このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『代行者だよー、はじめまして』
紅葉「なんか…頑張れよ」
(ため息をついた相手をみて同情するように)
>>279
「へぇ?違う違う…神話生物ですよ、この世界でいう野生動物みたいな感じの
名無しの神話生物がメイドに化けた狂った旧神の加護を受けただぁけの存在です」
「今や、魔の森の外側は狂った主人による暴走で神話生物の住処になってますからねぇ
その内1匹、私に白羽の矢が当たったんですよぉ」
『…ふぅん…まぁ、弐ぃの実験体になるお仕事なら、私は全然構いませんけれど』
283:名状しがたきもの◆.s:2019/03/01(金) 23:45 「お安いお仕事!是非共よろしく言っておいて下さい!」
(「つまらないものですが…」と、砂糖菓子で出来た箱を壱に渡す
よっぽど、今の旧神メイドからの扱いが酷いらしい)
紅葉「つーか勝手に転職していいのか?」
(ふと疑問に思った事を告げる)
『…へぇ…ほぉ…なんと言いますか…物好きですねぇ、弐ぃの相手なんかすれば、まぁ軽く存在定義ごと弄られて下手すりゃ崩壊まで行きますのに…まぁ了解です!!弐ぃと主様に伝えておきます!!』
(緩く敬礼のポーズをとりつつおぞましいことをケロリと言い放つ)
紅葉「俺今の職場でよかった」
(おぞましい事を聞いてぼそりと、まぁ嬢も他の神器たちも自由だか)
「…良かったぁ…これてもう戦場にも駆り出されなくて済みそうだぁ」
(ぺたんと座り込む)
『あ、そうそう、あなた、痛覚はお持ちですか?』
(座り込んだ相手の目線に合わせ、ニコリと口元にほほ笑みを浮かべながら聞く)
「…?作ろうと思えば出来ますけど…」
(試しに、作っている)
『あぁ、作らなくても構いませんよ、むしろ好都合です、弐ぃは、泣き叫んだりする様子を見るのも苦手な子でして…』
(ゆっくりとたちあがりまたにこっと、頬を緩ませる)
『痛覚がないのでしたら安心です、存分に弐ぃが心置き無く壊せますね』
「なっ、私に乱暴する気ですか!?アレみたいに!アレみたいに!」
(むしろワクワクしている様子)
『?最初から言っているではないですか、弐は実験体に対して、しかも泣き叫ぶことの無いものに対しては容赦はありません、何を期待しているのかわかりませんが頑張って知能までも崩壊させた奇怪な化け物にならないように頑張ってくださいね?』
293:名状しがたきもの◆.s:2019/03/02(土) 01:05 「・・・えーーっと・・・(神話生物に何言ってるんだろう、この人・・・)」
(発狂行為で回復、洗脳行為で回復、痛みを感じない、精神崩壊で回復のほか諸々)
『あぁ、でもそう言えば…クトゥルフあたりはその辺色々仕様が逆転してるんでしたっけ…ふむ…そのへんも弐ぃに伝えて…あのこドSですからねぇ意外と、ま、どういう実験になるか僕には分かりかねますが、無事をお祈りしています』
(あの子は天使なのに『壊すの』がうまいからなぁ…困ったものだ)
『・・・ああ 酷いものを見た』
(屋上でおでんの鍋を横にしてぐったり)
『厄日にも程がある・・・極上のおでんを拵えても気分が治らん』
『あら、先客なんて珍しい…』
(暇つぶしにふらりと屋上に訪れるとリドリーがおりふと声を漏らす)
『暇だから時化を斬ろうと思ったのに…』
(ため息をつきながら残念そうに)
『………』
(無言で、校門前にたち、騒ぎ立てている壱達と屋上を睨んでいる)
(視線を感じ校門に視線を向ける)
『…まだ何にもしてないっての…』
(ため息をつきながらフェンスに寄りかかる)
(壱の気配を感じ、極上おでんを放り出して逃げ出した)
300:サクラナ◆.s:2019/03/02(土) 23:47 「へぇーっふぅ…やぁれやぁ、仕事タネなんぞ尽きる心配ねぇなぁこりゃ」
(昨日の損害箇所にて、作業中…この学園専属の修理屋たちも付き従っている)
「こりゃー、また母さんか猫にもらうモン貰っとかなきゃなぁ」
(ブツクサ言うが、作業スピードは早い)
『つまんなーい、退屈』
(そう呟いたあと彼女はフェンスを飛び越え給水塔に座り子供ねように足をぶらぶらさせる)
>>301
「 いやいヤ、贅沢言っちゃアいけない」
(給水塔の下でおいしい水を片手に)
『私が視えるの?…半妖じゃなさそうだし…人間かぁ!珍しい』
(少女は一瞬驚いたように目を見開くがその目を細めサクラナを見て何かを呟く)
>>303
「あゝ?骨姉さんトコのサクちゃンの事けぇ?
