冥界のフェアニヒター【2】

はいはーい、どうもベシュと同盟組んでるあるでーす。
チート野郎？ハッしらねぇな()

慧眼を持つエルフなんて神話でしか聞いたことなかった〜

…貴女よりは長く生きていないわ。そうね…今年で23よ。
エルフの23という年は、人に換算するとまだ赤ん坊のようなものよ。迷惑だわ。

…神話？ひいおばあさまの事ね。私は先祖返りだから。

ごめんね､言動が大人びてたからつい｡
君のおばあ様ってとっても強いんだねー

ええ。ひいおばあさまは私の目標だわ。そして一族の象徴。

私は、その能力を受け継いでいる。そうなるべくして生まれた、と信じているわ。

それなら君もいつか神話に載るのかな?

いえ。私はただ、ひいおばあさまが死んだ夜、あの「悪魔の夜」に、誓った事を成すだけ。
悪魔を、ころす。根絶やしにする。全てを奪う、それだけよ。

...悪魔､ねえ

ええ。私は忘れないわ。母様と妹を、殺した奴の顔、名前。
今言うと逃げてしまうかも知れないから言わないけれど。

...何の悪魔?上位なの〜?

可笑しな悪魔よ。
7つの大罪を、権能を宿していながらそれを使わずにいた悪魔。

　(そうなんだ､面白い悪魔だねー)

いいえ…変態としか言いようがない殺し方の悪魔よ。

(...嫉妬?強欲?怠惰?)

…強欲、ね。確か。

(それマモちゃんじゃん)

…私は、自慢じゃないけれど顔がいいらしいの。
それで逃がされたわ…屈辱よ…

(顔が良いのも困り者だねー)

…ここであったのも何かの縁だわ。お願い、私を強くさせて。

(もちろん良いよ...契約成立ってとこ？)

…代償とかあるかしら？

(特に無いよ､強いて言えばたまに殺しに来てくれると嬉しいかな)

私は、自分で言うのもなんだけれど、回復に特化しているの…
だから、人を傷つける術を知らない。
それを教えてくださるのなら、なんでも。
ところで、どうお呼びしたらいいかしら？

>>799
(カレンで良いよ､なら特別に超強力な魔法を教えてあげるよ)

え、わ、私に、できるかしら。

>>801
(魔神おろせばいけるいける､君には素質があるみたいだし)

解ったわ。やってみるわ、カレン

(まず魔神降ろさないと魔力足りないからねー)

どう降ろすんですの？

(私が呼び出すから､それを身体に宿すだけで良いよー)

壊死する可能性は？

(ないない､負担は全部私が受け入れるから｡)

…有り難う…ございますわ。

(この程度の負担なら私なら耐えれるよ〜だから安心してー)

…っはい、解りましたわ。私は、何をすればよろしいのでしょうか。

(｢魔神降ろし｣って言うだけで良いよ)

…「魔神おろし」！！

｢魔神が降りてくる｣

(一発で成功って...ヤバいね)

いえ、ただ視ただけですわ。最善の策を

(これなら魔力量が増えてるから使えるはずだよ､でぃすてぃにーインフェルノって言ってみて)

『ディスティニー…インフェルノ！！』

｢運命の焔が全てを焼き尽くす｣

(...ここまでとはね)

…どうやらできた？様ですわね、やったぁ！！

(すごいすごい､これ教えてもできる人滅多にいないんだよー)

ほんとほんと？私やりましたわぁ！

…あっ(テンションが上がっていたことに気づいて)

こほん、忘れてくださいまし。

(気にしないで〜､テンション高い君もかわいいと思うよ)

…有り難うございますわ

(うんうん､やっぱり女の子は笑顔じゃないとね(大天使スマイル))

私には効きませんわよ。「視え」ますから。
(目を閉じて)

(むー､魅了の笑顔が利かなかったのは初めて...ではないか)

私は、次の行動くらいしか読めないんですの。未来などは視れませんし…使えない能力ですわ。
ひいおばあさまの劣化版というところですわ…

(私の魅了を無効化するとかヤバいね､Sクラス能力かな？)

いえ…私もエルフの端くれ。耐性がある薬は幾らでも作れますわ。(薬草を見せて)

(...カリスマ性はあるんだけどな)

かりすませい…？

(いつの間にか私の宗教が出来るくらい←)

