以前この場所に投稿していた小説のキャスフィ版です。
キャスフィに投稿するにあたって設定を大幅見直ししたので中身は完全に別物となっております。
質問・感想等はこのスレに、なおこのスレでの雑談は禁止です。
「ねぇ、アスカ、勝虎は今どこで何してると思う?」
「どうした唐突に」
「もしあの時、勝虎がいたらアスカはこんな怪我しなくて済んだのかなって」
「さぁな、あいつが居ようと居まいとこうなる運命なのかも知れないぞ」
そう、ちょっと喧嘩の強い奴が居たところでこの運命は変えられない、あんな怪物にステゴロを挑んで勝てる人間なんていない、それはアスカ自身が一番よく理解している。
もし、あの時勝虎がいたら、きっと二人とも……
ダメだ考えるな、アスカは首は大きく振って、嫌な考えを振り払った。
「七海」
「ん、何?」
「腹減ったからテリヤキバーガーとポテトのLを買ってきてくれ、ドリンクは何でもいい」
アスカは言って、七海に視線を向ける。
七海は意地悪げな微笑を頬に浮かべて言った。
「……それだけ食欲があるなら大丈夫だね、ちょっと安心、でも今日ピザだから、テリヤキはまた今度ね」
七海は部屋を出ようとする、
「あ、ピザのサイズはLで良いよね?」
「好きにしろ……」
アスカは力なく呟いて枕に頭を乗せた。
それから1時間後、ピザ屋のバイクが家の前に止まった。
アスカの意向を汲んでかサイドメニューのポテトが注文されていた。
キャラクターは良いんだがストーリーが問題だな、もう少し伝奇要素を入れるべきだったか。
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