匿名民のCPを勝手に作るスレpart15

かつて匿名板で名を轟かせた宣伝やしこしこあっさん、そして今現在人気急上昇中の人狼スレのみんなを 匿名民のみんなで CPを作っていこう。 なお本人の登場はやめてくださいね！ややこしくなるので

人狼メンバーの百科はこちら【http://go.ascii.jp/hx3】
人狼メンバーCPの百科はこちら
【http://dic.pixiv.net/a/%E5%8C%BF%E5%90%8D%E6%9D%BF%E4%BA%BA%E7%8B%BC%E6%B0%91CP%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81】
BBSはこちら
【http://nanos.jp/anti111/bbs/3/】

暇がある方は随時更新お願いします！
ただし更新前は混乱を避けるために一言お願いしますね！

【追記】
以下の行為や言動は固く禁じます
・メンバーへの批判
・名指しでの指摘
・CPや組み合わせへの地雷発言
創造の幅が狭まってしまいますし、何よりメンバーの皆様に失礼です。
荒れる原因にもなりますし、言わずもがなの最低限のマナーではありますがしっかり守ってください。

CPにされてる本人の登場はダメってことは…私はもうここにはいられないんですね…(´；ω；｀
さよならお姉さんがた…(´；ω；｀

あっあっ行かないで！カプにしないから行かないで！

>>273
最上級テクニシャンの脅し

>>274
やったぜ

松茸さん総受けはTwitterですることにしますね。

ハァンッッ……(爆死)



悪魔ドレミありだよね

あり

悪魔月というか悪魔と月もしくは夢売りが好き。悪魔は年下と絡ませたい。
頼れるクソガキなんだよ。

流れ豚切りごめんなさい　しゅしゅ悪魔出来たので投下しますがさっぱり意味分からないしCP要素薄いしなものになっちゃいました　下失礼します

「おーっすしゅしゅたん、今日カレー？」
「いらっしゃい悪魔、カレー鍋です」

一人住まいの部屋に青年と少年。
天井へ立ち上るのは真っ白な湯気。
その発生源は一つのお鍋。

「へえ、鍋か。すげぇ橙色だな」
「人参が安かったのでつい買いすぎてしました」
「はは、あるあるだな。人参旨いから良いよ、余ったやつは使えそうだったら来週俺が使う」

小さなテーブルを二人で囲み鍋をつつく。
ちゃぽんちゃぽんとカレー色をした野菜たちが次々と鍋から消えていく。

「そういや今日で5回目か？」
「君と僕を合わせればそうですね、早いものです」
二人はある時忙しい時期が重なってしまい、家を訪ねるどころか顔も見れない、声も聞けない、文字のやり取りも久しいといった状況に陥ってしまった。
そこでやっと余裕ができた頃に二人で提案したのが「毎週末はどちらかの家で交代で夕食を作る」というものだった。
確実に会える約束を作ることで、ずるずると会えないままでいる焦燥感から抜け出したかったのだ。

「最初のときは何作れば良いか分からなくて焦ったわ」
「味は調っていましたよ、普段料理をしない人だとは思えませんでした」
「和洋折衷どころか国境がめちゃくちゃな献立だったけどな」

そこで少年はピタリと箸を止め顔を上げた。
「そういえば、隣のクラスに『天使』がいるって言ってただろ？」
「長い髪に日本人離れした顔立ちの女性、でしたか」
「そうそうそいつ。この前ケガちゃんが紹介してくれたんだけどさ」
その時の事が余程可笑しかったのか顔を伏せて笑いだした。
「何かあったんですか」
「いや何かあったっていうか、そいつ俺の顔見るなり「悪魔さん」って言ったんだよ」
「…………それは、その」
顔を暗くし眉を潜める青年に慌てて手を横に降る。
「別に俺が睨み付けてたとかじゃないぞ。俺のあだ名が隣のクラスに知られててもおかしくないわけだからな」
「え、ああ。そうですね」
「ただ、いきなり初対面の奴にそう言われるとびびるよな。思わず吹いちまったわ」
ケラケラと笑いながらまたよどみなく箸を動かし始める。

「『陽炎』にも話したんだけど、返ってきたのが適当な相槌だけでさ」
「その場にいたケガさんは何か仰ってましたか？」
「ケガちゃん？びっくりはしてたけど天使の『有名人なので』って一言で納得してたな」
青年は何か言いたそうに口を動かしたが、結局白菜を咀嚼するだけに留まった。
その事が少年の心に引っ掛かった。