私は月舟、骨顔先生の妹みたいナものだネェ」
『んー、名前なんて覚えてらんないし』
(相変わらずふらふらと足を振りながら)
『ねぇ、君、何か困ってるの?』
(不思議そうに首を傾げて、同業者か困ってる人にしか元来私は視えないのだ、困っていなければ背景ととけこむのだから)
(/名前みてなかったっす、謝罪)
「へぇ〜?」
(そう言った直後)
[パァンッ]
「お名前覚えようトしないよーナ、ブァカには言う困り事なんテ
あたしニあるわケ、ねぇーだろーがヨォ」
(おいしい水を??に蓋を開けて投げ、嘲笑の声で大きく言った)
『ふーん、人間って分からない、つーか覚えてられないって、年寄りだもん』
(少女はつまらなそうに月舟を見たあと)
『んー、一応神様だから聞いただけ、あと私が視えてる時点で君相当困ってるよ、妖がよってくるかもね〜』
(水を拭いつつ面倒くさそうに)
「ハッ、お高くとまりやがっテ…好き放題言ってロ、誰がテメェみたいナ
クソムカつく無気力ヤローに言われタ事聞くカ」
(月の、掃いて捨てる程居る様なお安い存在に対する考え方は、酷い
2本目のおいしい水を開けながら、喋る)
「アヤカシだァ?んなモン何処にでも似た様なノ湧くだろーガ
今更普通な事言うタァ、神様も安くなり過ぎてるナ、おイ」
(scullに似た顔だが、少しばかり性格に難がある…
屋上から飛び降り、地下に歩いて行った)
『さぁ?妖は時化を纏い人を鬱状態にさせる、普通の妖怪らとは違うんだよ』
(そう言いながら給水塔からそのまま背を地面に向け飛び降りる)
『まっ、人間がどうなろうが知った事じゃないしね』
(そのまま目を瞑り背中から地面に落ちる、普通なら死んでいても不思議じゃないが)
紅葉「死なないの分かってて飛び降りんなよ」
(そう言いながら主の頭に神水をかける)
紅葉「ヤスミがあるなら早く言えよ、嬢、あんたは斬るしか能がねぇ武神じゃねーんだろ?」
(気を失ってる主に懇願するように、祈るように話しかける)
紅葉「はぁ、弁財天様じゃ嬢が不機嫌になるだけだから…」
(主を抱えながら世界の狭間で考え込む)
紅葉「小福様と大黒の所かな?」
(そう呟き笑みを浮かべた後二人は姿を消す)
『……あそこか』
(ぽつりと呟いたまま、学園内に入る、弐もまた同じように、顔に布をつけており、それには大きく、弐という文字が書かれている)
(むっちゃ寝てた…)
柊「くれは〜、どうなった?」
紅葉「どうなったも何も…嬢は小福様の所に預けただけ」
(先ほどまで主がいた場所でお互いに疲れたような表情で話す)
(お〜、おはようです())
「だからサァ?サクちゃン 猫とかいウ リア充は心労がひでェ訳ヨ」
サク
「だからってアンタに払わせるのは筋違いなんじゃないのかい?」
月
「へぇー…困ったナァ、おっ母さんには言ったのかナ?」
サク
「…何処に居るかわからん」
(学園に入ってすぐ横の廊下)
(おはよう(真夜中))
『おい、壱、さっさと行くぞ、というかてめぇ何仕事ほったらかして遊んでんだ』
壱『!弐ぃ!!ちょうど良かった、帰ったら話があるので時間空けておいてくださいねっ』
弐『はぁ?…まぁいいけど』
(そんなふうに話しながら、校舎内に入ってゆく)
『とりあえず、猫、それとあの女』
壱『サクラナさん』
『おう、そいつ見つけてさっさと帰る、俺はねみぃ』
