皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。
こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。
まぁ、天使としてのあり方を此奴に教えて欲しいんだよ...頼む!
373:マリン:2021/03/11(木) 19:07〈あ、ペットの面倒なので居ません。また来ます〉
374:ハリジャ◆o6:2021/03/11(木) 19:10
わたくしが天使としての在り方を存じていると思っているのですか。
そもそも、あなたは悪魔では?
天使と生を共にするなど禁忌のように思えます。
…はぁ。頼み事をする時は、まず自身の素性と経緯を相手に伝えるものですよ。
悪魔のお客人。
>>373
(OK)
う、うぐっ...まぁ、素性ねぇ...俺はパエスト家61代目当主、マリンだ。
この孤児を拾ったのはな...セラヒィエルが此奴を人間に馴染ませるところはないのかと言われてね〜...
けどな、俺の魔界は下手すれば...死のとこもある。だから、地界しかなくてなぁ...頼むよ
(苦笑いでまた答える。後ろの男の子はハリジャを見て、ゆっくり近づく)
はぁ…耳に覚えのない単語ばかり。
やはり悪魔の思考は理解しかねますね。
…ですが、この教会は寄る辺のない者が集う場所。
そして救済へと向かう聖地です。
(近づく幼き天使と目を合わせ、語りかける。)
あなたも居場所を欲しているのですね。
ならばわたくしが救ってさしあげます。
とりあえず、言葉が分からないなら…簡単な挨拶でもしておきましょう。
(天使少年の頭に手を置きゆっくり撫でる。安堵を与えるための仕草。)
ニパァ♪
(にっこりと安心して笑った)
マリン「...昔のミカエルに似てるなぁ」
(ニヤニヤしながら見てる)
なにを笑っているのですか、悪魔。
用が済んだのなら去りなさい。
頼みは聞いたのですから。
…
……そういえば、天使の名前は?
うえっ、酷いなぁー...ま、たまに様子を見てくるぞ。
ソイツの名前はソラン。天界の最大の平原『シャイナウォール』に戦時中で見つけた孤児だ。
(むぅーという顔で一応説明)
世界は広いのですね。
…ソラン。
分かりました。
迷える者に道を示すのもわたくしの役目。
悪魔と約束を交わすのは癪ですが、読み書きくらいは教えましょう。
んで...もう一つは、そいつの左腕の一部の紋章柄がある。
何故か熾天使の柄があるんだがな...
(焦る顔になってソランを見る)
あんがとさん、では完了次第...セラヒィエルに送る予定だ。じゃあな
(瞬間移動で去る)
なにか問題でもあるのでしょうか。
天使には疎いのであまり分かりませんが…
…あら、去られましたか。
出会いも別れも、本当に突然ですわね。
さすが悪魔と言うべきでしょうか。
…さて。
(ソランを見つめる。)
?
(不思議そうな顔で見つめる)
あの悪魔も運が悪いですね。
何故わたくしに天使を託したのか…
戦場で拾われた紋章の子など関係ない。
寄り辺なき者は救われる宿命なのですから。
…うふふ、ソラン。
あなたを記念すべき最後の信者にしてあげます。
尊い命を礎として救世は創られる。
それまで保留ですよ。執行猶予とでも言うべきでしょうか。
わたくしが全ての信者を救いに導くまで…ね?
