋏はいつのものか思い出せない。
「これだって、持ち歩いてどうすんだよ」
ポケットから取り出したのは携帯ナイフ。
折り畳み式の比較的小型なもの。
「もう迂闊に外出れねぇかもなあ……」
ナイフの刃を撫でながら苦しそうに笑う。
彼は刃物が好きだった。
刃が光る、刃が滑る、刃が切り出す。その全てに美しさを感じ陶酔する。
ただし彼が刃物を愛するのと先の彼――しゅしゅたんが火を愛するのとでは明確な差があった。
彼の火依存症は自覚するかしないかという程度のもの。
それに引き換え彼の刃物依存症は、既に引き返せないものになっていた。
紙を切る、壁を裂く、果ては刃を自らに突き立てる。
そこまで辿り着いたとき、自らの収まらぬ衝動がもうどうにもならないことに気付き泣きそうになった。
「しゅしゅたんはまだ治る、戻れる。取り返しがつかなくなる前にどうか、どうか」
山火事を前に取り憑かれたような表情で佇む彼にぞっとした。
もしも彼の依存が悪化して行けば彼はいつか火に飲まれてしまうかもしれない。そうなる前に少しずつでも良いから彼を火から離したい。
その時自分に何か固い約束が欲しいと思ったのだ。
それを表すのがあのネックレス。
これを身に付けることで彼を守るよう自らを戒める首輪。
その役目はもう一つ。
あの時無防備な彼を、美しいと感じてしまったから。
あの首に刃を通せばどう変化するのだろう。皮膚を突き破った刃は肉の中でどう動くのだろう。
そんなことが頭を過り背筋が凍った。
自分の依存は治らないと苦しみながらも諦めていたが、だからといって人道を外れることを正当化するつもりはない。
そんな衝動が自らを突き動かさないよう、なるべくならそんな衝動が起こらないようにと願う。
彼を守ることと自分を抑えること。
その2つの誓いを込めたあのネックレスは二重の首輪となる。
玄関口での会話を思い出す。
『最近はどうも物騒なようなので』
あの不安そうな顔。
自分を心配してくれていた。もう不必要にあんな顔はさせたくない。
いっそ次が来る前に首輪がこのままぎゅうと締まってはくれないかと夢想する。
それでも次の衝動は来てしまう。
「罪悪感で首絞まりそうだわ、マジで」
ケタケタと笑う目は銀に澱む。
本当に文が長すぎたようで申し訳ありませんの。
大変なスレ汚し失礼いたしました
好き。大好き。愛してますわ。結婚してください
357:匿名の腐女子 hoge:2016/08/27(土) 23:19 >>351-354
ーーーーー!!!!!((声にならない叫び
うわあほんとに好き……(><)超好き……(><)
長くてボリュームたっぷりで本当大好き(><)(><)
CP要素薄めだと逆に萌えるよね、妄想の余地が多くて
359:匿名の腐女子 hoge:2016/08/28(日) 17:08 >>358
わかる(わかる)
最近暑いせいかラブラブしてる文よりもなんか暗めの文が好きになってきた
白霞悪魔でcpいいんじゃないかって思い始めた
361:匿名の腐女子 hoge:2016/08/28(日) 20:19ストーカーとストーカーの出逢い…か
362:匿名の腐女子 hoge:2016/08/28(日) 20:34 一人の人物を熱心に追う二人がバッタリ鉢合わせ!
睨み合う二人!飛び散る火花!
いつの間にか「あれっこいつ気が合いそう」!
しゅしゅたんの後を追って偶然同じ電柱の後ろに隠れる二人……!
触れ合う肩と肩、芽生える恋心……!
デートプランはしゅしゅたんの追尾以外無し……!
インスタではしゅしゅたんの盗撮写真ばかりあげて交換……!