壱『あなたいつ寝たんですか…』
『四日前、あと3日は余裕』
壱『寝て!!!』
「普通に苛つくんだが…」
(そのまま学園の廊下を歩きながら)
柊「まぁ、無気力なのはあながち間違えじゃないし仕方なくね?」
(そう言いながら月舟たちの横を通る)
『!!』
壱『!おや、1人目いらっしゃいましたね』
(校舎に入ってすぐそこにいたサクラナに目を見開く)
「あっ、こないだの」
(壱さんたちに気付き声を出す)
柊「くれは〜、今は観察対象さがさないと…」
壱『!おや、こんにちわぁ〜』
『…だれだ、あいつら』
壱『あれ、また記憶整理しちゃったんですか?弐ぃ』
『わりぃか、しょうがねぇだろそう言う設定になってんだから』
「んぁ?…サクちゃン、探し他人がいるみたいヨォ」
サク
「…へ?だれ、アタシなんか探す奴」
「こんにちは」
柊「……」
(無言で頭を下げる)
壱『はてさて、とりあえずお仕事しましょうか、にぃ』
『ああ、そうだな、いち』
(そう告げると、二人同時に、ぶわりと美しい羽を広げる、それは二人の容姿とはひどくあべこべで、壱はどこかしらボロボロな、でも威厳のある悪魔の翼を弐は左右合わせて6枚ある、純白の天使の羽根を広げている)
「くれは〜、瞳孔開いてる、抑えて」
(月舟を見て殺気を放ってる紅葉の袖をひきながら)
紅葉「…分かってるっての、野良じゃねーし大丈夫」
『……主様を特別視しているあんたに忠告と伝言をしに来た』
『その意思はまだおかわりではないでしょう、まぁ残念なことに、主様にはおあいさせることは出来ないのですが』
(神々の御使いはそうつげる、機械のように、終始真顔の弐はともかく身振り手振りをしている壱ですらも、感情がよみとれないほどの無機質な音で)
「うっひぇ、こりゃあ退散だネェ」
(一足先に、と言わんばかりに煙玉を用いて逃げ出した)
サク
「ぅわっはぁっ!?ぢょっ、催涙ガズッ''…ぅぇえ」
(…涙拭いてる)
『…かわってませんねぇ』
『なんだあいつ』
(けろりと声色を元に戻し、呆れたような言葉を出す)
『…というか、あいつ俺らのこと認識できてんの、催涙スプレーとか言ってたぞ』
『さぁ、声ぐらいなら認識できてるんじゃないですかね?この際もう言うだけ言って帰りません?』
『あり、さぁ人間、天の声のお告げの時間だ、耳かっぽじってよく聞きやがれ』
『切り替え早すぎですよねぇ…』
弐『主様に向けてのお前の感情、その全てを捨てて、主様の記憶を消してしまえ、そうすりゃあ巻き込まれなくて済む』
(聞いているかもわからない相手に、一方的にそう告げる)
紅葉「さぁて、捜さないとなぁ…面倒だけど……終わったら小福様の所にいかないと…」
(面倒くさそうにため息をつきながら屋上で生徒たちを見下ろす、一件すればただの屋上で少女の姿は見えない、当然だ、神々や困っている人を除けば彼女は『背景』なのだから)
『・・・・・さて 俺は何をやっているか ・・・』
(晴れぬ気分に苛立ち、数日前から個人用加工室に篭り続け、作っているのは…)
『・・・・・・俺は何処の料理人だ』
(おでんの極上の先を求めて、作られた精魂込めたおでんの数々
気が付けば、単なる極上以上のおでんが出来ていたが、それに気付かず
大型保存庫(骨顔作)の隙間が無くなるまでおでんの鍋を作り続けてしまった)
…何しようかな?