(言葉を理解する術を持たぬソランに笑顔で告げる。
そこにあるのは人間ではなく『人ならざる者』の面影。)
ニパァ♪
(笑顔でハリジャに見せる。まるで女神の微笑みのように)
…なんですか。
ふふふ、面白いですね。
現状すら理解できないなんて。
わたくしは救済を遂行するだけ。
正義に水を差すなんて…野暮ですもの。
とりあえず、執行猶予の間に読み書きくらいは教えてあげますから、ついてきなさい。
(くるりと踵を返して手招き。そのまま歩き出す。)
ちまちま...(嬉しそうにハリジャと一緒に歩く)
391:ハリジャ◆o6:2021/03/11(木) 21:04
なにを嬉しそうに…見た目もさることながら、変な天使ですね。
(背後のソランに目配せしつつ、長い廊下を少し早歩き。)
ちまちま...〜♪
(ちょっと低空に飛んで、兎を空を飛んでるかのように遊ぶ。ハリジャを見ながらついて行く)
…つきました。
入ってください、ソラン。
(廊下の横にある古い扉の前で足を止める。
ギィ、と音を立てて開き、部屋の中を指差して意志疎通。)
っ!〜♪
(飛びながらその部屋に入る)
(部屋の中はいたって質素。
一人用のベッド、棚など、適当な家具が配置されている。)
…ソラン。
いいですか、あなたは特別な信者なのですよ。
本来なら苦しみを与えるところです。
しかし今は執行猶予。それに、悪魔を敵に回すと面倒です。
これ以上目立つわけにいきませんから。
…なんて、あなたには理解できませんね。
その椅子に座りなさい。教えますから。
わたくしは苦しみの先でのみ慈悲を与えます。
そのことは『理解』するのですよ?
(再び椅子を指差す。)
ちまちま...よじよじ
(床に着いてゆっくり座る)
本当に、翼がなければただの幼児ですね。
こんなものに言語を教えるなど可能なのでしょうか。
(椅子に着席したソランの横に立ち、引き出しの中の羽ペンと紙を取り出す。)
?
(羽ペンを見てキラキラ)
こら、しっかり紙を見ていなさい。
まずは簡単な文字からです。
(そういうと、羽ペンに目を輝かせるソランのそばで紙に文字を書いていく。
この世で最も簡単な覚えやすい文字である。)
??
(と言われて紙を見る)
…ああ、盲点でしたね。
文字どころか意味が理解できないのですから。
これは難航しそうです。
ソラン。あなた、なにか話せませんか?
(口元に指先を当て、「話す」の仕草。)
あー...?...ソランエル...でしゅ?...んみゅ?
(子猫のように本人は分からないようだが言葉を話した)
……
(ソランが発した声に、一瞬固まる。)
…はぁ、ふふ、あはは。
わたくしはなにを?
たかが幼い天使の一人。しかも執行猶予の途中ですのよ。
…ううん、ソラン。
言葉は話せるようですね。
それなら良い方法があります。
(再度ペンを取り文字を記す。紙には「ソラン」と書かれていた。)
んみゅ...?ソラン...
(紙を見て発音した)
いいですか?
これがソラン。あなたの名です。
ほら、書いてみなさい。
(羽ペンを手渡す。)
んゆ...んゆ...
(汚い字だが頑張って書いてる)
んや!
(笑顔でハリジャに見せる)
…ふふふ、これから励みなさい。
(微笑みを浮かべてソランの頭を撫でる。)
あなたには意味を文字にして理解してもらいます。
ですから、今日はもう一つ教えましょう。
んゆ!
(嬉しいそうにキラキラしてハリジャを見る)
あはは、ひどい字です。
まるで死にかけのミミズのような…
ですが、なんでしょう。
この感情は…
ソラン。
しっかり見ているのですよ。
…
(胸の前で両手を組み、小さく頭を下げた。
「感謝」の仕草を表している。)
感謝、これは…こう書くのです。
仕草から意味と文字の繋がりを覚えるように。
(今度はペンで紙に「ありがとう」と書く。)
あり...ありが...とう...
(書きながら発音して頑張って覚えるソラン。)
何度も書いて覚えなさい。
文字があると世界は豊かになるものです。
…ああ、ですが、決して誤解はしないように。
わたくしは厚意であなたと接しているわけではありませんので。
(相変わらず言葉を理解しないと知っていながら話す。
まるで自分に言い聞かせるように。)
んや!ありがとう!
(今覚えた言葉を使って、とっても笑顔でハリジャに向ける)
…案外、物覚えがいいですね。
礼を言われるようことは何一つしていませんが、ただの練習。
明日からはよりたくさんの言葉を教えますから、その小さな頭でちゃんと理解するのですよ?
うゆ!
(嬉しそうにハリジャを抱きしめる)
あ、ちょっと…!