…すごい

(家に大量のお菓子が置かれてたりして迷惑だよ)

…お菓子、ですか……(目をキラキラと光らせて)

(毎日は結構キツいよ)

…たまにくれたり、してくれたりは…

(もちろん良いよ､いい加減に飽きたし)

…有り難うございますわ

(良いんだよべつに)

…悪魔を倒しに行きたいのですけれど …いませんし

(周りを見渡して)

慧眼のエルフ、貴様は悪魔共に屈辱を与えられ、復讐を企んでいると...。顔がいいという理由のみで、あの醜悪な悪魔共が見逃すとは思えない。貴様が嘘をついているという可能性もある。
そして、カレン(ちゃん)の垂教によって貴様が得た力は強大であり、反逆でもされたら俺は一溜りも無い。よって、同胞でもない貴様の加入は不可能に近い。

…ならば、どうしろというのですか。私に、貴女は何を望むのですか。

何も望まない。
悪魔共の抹殺は俺が必ず成し遂げる。それに、此処の所在は既に悪魔共に知られている。そんな危ない中での活動を、君に手伝わせることはできない。

…私には、魔神の力がありますわ。
貴女は何を恐れているんですの？

(目が赤く光って)
…視えましたわ。なるほど、そういうことですか。
ですが私は死神ではありませんわよ、なので家系とかわかりませんわ。
貴女を、「ベシュティンムング」としてみれる…ただのエルフですわ

...俺が...貴様の様な、ただのエルフに恐れをなすと思うか？その考えは正に神への冒涜であり、貴様の忠義心を疑う。
魔人だぁ？確かに貴様のそれは強大な力であり、恐怖心を引き起こすには十分な要素ではある。がしかし、俺は死神であり世界の闇を幾度となく見てきた。今更そんなものに...恐れをなすものか...。

>>846
それが貴様の慧眼の能力か。随分と俺を見透かしてくれたもんだ...。

ええ…だから。私は此処に、貴女との契約を結びます。
契約は絶対、破れば死が訪れる…その掟は知っているでしょう。

自らを自らの手で縛り付けるか...。愚行ではあるが、それが貴様の考える最善策か。
いいだろう、契約を交わそう。だが、俺は貴様を信頼はするが信用はしない。

『…我が名は慧眼のエルフ…その名の元に、契約を交わす。私は…ベシュティンムングを、裏切らないことをここに…契約に、誓う！』

貴様は...本当にそれでいいんだな？
後悔しても、もう遅いんだぞ。

…ええ。この、記憶とひいおばあさまに誓って。あの夜のことを…返してやる

悪魔は醜悪で卑劣な奴らだ。今もこの世にてどれだけの人間を誑かしていることか...。
悪魔をまっさつするという目標は同じだ。貴様の加盟を許可する。

…ありがとうございます。よろしくおねがい…しますわ。(手を差し出して)

...。
(怪訝そうな顔をしながらも、その差し出された手を片方の手で握る)

…手を取っていただいて…嬉しいですわ。(天使のような笑みを浮かべて)

...フンッ...。
(その笑を一瞬見て目を逸らし、手を離す)
...現在の同盟者は貴様を含め2人だ。その1人は堕天使であるが、悪い奴ではない。

はいはーい、ご登場！
僕があるだよ、よろしくね、エルフさん！

…この方が。

よろしくお願いしますわ

で、ベシュはこれからどうするんだい？

俺らがすべきことは悪魔共の抹殺のみだ。それは変わらない。

いや...強欲を継承するという魔女の保護、という線もあるな。

拠点とか、それこそ千里眼で見れるんじゃないのか？

…あ、それいいかも！メルト僕好きだよ〜

千里眼は、俺の思い浮かべる場所を写し出す能力なんだが、当然その場所が何処か分からない限り様子を見ることはできない。

んー、じゃあエルフたんに頼むしかないか

まあ後々でそれはいっか。まずはメルトだね

(寝るねおやすみ)

(おやすみアルさん。)

俺としては不可解だ。なぜエルフが神である俺と同盟、もしくはそれ以上の関係を望んだのか...。俺ならば契約などという自分の首を絞めるような真似はしない。

神がそこまで高等な種族だとは思えないけどね...

...そんなこと言ってるとバチが当たるよ、カレン(ちゃん)(´･ω･`;)

神なんてごろごろ居るしなあ

>>872
うち新道なんですけど。