大草原ですお姉さま
365:匿名の腐女子:2016/08/28(日) 23:25明太陽炎でなんか短編書いてくる
366:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 00:36 >>365
わーい\(^o^)/
明太陽炎
負けた。
幽霊の間から狼と狂人に囲まれた最後の村人を見つめながら長い溜息を吐いた。お約束のppは胸糞悪いものだった。霊界から解放され、互いに労り合う他者らを見て、一人だけ黙ったまま会話を思い返した。負けた要因はなんだろうか。自分は村人としてやれることはやった、占いよりも早くに狼を一匹炙り出せた。だが、最後の最後で騙された。
まさか明太が狼だったとは。
「はぁ、慢心慢心」
いつの間にか、自分の中では明太=村陣営という思い込みがあったようだ。それを払拭しきれなければ、次に明太が狼になってもまた負けてしまうだろう。
自省しながら、一人会話の輪から外れたまま路傍の木の後ろに回って寄りかかった。
陽炎は他人との交流はほとんどしない。唯一親友の悪魔とはふざけ合うこともあり、そして悪魔が慕っているしゅしゅにちょっかいをかけることもあるが、その程度の繋がりである。
それが推理のために一番良いとも考えていた。
が、自分から触れないからといって、触れられないわけではない。
「陽炎ここにいたのか、探した」
「……」
いつの間にか明太がそばに立っていた。
相変わらずどこか歯車の噛み合っていないような目をしている。黒い瞳はじっと陽炎を見つめているようで、見つめていないような気さえする。
陽炎は、この掴み所のない明太が苦手であった。
「あっちいってろキチガイ」
負けたこともあり苛立っているゆえキツい物言いになる。いや、普段からかなりキツい言い方をするが、明太には特段容赦していない。こいつが自分に好意を抱いていると知っているからこそ余計に。これ以上付け上がられては困るのだから。
さて、明太に見つかった以上落ち着いて考えることもできないため、どこか他のところを探そうと歩みだそうとした。が、腕を強く掴まれて不愉快な制止を食らう。伸びた前髪の間から不埒な行為に出た張本人を殺す気で睨みつけてやっても、向こうはいつものどこかイカれた表情を浮かべるのみだ。
なんて歯がゆい。自分が狼になったら真っ先にコイツをかみ殺してやりたい。
だが不穏な考えは明太には決して伝わりはしないだろう。この前面と向かって「○ね」と言ったのに何故か頬を染められてしまった苦い記憶が蘇る。
「で?なんですかねキチガイ明太さん。いい加減手を離してくれないと折っちゃいますわぁ」
「離さない、ああ離しはしない例え折られてしまっても構うものか」
「うへぇ……何するつもりなんですか?変なことしたら二つの意味で殺しますわぁ」
社会的にと物理的に。
相手の意図が掴めずいよいよ怒りで頭に血が上ってくる。いっそそこらへんに転がった石で頭を砕いてやろうと画策し出したところで、明太の一言に脳の機能が停止する感覚に陥った。
「陽炎が悲しそうなんだ。なあなぜなんだ?陽炎はよくやっていたのだ、とてもよく頑張っていた」
悲しそう……?
それは俺を形容してるんですかね……?
すぐに否定して、ついでに石とは言わずに顔面に一発ぶち込んでやっても良かった。もしくはいっそ清々しく股間を蹴り上げてやっても良かった。なんなら大声を出して痴漢された女性のような演技をして、他の奴らを呼んで場の空気を打ち破ることもできた。
しかしそうしなかった。
なぜなら、言われてからやっと自分が悲しいと感じていることに気付いたのだから。
占いが白出しをしてから、神経を研ぎ澄ませながら全員を観察し推理をした。全力だった。ゆえに終わった今は頭が痛むほどに疲れている。それでも負けてしまった。悔しさばかりに目を向け、頑張った自分の悲しさと虚しさは、見ないふりをしていた。そして明太も狂人ではあるが洞察力は一級品だ。知らない間に、自分ですらわからなかった感情も読まれてしまったんだろう。
やっぱり、自分の最大の敵はこいつだな。
心の中で好敵手を認めつつ、出る言葉はいつもの天邪鬼なものだった。
「キチガイ明太さんの目は節穴ですわぁ、悲しいどころかウキウキしてるんで」
「えっそ、そんなはずはない!確かに悲しそうにしていたのだ、ここで一人で泣いてやしないかと思ったからそっと寄り添おうと僕は」
「てめーが泣け」
「ひ、ひどいひどすぎる……!陽炎は薄情だそして素直じゃない…!だが戦友だからな、ああそうだ戦友だから僕は陽炎がやはり大好きなんだ、好きだ」
「あー耳が腐る。ノシ」
「待ってくれ行かないでくれ陽炎!まだ話したいことは山ほどあるのにあああなぜだなぜだ……!好きなんだ好き、愛してるんだ……!」
ヒュー、大胆な告白だこと。
半笑いでズボンのポケットに両手を行儀悪く突っ込んだまま、ゆらゆらと小さくまとめた髪を揺らしてそこを離れていく。
喚く明太を残して一人帰路に着いた陽炎はきっと気付いていない。自分の耳がリンゴのように真っ赤に染まっていることを。
明太陽炎で【リンドウ(悲しんでいる君を愛す)】をお借りしました。シリアスにしようとしたら失敗した…(><)
