聖神教会

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1:ハリジャ◆o6 慈愛のシスター:2021/02/15(月) 22:18

皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。

こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。

601:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 19:12


へえ…聞いたことがありますね、たしか夢想でしたか。
まさか天使が会得しているとは。

…ふふふ、わたくしの方が人間界に関しては先輩ですからね。
いっぱい教えてあげます。

(踵を鳴らし、ソランとハリジャを包む魔法陣が展開される。)

602:ソラン:2021/03/14(日) 19:30

わぁぁ...綺麗...

603:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 19:32


(燐光が影の形だけをくっきりと残し、やがて消え、二人は教会の外へ転移した。
草原がそよそよと風になびく風景。)

――ソラン、あなたから人間界について聞きたいことはありますか?

604:ソラン:2021/03/14(日) 19:38

....僕がこの世界で聞いたのは

(風の心地よさに触れて嬉しそうな顔をする。だが幼稚園児には聞かない衝撃の言葉が出る)


...僕の本当の親が人間によって“消された”ことくらいかな?

(笑顔でそう言った。幼稚園児だから、本人は理解していない)

605:ソラン:2021/03/14(日) 19:38

【あ、間違えたぁぁぁ!!!】

606:ソラン:2021/03/14(日) 19:39

【これもう少し先なのよ!忘れてぇぇぇ!!!!!!】

607:ソラン:2021/03/14(日) 19:40

んーとっ...じゃあ、人間は寿命が短いの?

(不思議そうな顔で)

608:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 19:43


人間は、個体によりますが百年近く生きますよ。
70年ほどでしょうか。

天使はどうなのですか?

(手を握ったまま草原の上を歩き出す。)

609:ソラン:2021/03/14(日) 19:46

天使は悪魔と同じで他人によるけど、3000億万近く生きるって。
けど、いつ死ぬか分からない地形が多いから精々、200億歳近くかなってミカエルに聞いたよ?

610:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 19:52


へえ…星より長生きですね。
やはり魔界や天界は質が違う。
ちなみに神は…ふふ。

では、行きましょうか。

(街へ向かって手を引いた。)

611:ソラン:2021/03/14(日) 19:53

んゆ?人間いっぱい...此処、人間の住処?
(街を見て、また不思議そうに)

612:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 19:58


はい、人間が群れを成して生きる住処です。

(竜車が石畳の大通りを走り、果物屋は押し売り、上を見上げれば住人が洗濯物を干している。はぐれないようにぎゅっと手を握る。)

なにか気になるものは?

613:ソラン:2021/03/14(日) 20:02

...何でみんな服が違うの?色とか形とか。
僕やハリジャは一緒なのに

614:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:06


個性ですよ、ソラン。
見た目も種族も、皆それぞれに違うからです。
…それがどこでも当たり前になれば。
誰もが排他されることがない世界に…

ソラン、あなたは自分の個性をこれから見つけなさい。

615:ソラン:2021/03/14(日) 20:07

?うん、分かった。ハリジャ
(満面の笑み、まさに女神)

616:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:09


はい。誰でも、たとえ天使でも生きやすい世界を創りますから。

(ソランの満面の笑みに応えるように笑う。)

そうです、少し買い物をしてみましょう。
手を離してはだめですよ?

(押し売りをしている果物屋までソランの手を引いて歩いていく。)

617:ソラン:2021/03/14(日) 20:14

わぁぁ...美味しい果実いっぱいだ!
(嬉しそうに目をキラキラ)

618:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:16


ソラン、人間界には通貨というものがあります。
物の価値に見合った硬化を、欲しい物と交換するのです。
一度やってごらんなさい。

(ポケットから銀貨を一枚取り出してソランに手渡す。)

なんでも好きなものを。

619:ソラン:2021/03/14(日) 20:20

うん!じゃあ...あの美味しそうなりんご...あの、りんご1個下さい!
(果物屋の人間に話掛けて、りんご一個頼む)

620:果物屋の店主◆o6:2021/03/14(日) 20:22

ああん?なんだよガキ、羽が生えてるじゃあーねえか!ワハハハハ!
いっぱい食ってビッグになれよ!

(ソランの頭をがしがし撫でる。)

りんごな、これは俺が育てて売ってる直接輸入みたいな代物だ!
超絶うまくてよぉ、住民から苦情が殺到するレベルで困っちまうよなぁ〜。
まあとにかく、落とすなよ!

(銀貨を受け取って粗暴な手つきでりんごを手渡す。)

621:ソラン:2021/03/14(日) 20:26

ありがとう!店主さん!
(持ちながらも女神の笑顔でお礼を言った。そしてハリジャのとこに戻る)

ハリジャ!前が見えないよ〜!!

622:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:29


あ、もう…まだあなたには大きいですね、ふふ。

(わたわたしてるソランの林檎が入った紙袋を持つ。)

さて、次はどこに行きましょうか?

623:ソラン:2021/03/14(日) 20:32

んー...何か広い所とかある?何か...水が大きいとこ

624:ソラン:2021/03/14(日) 20:33

ありがとう、ハリジャ!
(女神の笑顔)

625:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:34


礼などいりませんよ。
これは義務ですから。

…水の大きい、海ですね。
少し先へ進むとあります。
まだ歩けますか?

626:ソラン:2021/03/14(日) 20:35

うん!行く行く!

627:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:36


…では、何度も言いますがはぐれないように。

(再び手を繋ぎ直して歩き出す。街の外、雑踏が広がる奥の海辺まで。)

628:ソラン:2021/03/14(日) 20:38

きゃっ、きゃっ♪
楽しい〜♪

(ハリジャと一緒で嬉しいソラン)

629:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:40


ふふふ――

(そして、しばらくすると到着。)

…着きましたよ、ソラン。

(夕日が照りつける海原、その際で黄緑色に輝く波が折り返す。)

630:ソラン:2021/03/14(日) 20:42

わぁぁ〜!!!
とっても綺麗〜!!

(めっちゃキラキラして楽しそうにはしゃぐ)

631:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:45




(浜辺に座り、地平線に沈む夕日をどこか物憂げな顔で見つめる。)

632:ソラン:2021/03/14(日) 20:47

...ねぇ、ハリジャ!
これ見て!!

(ハリジャを見て、寂しそうに見えて海の水を使い、太陽を表に水のハートを魔法で表現した。)

633:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:51


――!

(ソランの指先で創造される水のハートは、太陽の光で橙や黄緑にきらきら輝いていた。
美しい光景とまっすぐな愛情。…少し、ほんの少し、困惑する。)

…海を、見ていると…虐げられ淘汰されてきた今までの事実なんて、
まるでないように思えるのです。

それは…あなたを見ていても同じこと。
…嬉しいとは、こういう感情を言うのですね。
教えるばかりでは何も分からなかった。

634:ソラン:2021/03/14(日) 20:55

んみゅ?えへへ///...僕ね、ハリジャを守れる天使になりたい!
ハリジャ優しくて色んなの知ってるし、大好きだから!!

(満面の笑み)

635:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 20:59


…や、やめてください。
わたくしは、『私』にはその愛を受け止める術が分からない。
怒りを依代として生きてきたのに。

それ以外の感情が浮かぶたび、分からなくなります。
この怒りは正しいのか…救いとはなんなのか。

ごめんなさい、ソラン。
…あなたに言っても分かりませんね。

(眩しいソランの笑みから顔を逸らす。)

636:ソラン:2021/03/14(日) 21:01

んゆ?ハリジャはハリジャのやり方で変えれば良いと思うよ?
難しい事よくわからないけどね!

(笑いながらハリジャを慰める)

637:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 21:04


…はい、ふふ、…

ありがとうございます。

(夕日を背後にして笑う。)

638:ソラン:2021/03/14(日) 21:06

えへへ!ハリジャは大好きだからお嫁さん?にしたいな〜///
一緒にいて楽しいもん!

(笑顔で抱きしめる)

639:ハリジャ◆o6:2021/03/14(日) 21:08


お嫁さん?

…そういうことを言うのは、もう少し大きくなってからですよ?
うふふ。

(こちらも抱きしめて頭を撫でる。)

640:ソラン:2021/03/15(月) 06:37

そうなにょ?でもいっか!
(ぎゅ〜と抱きしめ、嬉しい笑顔)

641:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 07:15


はい。
そろそろ…帰りましょうか。

(太陽を背後に煌めく砂浜でソランの背を優しく撫でる。)

642:ソラン:2021/03/15(月) 07:20

うん!今日はとっても楽しかった!ハリジャ!
(笑顔で良い、手を繋ぐ)

643:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 07:24


――

(魔法陣が淡い光を放ちソランとハリジャを包み込む。
そのまま、海から影法師のような姿だけを残して教会へ転移された。)

644:ソラン:2021/03/15(月) 07:27

ハリジャの魔法は綺麗だね!
(女神の微笑み)

645:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 07:29


綺麗…ですか?
そんなこともありませんよ。
地の底に根付く禁忌の魔法使いですから。

(人差し指を唇に当てて困ったように笑う。)

646:ソラン:2021/03/15(月) 07:32

綺麗だもん!僕から見ればハリジャはまるで女神みたいに綺麗なんだよ!
(めっちゃ褒める。天使本人)

647:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 07:35


ふふ、天使がなにを言うのですか。
あまりからかってはいけませんよ?

(つん、とソランの額に指を指し。)

…今日は疲れたでしょう。
早くお風呂に入って就寝しましょう。

648:ソラン:2021/03/15(月) 07:38

んゆ!?...むぅ〜!事実だもん!
(頬を膨らませる。ハムスターみたいな可愛さ)

649:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 14:05


それならあなたの方が綺麗です。
天使さん。

(ふふふ、と笑って手を繋ぐ。)

650:ソラン:2021/03/15(月) 16:02

そうなの?ありがとう!ハリジャ///
(ぎゅ〜といきなり抱きつく)

651:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:01


はい。あとで鏡を見せてあげます。

(ソランの頭を撫で、風呂場まで歩く。)

652:ソラン:2021/03/15(月) 17:02

...僕の顔、どうなってるだろう
(楽しそうに風呂場に行く)

653:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:06

(風呂場!)

たしかここに…ああ、見つけました。
これが鏡ですよ、ソラン。

(洗面所の引き出しから手鏡を取り出す。)

654:ソラン:2021/03/15(月) 17:07

んゆ?...わっ!?これが...僕?

(鏡に映った自分を見て驚く)

655:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:08


ふふふ、言ったでしょう?
あなたはとても綺麗な天使ですよ。

(驚くソランの横から手鏡を覗き込む。)

656:ソラン:2021/03/15(月) 17:11

けど、ハリジャの方が綺麗だよ!僕よりもね!
(覗いてきたハリジャ頬をすりすりして)

657:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:13


…どこでそんな言葉を覚えてきたのでしょうか。
もう、本当に仕方のない子ですね。

(困ったように微笑むとソランの頭を撫で)

さあ、汚れを落としましょう。
ソランの綺麗な翼は清潔にしておかないと、ね?