そうして黙々と鍋に向き合っている内に段々と具の終わりが見え始めていた。
「意外とすぐに片付きそうですね」
「この量二人で食ったのか。しゅしゅたんも年相応に食いしん坊だな」
「以前からそんなに変わりませんよ。そろそろしめの麺を入れてしまいましょうか」

そう言って席をたちかけた青年はふと腰に違和感を覚えた。見ると、服の裾を少年に引っ張られている。
「どうしましたか、麺はさすがに」
「なあしゅしゅたん」
青年の言葉を遮る形で発せられた声。

「しゅしゅたんはいつから『しゅしゅたん』だった？」

不意をつくような一言に立ち竦む。
意図が掴めず少年の目を見ると、どこか遠くを見るようにぼんやりとしていた。
「……意味がよく分かりませんが、しゅしゅたんとあだ名で呼び始めたのは確か百合さんだったと思います」
「百合っちのセンスもだけどさ。変だよな、よくつるむ奴らみんな本名とは関係なしに何かのあだ名で呼ばれてんの」
少年の探るような目に青年の心臓は動きをおかしくしていく。
固められたように二人は動かない。
そのまま室内には時計の針の音だけが響いていたが、その状況を破ったのは少年の方であった。
「いつか隣の席の高橋も、『何か』になるのかもな」
服の裾からパッと手を離しいつものように笑う。
それに弾かれたように青年は台所へと駆けた。首筋にツウと汗が垂れる。
残された少年はじっとそのさまを見つめていた。

やがて台所から麺を手にした青年が現れると、二人は何事もなかったかのように軽口の叩き合いを始めた。
麺三玉はやはり多い、汁がシャツに跳ねた、もう酒は出すな。
普段と変わらない和やかな雰囲気に戻っている。

ただ一つ、青年の背の汗ばみだけが先程の名残を留めていた。



「遅くなってすみません。気を付けて帰ってください」
「うん、ありがとな。じゃあまた来週に」

一通り晩餐を終え少年がそろそろ帰ろうかという頃。
玄関口での別れの挨拶も済ませそのまま去っていくかと思われたが、少年はくるりと振り替えってこう言った。

「あのな、しゅしゅたんが何であったとしても、俺はずっとしゅしゅたんのこと好きだからな」

電灯の下で淡く輝く顔。
先程とは全く違う表情に、青年の心臓の動きはまたしても不規則になる。

「……プロポーズなら承けかねます」

その動揺を隠しきれず、青年は返事も聞かぬまま戸をがしゃんと閉めてしまった。
戸の外からはしばらく抗議の声が上がっていたが、それもその内遠ざかる足音に変わっていった。
それを確認した青年はしばらく呆けたように突っ立っていたが、突然ずるずるとその場に蹲ってしまった。


「悪魔は何も覚えていないと、思っていたのですが……」
声に困惑と少しの羞恥を滲ませ青年は溜め息を吐いた。





一方不本意な形で夜空の下一人になった少年は、ヤケクソとばかりにずんずんと歩き出していた。
街灯が立ち並ぶ道を憂い顔で突き進んでいく。
しばらく歩いたところで不意に立ち止まったかと思うと、その場にずるずるとしゃがみこんでしまった。


「カマかけても駄目か、頑張ってみたんだけどなぁ。しゅしゅたん達は何隠してんだろう」
どこか不満げな表情で少年は一つ溜め息を吐いた。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




ふんわり人狼村から現代への転生ネタ風です

無駄に長くなってしまいました　スレ汚しごめんなさい　失礼しました

∩(´；ヮ；｀)∩ンヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

萌え死んだ

最高ですハァンッッハァンッッハァンッッ＞＜＞＜＞＜

いいねいいね転生ネタ好きよ

やばいぞやばい本当に何がやばいって世界観とかもう何も言えないけどしゅしゅ悪魔尊いぞこれやはまい

好きです

あああああああ?!?!?!名前?!?!?!?!?!?!?!?!?!ごめんなさい死にます

>>289
生きろ、そなたはふつくしい

もう開き直ります…何か協会組でトレスしたいんですが希望をくださいお願いします

http://go.ascii.jp/ha10_jlnrou_member_cp

↑人狼メンバーCPの百科↑


http://go.ascii.jp/ha10_jlnrou_member

↑人狼メンバー↑

一目で分かるようにしてみたら短縮URLだってのに長くなってしまった

あ、誤字ってる...修正してこよ...