あら^〜
370:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 08:37 短編多くて嬉しい(*°°*)
(明太→→→→→→→陽炎な感じいいよね…)
診断メーカーはやっぱりネタの宝庫ですよね(><//)
372:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 10:42最近お姉様方お静かですわね…
373:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 10:52 >>372
葉っぱ全体が静かな気が致しますわ。夏休み終了直前で課題に勤しんでらっしゃるのかもしれませんわえ。
診断でいくつかネタを投下しますわ><
まず教会組
悪魔がかけられたのは、愛する人を嫌いになる呪いです。鏡で呪いが解けます。悪魔と一緒に暮らしている人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに記憶を失います。
しゅしゅたんがかけられたのは、声が出せなくなる呪いです。懐かしい匂いで呪いが解けます。しゅしゅたんに呪いをかけた本人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに寿命が縮んでしまいます。
聖書がかけられたのは、悲しみ以外の感情を忘れる呪いです。優しく撫でられることで呪いが解けます。聖書に呪いをかけた本人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに声を失います。
狂乱カルテット
ツサイがかけられたのは、愛する人についての記憶がなくなる呪いです。青い蝶の鱗粉で呪いが解けます。ツサイが最も尊敬する人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに命を落としてしまいます。
寡黙がかけられたのは、少しずつ記憶を失っていく呪いです。別の呪いにかかることで呪いが解けます。寡黙のことを最もよく知る人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解かない方がいいと思っています。
ツッコミがかけられたのは、猫の姿になる呪いです。歌声で呪いが解けます。ツッコミが最も嫌う人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解くと自分が呪われてしまいます。
人狼希望がかけられたのは、喜びと悲しみが入れ替わる呪いです。一滴の血で呪いが解けます。人狼希望が最も尊敬する人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに視力を失います。
花組
芍薬がかけられたのは、少しずつ記憶を失っていく呪いです。歌声で呪いが解けます。芍薬を最も嫌う人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに視力を失います。
百合がかけられたのは、泣くことが出来なくなる呪いです。懐かしい匂いで呪いが解けます。百合と一緒に暮らしている人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いのことを知りません。
牡丹がかけられたのは、眠りから覚めなくなる呪いです。毎日優しい言葉をかけられることで呪いが解けます。牡丹といつも一緒にいる人だけが呪いを解くことが出来ますが、その人は呪いを解く代わりに寿命が縮んでしまいます。
安価で決めた相手と悪魔の小説書きますわ
そうですわね、>>380で
出来ればマイナーな組み合わせで書いてみたいですわ
378:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 11:32マイナーな組み合わせ……悪魔百合とかかしら?
379:匿名の腐女子:2016/08/29(月) 11:39悪魔百合は結構囁かれていなくて?…月様とか?
380:匿名の腐女子:2016/08/29(月) 11:42夢売りで見てみたい
381:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 11:42スライム
382:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 11:43 先を越されたか><
>>373のしゅしゅと聖書でいい感じに短編できそうだね
月と悪魔ってcpだったっけ?
384:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 19:07 マイナーで好きなものはケガ百合
1人過去ログ探してる
>>384
はい好き
絶対総受け!って人いる?
387:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 20:22 CP要素が薄いかもしれません…
一応夢売り悪魔を目指しました…!