658:ソラン:2021/03/15(月) 17:18

うゆ!
(ゆっくり脱いでいく)

659:◆o6:2021/03/15(月) 17:20


(昨日と同じ手順で浴槽にお湯を注ぐ。)

(…で、入浴)

660:ソラン:2021/03/15(月) 17:21

うゆゆ〜♪やっぱりお風呂は気持ちいいよ〜♪
(ぷか〜んとお湯に浮く。のんびり気持ちよさそうな顔)

661:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:23




(着衣のままソランをじーっと見つめる修道女。)

石鹸、使いますか?

662:ソラン:2021/03/15(月) 17:28

うゆ!それとさ...何で見つめてるの?魔法で洗浄してるだけだよ?
(苦笑いのソラン)

663:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:30


ああ、なんでもありません…わたくしには入浴という行為が必要ないので、少し興味深くて。
それに、とてもいじらしいと思ったのです。ふふ。

(石鹸を手渡す)

664:ソラン:2021/03/15(月) 17:32

みゅ?ハリジャは色々凄いなぁ〜、普通僕らはいるけどね。
(ありがとうと言い、石鹸を使って頭を洗う)

665:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:35


天使の生態も不思議ですね。
…まだまだ知らないことばかりです。

(お湯を汲む桶をソランに渡してやる)

666:ソラン:2021/03/15(月) 17:37

そうなのかな?普通に他の人達と案外変わらないかも知れないし♪
(ニヤニヤ笑いながら、桶を貰う)

667:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:40


そうですね。
本当に、誰もが人間と同じように暮らせたらいいのに。
…頭を流したら上がりましょうか。

(ぽつりと吐いた呟きを取り消すように告げる。
深紅の瞳には未来への憧憬と忌まわしき過去が浮かんでいた。)

668:ソラン:2021/03/15(月) 17:42

うん♪
(桶でそのまま頭を流し、上がる)

669:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:45


それにしても、すっかり色々なことを覚えましたね。
人間よりは学習速度が速いようです。

(バスタオルを手渡し)

670:ソラン:2021/03/15(月) 17:52

多分ね♪ふきふき...
(髪の毛拭くのだが、全然乾かない。本人は苦手のようだ)

671:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 17:53


…ふふ。
慌てずに、ゆっくり拭きなさい。

(ソランの背後から両手をバスタオルの上に乗せて優しく拭く。)

672:ソラン:2021/03/15(月) 17:58

んゆ、えへへ...///
ハリジャは凄い優しくて、大好き!
(笑顔ながら頭拭いてく)

673:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:01


…そうでしょうか。
いつからか、慈悲の扱いも忘れてしまったのですけれど。

(くすりと笑う。すると完全に拭き終わったのか両手を離して)

愛…その感情は、わたくしにとって生まれた時から唯一です。
けれど他に形容する術があるなら、きっとわたくしはあなたを愛していますよ。

…柄でもない。寝ましょうか、ソラン。

674:ソラン:2021/03/15(月) 18:03

えへへ///うん!
(タオルをなおし、ハリジャと手を繋ぐ)

675:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:07


…わたくしの故郷の建築家は、姿も態度も大きい人でしたわ。
だから、いつもこんなに大きく造ってしまうのです。
困ってしまうでしょう?

(手を繋ぎながら長い廊下を歩く。)

ソラン、あなたはもうわたくしの部屋を覚えましたか?

676:ソラン:2021/03/15(月) 18:08

まだ何となくだよ、僕暗記するの苦手かも
(周りを見渡しながら)

677:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:09


あなたは賢い天使ですから、きっとすぐに慣れますよ。

…着きましたわ。

(気付くと扉の前。)

678:ソラン:2021/03/15(月) 18:13

んみゅ、相変わらず広いよ
(言いながらドアを開ける)

679:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:15


今日は新月ですね。
…月の裏側では兎が餅をついているそうです。
ほんの少し、白兎に聞かなければ。

あなたはもう寝なさい、ソラン。

680:ソラン:2021/03/15(月) 18:16

うん...お休み、ハリジャ
(スヤスヤと笑顔で寝始める)

681:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:20




(ソランが就寝したことを確認すると、白兎のぬいぐるみに向き直り)

起きなさい、白兎。
あなたには聞くことがあります。

682:ウサラミア:2021/03/15(月) 18:21

何よ...今から情報ちゃんととこ行くのに...
(拗ねた顔でハリジャを見る)

683:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:23


その前に、情報を提供してもらいますよ。
対価が欲しいのなら望みなさい。

(窓際の椅子に座り、詰問するような態度でウサラミアを見つめ返す。)

684:ウサラミア:2021/03/15(月) 18:28

対価は新しい身体さえくれれば良いわ。
此処に来る前に元の姿に戻れない呪いに掛かったから、この身体嫌なのよ。
あの悪魔のチョイスで。
(嫌みを言いながら答える)

685:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:29


新しい身体?


分かりました、用意します。
苦しみに耐え抜いた尊き肉体を一つ。

686:ウサラミア:2021/03/15(月) 18:41

どーも、出来れば兎の耳をお願いね?

687:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:43


左様ですわ。
兎の獣人ならいますから。

…これで契約は成立しましたね。
では今から質問します。

――紋章石、未確認物体、水色の羽…
ソランは一体、何者ですか。

688:ウサラミア:2021/03/15(月) 19:20

聞くとは思ったけど、もう少し先だと思っていたわ...こんなに早く思わないもの。
...前、ソランが寝言で賢者みたいな事を言ってたでしょ?
あの言葉が招待よ。
(真剣な顔で言う)

689:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 19:59


わたくしにも時間が残されていないのですよ。
…来るべく決戦に備えて、尊き命を救済へ導かなければいけませんので。

――賢者。
正体と言われても、あまりに抽象的ですね。

690:ウサラミア:2021/03/15(月) 20:01

...天空の天使と鳥の王だから、多分息子かしらね?(ボソッ

691:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 20:04


なるほど、それが賢者たる由縁ですか。
他に類を見ない混血ですね。
どうりで…ただの天使とは少し違う。

聞きたいことはまだあります。

ソランがなぜ戦場で悪魔に拾われ、今日まで生きてきたのか。
そして、謎の影や紋章石のことも。

692:ウサラミア:2021/03/15(月) 20:07

それに関しては悪魔本人に聞きなさい。
私が分かるのは、紋章石の条件は高貴なる血族の血があるか何かしらの紋章柄があることよ

693:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 20:09


色々と不明瞭な点が多いですが、『あなたに関しては』これでいいでしょう。

…悪魔。相変わらず盗み聞きをしているのでしょう。
姿を現しなさい。

(椅子から立ち上がり、宙に向かって語りかける。)

694:マリン:2021/03/15(月) 20:12

ククク...盗み聞きなのは貴様もだろう?

(と姿を現す。大きい黒い翼 目は赤く光り 高身長の大男だ)

695:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 20:14


さあ、なんのことでしょうか?
まったく趣味の悪い悪魔ですこと。

ソランについて知っているのでしょう。
洗いざらい教えてもらいますよ。
…さあ、対価を望みなさい。

696:マリン:2021/03/15(月) 22:47

対価ねぇ...別に対価を要求するところはない。
あるとするならばねぇ...


(ニヤニヤしながら、ソランの横に近づく)


...弟のネサレストや裏切りのリフティン様みたいに、こいつを愛情深く育てて欲しいだけだ。
勿論、拾った理由も...昔の俺みたいになって欲しくはない。


(珍しく、真剣な顔で湿った話をし始めた)


....こいつがあの戦場にいたのは事実。だが...その戦は天使とスカイランプハーピー族の戦だった。
その時...スカイランプハーピー族の長『スベンガル・ハーピー』、そして天空の管理者『ハンヴィ・トラン』が死亡した。
何故その二人だけ死んだんだって?答えは簡単さ。
こいつらの間に禁断子を産んでしまい、両親共々自害しのさ。
だから、天使やハーピーの奪い合いになって...最終に逃げたのはあの平原。
そしてこいつは...予言の子。
『ある気に入った女性が危険に侵された時、茨を包みその女性を救った。そして危険を冒す者は茨によって消し去る』...
右肩に水色の紋章石は父親似、右腕の紋章柄は母親似ってことよ...

697:マリン:2021/03/15(月) 22:50

それと影に関しては...もう少しだろうな。
紋章石が出た者は必ず見るものだ、そして...力の暴走...
厄日が近い証拠だ。
でも...いつかは本気モードを完成させれば良いことだ。

698:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 23:20




(マリンによって紡がれる出生の歴史を清聴する。)

動く人形、人外に天空族…おとぎ話のようですね。
展開までは思考が及びませんでした。

…つまり、ソランは禁忌の落とし子。そういうことですね。
神託、予言のオラクル…耳にしたことがあります。

699:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 23:21


本気モードなんて稚拙な表現です。
いずれ来る覚醒は紋章者の宿命なのですね。

…なにが禁忌の落とし子、宿命。
そんなものつまらない。ソランはソランです。
たとえどんなことがあったとしても、必ず守り通してみせます。

(深紅の双眸に強い意志を宿らせる。)

700:マリン:2021/03/16(火) 06:20

...初めて会った時より180度変わった、修道女。
まるで、俺の知っている聖女マリアのようだな。

(ククク...と安心した顔)


ウサラミア「で、当主様?対価の件は...」
(不安そうな顔)

ああ、良いだろう...我が妹に会わせてやろう

ウサラミア「やった〜!ありがとうございます!マリン様」

いや、まぁ...あいつも多分そうだろうと思ったまでよ

701:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 06:37


聖女だなんて遠く及ばない。
そうですね、ただ…愛が溢れた、と形容しましょう。

…白兎、肉体を望みますか?