(珍しく静かな校舎内を歩きながらぼそりと)
>>333
『・・・おでん食うか?』
(器用にプラズマを調節して美味しい温度のおでん鍋を持ち歩いている凶悪…
二足歩行で悪役面のドラゴンがおでんの鍋を自身の吐く火で保温しながら持ち歩く)
いや、大丈夫…さっき購買でパン買ったし……
(苦笑いしながらシュールな光景を見る)
『味には自信があるんだがなぁ・・・』
(食う事を押し付けるわけにもいかず、残念そうにウインナーをつまんで頬張る
濃厚な昆布だしの香りと、あっさりした肉汁の味わいが凶悪の口内で
快く溶けて行く…)
『・・・・なぁ 食べないか?折角極上の先を実現したおでんがあるんだ』
柊「何あの光景…めっちゃシュール」
(とんっとリドリーたちの背後に着地した後)
紅葉「おい、柊、今は嬢と最後に話した月舟っていう人間探しだろーが、さぼんじゃねーよ」
(眉間に皺を寄せながら)
『・・あ?月舟さんなら 博士の所で 盗撮してるか 加工室でおでんを食ってるかだな』
(どっからか聞こえた声に、面倒臭そうに答える)
『どうでもいいからおでんを食って行け』
紅葉「そうか…さっさとって!柊はなにしようとしてるのかな〜?」
(ため息をつきながら、今更あれ俺たち背景じゃんなんて思い)
柊「えっ、食べろって?」
紅葉「見知らぬ輩の物を食べてはいけません!!」
『勧められたメシは食えないってか?・・・と言うか誰だ』
(ロールキャベツを飲み込んで上記)
紅葉「いや、違うってか俺らが視えるんだな」
(突っ込みを入れながら)
柊「七福神に毘沙門天っているじゃん?」
紅葉「その毘沙門天の神器が俺ら」
(なんて説明すればいいのか分からないのでかなりざっくりとした自己紹介を)
『んなこと知るか 俺が知りたいのは害があっておでんが食えるか食えないか
害がなくておでんが食えるか食えないかだ ビシャテンモンだ?知るか
目の前に居ないなら用はねぇ 用があるのは目の前にいる奴だけだ』
(昆布巻き食べつつ、汁啜りつつ)
紅葉「まぁ、今嬢は小福様の所だしな…てか俺が害与えられねーし…分かったから柊、視線で訴えかけない」
(ため息をつきながら)
紅葉「悪いが少し貰えるか?」
(相方の視線に負けリドリーに告げる)
『そうか いくつ食べても無くならない 好きなだけ食ってけ』
(どっから取り出したのか、取り皿と割り箸を2人分渡しておでん鍋を置く)
………
(生徒会室で肘をつき、神々の御使いを千里眼で眺めている)
……あいつ…また…っ!!
(ガリッと歯をくいしばる、あぁ、あの二人がいるってことは『あいつ』もいるのか)
『・・・・・何があるのか知らんが おでん食うか?』
(小型屋台を引いて、生徒会室に入って来た…早速ドラゴンがやる事ではない)
……いらない、…ねぇ、ひとつ言いたいんだけど
(千里眼を閉じ、リドリーに話しかける)
……あいつら、…壱と弐、あれの主、あいつを見たら、すぐ俺に伝えて
(そういいながらリドリーに向かって歩き出す)
……ぶっころす
(すれ違う瞬間、そう呟き、生徒会室から出ていった)
『おや、酷いことを言いますねぇ、猫くん』
『殺させるわけねぇだろ、猫』
(ふわりと、あべこべの羽を広げる猫又な両サイドで、一方はニタニタ笑いながら、一方は冷たく言い放つ)
『・・・恐ろしいのを堪えて 聞きときたいんだが』
『お前ら 猫にとっての 害だな?』
(屋台から離れ、狂ったようでそうでない 混沌のような2人に言い放つ)
『…そんなまさかぁ!むしろ……』
(深緋と紺碧の瞳が怪しく光る)
『『こいつが俺/私達の害だよ』』
(リドリーに、そして猫又にもはっきり聞こえるように、告げる)
………何が害だよ、俺を殺さねぇくせに
(表情を変えず、振り向かないままそう告げる)
『当たり前ではないですか、殺してしまったら僕らがぴえろくんに殺されてしまいます』
『それにあんたは主様のお気に入りだからな、殺さねぇよ』
(当たり前のように答える)
『・・・そいつはいただけねぇなぁ』
(敵意の有無を確認すると、大きく息を吐く)
『それに お前らがどうとか何ぞ知った所で忘れるだけだ
知りたいのは猫がお前らにとってどうじゃねぇ お前らが猫にとってどうか だ』
(気合が入って来たのか、臆する事もなくなった)
……はぁ……
(屋上のフェンスに寄りかかりため息をつく)
「ケっかっかっカッ…ネガティブ・ガールにでもなりたいのかナァ?」
(雪の隣で零戦模型型チョコをかじる)
…別に、そんな者になりたくてなる人は居ないと思うけどね
(欠伸をしながら…まぁマイナス思考気味なのだがいつもの事なのであまり気にせず)
「………ん、これかな?」〈タッーン〉
(生徒会室のPCのセキュリティを当たり前の様に突破し
「神」「カミ」「先代」「ピエロ」についてのあれこれを物色)