夢売り商人設定で
「ふぅ、そろそろ店を閉めるか…」
日はとうに沈み、商店街の人通りもまばらになってきた。
品物もほぼ売れてしまっているのでもう閉めてもよさそうと判断し、店仕舞いの用意にかかる。
旅商人である俺は1週間程で町を移動する。町から町へ、まだ見ぬ町、まだ見ぬ出会いを求めて。
この町にいるのも明日で最後な訳だが…。
「やっほ、商人さん♪」
あぁ、今日もきた。
店を仕舞うときに必ず来るこの赤毛の変人。
この町に来てから毎日のようにくる。
で、
「なぁなぁお前明日で最後でしょ?今日6日目だろ?もーちょっと居ようと思わねーの?」
ウザ絡みしてくる。
「俺は明日の店を閉めてから町を出る。今までもそうしてきた。」
「ふ〜ん…」
目の前の男の顔が曇った。
「…?どうかしたのか?」
「…俺さ、外の街ってもんを見てみたいんだよね」
「出た事ないのか?この町から」
暗い顔で、そいつはこくりと頷いた。
「出た事ない…っていうか、出られないんだよね、俺」
「出られない…?」
厳しい家なのだろうか。
何でか尋ねようとした時。
「あー、ごめん!俺そろそろ帰るわ!じゃあね、商人さん!」
手をヒラヒラと振り、そいつは駆けていった。
******
「商人さん、やっほーぅ!」
店を畳む商人に声をかける。
聞けばこの人は今日でいなくなるらしい。
町から町へと渡り歩く旅商人なのだそうだ。
この人も無理かな。まぁ、俺の正体を知らないだけまだいい方か。
「どーぅ?この町いいとこだったでしょ?またいつでも遊びに来なよ!俺待って…」
ぐい、と腕を引っ張られた。
「お前の事は全部知ってるよ、悪魔」
喉が閉まるような、息が出来ないような感覚がした。
同時に、嫌な汗が体を流れる。
「は…え…?」
「町の人からお前の事について聞いた。お前、悪魔なんだろう?その手首についてるリングのせいで結界を通れないんだってな」
だめだ、この人は全部知ってる。
俺の正体を知っちゃってるんだ。
また拷問受けんのかな。死にゃしないけども。
ほら、奥から金槌持ってきた。きっと俺の体をあれで…。
「動くなよ」
腕を固定された俺に向かって、金槌を構えた商人さんが言った。
槌が下りてくる。咄嗟に目を瞑った。
ボキッ。
音はした。けれど、痛みはない。
恐る恐る目を開けると。
「あ…」
忌々しいリングが、いや、リングだったものが粉々に砕け散っていた。原型なんてないほどに。
「お前、今すぐ荷造りしてこい」
「は?」
「言ったよな、外の街を見てみたい、って。俺と一緒に行かないか?一緒に世界を見に行こう」
手を差し伸べられた。
今までこんな優しさを向けられた事なんてなかった。
悪魔というだけで人々は忌み嫌い、町に閉じ込め、正体知った旅人達は皆掌を返す。
だけど、この人は違う。
俺に手を伸べてくれた。
俺を連れ出そうとしてくれた。
そんなの。
「…おう!」
その手を取るしか、ないじゃないか。
>>387
素敵
リア狂ばっかりってよく言われるけど、本当にまとも、すごいまとも、って人いないのかな?
390:匿名の腐女子 hoge:2016/08/29(月) 20:32 >>387
いいわねっっ(><)
すごいまともな人は本当にいないと思うんだぁ……
悪魔月…いいかもしれませんわ…
392:匿名の腐女子:2016/08/29(月) 20:48 >>387 今死にました 萌え死にました
元祖(?)リア狂組って誰だっけ
悪魔「相対とか向日葵はまとも」
陽炎「俺が一番まとも」
悪魔「キチガイだから1周回ってまともかもな」
とのこと
>>393
向日葵って誰?新入り?