702:マリン:2021/03/16(火) 06:40

フッ、そうかそうか
(微笑む)

ウサラミア「当たり前でしょ!?」

703:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 06:43


なんだか、隠した心すら見透かされているようで落ち着きませんね。
悪魔に言っても仕方がないのでしょうけど。
…情報の対価です、器を受け取りなさい。

(コツリ。踵を鳴らすと、修道女の前に光る魔法陣が浮かび上がる。
朧気な影が燐光に包まれて姿を現せば、そこにいるのは兎の獣人。)

704:ウサラミア:2021/03/16(火) 06:52

まぁ、近い姿になれるから嬉しいわ♥
それじゃあ...
(と兎の獣人に寄生し、器と合体する)

どーも♥これで復活♥昼でも動けるわ〜♪

705:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 06:55


…これで交換は終わりですね。
あとは各々好きなようにしなさい。
どうせ悪魔は耳野郎ですから、ソランはわたくしに任せるのです。

(再度椅子に座る。)

706:マリン:2021/03/16(火) 07:10

口が悪い修道女だなぁ...ま、そういうの好きだが。
セラフィエルに伝えておくぞ、『新しい母親が見つかった』ってな♪

(瞬間移動をして消え去る...だが、マリンのいたとこに一枚の写真が落ちていた。大勢の家族写真のようだ)

707:ウサラミア:2021/03/16(火) 07:12

私は暫くはこの世界に留まるわ、また情報が欲しかったら人間の街に来なさいよ

(と本物の白兎のぬいぐるみをソランの隣において、ピョンピョン消えて去った)

708:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 07:14


ですから、わたくしは母親ではないと――

(言い終わる前に、悪魔は姿を消す。床に落ちた一枚の写真を拾い)

…家族。

そうですね、家族は共にいるものです。

(なにか思うことがあるのか目を伏せる。そして逸らし、眠るソランを見つめた。)

709:ソラン:2021/03/16(火) 07:18

スヤスヤ...
(可愛い寝顔)

710:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 07:20


…ふふ、この天使が禁忌の子だなんて考えられませんね。

(傍に歩み寄り髪を撫で付ける)

711:ソウル:2021/03/16(火) 07:25

まま...ぱぱ...
(と寝言言う)

712:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 07:30


……っ

(修道女は知っていた。切望せど叶わぬ願いがあることを。
それでも、願ってしまうことを。)

…あのね、ソラン。
わたくしも、『私』も…禁忌の命なのですよ。

713:ソラン:2021/03/16(火) 07:34

うみゅ...ハリジャ、ハリジャ....
(いつの間にかハリジャの手をぎゅ〜)

714:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 07:37


…それでも、誰も虐げられることのない、そんな世界が…

……おかしいですね、あなたの温もりのせいですか?
必要ないはずなのに…

(微睡んだ瞳、ぼやける視界の中)

715:ソラン:2021/03/16(火) 12:34

みゅう...スヤスヤ...ハリジャ...ずっと...一緒...
(ハリジャの手を無意識にすりすり)

716:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 15:56




叶うなら、このまま――

(ソランの傍らで瞼を落とす。寝てしまった。)

717:ソラン:2021/03/16(火) 15:57

ハリジャ...スヤスヤ...

718:ソラン:2021/03/16(火) 16:18

んみゅ...ふぁ〜...
(起きたら小学生くらいの大きさ(まだ低学年サイズ)になり、紋章石が半分出てきて、紋章柄の白い部分が右目を拘束するような
柄になる)

719:ソラン:2021/03/16(火) 16:29

...ハリジャ寝てるの?
(ハリジャの顔を覗く。寝ているようだ)

720:ソラン:2021/03/16(火) 16:30

...たまには僕もハリジャみたいな事をしよ!
(とベッドから降りて、自分で着替え、そっとドアを開け閉めして厨房に向かう)

721:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 16:30


…ん

(ベッドに上半身だけを埋めて寝ている)

722:ソラン:2021/03/16(火) 16:32

(厨房!)
さて...簡単なレシピとかあるかな?
..こういう時は輪っかだね。
(知識が着いたのか輪っかから料理本を取り出す!)

723:ソラン:2021/03/16(火) 16:33

んとんと...朝ご飯に合うのは...
(探してる...)

724:ソラン:2021/03/16(火) 16:37

これだ!
(パンケーキと決めて、材料を輪っかで探す)

725:ソラン:2021/03/16(火) 16:40

完了!
(材料の卵、牛乳、砂糖、サラダ油、薄力粉、ベーキングパウダーが揃った!)


ちょうり開始!
(とご機嫌にパンケーキを作っていく)

726:ソラン:2021/03/16(火) 16:47

(ボウルに卵、牛乳、砂糖、サラダ油を入れてまぜまぜ)
ふっふ〜ん♪
えと、次は...こうか!

(ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを震わせながら入れてまぜる)
良い色♪
ふふ〜ん♪
これで良いでしょ、それでフライパン♪
(可愛い女の子みたいに楽しみながら料理をする。まぜた物をフライパンに入れて弱火と中火の真ん中ぐらいにする)

727:ソラン:2021/03/16(火) 16:55

んと...こんぐらいかな?
(焼けてきた物をひっくり返し、また焼く)

そういやハリジャ以外にも信者さんいるのかな?こんなに大きいし、ハリジャもそう言ってたな...その人達のも作ろ!
(まさに純粋優し過ぎる女神級のソラン)

ふっふ〜ん♪
(と15人分のパンケーキが出来て、ドヤ顔満足ソラン君。13人分を紙で『信者さんの分!!』と書き、冷蔵庫に入れる。
そして二人分を持っていく)

728:ソラン:2021/03/16(火) 16:56

ハリジャ喜ぶかな〜♪
あ、信者さん!!おはよう
(女神の笑顔で挨拶する)

729:信者◆o6:2021/03/16(火) 17:20

ん?君は…というか、その羽…そうか、君もハリジャ様が救いに導いてくださるんだね。
大丈夫だ安心したまえ、苦しいことはもうないから。

(廊下を歩いていたローブの信者。魔族の角が覗いている)

それにしても、ハリジャ様はどこか知らないかい?
昨夜は救済の儀式にいらっしゃらなくて、皆心配していたんだ。

730:ソラン:2021/03/16(火) 17:24

ああ、ハリジャなら部屋で寝ているよ?
僕一人で朝ご飯作ったから持っていくとこ!
信者さん達の分も作ったから、お腹が減ったら冷蔵庫にあるからね!
(笑顔で教える)

731:信者◆o6:2021/03/16(火) 17:26

そんなに小さいのに朝食を?すごいなぁ君は…
でも、僕らは断食してるんだよ。苦しみに耐えるためにね。
どうしようか…

732:ソラン:2021/03/16(火) 17:29

じゃあ、一緒にハリジャの部屋に行こうよ。
確認しに来たって言ったら良いと思うよ?
(と言ってこっちと着いて来るよう表現する)

733:信者◆o6:2021/03/16(火) 17:32

ああ、分かった。様子を確認したいのは本当だし。
ありがとう坊や!

(幼き天使の後をついていく)

734:ソラン:2021/03/16(火) 17:33

ふっふっふ〜ん♪
(と低空に飛びながらハリジャの部屋に向かう)

735:信者◆o6:2021/03/16(火) 17:37

(やっぱり、飛べるんだなぁ天使って…)

…それにしても坊やはすごいね。
もうハリジャ様の部屋が分かるなんて。迷わないの?

736:ソラン:2021/03/16(火) 17:39

暗記は苦手だけど覚えたよ!それに僕は鼻が効くからハリジャの匂いが分かるんだ〜。
ほら、着いたよ!
(とハリジャの部屋の前に立つ)

737:信者◆o6:2021/03/16(火) 17:42

ハリジャ様の匂い?どんなんだろう…

お、本当についた。
僕でも覚えるのに一週間以上かかったのに。

738:ソラン:2021/03/16(火) 17:45

そうなんだ。
ハリジャ?起きてる?信者さんもついでに来たよ〜。
(二人分のパンケーキを宙に浮かせ、2回ノックする)

739:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 17:46


(ぴくりと指先が動く。)

…ソラン?

740:ソラン:2021/03/16(火) 17:48

ハリジャ?起きてる〜?
(呼びかける)

741:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 17:50


…寝ていたのですか?わたくしが?

(ゆっくり上体を起こして立ち上がる)

う…起きていますよ。

742:ソラン:2021/03/16(火) 17:51

うん、入るよ〜
(ドアを開けて、ソランと信者が入る)

743:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 17:54


あら、あなたは…何故ここに?

(信者の顔を見て疑問を浮かべ)

744:ソラン:2021/03/16(火) 17:57

昨夜の儀式に来てなくて心配してたんだよ?
(とテーブルにパンケーキを置く)

745:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 17:59


ああ、儀式…ごめんなさい。
決戦の時が迫っているというのに、怠慢ですね。

信者「滅相もございません、ハリジャ様!」

…ふふ、ありがとうございます。

それで、ソラン。それは?

(パンケーキを不思議そうに見て)

746:ソラン:2021/03/16(火) 18:00

僕が一人で作ったんだよ!後、信者さんの分も!
(女神の満面の笑みで答える)

747:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:05


一人で?…うふふ、えらいですね。
とても上手ですよ。それに信者の分まで作ってくれるなんて。

(頭を撫でる)

信者「しかしハリジャ様は、我々は断食を…」

いいのです、今回ばかりは特別ですよ?
苦しみは一様ではない。目の前の幸福は掴み取るものです。

748:ソラン:2021/03/16(火) 18:07

えっへん!
冷蔵庫にみんなの分があるからね!
ハリジャはテーブルのにあるから!
(嬉しくて羽がバタバタ)

749:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:09


そうですか。ではせっかくですから頂きましょう。
…それから、わたくしのことは心配なさらず。
あなたも食べなさい、魔族の信者さん。

信者「ありがたき幸せ!」

(魔族はどこかへ行った…そして、修道女はテーブルへ)

材料はどこにあったのですか?

750:ソラン:2021/03/16(火) 18:12

んゆ?輪っかの中から卵、牛乳、砂糖、サラダ油、薄力粉、ベーキングパウダーを出しただけだよ?
(さらっと凄いことを言う。ソラン)

751:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:14


え?なんですって?
牛乳、ぺーキング…まあ、いいでしょう。
ソランの輪はすごいですね。

…さて。

(テーブルの皿を手にとり、フォークでパンケーキを刺す。
そのまま口へと運び入れた。)

752:ソラン:2021/03/16(火) 18:15

どう?美味しい?
(ハリジャの顔を見る)

753:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:17




(少しの沈黙。そのあとに――)

……とても美味しいです。

754:ソラン:2021/03/16(火) 18:21

やった〜!
僕も食べよ〜♪
(とパクパク楽しそうに食べる)

755:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:22


やはり、芋塊は失敗だったのですね。

(苦笑しながら食べ進める)

756:ソラン:2021/03/16(火) 18:23

そ、そんな事はないよ?!
(と誤魔化すソラン)

757:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:28


もう、ソランは嘘が下手ですわね。

(くつくつと笑う。完食)

ありがとうございます、美味しかったです。

758:ソラン:2021/03/16(火) 18:30

良かった!僕はまだ食べ終わってないから、ハリジャのやるべき事をやってきてよ
(とパクパク食べる)

759:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:32


…ええ。儀式を。
ゆっくり食べるのですよ、ソラン。

(椅子から立ち上がり、一歩踏み出すと同時に魔法陣を展開する。
そのままハリジャは包まれるように消えていった。)

760:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:49


(信者達の部屋)

…皆様、ごきげんよう。
昨夜はご心配をおかけして申し訳ありませんわ。
ですがご安心を。今宵は必ず救済へ導きますので。

信者達「YES」

では…2番。来てください。

(2番と呼ばれた信者がすくりと立ち上がり、ハリジャと共に地下室へ消える。)

761:ソラン:2021/03/16(火) 18:52

ふぅ〜...お腹いっぱい。
うぐぅ!...
(いきなり苦しめられ、右目から赤いインクの液体が出る)

はぁはぁ...僕は...

762:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:53




(コツリ。暗い地下室に足音が鳴る。
握ったペンチの先に事切れる信者の姿。
ハリジャは魔法陣を展開させ、『館』まで転送した。)

……これこそが救済です。
そうでしょう、父さん。

…ソランのところへ戻らなければ。

(僅かについた血を拭い、ふらりと歩く)

763:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 18:55


(ガチャ。扉を開く)


――っ!ソラン!

(苦しむソランを見て驚き駆け寄る)

764:ソラン:2021/03/16(火) 18:57

はぁ...はぁ...!
『厄の居所空ありけり 町ありけり 蛇の茨導くことあれ 茨の蛇 南あり 食いもずくかな』
はぁはぁ...うがぁ!
(予言の言葉をかけ、苦しむ)

765:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:01


予言、オラクル…

(昨夜耳にした悪魔の言葉を思い出す)

空、茨、南…なんなのですか。
嫌です、いやだ、ソラン――!

――

(修道女の脳裏に、追憶が流れ込んだ。)

『苦しみに耐えるのです、忌まわしき悪神の子。償いきれぬ大罪をその身に刻み込むのです』

766:マリン:2021/03/16(火) 19:05

おい!修道女!ソランがどうした!?
(直ぐに瞬間移動して登場)

767:ソラン:2021/03/16(火) 19:06

ハリジャ...!
(手を掴もうとする)

768:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:06


『…どうして? なぜこんな目に?』
『大罪人の子など、同じ十字架を背負う負の存在でしかない。
あなたにできることは苦行を耐えること。それだけが救いですよ』



嫌な人生だった。
虐げられることは人生の定めだと、生を受けた時から当たり前のように。
…そんな世界は間違っている。

なら救いとは…なんですか。
…幸福とは。

「ソラン…」

(悲哀に満ちた顔でソランの手を握る。)

769:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:08


…悪魔。力を貸しなさい。

(現れた悪魔に語りかける)

だから、どうか…

――ソランを、『救って』…

(それは初めて見せた懇願。)

770:マリン:2021/03/16(火) 19:08

しっかりしろ、修道女!!
南に茨の蛇...おい、教会に庭とか...森とかないのか!?

771:マリン:2021/03/16(火) 19:09

分かってるっつーの!早く立て!ソランを抱えろ!

772:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:11


教会にはありません。
ですが、少し西へ進んだ場所にはあります。

…言われなくても、分かっていますから。

(二度目の決意。呻くソランの体を抱き抱える。)

773:マリン:2021/03/16(火) 19:12

南ではないが...それでも森なら茨あるとこに茨の蛇ありだ!
行くぞ!
(走って向かう)

774:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:16


少し待ちなさい、召喚魔法を使います――

(走り出した悪魔と、自分の全身を淡い魔法陣で包み込む。)

775:マリン:2021/03/16(火) 19:19

おお、サンキュー!

776:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:20


(次の瞬間、三人は森の入り口へ転移した。)

ここで…どうするのですか?

777:マリン:2021/03/16(火) 19:21

茨の蛇を探せ!身体自体が茨だから見つけにくいぞ

778:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:24


承知いたしました。
わたくしは少し鼻が利きます。
死の匂いを辿れば…あちらです!

(森の奥を指差してソランを抱えたまま走る。)

779:マリン:2021/03/16(火) 19:25

おうよ!

780:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:26


…っ、見つけましたわ。
あの茨です。

(注意深く睥睨するのは、静かにうごめく茨の蛇。)

781:マリン:2021/03/16(火) 19:29

おりゃ!(蛇を斬り、血をソランに飲ませる)

782:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:30


…ソラン…

(逐一心配そうな瞳でソランの動向を見守る。)

783:ソラン:2021/03/16(火) 19:33

んくっ....はぁ...ハリジャ?悪魔さん...?

(と苦しさから解放)

マリン「良かった〜...」

784:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:34


っ、…それは『私』の台詞です。

(無事に回復したソランの体をぎゅうと抱き締める。)

785:ソラン:2021/03/16(火) 19:35

むぎゅう...ハリジャ〜、苦しかった!
(うわぁぁぁんと泣き出す)

786:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:37


ごめんなさい、苦しかったのですね、ソラン…
私も胸が張り裂けそうでした。
あなたが無事で、本当に…よかった。

(よしよし、と頭を撫でる)

787:ソラン:2021/03/16(火) 19:38

うわぁぁぁん!!ハリジャ〜!!!!!!
(泣きながら抱きつく)

マリン「はぁ...自分の子供以来だわ。めっさ、心臓に悪い...」

788:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 19:39


もう二度とこんな思いはさせませんわ。
だから、泣かないで…

…それにしても、あなた。
子供がいるとは真実ですか?

789:マリン:2021/03/16(火) 19:41

あ?あー...6人の息子、娘がいて...転生した息子と娘もいるくらいだ。
妻ははよなくなっただがな

790:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 20:01


そうですか、やはり…大変なのですね。
それで少し、聞きたいことが…

……あなたは、子を愛していますか?

791:マリン:2021/03/16(火) 20:10

...当たり前だ、戦の最中に産んでくれた妻が必死だったんだ。
そして我が子達も...愛してる。ずっとだ

792:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 20:18


――その言葉だけで、少し『救われ』ます。

悪魔に感謝を捧げるのは初めてですわ。
…良い妻だったのですね。

793:マリン:2021/03/16(火) 21:03

...ああ、物凄く...ずっと...愛してくれたから...クソッ
(ポタポタ涙が垂れて、拭いても出続ける)

794:ハリジャ◆o6:2021/03/16(火) 23:03


愛とは尊いものですね。
私も、この愛が届くことを…ずっと、何百年も願っています。
救世のために。

…大丈夫です、あなたの愛はきっと届いていますよ。

795:マリン:2021/03/17(水) 05:49

...なら良いよ。
(こっちもこっちでカッコ良く笑って見える。泣きながらだけど)

796:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 07:13


ええ。ですから、涙を拭いてください。

――

(自身の口から出た言葉に、少し呆然とする。)

…ふふ、おかしいですね。
救済のために涙は星の数ほど流しなさいと、教えを説くはずなのに。
私はいつから苦しみに鈍くなったのでしょうか。

797:マリン:2021/03/17(水) 07:15

ククク...まぁ、良いんじゃないか?

798:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 07:18


使命の放棄は、私の人生で唯一の死を意味するのですがね。
…死とは救いです。私は救世の先を見るまで救われない。
ですから…やはり、相容れないのです。

…これからどうしますか?

799:マリン:2021/03/17(水) 07:20

んー...教会に戻って、お前はソランの治癒に専念しておけ。
俺はこいつの回復次第、本気モードの特訓させる

800:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 07:28


分かりました。
…それと、本気モードとはなんなのですか?

801:マリン:2021/03/17(水) 13:00

簡単に言えば、全体的な身体力と魔法増加、魔力増加ってもんだ。
見た目は悪魔の場合は瞳だけのパターンか瞳とその周りが変化するパターンだ。
天使の場合は瞳とその周りのパターンくらいだ。

他に禁忌モードやオーバー・ライトモード。
悪の心のモードが二種類、光の心のモードもまた二種類ってとこだ。
そして一番苦難してやっ得られるモード...

それは誰しもが体験する厄...それが厄日化だ

802:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 13:12


…ならば、今のソランは?

803:マリン:2021/03/17(水) 13:15

回復してるがいずれかは厄日が来る。
その時が満月だ。
その前に本気モードを完成させる。

804:ハリジャyamada:2021/03/17(水) 13:19


次の満月は…一ヶ月後ですわ。
それまでにどのような特訓をするのでしょう。

805:◆o6:2021/03/17(水) 13:19

(ミス…w)

806:マリン:2021/03/17(水) 13:24

簡単だ、最初は瞳に魔力を集中するんだ。
それこそが近道よ

807:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 13:27


瞳…まあ、訓練はあなたの領分ですから任せますわ。
そろそろ治療といたしましょう。

(転送魔法陣を展開させる)

808:マリン:2021/03/17(水) 13:31

そうだな

809:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 13:32


(包み込む光…三人は教会へ)

…ソラン、体が治るまでは安静にするのですよ?
わたくしも手伝いますから。

810:ソラン:2021/03/17(水) 13:34

ハリジャ...ありがとう

811:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 13:35


…ふふ。

それで、悪魔。
あなたはこのまま教会に居座るつもりですか?

812:マリン:2021/03/17(水) 13:43

仕事があるから帰るよ、定期的に来るだけだ。
んでソランの属性によって自分の息子や娘らを連れてくるよ

813:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 14:49


悪魔にも仕事があるとは…まるで人間のようです。
…連れてくるなら勝手にしてください。
うふふ。

(微笑みかけ、見送る眼差しを向けた。)

814:マリン:2021/03/17(水) 15:03

おうよ!じゃ、ソランにまた何かあれば呼べよ?
(と瞬間移動で消えた)

815:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 16:47


ええ。…さて、ソラン。
部屋に戻りましょうか。

(手を引き)

816:ソラン:2021/03/17(水) 19:05

うん!

817:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 19:07


(部屋!)

…痛むところはないですか?
とりあえず座ってください。

(部屋に入ると椅子を指差し)

818:ソラン:2021/03/17(水) 19:23

てくてく...よじよじ
(ちょこっと座る)

819:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 20:19


そのまま動いてはだめですよ。


(ソランの額に手をかざし、治癒魔法をかける。)

820:ソラン:2021/03/17(水) 20:20

うん、分かった
(座って、落ち着く)

821:未定子◆iz0Sxys:2021/03/17(水) 20:22

そして世界は滅亡した

822:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 20:23


…大丈夫ですか?