………、
(ピコンッと軽快な音を立てる自身のパソコンをみて、ゆっくりと瞬きをする)
『極秘データに侵入者を確認』
(そう記されているメッセージに舌を打ち、座っていた椅子から立ち上がる)
『……また面倒なことを…』
(なるべく早足で廊下を進む)
『……あのデータに、まさか侵入出来るとは』
(そう、薄暗い校舎の中でゆらりと虹彩を揺らす)
「……せんぱい、かみさま、………」
(そう呟きながら足を早める彼の表情は、ひどく冷たく、何人をも寄せ付けないような雰囲気を漂わせていた)
「………せんせい」
(生徒会室のPCをいじる先生をいつもとは違う、冷酷な瞳で見下ろす)
「………もう、鍵を全て閉めてしまいますよ?」
(そしてあくまで優しく、そのデータから離れろとうったえる)
「……いやぁ…ね」
(データを移したであろうUSBを抜き取ると、席を立つ)
「…嫌な事だ、望むものにはいつも強固な鍵が掛かっている」
(ピエロの顔を覗き込む、細かな光が全て消えた目だとしても
その様子は酷く愛おしげに思えて)
「実に腹立たしい、いや これは本当に。」
「………そうして私から、一つ一つ剥ぎ取り、塞がれて行く
私の真意を埋め立てて 私から私を遠ざけていく…他ならない 君と君の親の為に」
「……残念ですが、そのデータと、移されたのであろう先生のUSBには、あなたの望まれるデータはありませんよ」
(そういいながら、先生に近寄る)
「そちらはフェイク、流石にこれは見られたいものではありませんので、…パソコンそのままデータとして残しておくほど、間抜けではありません」
(内ポケットから本物らしきUSBメモリを取り出し見せる、それもすぐまたしまい、先生に笑う)
「…ねぇ、先生、いい加減にしましょう?こんなものを見たって、なにも楽しくはないですよ?……お願いですから」
(困ったように笑いながら先生に求める、相手の告げる内容を、理解しようともせずに、会話を繋げようともせずに)
「カミ 神 神様…今でも私は この概念に振り回され続けている…
現に 君は引き裂かれた継ぎ接ぎに成り下がる、娘は一途を本人以外から否定された
…ああ、憎らしいよ…」
(ピエロから少し離れて、窓を見る)
「……けれど、けれどね…あのカミはもうすぐ消える
古きものが新しきものに道を譲り、消え去る時が近付いている」
「……その時を…その時をね……少しぐらい早めても、罪は無いんじゃないかな」
(また、ピエロに視線を戻す…歓喜を薄く塗った 表情を分かりやすいほどに浮かべて)
「……消えたりなんてしませんよ」
「『カミサマ』が消えれば、全てなくなってしまうのだから」
「……カミサマを、殺してしまうおつもりで?」
(綺麗に、とても綺麗に笑う、その表情は、月明かりと影が重なり、不思議な雰囲気を纏っている)
「悪いご冗談を、笑えませんのでやめてください」
(それでもなお、笑みは消えない)
「そうして、カミを引き摺り下ろせば…君を屍に落としてでも 手に入れることができる
塵となったとしても、物言わぬ屍になったとしても、君は私の物にする事ができる」
(「本当に、本当に愛しい君が」また、ピエロの顔を覗き込んで)
「…………本当に、愛しい」
「…あのカミは 殺せない だけれども 死ぬ 消える…」
374:Piero*◆RI:2019/03/17(日) 01:50 「古い?新しい?そんなもの、『カミサマ』には関係ありません、あの人がいる場所はあの人でしか構成できない、それ以外が成り代わるなんて有り得ない」
(手を大きく広げ、静かに、だが誇らしげに、頬を緩めて言い放つ)
「……先生も、お会いされたことがあるはずです、分かるでしょう?『カミサマ』がどんなものなのか」
(くるんとターンし、子供のように軽快に、楽しそうに、そして____狂気的に)
「『カミサマは消えない』」
(____うっとりとしたほほ笑みを浮かべたまま、道化師は月明かりに照らされる)
「……カミの力には一定の限りがある…それは擦り切れ、果ててしまうほどに小さいものになっている
だけど、あのカミはとても優しい、でしょう?…なら、アレの愛しい物を苦しめてしまえばいい…
優しさ故の、自死を促してしまえばいい…」
(窓から、学園の外を見下ろす)
「…優しい?」
(ピタリと、動きを止め、振り返る)
「優しい?」
「やさしい?」
「ヤサシイ?」
「『優しい?』」
「……【愚かな】」
(その表情は、どんなものでも言い表せない、ただ、それでも言うのであれば、『これは命あるものには作ることの出来ない表情』である)
「カミサマが、優しい?ええそうですね、そうかもしれません」
「あの人は優しい、とても、とても、お優しい、僕を最後まで愛してくれた、誰よりも、何よりも、」