相対がまともなのは同意
陽炎は……………(><;)
(メンバー能力者設定でハリーポッターみたいなファンタジーやりたい)
396:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 00:19 >>394
敬語か綺麗なスマホらしいよ
しゅしゅたん×誰かで短編書きたいです(><)
安価出します頑張ります>>400
まさかの安価制ですかお姉さま><
夢売りさん><
あっちなみに夢売り悪魔の素敵な文を書いたお姉さまとは別人です(><)便乗してごめんなさい(><)
399:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 00:38 陽炎なんてどうかしら
>>398
夢売り悪魔の者ですわ
どうかお気になさらないで!
寡黙で
401:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 01:00図々しい上にホゲ忘れ申し訳ないですお姉様方
402:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 01:20 悪魔と月に目覚め本能のままに書いたものがこちらですわ
興味がない、地雷だという方はスクロールバーでシャっと流して下さいまし><
あとどうにも改行が引っかかるので分けさせて頂きますわ
『王様、だーれだ!』
皆の声が響き渡る。
今日は何人かで集まってのホームパーティーをしており、今はそのパーティの余興の王様ゲームの真っ最中。
「語尾に"にゃん"を付けて話す」「サー○ィーワンのキングのダブルを人数分買ってくる」「バク転からの三回転半捻り」など、とにかく命令内容がえげつなかった。
どこの王様がそんな命令出すんだよ、そんな突っ込みも飛んでくる。
「ねね、月ちゃんもやんない?楽しそうだよ?」
牡丹を連れた百合好きが、トマト料理に舌鼓を打つ月に声をかけた。
口の周りについたソースを拭い、月が返した。
「私は…遠慮しよっかな。今だってほら、店長薄型テレビの上で逆立ちさせられてるし。従える命令じゃ…」
「おっ、何々?お前らもやんの!?」
悪魔がスライディングで飛んできた。
「げっ悪魔さん」
「ちっちたん、私とぼたりんと月ちゃんも混ぜて!」
「あっあの百合ちゃ」
「おっけ!うーっしツサイ、三人追加で!!」
2
参加を渋っていた月もだんだんと馴染み、今じゃ他の者に引けを取らない程の無理難題を課したりするようになった。
皆でワイワイガヤガヤ楽しんでいたころ。
『王様、だーれだ!』
何度目か分からないその掛け声をあげ、一斉にくじを引く。
今回の王様は陽炎だった。
「うっしゃ王様!えー、6番が9番にキスで!!」
これまたえげつないものを、とどっと笑い声に包まれる中、6の数が刻まれたくじを握り冷や汗を流すものが1人。
そう、月だった。
(誰、9番引いた人!てか、陽炎さん本当むごいもの出すなぁ…まぁ私もさっきデスソースたっぷりのピザ食べさせたけど…)
「はーい9番俺ー!あっくまちゃんでっす!誰が俺にキスすんの〜!?」
一方、そのままのテンションで名乗りをあげた悪魔。
「はーいじゃあ月が悪魔にキスな!」
誰かがそう言った途端、「キース、キース!」とコールが始まった。
悪魔の真正面に立つ月。
ニヤニヤする者、口元を手で抑えハラハラする者、顔を赤らめ直視できない者…。
次の瞬間。
ゴッ!