(治癒魔法をかけながら心配そうに尋ねる)

823:ソラン:2021/03/17(水) 20:33

うん!
(元気よく)

824:ハリジャ◆o6:2021/03/17(水) 21:07


それは、よかっ――

(ソランの視界から落ちる桃色の髪。どさりと音を立ててハリジャは倒れた。
地に伏せながら微睡む双眸で天使の行方を探す。)

…あら、これは…
魔法を行使しすぎたようですね。
枯渇、が…

825:ソラン:2021/03/18(木) 11:30

ハリジャ!?ハリジャ!!
信者さん!!!ハリジャが倒れたんだ!!
手を貸して下さい!!!
(大声で廊下全体に響き渡る)

826:ソラン:2021/03/18(木) 15:19

うぅ...『我、送るそなたの形、吹き返す、泡沫』
(今度はソランが魔力を送ってる)

827:ソラン:2021/03/21(日) 08:21

...ハリジャ、大丈夫?
(ハリジャの顔を覗く)

828:信者の軍勢◆o6:2021/03/26(金) 07:32

ハリジャ様が倒れただと!?
それは大変だ!!

(ソランの声を聞いて信者の軍勢が駆けつける。)

829:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 07:34


……

『生まれてきたことが間違いだ。大罪人の子よ 』

(思い出す、記憶の欠片。)

…ソラン…

830:ソラン:2021/03/26(金) 07:55

ハリジャ!!僕なの分かる?!ソランだよ!
目を覚まして...ハリジャ
(ぎゅ〜っと優しくハリジャを抱きしめる。慈悲の女神のような涙をこぼして)

831:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 07:59



……

なんだか、ずっと、長い夢を見ていたような気分です。
それも、とびきり悪い夢を…

(ゆっくりと、いまだ夢現の状態で、ぼやける視界の中ソランを探す。)

832:ソラン:2021/03/26(金) 08:08

ハリジャ....ハリジャ...僕...ここにいるよ
(目から水色の涙を流す)

833:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 08:14


正義も、救いも、希望も…きっと。
所詮はただの幻想ですか。

それでも、ソラン、あなたは…

(微睡む双眸に様々な情景を宿し、ふいに見つけたソランの頭にふれる。)

834:ソラン:2021/03/26(金) 08:36

ハリジャ...!僕なの、分かる...?
(悲しみで寝てしまい、いつの間にか小学5年生?くらいに成長し、触れられた手を頬に寄り添って)

835:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:03


…大きくなりましたね。
分かりますとも、ソラン。
あなたは私の─希望そのものですから。

(添えられた手を握る。まだ小さいが確かな温もりがある。)

836:ソラン:2021/03/26(金) 09:05

ハリジャ!ああ、良かった...
(思いっきり抱きしめて、翼も大きくなりハリジャを包み込む)

837:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:10


小さな腕に余るほどの抱擁が、随分と変わりましたね。

…ソランは、私がいなくなれば悲しいですか?

(意のままに抱かれながら呟くように問う)

838:ソラン:2021/03/26(金) 09:12

当たり前だよ、物凄く寂しいあまり堕天使になって追いかけるよ?
(ぎゅ〜抱きしめて、涙なかがら応える)

839:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:18


…ふふ、もう、縁起でもない。
ダメですよ、あなたはそのままでいて下さい。

(くすりと笑うと、なにか考え込むように俯き)

…願ってはいけないと分かっていても。
救いを待つ身だと自覚していても。
今とても、幸せなのは…罪でしょうか。

840:ソラン:2021/03/26(金) 09:19

罪って言うよりご褒美みたいな物だと思うし、当たり前の事だと思うよ?
(ぎゅ〜ってまだ抱きしめていて、おでこを合わせる)

841:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:25


もう充分に、救いも希望も与えられた気がします。
…あなたのおかげで。

(額を合わせて微笑み)

…そういえば、あなたは大丈夫ですか?

842:ソラン:2021/03/26(金) 09:27

ん?大丈夫だよ、まぁ....魔法で調べたけど、明日が満月だからさ。
気をつけないと行けないし...

843:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:32


満月…そうですね、用心に越したことはありません。
だから、明日はずっと傍にいますよ。

844:ソラン:2021/03/26(金) 09:34

...危険過ぎるよ、厄日は最悪命を落とすからハリジャまで失いたくないよ
(悲しそうな顔でそう言う)

845:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:37


私は…死にません。救いを得るまでね。
そういう命です。

(心配そうなソランの頬を撫で)

846:ソラン:2021/03/26(金) 09:40

ハリジャ...分かった。でも、酷くなったら拘束魔法で抑え着けてよ?
(ハリジャの手を握る)

847:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:43


……

極力避けたいですが、分かりました。
ソランが無事でいるためにも必ず。

指切り、ですよ?

(小指を差し出して)

848:ソラン:2021/03/26(金) 09:44

うん!
(小指を出して)

849:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:47


ふふ。

(お互いの小指を結んで指切り)

…さて、今日はどうしましょうか。

850:ソラン:2021/03/26(金) 09:50

...僕、お腹すいたからハリジャの分も作ってくるよ。
ハリジャはさ...このゲームのルールを覚えて欲しいんだ。
(と銀色の犬3匹と黄金の兎一匹とボードと説明書を机の上に置く)

851:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 09:54




(不思議そうに見つめる)

852:ソラン:2021/03/26(金) 10:01

兎と猟犬だよ。
説明書に書いてるから見てて

853:ソラン:2021/03/26(金) 10:29

んーっと...今日はフレンチトーストを作ろっと!
(台所へ着いて、輪っかから材料を取り出す)

854:ソラン:2021/03/26(金) 10:32

(食パン6枚切り、卵一個、牛乳100ml、砂糖大さじ1、有塩バター10g、粉糖、はちみつ大さじ1を出した!)
よし!作るぞー!

855:ソラン:2021/03/26(金) 10:56

まずは...半分に切ると...
(包丁で食パンを半分に切っていく)

ボウルに卵液の材料を入れよく混ぜ、1を漬ける...か。よいしょ、よいしょ...
(混ぜ混ぜする、少し腕が疲れたソラン)

次はフライパンでっと!
(熱を出して、有塩バターを入れて溶かす)

これぐらいで良いかな?よいしょ!
(しばらく待って、ひっくり返して弱火でまた2分待つ)

やった!完成したけど...僕ははちみつかけよ。ハリジャは...聞いてみよ♪
(ご機嫌になり、完成したフレンチトーストとはちみつと粉糖を持って行く)

856:ソラン:2021/03/26(金) 11:08

ハリジャ〜...出来たよ、味付けのはちみつと粉糖いる?
(扉を開き、持って行く)

857:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 11:14


この説明書、よく分かりませんね…

…あら?ソラン。
私は…ふふ、砂糖がいいです。

858:ソラン:2021/03/26(金) 11:18

は〜い♪
(とハリジャのを粉糖をかける)

このゲームはね?兎は犬がいる反対側に逃げるんだ、兎は前方向に動けれるよ。
犬は三匹いて、その場のマスしか動けなくて一人一マスなんだ。そして兎を追い込んだら勝ちだよ。

859:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 11:21


なるほど…?

要領は理解できますが、なぜこのゲームを?

860:ソラン:2021/03/26(金) 11:26

興味本位だよ、僕が幼稚園児の頃あの兎さんにこのゲームを教えてくれたんだ
(笑いながら言う)

861:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 11:50


兎…ああ、そう言えば。
その娯楽もどこで知った情報なのか…

まあ…食べ終えたら始めましょう。

862:ソラン:2021/03/26(金) 11:53

やった!早く食べよ!
(と椅子に座り、フレンチトーストを食べ始める)

863:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 11:59


ソランは料理が上手ですね。

(一口)

…とても美味しいです。

864:ソラン:2021/03/26(金) 12:05

えへへ///僕、料理の才能あるのかも。
(嬉しく微笑みながら食べる)

865:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 17:42


ええ、わたくしよりも。
…もっとも、わたくしは料理があまり上手でないようですが。

本当に…偉いですね。

(頭を撫で)

866:ソラン:2021/03/26(金) 17:43

えへへ///ハリジャの手、大好き!///
(女神の笑顔で照れる)

867:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 17:45


わたくしも…ソランの手が好きですよ。

(するりと手を滑らせて頬に添える)

868:ソラン:2021/03/26(金) 17:48

物凄く嬉しい///
(ハリジャの手をすりすり)

869:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 17:50


ふふ。…さて、そろそろゲームをしましょうか。

(兎と犬のゲームに向き直り)

870:ソラン:2021/03/26(金) 17:51

うん、ハリジャは犬か兎どっちが良い?

(マスは10マスだけ)

871:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 17:56


…兎、ですかね。
犬の忠義は嫌いではありませんが、兎の生存本能は苦痛に直結する。

872:ソラン:2021/03/26(金) 18:08

そか、じゃあ僕が犬ね。
最初は犬から始めるから僕のターン
(一番後ろのマスにいる真ん中の犬を前へ進み、完全封鎖。マス目はダイヤ型です)

873:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 18:16


まあ、とりあえず…前に進みましょうか。

(兎前身)

874:ソラン:2021/03/26(金) 18:19

じゃあ...僕のも
(真ん中の犬をまた前へ出す)

875:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 18:23


…下がりますね。

(兎後退)

どうしたものでしょう。
…ソラン、攻略法は?

876:ソラン:2021/03/26(金) 18:25

兎は犬をすり抜けるのがコツだよ。兎は全方向動けるからさ

877:ソラン:2021/03/26(金) 18:25

(右の犬を前進)

878:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 18:44


…では、左へ。

(兎左前身)

879:ソラン:2021/03/26(金) 18:45

ふふーん♪
(左の犬を前進させ、完全封鎖)

880:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 18:46


あ、困りましたね…次は前へ…

(兎前進)

881:ソラン:2021/03/26(金) 18:48

無理だよー
(左の犬を前進)

882:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 18:50


み、右は…?

(右前進)

883:ソラン:2021/03/26(金) 18:51

...ハリジャ、犬がいるから無理だよ
(苦笑い)

884:ハリジャ◆o6:2021/03/26(金) 21:49


う…左?

(兎の駒を持つ手が震える)

885:ソラン:2021/03/27(土) 07:17

ハリジャ?大丈夫?
兎は後ろに行けて、犬は出来ない。通り抜けられる隙の時に行くんだよ。
ボードの黒い線を見ながらね?

(ハリジャの持つ手を両手で撫でる)

886:ソラン:2021/03/27(土) 13:34

...(ハリジャがまるで怯えた『兎』に見えないかなぁ...『犬』の僕が守ってあげないとね。
ずっと愛してるんだから)

(と、無意識にハリジャの震えてる手にキスをする)

887:ハリジャ◆o6:2021/03/27(土) 20:05




…ごめんなさい、うまくできなくて。

(口付けを落とされた手をぎゅうと握り、申し訳なさそうに)

888:ソラン:2021/03/27(土) 20:29

大丈夫だよ?ゆっくり見て、やってみて
(笑顔で応える)

889:ハリジャ◆o6:2021/03/27(土) 20:30


……はい。

(柔らかく微笑み)

890:ソラン:2021/03/27(土) 22:38

...ハリジャは美人だね///僕の親代わりでもあるけど...ずっと傍にいるよ
(本当は結婚して幸せを増やしたいけどと思いながら見守る)

891:ハリジャ◆o6:2021/03/27(土) 22:46

ずっと、傍に…

(よぎる、救済の時。)

……叶うといいですね。真の救いが訪れるなら。
…さて、進めましょう。

(兎後退!できるのか?)