http://go.ascii.jp/ha10_jinrou_member

http://go.ascii.jp/ha10_jinrou_member_cp

ええっあ、ありがとうございます＞＜

終了aaリスペクトさんありがとうございます

リスペクトさんありがとうございます。

ひたすらに誰かをいじる花組好き

aaリスペクトさんありがとうございます。
>>298
というと？

ほげ忘れてた本当にすみません

松茸さん濃いキャラしてるなぁ…((ログを見ながら
一人称俺とかあるし松茸悪魔とか組んでもいい？

>>301
だ、だめ…(震え声)

最近陽炎と悪魔の○ねの言い合いなくなったのがなんか良いですねぇ！デレ期かな！でも果たしてどっちがどっちにデレてるのか悩みどころ

人狼のちょっとした愚痴言える場所欲しい。

つ【愚痴板】

また荒れるかもしれないし匿名板用の愚痴スレは使わない方がいいかもね。

愚痴はTwitterとかで吐いても良いかもね、鍵垢作って
松茸悪魔やっぱりおしますよ(><)

CP意識してない人ほどCPを組み、逆にCPを意識してる人ほどCPを組まないお姉様方
いつ見てもギャグ過ぎて面白くて仕方ないですわねo(^▽^)o

悪魔天使、ええやん？
天使悪魔、ええやん？

218村らへんを見ながら思った

CP意識してる人とかいるのか。

>>309いっぱいいますわよ

絵描き→松茸→しゅしゅたん←悪魔←ドレミ←百合←牡丹
しゅしゅたんを中心に誰も報われない系萌えですわ…＞＜

>>309名前は出さないがいっぱいいるんだよなぁ…

>>310あら良いですわね！

そしてしゅしゅたんはリンリンに首ったけってわけか、本当に誰も報われないw

なんかびっくり

CP意識してる人ほどCPの話題逆に出ないか、または出ても荒れるから、きっとお姉様方もわかっていらっしゃるのよねえ

>>310で短編誰かお願いしますわ

>>310素晴らしい

つまり地雷ということで...？
地雷であれば避けるようにしますが...

なんで荒れる話題を広げるんや。>>1でもう地雷とかの話はしないという注意書きが加えられてるから、>>316はちゃんと読んでくださいね

人狼メンバーが実は全員親戚とかだったら面白い（確信）

しゅしゅたんと悪魔が生き別れの兄弟説

ツッコミとゆるふわが生き別れた夫婦説

>>320
生き別れと言いますかあれですね前世ですね

全員親戚とか怖いっす

しゅしゅ悪魔美味しいが悪魔しゅしゅが足りないですゥ……＞＜；
ぐぬぬ…＞＜；

トレスしたいのでトレスをして欲しい物ください

流れに乗り遅れたので過去レスをみていたら
松茸さん・・・か、かわいい・・・＞＜
となったためつい
http://ha10.net/up/data/img/12919.png

>>324
男子校のバレンタインのやつのトレスをお願いしたいです・・・＞＜
配役はおまかせ

>>325
アヒィィィィィイ………＞＜
こんなに可愛くないですありがとうございますチュッチュ///＞＜///

松茸さんの攻め感は異常

過去ログみたけど、なんというか匿名民ぽいなあと
匿名だと人格が変わるつながりで松茸×百合いいですよ・・・＞＜

松茸さんCP意識してらっしゃる？(ネタ)

>>329
昔からの匿名民だし否定はしないが百合好きを巻き込んじゃイカン

>>330
なんならお前をCPにしてやろうか？^^^^

松茸×>>330
こうですね！

>>331
意識してた(ひぃぃご勘弁を！)

>>332×>>331

松茸悪魔ペアの狂人と月の狼のやり取りが見ていて面白かったですwww

>>332→←>>331←松茸

待て。よくみたら我輩自分をCPにしてた……
もう松茸以外全員CP、しゅしゅ悪魔最高ってことでファイナルアンサー

>>337
松茸絵描きでFA
聖書しゅしゅ最高ですから(><)

人狼メンバーはすべてCPだ。

キャットファイト良いですねぇ…

◆絵描きの匿名さん「>>松茸さん
あら、私はちょっとしゅしゅたんが大好きなだけのしがない絵描きです＞＜」
◆松茸の匿名さん 「絵描きさんご謙遜を＞＜
私の方がしゅしゅたんを愛してます＞＜」
◆ドレミの匿名さん 「開始時間把握 しゅしゅたん大好き」
◆悪魔の匿名さん 「開始把握
しゅしゅたんモテモテかよwwwwww」
◆絵描きの匿名さん 「>>松茸さん
私の方がしゅしゅたんのこと愛してます！＞＜＞＜」
◆ドレミの匿名さん 「悪魔たんはしゅしゅたん好き？」
◆松茸の匿名さん 「しゅしゅを愛してるのは俺だ」
◆絵描きの匿名さん 「しゅしゅたんを愛しているのは私です！！」
◆ドレミの匿名さん 「しゅしゅたんを一番愛しているのはこの私です 異論は認めません」
◆松茸の匿名さん 「しゅしゅを愛しすぎて聖書半分以上読み終えました。彼は俺の神なんだ」

