【皆さんの性癖を】BLと書いて冒涜的なLOVEと読みたい【小説にさせてください】

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1:バフ盛り腐女子:2018/06/27(水) 19:53

創作にあたるかな?と思ったものの、内容がBLであるならばこの板が一番適当かなと
創作板の方が良いという意見があった場合はそちらへ移行します


題名通り、リクエスト(こんなシチュが好きだ!性癖だ!)をもらえたら早かれ遅かれ短編としてそのシチュや性癖を盛り込んだ短編を書かせてもらいます
リクがない場合は自分の性癖盛りだくさんな短編を産み落とします


【ルール】
・ 荒らしや暴言を書き込まないこと
・ 人の性癖にケチつけないこと
・ 自分の性癖を恥ずかしがらないこと(堂々を語ろう!)

2:バフ盛り腐女子 hoge:2018/06/27(水) 20:14

創作【受けが手首切るのがめちゃくちゃにフェチなのだが】

吸血鬼×魔術師(吸血鬼や魔術師の設定は完全オリジナルです)

「‥血を寄越せ」

地を這うような、心臓にまで響く低い声。
人間飢えると気分が悪くなるように、どうやら吸血鬼というものも飢えるとそうなるらしい。
いつもは思わず「美しい」と感嘆が漏れてしまうような瞳も、苛立ちと殺気が混じることで美しいとだけでは言い表せない、人をも切るような眼光へと変化していた。

「生憎、今日は処女を用意できません」

魔術の研究で昨日あの生娘を使ってしまったのは失態だったか、と私は少し後悔する。
吸血鬼という生き物は人の血を主食としており、その中でも得に処女の血を好む。
以前、殺されるとこちらが懸念するほど彼を怒りを買った日があったのだが、その時に偶然材料として居合わせた彼女を差し出したところ、彼は「やはり処女ほど美味たるものはない」と口角を上げながらこちらを見てきた日があった。

「ほぉ‥。お主、この俺を飼っておきながらも、食事を用意していないと」
「吸血鬼たる者、生娘の血を吸い尽くせば1週間は食事を要しないと認識しておりましたが故。‥今日こそはお出しできませんが、明日はまた娘たちの仕入れが来る日。その時になれば、極上の者たちをあなたに」
「ならぬ。俺は、今。この時間に腹が空き、そして食事をしたいと申しておる。もしそれが出来ぬというならば――」

お主を食うぞ。
再び心臓にまで響くような声が発される。

魔術師として、多少なりて吸血鬼などあやかしの類の対処法が知り得ている私ではあるが、何より彼は研究対象として貴重な存在である。ここで怯み、彼を黄泉へ送っては意味がない。ただでさえ、吸血鬼という生き物は高尚で人間に――特に人間として禁忌を犯している魔術師には――飼われようとはしない生き物だ。
彼の場合は、本当に偶然であった。


続く

3:バフ盛り腐女子 hoge:2018/06/27(水) 20:34

続き

「俺は、昔から真っすぐでありながら濁った色の瞳が好みであってな。お主がその瞳を変えずに‥そして俺の不興を買わぬ限りは、その元へ行って研究対象”たる者になってやってもよい」

翡翠色の瞳が揺らめく。
私はその時、彼を研究対象としてではなく、1人の個体としてそれを美しいと素直に感じた。
彼もまた、何を思ったか私の黒いだけの瞳を気に入ったようで、どこか満足そうでいて、それでいて何かこちらをからかっているようにこちらの願いを飲んだのだ。


「私を食らうというのは‥私をコロす、というのと同義でしょうか」


よくこんな状況で声が出たものだ、と我ながら感心する。
仕方ない。どちらにせよ、生娘は用意できないのだから、その中で自分の命も彼の命も保持するための糸口を手繰り寄せなければならないのだから。


「面白いことを聞くな。なぁに、この俺の捕食を直で観察してきた魔術師ならば分かると思ったのだが――あぁ、そういえば。確かにお前にはまだ見せていない。俺の高潔なる食事の1つが残っているな」
「見せていない、ものとは‥吸血以外においての食事、でしょうか」
「やはり、その噂程度は魔術師として耳にしておったか。吸血鬼の中でも秘匿とされるものの一種を」
「えぇ。こちらは、何より生命体においての魔術的知識においては秀でていると自負していますが故に」
「お主は魔術師の中でも特に魔術の美徳や神秘に興味惹かれるものであったな。――なればここは1つ、お主のその期待に満ちた瞳に免じ、それをお主で実践してやろう」

吸血鬼の気の代わりようは、人間には理解ができない。と、聞いたことがある。

しかし、その理解よりも遥か上を行くほどの吸血鬼の秘匿”というワードに高ぶる心。
さきほどまでどうすれば生きれるか、と怖気づいていたからだから一転、それなればこの身1つ容易いと思える心に、やはり私とて人間ではなかったのだと理解する。