892:ソラン:2021/03/27(土) 22:48

んー...
(右の犬を前進)

893:ソラン:2021/03/27(土) 22:49

絶対叶うよ、僕が幸せにさせるから
(笑顔で言う、女神風天使少年)

894:ハリジャ◆o6:2021/03/27(土) 23:24


…幸せなら、もう十分。
あなたに貰っている気がします。

(微笑みながら、兎を右へ)

895:アザスト:2021/03/28(日) 06:53

...ハリジャ、今は真ん中しか前進出来ないよ
(苦笑いで様子を見る)

896:ソラン:2021/03/28(日) 06:53

(ああ、ごめん!名前間違えた!!!)

897:ハリジャ◆o6:2021/03/28(日) 13:29


…やはり、向いていませんね。

(困ったように笑い、兎を前進)

898:ソラン:2021/03/28(日) 13:33

おっと...これはこうかな
(微笑みながら左の犬を後ろに下がる)

899:ハリジャ◆o6:2021/03/28(日) 16:51


ん…では、右?

(兎右)

900:ソラン:2021/03/28(日) 16:53

んとね...
(真ん中の犬を前進)

901:ナレーション 天の声:2021/03/28(日) 17:50

(本棚から古い本が落ちる)

902:ハリジャ◆o6:2021/03/28(日) 18:22


(兎の駒を動かしかけて、それに気付く。落ちた古い本に視線を向け。)

…?

903:ソラン:2021/03/28(日) 18:44

んゆ?...『ハーピー一族と天界の繋がり』?
(手を止めて、本を拾い開く)


『ハーピーの王と天界の天空管理者はとても縁が深かった。王は誰からも好かれない孤独の王でした。
 恐怖で支配する事しか出来ない王は毎日毎日悩んでいました。そんなある日、窓を見ると天使が落ちていくのを見た王は
 城を抜け、走って暗い森に迷いこんでしまいました。王は「幻だったのか...?馬鹿な事をしたか...」と後悔をしました。
 その時に!女性の声が聞こえました。〔貴方は優しい人、どうか私を助けてはくれませんか?〕と茨にまみれた木々の中に
 とても美しい美女が茨に絡まって、困っている顔をしていました。王はとっさに茨を魔法で燃やし、その女性を炎で助けました。
 美女は〔助けてくれてありがとうございました。お礼に貴方がこれから愛に恵まれる生活に成れるように尽くします〕と
 彼女は王を優しく抱きしめました。王はこの女性に会うまでずっと孤独でした...抱きしめられた王は泣き崩し、静かに女性を
 抱きしめました。...そして時は流れ、様々な事に尽くした王と美女はやがて結婚し、二人の赤子に恵まれますが...
 神のゼウスはこれには怒って、二人の関係を切り裂く事と赤子を死なせる事をミカエルのに命令しました。
 だが、ミカエルは二人の関係や赤子を死なすのは出来ませんでした。彼は王と美女の天使にそう伝え、二人は赤子を生かす代わりに
 自分らがしのうという条件で赤子を引き取り、ミカエルは去りました。その後二人は決心し、城の奥にある最果ての時計塔で
 首を吊り、自害しました。その表情はとても笑顔で民達は泣き叫び、天界とハーピーの戦が始まってしまった...end』


えっ...?これ...は...
(涙を流し、本に雫がしみる)

904:ハリジャ◆o6:2021/03/28(日) 21:55


あら、これは──

(歩み寄り、本をのぞく。)

…ハーピーと、天空……まさか。
これが御伽噺でないなら……

905:ソラン:2021/03/28(日) 22:57

僕の...本当の...父さんと母さん...?
(話がショックで本を落とし、涙が溢れる)

906:ハリジャ◆o6:2021/03/29(月) 01:02


ソラン…

(震える肩を抱き寄せる。)

あなたの両親は、きっと…死の間際まであなたを愛していたのでしょう。…今は、泣きなさい。

907:ソラン:2021/03/29(月) 07:22

うぅぅ....父さん...母さん...!
(手で目を隠し、涙が溢れ続ける)

908:ソラン:2021/03/29(月) 17:51

...僕ノ両親ハ悪クナイ。僕ノ両親ハ何故死ナナケレバナラナイ。
何故ダァァァァァァァァ!!!!
(外の天気が暗くなり、教会ごと雷がソランを放つ!)


何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ何故ダ....
何故ナンダァァァァァァァァ!!!!
(雷で打たれたソランは紋章石が完全に出て、紋章柄は身体中茨のように巻かれるような形になり、
目がとても赤く輝き、輪っかと羽が黒く染まった)

909:ハリジャ◆o6:2021/03/29(月) 19:40


──

(燃える電、茨螺旋の紋章、赫眼の──堕天使。爆風を手で覆い、真っ暗なソラの下で…必死に手を伸ばした。)

……ソラン!!

910:ソラン:2021/03/29(月) 20:05

ガァァァァァァァ!!!!
本気モード発動!!!『紅の堕天使』!!!

(目の柄が大きい赤い星々になり、歯の牙が目立つ)

911:マリン:2021/03/29(月) 20:11

おいおい!?どうなってんだよ!!ソラン!
(瞬間移動で駆けつけて来た)


ウサラミア「ソラン!!堕天使になるのは早いわよ、もう!!」
(走って来た)

912:ハリジャ◆o6:2021/03/29(月) 20:42


ハーピー族と、天空の…ソランの両親、が……
なぜなのですか。

(ふら、目眩に眼前を苛まれる)

913:マリン:2021/03/29(月) 20:49

さぁーな!本当の事実の予想だと、またリフティン様が関係するだろ!!
あいつの事は多分、あいつ自身ソランの両親を殺したに決まってる!!

(魔法で神器の槍を出す)

914:ウサラミア:2021/03/29(月) 21:07

そして、言うけどさ!!ソラン本気モード完成してんの?!
(台風みたいな最悪な風と雨と雷の中で叫ぶ)

マリン「あれは半分、闇のモードになってるがな!!」

915:ハリジャ◆o6:2021/03/29(月) 22:05


っ、悪魔、兎…わたくしは一体どうすれば?

(嵐の中、足を地に風雨を耐えしのぎ。)

916:マリン:2021/03/29(月) 23:50

お前は、信者を非難したら束縛魔法でソランを抑えろ!!!
今の此奴は怨念の塊そのものだからな!だから、お前が呼び掛けろ!!
(神器で攻撃するが茨で防がれる)


ウサラミア「わぁ〜...神器を茨でね〜...だったら!スペルリング発動『ラビット・スニック・シャワー』!!!」
(兎の形をした魔法弾でソランを攻撃)


ソラン「邪魔ヲスルナァァァァァァァァァァァァ!!!スペルリング発動!!!『儚いの万華鏡』!!!」
(剣を出し、瞬間移動しながら突進連続斬り!)


うぐっ...いてぇな...
(右足にすり傷が出来る)


ウサラミア「そのようで...チッ」
(右腕の頬にもすり傷)

917:マリン:2021/03/30(火) 00:03

おい、ソラン!!せっかくの闇のモードだ!
こっちに来い!!!
(ソランを風で上に誘導する)


ソラン「ウガァァァァァァァァ!!!」
(と二人上空へと向かう)

918:ハリジャ◆o6:2021/03/30(火) 01:01


崩れ、去る…わたくしは、私はなにを?
…そうだ、信者。信者を──

(古く寂れた記憶を思い起こす。教会を構え、『修道女』になる前のことを。)

……苦しみこそが、救いへの礎でしたね。
ならばどうしろと? …信者を避難させるなんて…

(1人、嵐の中で立ち尽くす)

919:ハリジャ◆o6:2021/03/30(火) 01:01


…でも、ソラン……

(上空を見つめる)

苦行は…救済への最大の供物。
ソラン、ならば──

……
…………

嫌だ、

(ぽつり。そう呟いて、信者達がいる地下に巨大な魔法陣を展開させる。それらが遠い街に転送される頃、ハリジャは空に向かって手を向けていた。)

920:マリン:2021/03/30(火) 05:41


...本当、昔の俺にそっくりだぜ。ソラン...さぁ!!掛かって来い!!!

(槍を構え、スペルリングを発動させる!)


ソラン「ガァァァァァァァ!!!」

(剣を構え、マリンの方へ飛びながらスペルリングを発動させる!)


「「スペルリング発動!!!」」 『闇神槍 ダーク・ザ・エンド』!!! 『天空の茨姫』!!!

(マリンは魔法で溢れた巨大な槍を120kmの高速で投げ、ソランは巨大魔法陣で茨のトゲを連続攻撃)

921:ウサラミア:2021/03/30(火) 05:46


ウサッ!?あの当主と互角に闘える男の子は初めて見たよ...闇モードが半分だからと言い...あそこまで出すのは相当じゃん。
流石はハーピー王と天空の管理者の息子だね〜...

(苦笑いに上空の二人を見て、ハリジャと自分は竹の防衛魔法で固める)

922:ウサラミア:2021/03/30(火) 05:52


...後から聞いて、頑張って調べたけどさ...初代当主の弟さんとさ...ミカエルの妹が殺した形跡がほんの僅かにあった。
ソランの両親は完全自害じゃない...バレないように首吊り自殺に見せかけて、首のうなじに切り跡が残ってた。
だから...自害じゃなくて、殺されたのよ...お二人とも。

(真剣な顔でハリジャに真実を伝える)

923:ハリジャ◆o6:2021/03/30(火) 12:14


…つまり、全ての元凶は、その2人だと。
……悪魔はご存知で?

924:ウサラミア:2021/03/30(火) 18:36

リフティンは知ってるけど...ミカエルの妹は知らないわよ。
ミカエルとあの当主は幼なじみなんだから

925:マリン:2021/03/30(火) 20:43


(巨大な光の後、爆発が起きた。...二人とも落ちていく)


ウサラミア「ウササッ!?ハリジャはソランをキャッチして!」

(マリンの方へ走る)

926:ハリジャ◆o6:2021/03/30(火) 22:08


っ、はい!