「ぐっふぉ」
少女から悪魔の顔に齎されたのは接吻ではなく、強烈な右ストレートだった。
「いってぇ…!」
月の鉄拳を食らった箇所を押さえた悪魔の目に写ったのは、
真っ赤な顔で外へ飛び出す月の姿。
「ちょ、待てっ…!」
すかさず悪魔も足を踏み出し、彼女の後を追いかけた。
3
これでラストでございますわ
「おい、月、待てって!」
漸く追いついた悪魔が月の腕を引っ張る。
「っ…!」
今にも燃え出しそうな赤い顔が振り向いた。
いつものような中二病感やつっけんどんな態度は微塵も感じられない。
「はっ、はな、離し…!」
口をぱくぱくと動かし、切羽詰まった声で言葉を続けようともがく。
要するにパニック状態である。
「やだね」
ぎゅうと腕の中に閉じ込めた。
悪魔より小さな月の体はすっぽりと収まり、身動きが取れなくなる。
「俺の性格分かんだろ?こんな面白いカオしてんのに離すわけねーって」
ひひっ、といたずらっ子のように笑う悪魔。
「んでさ、何か俺に言う事あんじゃないの?」
未だ火照りに火照った体を震わせる月を見据え、言葉を放つ。
「あ、あの、その、殴って、すみま」
「あーっと、違う違う。そっちじゃなくてさ、何で俺の顔ぶん殴った後に真っ赤な顔して逃げ出したかってこと」
ああ、なんて意地の悪い。
月は悪魔に、悪魔は自分に対し思った。
全て答えなんて出ている。なのに敢えて言わせようとするなんて。
多分私は、絶対勝てないな。
「あ、悪魔さん…が、好き…だから…」
この意地の悪い悪魔に。
「はーいよく言えましたねー!流石月ちゃんですね〜、うんうん、可愛い可愛い!」
頭をぽんぽんと撫でる悪魔に、月はますます訳が分からなくなる。
「か、かっからかう、のも、いい加減に…」
ちゅ
距離なんてない。
恋人同士でするそれを、王様ゲームで月が悪魔にするはずだったそれを、今。星空の真下で。
「俺も、大好き」
小さな囁きひとつ。
>>402-404
読了後の感想を一言で言うと『新感覚』…////
>>400先生組キタコレ(><)
407:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 02:35やっぱり悪魔月好き…ですわぁ
408:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 08:43 クソガキ(というか性悪?)×ツンデレ(普段当たり強いのでツンデレだったらなっていう勝手な妄想。しかもデレると押しに弱いみたいな)だったら萌えるなぁって…
すみませんでした><
◆(^q^)匿名さん 「淫魔」
◆悪魔の匿名さん「草」
こういう短いやり取りほんと好き
>>409
しゅしゅたんのスレでも悪魔さんはもう正妻認定されていましたものね(><)きっと言葉数少なくても気持ちが伝わっているのでしょう
しゅしゅ寡黙書いてきますわ≡┏( ^o^)┛
>>410
行ってらっしゃいませ//楽しみにしてますわ><
メンバー一覧見ていて思いついたのですが
稲荷←←←天使
というのはどうでしょう……既出でしたら申し訳ないですわ
←←稲荷←←←天使←←←誰か
という結ばれないパターンも素敵だと思いますわ
お姉様方朝から元気ですわね
突然ですがオススメcpを教えてくださいまし、私新参者でして...
>>413
CP一覧とかSSとか見てみるのをお勧めしますわ
私もこっちのスレでは新参ですの
てす
416:匿名の腐女子:2016/08/30(火) 11:15 しゅしゅ寡黙
(ハーレム大帝国の設定使いました)
しゅしゅたんはいつだって愛されている。
「しゅしゅたん、今日どっか遊びに行こうぜ!」
「しゅしゅ殿、近くで素敵な喫茶店を見つけたのですが一緒に行きませんか?」
「しゅしゅたんさんゲームしようゲーム(*^◯^*)」
「せ、僭越ながらしゅしゅたんをお茶に誘いたいのですが構いませんのでしょうか…」
「しゅしゅたん待ってくれ待って、どうか僕と一緒におおかみをころしにいこうああ行こう」
今日も今日とて自分を慕う者たちに追いかけられているようだ。メンバーが取り囲む中心に、しゅしゅたんはちょっと困ったように手を振りながら誘いを一つ一つ丁寧に断っていた。いやはや、人気者というのは本当に大変だなと、俺は宮殿の柱に寄りかかったまま遠巻きにそれを見ている。