おこがましいですよ、執行猶予の分際で。
(といいながらも、抱きつくソランに抵抗せず。)
うゆゆ♪
(抱きしめながら頬をすりすりする。ハリジャの事が相当気に入ったようだ)
弾力のある頬…これは、…あはは、いけませんわね。
執行人として余分な感情は…
…
それにしても、少し痩せていますね。
ちゃんと食べているのですか?
(ふいにぱっと離れ、ソランの姿をまじまじと刮目する。
どうやら少し痩せているようだ。)
うゆゆ...
(ぐぅぅ〜...大きいお腹の音がなった)
もう、仕方ありませんね。
いいですか? いずれ来るその時まであなたを生かしておくだけですからね。
苦行を前にして死なれては困ります。これは慈悲ではありませんから。
ついてきなさい。案内します。
(部屋の出口へ向かう。)
うゆ〜!
(また低空に浮いてついて行く)
( …天使、不思議な存在です。
罪さえ知らぬ無垢な魂…虫酸が走る。
苦しみに生きてこそ魂は昇華するというのに… )
…ええ、そのはずですよ。
この天使の顛末など救い以外に有り得ないのですから。
つきましたよ、ソラン。
何か作ってあげます。
(ついたのは調理室。やたらと広い教会。)
クンクン...うゆうゆ!
(匂いを嗅いで、周りが全て珍しく見えてこれまたキラキラ)
こら、周りに気を付けなさい。
調理室といえど危険はあるものです。
わたくしに栄養など必要ありませんが…
天使の肉体は人間と構造が似ているようです。
…適当に作りましょう。そこで利口に待っていてください。
(包丁、まな板、皿が入った棚。その奥にあるキッチンに前に立つと、興味津々なソランに指を指し。)
う〜ゆ〜
(は〜いみたいな返事天井にしがみつき、白い兎の人形を使って遊ぶ)
ええと…まあ、こんな感じでしょうか。
あ、火が…とりあえず芋を投げれば、
(何やら不穏な言葉が奥から聞こえる。)
にゅ?んゆゆ〜♪
(聞こえて反応したが関係なく遊ぶ)
あはは、鬱陶しい。
調理など過程が多くて面倒です。
初めから一貫すればいいものを…
(ブツブツと言いながら調理を続行。しばらくすると、終わったのか奥から姿を現す。手には大きな皿…と、謎の塊。)
見なさいソラン。
わたくしは今宵新たなものを創造しましたよ。
んゆ?
(塊のものを見て不思議そうな顔で)
名付けます。
これは「芋塊」です。
あとで文字を教えてあげましょう。
(木製のテーブルに芋の塊を置いた。)
さあ、食べなさい。
わたくしの料理を召し上がれるなんて、僥幸なのですから。
ふふふ。
(壊滅的に下手な料理の腕を自覚していない。ただニコニコと見つめ)
バクバク!!
(勢いよく食べる)
....
(顔が青ざめたようになるが耐える)
…どうですか?
(自信ありげに見守る顔。)
んゆ...んゆゆ!
(頑張ってスマイルを作って美味しかった表現)
そうでしょう?
うふふ、全部平らげなさい。
少しつくりすぎてしまったので、「おかわり」もありますから。
んくっ...!?
(まじかという絶望の顔、必死にお腹いっぱい表現)
え? もう満腹ですって?
…天使といえどもやはり貧弱ですね。
それにしても、どうしましょうか。
(少し残った芋塊を見つめ、考える。)
…そうです、信者にあげましょう。
きっとお喜びになるでしょうね。
んゆ、んゆ...
(必死に表現して疲れた汗顔)
?
(疲労を浮かべるソランに首をかしげる。)
…あぁ、疲れたのですね。
分かりました。甘美な料理も食したことですし、次に向かいましょう。
(コツリ、と踵を鳴らすとテーブルの上に魔法陣が展開される。
残った芋塊は『信者達の部屋』に送られた。黒い服をひるがえして出口へ)
んゆっんゆっんゆ〜♪
(楽しみみたいなご機嫌な顔で向かう)
あの悪魔の願いは…人間らしい生活を、でしたね。
教養のなさも甚だしいところです。
せめて汚れくらいは落とさないといけません。
(自室、調理室と過ぎた先の廊下を歩く。
螺旋した階段を下り下層へと歩を進める。)
んゆ〜?