(空から落ちるソランの元へ走り、受け止めようと両手を広げる。)

927:ソラン:2021/03/30(火) 23:10


父さん...母さん.....ハリジャ

(意識が取り戻し、涙を流しながら落ちていく)

928:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 01:38


……私は、私はなにもできなかった。
暴走するあなたを前にして、ただ見ているだけ。
……ごめん、なさい。

(静かに俯き、ソランを抱きとめて震えた言葉を紡ぐ。)

929:ハリジャ:2021/03/31(水) 09:46


へ...えき...ハリジャ...がぁ...生きてる...なら..それで...良いから...
ケホッケホッ!...ハリジャ....紋章...石を...抑えて.....欲しい。

(弱々しくも、紋章石を抑えて欲しいと伝える。紋章石は赤く、赤黒い液体で流れる)


ウサラミア「回復するよ、ハリジャ!!当主様は元々死んでるのに、無理しないで下さいよ
...」

(呆れた顔でマリンの傷を回復する)


マリン「いやぁ...戦闘狂なのは知ってるだろ?それに...これは早い段階にさらなるモードが
出来そうだな」

(ソランを見て、考え始めた)

930:マリン:2021/03/31(水) 09:57


...荆棘花,幼崽 将我的力量奉献给您,并拯救天上的女人。索兰·埃尔·哈皮
〈茨から花を出し、種の子 我が力を汝に捧げ、天の女を救えたまえ。ソランエル・ハーピー〉

(妖術に込めた札をソランの中に入れた)

931:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:11


…ソラン……

(液体が流れ続けるソランの紋章石に、手をかざして治癒する。焦燥が宿ってはいるが、その深い奥、数百年前の感情が眠っていることに、本人は見て見ぬふりをした。)

932:ソラン:2021/03/31(水) 11:15


....ありが...とう...ハリジャ....はぁ...はぁ...
(汚れた羽が綺麗に大きくなり、中学一年の大きさになる。)

933:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:16


よかった…

(成長したソランの体をぎゅう、と抱きしめる)

934:ソラン:2021/03/31(水) 11:19


うん...ありがとう...ハリジャ

(ぎゅ〜とソランも抱きしめる、ソランの身長159cm)


ウサラミア「あの当主様...その妖術は?」
(なぜ妖術を出せたか不思議に思った)


マリン「今は言えないね、色々事情がね」
(苦笑いで流す)

935:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:21


あれ、あなた…ずいぶん大きくなりましたね。
ここに来た時は赤子だったのに…ふふ。

(やや目線が近いソランを見つめ笑う。ハリジャは身長164cmらしい、混沌教団の長によると。)

936:ソラン:2021/03/31(水) 11:24


ハリジャ...えと...////
(恥ずかしくなる、ソラン。ハリジャをより美人に見えたせいで目をそらして、赤くなる)

937:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:26


どうしたのですか? ……ふふ、おかしい子ですね。

(頭を撫でる。) 

938:ソラン:2021/03/31(水) 11:29


だって....///《ハリジャが物凄く美人で、物凄く愛くるしいのに見えるなんて言えないよぉ〜///》

(赤くなってキャパオーバーした)


マリン「いちゃつくなら中でやれー」
(直ぐに魔法で教会を修復した)

939:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:41


…ふふ──

(ふらり、目眩が襲う)

あら…これは…そういえば、治癒してからあまり時間が…

(復活後すぐにソランの治癒に徹したせいか、魔力を多大に消費し地面に倒れかける。元々少ない魔力量ではあった。)

940:ソラン:2021/03/31(水) 11:42


ハリジャ!?大丈夫?
(倒れかけるハリジャをお姫様抱っこする)


マリン「おい、無理すんなよ...人間なんだから」
(ハリジャの髪を撫でて)

941:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:46


……人間…そうですね、『私が人間なら』。
──

(途切れる、意識。触れ撫でられる心地の中で、深紅の双眸を閉ざす。)

942:マリン:2021/03/31(水) 11:50


...何となく人間ではないのは俺でさえも分かる。だが、あえてだぞ
(ソランに部屋で待機してくれと頼み、信者のとこへ向かう)

ソラン「うん、分かった!」
(ハリジャをそのまま部屋に連れて行く)


ウサラミア「お供しますわ、当主様」
(とついて行く)

943:マリン:2021/03/31(水) 11:53

(地下)

おい、信者共...さっさと、出ろ。ハリジャは寝てるから安心しな
(威嚇のある顔で信者を外に出す)

944:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:54


……

(何となく、浅い眠りのような、はたまた深い眠りの寸前のような、微睡みだけが思考を埋め尽くす。その中で──)

…私は、愛と救済を、裏切ったのです…父さんの。
苦しみと死こそが救いだと……

(閉ざした目、それでも薄桃の唇からそれは語られる。)

945:信者◆o6:2021/03/31(水) 11:55

>>943

…誰だ、貴様は。番号を言え。

(先頭で跪くローブの男がマリンに話しかける)

946:ソラン:2021/03/31(水) 11:56


....

(黙って聞いていた。その時、ソランは初めて思った...『生き物は愚かな物だね』と)

947:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 11:57


だから──

(そこまで言って、唇も閉ざす。完全に意識が落ちた。)

948:マリン:2021/03/31(水) 11:57

>>943

あ?ただのソランの友人だっつーの、さっさと出ろ
(めんどくさそうな顔をして)


ウサラミア「まぁあまぁあ...当主様、それよりハリジャさんのとこ行きましょうよー」
(落ち着かせるようにマリンを連れて行く)

949:ソラン:2021/03/31(水) 11:59


...愛してるから、ハリジャ
(ベッドに降ろして、おでこにキスした)


......絶対に守るからね、ハリジャ

950:信者◆o6:2021/03/31(水) 11:59


何故だ? 我らはハリジャ様の命令のみ承る。
あのお方は我らの救世主なのだから。

951:マリン:2021/03/31(水) 12:02


じゃあ、そのハリジャが倒れてソランが看病してるが...っていてぇぞ!兎!!
(説明してる時にウサラミアについて行かれる)


ウサラミア「さっさと、行くウサ〜」
(マリンをずりずりしながら向かう)

952:追憶◆o6:2021/03/31(水) 12:06


(額に落とされる口付け、奥に眠る記憶の核が、ふいに蘇る。)

──『君は生きてちゃいけない』
『禁忌の忌み子』『悪神の堕慧児』『価値なき命』

……愛や救い、そんな言葉を、ずっと知らなかった。
毎日私の耳に流れ込むのは、当然のような否定だけだったから。

『君には悪神の代わりに罰を与える』
『更生なく、永遠を懸けても償えない罪を清めるためだ』
『✕✕✕…ごめん、ごめんよォ……』

神父、……兄さん、そして、父さん。
痛いの、苦しいの、でも…罪は終わらない。
なら救いとは? この痛みや苦痛が報われないなら一体?

あのね、だから、また……

『──ヘル』

ぎゅっと、してね。

953:ソラン:2021/03/31(水) 12:09


...お互い禁忌の子だっけ?そういや...幼い頃、ハリジャがそう言ってたな
(記憶を思い出し、何か出来る事はないのかと輪っかからノートを出して方法を考える)

954:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:10


痛い、いた、い…いやだ……

(ベッドの上、悪夢に藻掻く。禁忌の命だと虐げられた数百年前の記憶、その痛みが、全身に降りかかる。爪を削ぎ、皮を剥ぎ、目玉をくり抜き、何度も繰り返され、そして自分も執行する苦痛。)

955:信者◆o6:2021/03/31(水) 12:16

>>951

なに? ハリジャ様が倒れただと?
……しかし、あのお方ならこうおっしゃるはずだ。
『この苦痛も救世のための試練』だと。

(去りゆく背中に告げる)

956:ソラン:2021/03/31(水) 12:17



...ハリジャ!!...大丈夫だから...

(ハリジャの右手を両手で握る。そして左手をハリジャのおでこに当て、歌う)


...朝日かけ暁 
舞い散る花びら 
いつの日かあなたがまた会える日まで僕は幸せを掴む...
全ての覚めば...また茨へ慰めん〜...
思い人〜...目を開けたその日に...愛を捧げる〜...

957:マリン:2021/03/31(水) 12:19

>>951

何が苦痛が正義やら...ただの愛を知らない宗教だろうが
(引きずられながら独り言をはく)


ウサラミア「はぁ...人間は愚かなのは昔もおかわりないですね」
(ハリジャの部屋につく)

958:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:22

>>956

……う、兄さん、兄さん……
……

(『兄』の名を呟きながら、次第に穏やかな表情へ変化していく。)

959:ソラン:2021/03/31(水) 12:24

>>956

何も考えなくて良いよ....ずっと生きて、その笑顔で幸せにさせて...ハリジャ
(翼で毛布の上に被せ、包み込む)

960:信者◆o6:2021/03/31(水) 12:24

>>957

愛など…ハリジャ様だけで十分だ。
我々はもう、数え切れないだけの愛を貰った。

(よく見ると、信者達のローブの下には獣耳や悪魔の角が覗いていた。忌み嫌われ虐げられてきた種族の、そんな集まりであることを、マリンは知る由もないだろう。)

961:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:26

>>959

……

(涙が、一筋流れて頬を伝った。翼とその背後、大きな窓に映るのは月にかける大蛇。)

962:マリン:2021/03/31(水) 12:28

>>957

...おい、入るぞ。ソラン...ソラン?
(反応がないから直ぐに扉を開ける)


ウサラミア「あれま...そっとしときましょ、当主様」
(二人が寝てるのを見えて、ゆっくり扉を閉めた)


....昔の俺みたいに愚かな行動しないと良いが
(と扉の目の前の壁にもたれる)


ウサラミア「流石、経験者...ですけど、自傷の癖を改めて下さいね?」
(苦笑いで伝えた)

963:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:28


──あーぁァ、えらいことになってんなァ……

(大蛇、月浮かぶ夜空を迂回する。その大きな双眸は窓の中を見つめ。)

へ、じゃなかった、……まァいいか、いまさら。
ヘル…俺らの救いは……

964:ソラン:2021/03/31(水) 12:29

>>959

....zzz
(心地よく寝てしまった)

965:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:39


(大蛇、直進。月を覆うほど長い体躯をくねらせ、空を泳ぎ、窓へ一直線に向かった──そして、窓に鼻先が触れる前。大蛇は人間へと姿を変える。)

……あっれぇ、天使くんも寝てんじゃん。
はァぁ…おれ、どーしよっか。

(小柄な体、爪先まで伸びる赤茶の髪は片目を隠し、2つに分かれた蛇舌をチロチロと這わせる。)

966:ソラン:2021/03/31(水) 12:40



...ハリジャは僕が守る...死なせない...
(寝言を言い、ハリジャを抱きしめる)

967:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:52


……

(窓を薄く開き、体を小さな蛇に変化させると中へ滑り込む。地に足をつけ再び人間に変化し、大蛇の尾をなびかせて2人を一瞥。)

…誰かァ、いね〜のか? 悪さしようってわけじゃねェ。
俺ぁ…ヘル、ハリジャの兄さんさ。

968:ソラン:2021/03/31(水) 13:11


....ハリジャの兄さん?
(眠気から覚めたら、目の前に蛇がいるが驚かない)

969:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 13:59


そうさァ、天使の坊や。
あのよォ…おれぇヘルに言いてーことあんだけど…

(隠れた片目同様に目を逸らし、頭を搔く。どこか言うのを躊躇っている様子で。)

970:ソラン:2021/03/31(水) 14:01

何?ハリジャを傷つける言葉なら言わないよ?
(

971:ソラン:2021/03/31(水) 14:01

(威嚇する顔で)

972:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 14:10


まぁ、そう威嚇すんなって。
ほら、あれだァ…かわいい天使顔が台無しんなっちまうだろォ?
へへへ、……言いてーのは、ヘルとおれの父さんのことだ。

(ちらつく八重歯をしまい込み、真剣な表情。もう一刻の猶予も持ち合わせていない。そう思わせるようで。)

973:ソラン:2021/03/31(水) 16:17

...ハリジャの本名ヘルなんだ。
それで、僕と同じ禁忌の子なら知ってるけど...過去話?
(威嚇をやめ、腕を組む)

974:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:05


過去話、なァ……、それェ語るには本が必要だなァ。
マ、細かいことはよ? こ〜…噛み砕いて説明してやる。

(鋭い歯の連なりをガチガチと噛み合わせ、仕草。)

おれらん父さんはァ、【最悪の災厄】。
つまりィ…悪神ってやつさ。それも特大のな。
とにかく色々あんだよぉ…んで、重要なのはこっからだ。

975:ソラン:2021/03/31(水) 19:14


悪神...マリンさんだったら、悪神と戦った事あるからイケそうな感じするけど...
ま、まぁ...お父さんは色々...ヤバいね

(まさかの神かぁ...と思った。ソラン)

976:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:18


あ、つってもォ、半神だぜ。
母さんあったことねェけど巨人族だから。

……大昔のことだ。アースとノースの戦いってんで、『オーディン』との決戦が始まったのは。
まァ、負けちまって…父さんは魂を封印された。
おれが覚えてんのは、それと……そっからのこと。
悪神の子として地獄の日々が始まったとこからかァ。

977:ソラン:2021/03/31(水) 19:22


僕も似たような境遇だよ、天使とハーピーが戦争で毎日地獄だったの覚えてるし...
似たり寄ったりだね、僕ら

(オーディンは流石に規模が大きい...と思ったソラン)

978:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:28


あァ、そーだなぁ、……だからヘルも肩入れしたのかもな。
……おれんことは、ヘルが全部助けてくれた。
毎日毎日、文字通り血反吐飲んで、そんなおれを見かねてエーリューズニルから……

(思い出したくないとでも言うように、丸く赤い目を逸らす。悪神の堕慧児として日々虐げられるヨルムンガンドを救ったのは、血を分け合った妹だった。しかし、その代わりに新たな生き地獄が始まるの知らずに…)

…こいつらが、この宗教が、苦痛を救済だと信じるのは。
生きてることに救いがないからさ。報われるための苦痛だと信じてる。…ヘルも、おれも。

979:ソラン:2021/03/31(水) 19:35


...そっか。僕は考え違うんだよね...確かに戦争で毎日地獄だったけど.....親は二人とも僕の為に死んで...
その後、マリンさんに保護されたけど.....『別の世界では色々あるが...俺は愛が良いさ。死人の俺が言うのもなんだが...
愛がなくなると、みんな愚かな行動をする....生きてる時も今もずっと見てきたさ、俺もな』って...
僕も愛がないと愚かをするには変わりはない。感情を持った生き物は必ず....今でも馬鹿なのかもね、僕は
(ハリジャを見て、目を暗くする)

980:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:39


愛、か……おれやヘルは、父さん…神に捧げるものこそが真の寵愛だと信じてる。だが、天使。ヘルの中でその価値観が確かに揺れてる。
オマエのおかげさァ…
……

(1つ、沈黙のあと)

…なァ、天使。ヘルを救ってやってくんねェか。
歪な愛や救いでしか生きられねー、…おれの馬鹿な妹を。

981:ソラン:2021/03/31(水) 19:43


...当たり前な事言わないで下さいよ、それに...僕を育ててくれたお礼と...出来たらですけど、告白してずっと幸せに
させますので、絶対に救うに決まってますよ。

(決意の目で証明する)

982:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:46


…へェ、はは、こりゃいいや。よろしくなァ。
いつかおれを、お前の義兄さんにしてくれよ。

……あ、そーだ。これが本題だ…

おれらの父さん、悪神…【ロキ】の復活が近い、
…つまり、予想より早くの決戦だ。それをヘルに伝えてくれ。
ただ、オマエは…どうなッか分かんねぇけどよ…

983:ソラン:2021/03/31(水) 19:50


大丈夫ですよ、本気モードなどや修行をしてますので...
ヘル....ハリジャに伝えておきます。
で、お兄さんは...これからどうしますか?

(笑顔で了承し、疑問を出す)

984:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:51


はッ…はえーっての。
おれぇまだ兄さんじゃねーから、な!

……へへ、じょーだんじょーだん。
おれは…『あいつ』をなんとかしなきゃなァ。

985:ソラン:2021/03/31(水) 19:54


そうですか....僕の紋章石と紋章柄の力で何とかなるかな...
(自分の右腕を見て)

986:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:57


…おれとヘルの兄、フェンリルをはっ倒しにいくだけさァ。
あいつだけだ。…唯一父さんの救いを信じねェのは。

へへ、止めんなよ? 天使。
たとえオマエでも、父さんの邪魔ァすんならヘルは許さないだろうぜぇ。

……じゃ、な。

(尾を翻し、窓へ向かう。)

987:ソラン:2021/03/31(水) 19:59


...違い判断したら邪魔する可能性もありますが...しませんよ
(と見届けた)

988:ソラン:2021/03/31(水) 20:22


...ヘルか、いい名前じゃん...本当...僕より辛い筈なのに....頑張って強くなるから、笑顔でいてね?ハリジャ

(寝ているハリジャに微笑み、頭を優しく撫でて...紙に伝言を残し、静かに部屋に出る)


マリン「あ、ソラン...「僕をもっと強くさせて下さい!マリンさん!!」....それは本気か?生半可でやるもんじゃねぇぞ?」

(険しい顔でソランの顎を掴む)


わかってます!!もう時が近いのですよ....ハリジャをずっと幸せにさせる為に僕は....強くなりたいんです!!!
お願いします!!!マリンさん!!

(決意の目でマリンを見つめる)


マリン「...はっ、男らしい顔になったなぁ....良いだろう、本気モード以上....
ファイナルならば、最終の『ロトレメック・レッジ』を習得して貰おうか...
ウサラミア!!俺らが戻ってくるまで、見張っていろ...妹と一緒にな?」

(ニヤニヤ顔でソラン達は修行の地へ行った)


ウサラミア「っ!!はい!当主様!!」
(笑顔で見送り、ハリジャの部屋の扉の前を固める)

989:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 20:50


……

(眠り続ける修道女。その上の屋根を越し、空を昇り、【それ】は気配を色濃くする。)

──災厄の気配

990:マリン:2021/03/31(水) 20:54

(修行の地!)


....久しく使うな、この地は

(天界に近いような天空の大地を見渡す)


ソラン「此処で修行なんですか?師匠?」

(見渡すマリンに尋ねる)


そうだな...天使ならばだし、光のモードでなら此処が一番さ

(と神器の槍を出す)


ソラン「...今からですか?師匠」

(と焦る顔でマリンに言う、「ああ、今からの方が良い...これをやる」と水色に染まる羽の着いた剣を渡される)


..やるぞ、ソラン。ハリジャの為に生きて守り抜け!!

(と直ぐにソランに攻撃!)


カキンッ!

ソラン「はい!!師匠!!!」

(と反撃する)

991:ウサラミア:2021/03/31(水) 20:58

(ハリジャの部屋の前)


っ!!...久しぶり、テオドール...

(感動の親友にはぐする)


テオドール「うん、久しぶり...中入っても?」

(はぐ仕返して、確認)


ええ、寝てるけど...中からもお願い

(扉を開ける)


テオドール「ありがとう...頼んだよ」

(微笑みでお礼を言い、入る)

992:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 21:00


……

(眠っている)

993:テオドール:2021/03/31(水) 23:07


...お姉ちゃんみたいな綺麗な人ねぇ、オーロラ姫みたい

(椅子に座って、監視する)

994:ソラン:2021/03/31(水) 23:18


カキンッ!カキンッ!

(剣と槍が交じり合う金属音、両者共汗かきながらもずっと闘い続ける)


スペルリング発動!!『茨のダークローゼ』!!!


(小型爆弾を出しつつ、マリンを真ん中に追い詰めていく)


マリン「....(小さいが爆弾で真ん中に寄せて殺害か...これでは勘が良い奴や強敵にはバレバレだな)」

(と敢えて乗った。そして真ん中に追い詰められ、爆発音がした。直ぐに上へと回避した)


やっぱり強敵ですね...スペルリング発動!!『天空の螺旋攻多』!!!

(剣を螺旋状にし、空から螺旋の茨で拘束して攻撃!頸動脈さえも斬る)


マリン「ふん!まだまだ、甘いな!!!」

(口から炎を出し、槍で反撃)

995:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 23:23


……ん

(指先が微かに動く。次第に瞼が薄く開かれ。)

996:テオドール:2021/04/01(木) 07:57


「っ!...起きたかしら?ハリジャさん」

(人形のような人間のような...ラブドールみたいなロリータの黄色のドレスを着た幼い子供の姿。
ハリジャに近づき、顔を覗く)

997:ハリジャ◆o6:2021/04/01(木) 10:53


…私は、どうなって……
…あなたは?

(朧気な瞳で、人形のような出立ちな彼女を見る。記憶の整理が追い付かずやや困惑した顔で。)

998:テオドール:2021/04/01(木) 12:58


あの黒い悪魔の義理妹...ま、本名で言うと『テオドール・セリマフ・トロイド』。
ウサラミアとは別のタイプだけど...ヒューマン人形一族ってとこよ

(お辞儀して、ずっと寝ていたと伝える)

999:ハリジャ◆o6:2021/04/01(木) 13:22


あら、そうですか…確かに、記憶が曖昧ですわ。
…あ、ソラン。そうです、ソランは? 無事──

(安否を問う言葉、それを紡ぐ前に、【災厄】の気配は色濃く香る。終わりの始まり、始まりの終わり。)

1000:クラズマ◆o6:2021/04/01(木) 13:23



──まさに、新世界とでも言うべきでしょうか。

(現世の終わりと、新世界の始まり、その二つを繋ぐ、終焉の掛橋。忌むべき災厄。)

(悪神が、来訪する。)

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