この国では、しゅしゅたんと眠れぬが王を務めて政治を執り行っていた。そして二人とも大層なハーレムを持っている(ただしどちらも本人が望んだ者では無く不可抗力で)。そのせいか、いつしか国の名は「ハーレム大帝国」というなんとも面白可笑しいものになっていた。きっとこれも二人の意向によるものではないだろうが。
俺、寡黙は、そんなハーレム大帝国に旅で訪れた歴史研究家だった。
「か、寡黙さん……おはようございます」
「おうしゅしゅたん、今日も大変だな」
やっと全員を落ち着かせられたようで、しゅしゅたんが朝だというのにボロボロの姿で俺のそばに寄ってきた。とても疲れ切った表情をしている。今日は国の蔵書を見せてもらえる約束をしていて、俺がここにやってきてからかねてより何度もお願いしてやっと許しが出たのだ。あのまましゅしゅたんが奴らに流されてどっかに行くのではないかと心配していたが、しっかり者の彼のことだ、違約はやはりしなかった。
「こちらが僕の書庫です。本来ならば僕と眠れぬさんと司書の聖書さんしか閲覧を許されていませんが、僕は寡黙さんを信頼していますので」
案内された先は宮殿の地下にある巨大な一室だった。綺麗に整理整頓され、床は磨かれており、地下だというのに息苦しさを感じさせない広々と明るい造りになっている。立ち並ぶ本棚の中身に思いを馳せながら、そう語りかけてきたしゅしゅたんを見つめた。彼の「信頼していますので」というセリフがなんだかむず痒くて、視線だけで「ありがとう」と返した。
どのくらい経ったのだろう。
興味関心を持った本を片っ端から書庫のテーブルに山積みにし、しゅしゅたんには失礼だがひたすら熱心に読み耽っていた。ついに目の前がチカチカとして限界を訴えてきたので、今開いている本にしおりを挟んで優しく閉じる。表紙の字がぼやけて読めないが、この国の貿易について事細かく記されてあった。中々に興味深い内容だ。
顔を上げてまず首をゆっくり何度か回し、次に腕を頭上に伸ばしてグッと伸びをした。凝り固まった体からはバキバキと枯れ木を折るような音がした。さすがに夢中になり過ぎていたのかもしれない。
一息ついてようやく前に視線を向けると、しゅしゅたんがなんと向かい側に座っていた。手には読みかけの本が広がっているが、彼も俺に付き合ってずっと本を読んでいたのだろうか。そして彼は俺に倣って手元の本を閉じた。
「面白かったですか?」
心地よい落ち着いた声は広い書庫によく響く。
「ああ、こんなに満足したのは久しぶりだ」
「それはよかったです。明日も来ますか?」
「許してくれるのなら、ぜひ」
そう言いつつ、きっと許してくれるとは思ったが。何故だかわからないが、しゅしゅたんは俺のことを気に入っているらしかった。
そして予想通り、彼は頷いてすぐに許可をくれた。「まだ読んでいない本はそのまま積んでいて大丈夫ですよ」と言ったので、好意に甘えて読み終えた本だけ一通り元の位置にちゃんと戻した。
さて上に戻ろう。扉は重く頑丈だ、せめてもの礼としてしゅしゅたんが通りやすいよう先に行って開けておこう。
そう思って、しゅしゅたんには何も言わずさっと先をいって扉に手をかけた、その時、突然誰かの温かな息が首筋にかかる。反射的に振り返ろうとして両側から伸びる腕にぶつかった。目を白黒させながら腕から上にどんどん視線を動かし、やがて彼の顔に辿り着く。しゅしゅたんだ。
何故自分はしゅしゅたんにいわゆる「壁ドン」をされているのだろうか。
これをされているのがハーレムの奴らだったらきっと喜ぶか照れるかするだろうが、俺はしゅしゅたんを友人としてしか見ていない。だから今は戸惑うばかりで…………
戸惑う……………
あれ、なんで心臓がこんなにうるさいんだ。
「寡黙さん」
乾いた声で彼が呼びかける。
ひどく切なそうで何かを渇望している声色だ。
情に疎い俺でも一瞬にしてそれが理解できたのは、きっと俺も同じものを望んでいたからなのかもしれない。そして心臓がうるさいのは、今初めてこの想いに気付いてしまったからなのかもしれない。
しゅしゅたんのハーレムの面子を思い出す。初めて見た時は、たかが人間一人に何を執着しているのだと鼻で笑った。なのに今になって、気が付けば自分もまたそのうちの一人になってしまっていたらしい。