(飛びながら降りる)
(長い長い廊下の最奥に佇む寂れた扉。)
…あまり使ったことはありませんでしたね。
アースガルズの建築家は無駄が多すぎる。
まあ、偶然にも機会を得たのですから不毛にしますが。
ソラン。お風呂です。
(己の腕に手をすべらせ、洗う仕草。)
うゆ?
(ハリジャの真似をする)
はい。
(ギィ、と重い扉を開ける。中は小綺麗な洗面所。)
入りなさい。
んゆ〜♪
(飛びながら入る)
(突然、ソランの両翼に触れる。)
これ、しまえるのでしょうか…
んみゃ!?
(一瞬びっくりした顔になり、赤らめる顔になる)
翼に感覚はあるのですね…服を脱ぐにはどうにも邪魔なのですが。
(翼の仕組みを確かめるようにゆっくり指を滑らせる。)
んみゅみゅ...///
(こそばくては耐える)
あれ、どうしました?
…ふふふ、そんなつもりはないのに。
とにかく、今の段階では意志と繋がりがないようです。
(丁寧に、丁寧に、翼に引っ掛からないよう服を脱がせる。)
んみゃ...んゆゆ♪
(耐えてながらも嬉しそうな顔)
よし、できました。
そろそろ入りましょうか。
(立ち上がり、服を脱いだソランを背後に浴槽へ向かう。
大きな桶の側にある『蒼い魔石晶』に手をかざすと、たちまちお湯が溢れ出た。)
んよ〜!!!
(物凄くキラキラして勢いに入る。ダイナミックで)
慌てすぎですよ、ソラン。
(傍らの石鹸を手にとり泡立たせ、楽しそうに入浴するソランの頭に置いて洗う。)
んゆんゆ〜♪
(頭の上にある宙に浮いてある黄色の輪っかを手で引き寄せて、シャボン玉を作る。そして吹く。
きゃっ、きゃっと楽しそうに笑った)
(遊ぶソランの頭に、手ですくったお湯をかける。
泡がゆっくり流れていく。)
…ふふ、これで綺麗になりましたね。
んあ?
(お湯が流れて少し目を開く。まるで女の子みたいな美貌である)
…さすが天使と言うべきでしょうか。
(ソランの美貌に少し驚き)
やはりあの悪魔、よっぽどの無作法ですわ。
己の身を磨くことも知らぬ原石は所詮石ころのまま。
あなたは幸運でしたね、ソラン。
(濡れた髪を撫で付け)
〜♥
(撫でたその手を自分の頬に当て、嬉しそうにそっと手にキスをする)
…!
……ダメですよ、ソラン。
いずれあなたには救済を執行するのですから、情など湧いてはいけないのです。
(口付けされた手を、するりと頬に寄せる。わずかな葛藤を宿してソランを見つめた。)
んうゆ?きゃっ、きゃっ♪
(意味は理解してないが大好きなのには変わらない笑顔)
なぜでしょう、あなたと接していると感情を忘れてしまいます。
ただ憎き神への怒りを…
…あなたに言っても分かりませんね。
うふふ、そろそろ上がりましょうか。
逆上せてはいけません。
(ソランの手を取る)
きゃっ、きゃっ♪まま〜
(いつの間にか『まま』という発言を出し、笑う)
ママ? …冗談を。
母などと呼ばれてはたまりません。
(しかしどこか満更でもない表情を浮かべ、浴槽から上がったソランを白いバスタオルで吹く。)
みゃ〜♪きゃっ、きゃっ♪
(嬉し過ぎて、羽がバタバタと動く)
面白い羽ですね。
(パタパタ動く羽を横目に引き出しに手をかけ、)
時々ですけれど、浮浪者が訪れることがあります。
そういう時はまず酷い身なりを整えるのです。
予備があったのを思い出しました。
(まっさらな白い服をソランに手渡す。)
うゆぅ?
(不思議そうな顔)
さあ、袖を通してください。
翼の部分は穴を開けておきます。
(白い服に手をかざす。すると、じわじわと焦げて二つの穴ができた。
服を着る仕草をしてみせる。)
うゆうゆ...ぬいぬい...
(頑張って真似して着る)