続く

4:バフ盛り腐女子 hoge:2018/06/27(水) 21:22

続き

「本来、吸血鬼というのは血だけを吸って生きるものではなく――正しく言えば、体液を元に生きるものなのだ」

体液‥というと。吸血鬼というものは血を吸い生き、それ以外のものを口にすれば死に至るほどに体調を崩すのだと聞いたのだが、実は汗や唾液等の摂取も可能だったのか。
魔術師として、材料として人間を分解してゆくあの瞬間よりも、気持ちが高揚してゆくのが汗ばんだ杖を通して実感できる。

「お主が買った不興は大きいが、俺は何よりお前の瞳を愛している。本来は血を吸い尽くしコロすつもりだったが、それも俺の寛大さと気まぐれに免じ許そう。――代わりに、お主のその体液を寄越せ」

美しい。
刹那に感じた感情も、大きい影に塗りつぶされた。不慮の事態、すなわち突然の出来事は苦手である。
まさか、自分の口内をこの吸血鬼に蹂躙されようものなど、予想の1つすらもしていなかったこと。


「くふっ‥」

確かに、これは自分の声であるはずなのに――それは、自分自身ですら聞いたこともない嬌声であった。
身体を巡る電流に、かろうじて回っていた頭に(私は、かわれているだけではないか)という思考回りだすも、それを見透かされたのか偶然か、舌の裏をサワリと撫でられることでその意識はとんだ。

捕食――。ふと、彼の言葉が思い返された。
まさしく、私はその獲物ではないか。心の奥のプライドが、1つ音を立てて崩れる。
が、彼の瞳は至って美しいまま、獲物前に何かはせる想いもないようだった。


「――っ、前菜はこれでよかろう」


何分経ったかすら忘れたころ、不覚にも朦朧としていた意識をハッキリとさせたのは彼の声だった。


続く

5:バフ盛り腐女子 hoge:2018/06/27(水) 21:45

続く

彼は微笑んでいる。
少なくとも、自分が知る限りではあの処女を食らった時以外に、あそこまで彼の機嫌の良さを実感できた時はない。


「では、差し出せ。この俺は腹が空いている」

肩に指が食い込まされる。その圧力で痣ができないかと懸念する暇はなかった。
しかし・・まさか、彼の言う吸血鬼の秘匿”というものが体液によるものだけだったとは、少し残念なような気がする。もう少しくらい、魔術の本懐に触れるような何かで合ってもよかったというのに。


「お主。――まさか、ここに来て不服であると?その想いがどれほど俺の不服を買うか知ってのほかか?」
「すみません。‥その秘匿とやらについて、魔術師としての見解をはせていて」
「つまらぬな」

そう一蹴される。魔術師として、さすがにこれは腹がたつ。
私は、こっそりとマントに忍ばせていた銀のナイフを片手をかける。
以前、材料の1人が“お守り”として持っていたものだった。


「‥やはり、お主を食うてやろうか」

瞳で切り裂かれるのと、私の片手のナイフが振り上げられるのは、同時の出来事であった。
刹那、2人の間に血のベールがまとわれた。


「――っお主」

ボタリとナイフから血が滴る。

「何を考えている」

低い声に怖気付かず、私は至って平然と答えた。

「腕を、切りました」

ナイフを持っていない方の手は、白色から一転赤色に。


「あなた様は体液を食す。‥すれば、血液と滲出液が同時に出るこの方法が2つの味があって良いのではないのかと思いまして」
「――ほう。顔色1つ変えずにそのようなことを言えるとは、やはり魔術師であるのだな。お主は」
「‥私は、コロされるのですか?」
「いいや、たった今気が変わったばかりだ。誠意をもって出されたものを拒否するなど、吸血鬼としての品格が問われる」

やはり、吸血鬼の心というものは分からない。

「本当は俺がどのようにお前を食らおうとしたのか、知っていたのだろう?」

後に聞かれたが、私はその答えなど知らない。
果たして、本来あのまま不服を買わねばどうなったのか、新たに魔術師としての探求心がうずくが、どこか身体がそれを拒否しているようで、やはりあれを手放すことは近くないのであろうと私は認識した

終わり

6:匿名の腐女子 hoge:2018/07/01(日) 18:40

先生!私社会的地位もプライドも高めな頭の良い人(メガネ)が受けなのが性癖です!
相手は快楽堕ちさせたいモブおじさんでも受けに憧れるワンコ部下でも受けが唯一あまり強気に出れない先輩でもなんでもよきです!
いかがでしょうか!よろしくおねがいします!!


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