「寡黙さん、好きです」
柔らかく蕩けそうな声はまるで温泉のようで、浸かった者を極楽へと誘う。
なんてことだ。
いつの間にか俺も術中にハマっていたようだ。
ごめんなさいhoge忘れていました(><)
しゅしゅ寡黙なのにcp要素最後にしか出なくてごめんなさい…
>>416-417
素敵です〜、書庫行きたい……
宿題する原動力になりますわ( ˘ω˘ )
先生組の大人の色気に溺れ死にそう
421:◆Odo hoge:2016/08/30(火) 11:44 何か描きたい書きたいとは思うものの何も思いつかない……
需要もなさそう……という
診断で夏祭りデート
【しゅしゅ寡黙は『花火の真っ最中、神社でわたあめが口についてる彼女の口元をそっと舐めた』】
「綺麗な花火ですねえ」
「そうだな。夏の風物詩に相応しい」
「あ、寡黙さん動かないで」
「え?…………………………!?」
「甘いですね(綿あめが)」
「……/// ば、馬鹿!」
【寡黙しゅしゅは『花火がちょうど始まった頃、神社でわたあめが口についてる彼女の口元をそっと舐めた』】
「しゅしゅたん綿あめついてる」
「ん、どこに、…………っ……」
「甘ったるいな、胸焼けしそうだ」
「……そうですね。綿あめ食ったばかりなのに口の中に舌を入れるからですよ」
「ふっ」
【しゅしゅ悪魔は『お祭りの真っ最中、神社の裏で下駄で足を痛めた彼女を心配して彼はそっと足にキスをした』】
「ってぇwww足首腫れてるわwwwww」
「下駄なのにはしゃいでるからでしょ」
「酷いしゅしゅたん…///心配くらいしてくれよぉ…////」
「はいはい、座ったまま動かないで」
「いや、手当は別にしなくてもーーーーー……!?!?!?」
「痛みは治まりました?」
「…おう………////」
【悪魔しゅしゅは『花火を見終わった後、すぐ近くの川の橋の下でヨーヨーわってしまった彼女に彼が自分のヨーヨーをあげ嬉しそうにする彼女を見て不意にキスをした』】
「っあ…割れてしまった」
「しゅしゅたんのうっかりさんめwww俺のをやるよ」
「本当にいいんですか?ありがとうございます」
「子供みてーだなwww」
「こういう風情を感じる物が好きなんですよ、ふふ」
「キスしていい?」
「はい……えっ」
先生組がどっちも同じ結果でびっくりした
>>422
便乗しますわ><
【しゅしゅ聖書は『花火の真っ最中、一緒に来ていた友人達とわざとはぐれて人混みの中で突然不意打ちに彼が彼女にキスをした』】
「おや、悪魔殿たちは一体どちらに…」
「聖書さん」
「はいなんでしょうk……っっ////し、しゅしゅ殿…!?」
「ごめんなさい、つい」(にこにこ)
「あ、いやなんといいますか、だだだ大丈夫です問題ないっ」
【聖書しゅしゅは『花火を見終わった後、人混みの中で林檎飴を頬張る彼女から林檎飴を取り上げて彼がそっとキスをした』】
「花火綺麗でしたね」
「ええ、とても素晴らしかったです。しゅしゅ殿、りんご飴まだ食べきれてないのですか」
「はは、思ったよりも大きくて」
「ちょっと貸してみてください」
「? はい、どうぞ……!?」
「味見失礼しました」
「……あ、味見ならりんご飴でしてくださいよ」
(しゅしゅ聖書と聖書しゅしゅ沼に溺れてたけど公式が足りなさ過ぎて最近はしゅしゅ悪魔と陽炎悪魔に溺れてる(›´ω`‹ ) ゲッソリ)
425:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 12:59 >>416-417と>>422-423好き好き大好き
聖書さん来ないの普通に寂しいよ…
なんでしゅしゅ悪魔ってこんなに推されてんの?イミワカンナイ
427:匿名の腐女子:2016/08/30(火) 13:08悪魔のキャラがドツボにハマったから(個人的に)
428:匿名の腐女子:2016/08/30(火) 13:10悪魔のしゅしゅたんに対する言動としゅしゅたんのそれに対する対応が好きだから(個人的に)
429:匿名の腐女子:2016/08/30(火) 13:11萌えたから
430:匿名の腐女子 hoge:2016/08/30(火) 13:15 >>429
これ
兄弟感に萌える