これは泥沼ですわねぇ(><)

やっぱり松茸絵描きをおす。一人を巡って争いあう二人…そして芽生える恋心…

聖書しゅしゅの短編誰かくださいなんでも描きますから…＞＜

ケガしたのカプが欲しい(欲しい)

>>343
(いら)ないです

>>340キャット....?

>>342
聖書しゅしゅを書いたらその挿絵的なのを描いていただけますか(小声)

>>343
CPが無いなら単体萌えを極めるんだ、私はそうしてケガたんを愛でてきた

流れを無視するようだけれども
今日ね……英語授業が日記に絵をつける、って作業で
つい夢中でメンバー描いてた……いやもちろん一部だししかも終わってない

で、あと相対とスマホを描きたいんだけれども
相対のセリフ的なやつがほしい……スマホの容姿も……

あと気が向いたら日記の絵もあげるかも

>>344
いらなかったか...すまん

>>348
提供する代わりにそのイラスト見せろ下さい

相対のセリフは「みかん食べたい」(たまに蜜柑の匿名で来るので)

スマホは携帯持った女子中学生くらい
背はやや低めのロングヘア
セーラーかブレザーかは任せる

ケガたん×ゆるふわちゃん好きです
村人になりたいのに人狼になってしまうケガたん
人狼になりたいのに村人になってしまうゆるふわ

告白しあった村なんて妄想余裕ですわ…＞＜

>>352
どちらでもいいなら是非セーラーで

夢喰い×ケガを密かに推しておきます＞＜

>>352 >>355
ああっああああっあっあっ＞＜

安価ミスった＞＜
>>353と>>355ああああっ＞＜

>>351 >>352 >>354
ありがとう(*ﾟ∀ﾟ*)つhttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=132986.jpg

あああああ月のおててとかバランスはあとで直す

>>359
月がしゅしゅたんに抱きついてるように見えなくもない

これはいい絵ですなぁ

>>360
やったぜ

相対入んない……▂▅▇█▓▒ (’ω’) ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁ！！

うわぁぁぁぁぁぁぁぁほげわすれうわぁぁぁぁぁぁぁぁ
ごめん

オドさんのうっかりさん＞＜
可愛い絵にほっこりします＞＜//

カオスだけど安易に想像出来て草w

聖書しゅしゅこれから書いてきます。ネタは【星のきれいな夜に、「看病する」聖書しゅしゅ …（左「素直じゃないところも好き」　右「かっこいいは罪」）】

>>365
夢の中で全裸待機‼‼挿絵描きます、任せてください＞＜＞＜＞＜

>>358
しゅしゅたんの右腕が月のむnなんでもないですわ

聖書しゅしゅ


火傷しないよう雑巾越しに蓋を掴んで上げる。湯気をもうもうと上げる土鍋の中に眩しいほど白い粥が出来上がっていた。レンゲで一口分掬って食べてみる。塩っ気のない薄味。だが今はこれでいい。蓋を戻し、土鍋を盆に載せた。小皿にはふた粒の蜂蜜漬けの梅干しと数切れのたくあん。自分が味見に口付けたレンゲをサッと拭いて同じく盆に置き、あとは注意深くそれを持って台所を出た。

「失礼します」
完全には閉まっていない部屋のドアを爪先でそっと押すと建てつけの良いドアは滑らかに無音で開いた。薄暗い部屋の中の唯一の光源はベッド脇のテーブルに置かれたランプである。そこを目指して慎重に歩き、盆をテーブルに安置するまでは決して気を抜かなかった。置く際に盆の縁が軽くランプを押し、炎が揺らめく。
さて、とベッドで深い眠りについている人を見る。
火の柔らかな明かりに照らされた顔はとても安らかだ。夢を見ているのだろうか。胸部が薄く起伏を繰り返していなければ、もう覚めることのない眠りについているようにすら思えてしまう。ベッドに少しだけ腰掛けて身を乗り出し、かの人の瞼に掛かっている乱れた前髪を撫でるように優しく払った。そしてそのまま手を額まで滑らせる。熱くじっとりと汗ばんでいる。起こすのは心苦しいがやはり薬を飲まなければ。今度は手を頬に当ててやりながら、耳元で小さく呼びかけた。

「しゅしゅ殿、お粥を作りましたから、食べたら薬を飲んでください」
「………ん、聖書さん……？」
「起こして申し訳ない」
「あ、いえ……薬ですね」

やや噛み合わない返事をしながら、寝ぼけ目を瞬かせてしゅしゅはベッドから体を起こした。その際布団がズレ落ちたが、聖書は何も言わずサッと布団の端を掴んでしゅしゅの体をなるべく包むよう寄せ上げた。そしてサイドテーブルから盆をまた取ってしゅしゅの太ももに乗せた。しかし手は盆から離さず添えたまま。

「白粥で申し訳ないがどうか我慢してください。病人には味の濃いものはいけないとお聞きしたのです」
「そんな…面倒見てもらってる僕が口出しする立場ではありませんよ。いただきます」

しゅしゅの返事に聖書はまだ何か言いたげにしたが、すでに彼は蓋を開けてレンゲを使って粥をよそいでいた。再び立ち上がった湯気はさっきよりも勢いが弱いようで、冷めてしまっていないだろうかと聖書は少し憂いた。だがむしろ丁度な温度になっていたようで、しゅしゅは無言でパクパクと食を進めている。自分が作った食べ物が愛する人に食べられていく様を見つめながら、心の中が蕩けそうだ、とどうしようもない甘い愛しさを聖書も味わっていた。


空になった土鍋はまた盆とともにサイドテーブルに戻された。

「………ゲホッ」
「噎せてしまいましたか！？」
「違います、粉薬だから喉に残っちゃって…苦いですねこれ」

顔に緊張を浮かべて慌てて問うが、眉を顰めながらもしゅしゅが苦笑いしてそう言うので胸を撫で下ろした。食事もとった。薬も飲んだ。あとはのんびり眠ればきっと良くなるだろう。明日朝はまたお粥では味気ないから、卵蒸しでも作ってみようか。

「星、綺麗ですね」

不意にしゅしゅの声がして聖書は朝の献立からハッとして意識を戻した。そしてしゅしゅの目線の先を追って窓に目をやる。外の闇夜には思わずため息が出そうなほど美しい夜空が広がっていた。無数の大小様々なダイヤを散りばめたような星空だ。時々流れていく小さな光は流星だろう。都会から離れた僻地にあるこの教会だからこそ見られる絶景である。この景色を飽きるほど夜な夜な見てきたが、今こんなにも胸が躍るのはきっとーーーーー

「好きです」
「……えっ」

熱い想いが口を突いてとうとう飛び出した。相手は目を少しだけ見開いてこちらを見ている。しまった、まだ言う予定は無かったのに。しかしなぜこうも清々しい心持ちなのだろう。不本意にせよ、ずっと言いたかったことを言えたのは本当によかった。こうなれば最後まで言えばいいと、聖書は星空から目を離してもう一度しゅしゅに向き直った。

「貴方が好きだ」
「……せ、いしょさんも熱があるのですか？」
「いいや、至って健康体です」
「え、ええと……」

困ったように彼は口をつむいでは開き、しかし結局何も言わなかった。でも頬が赤い。それは熱のせいだろうか、それとも羞恥しているのだろうか。どちらでもいい。素直じゃない彼も愛しいのだから。

返事が無いまま思案に耽るしゅしゅから目を離してもう一度見慣れた空に目を向けた。
流星は見えないが、叶えて欲しい願いも無い。

「……本当、罪な人ですね」

小さな声が耳に届く。
続いて布団に置いていた右手が自分のもので無い両手に包まれた。温かく湿った手。熱はまだ下がっていないのだろう。
口端を緩やかに引き上げた。


そら見たことか。

願いはやはり、もう叶っていた。

聖書しゅしゅ推し少なくて泣けるから自給自足しか出来ない(><)クオリティ低くてごめんなさい(><)
>>366さん挿絵描いてくださるとわたしが天へ飛び立ちます(><)あとhoge忘れあってすみません

>>368-369
あ……ああ……良い……雰囲気すこ……
聖書シュシュ好きだけど書けない。エクソ厨っぽい聖書良い

しゅしゅ攻め派と受け派で小一時間討論できる自信がある(小声)
しゅしゅ悪魔だとギャグだったりシリアスだったりが多いけど、しゅしゅ聖書だと平和な感じの文が多い気がする。萌えポイントの違いかね