皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。
こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。
>>62
いいこと思いついたのにお前がいきなり話しかけてきたせいで忘れちゃったじゃんか。ばーーか。
( 古びた匂いのする部屋で、信者たちは馬鹿みたいに写真の一部を演じているのか、不気味にピタッと止まったままで。でも )
顔はちゃんとそれぞれ違うんだな。なんか安心した。ちゃんと人間なんだな、お前ら。そうだ、さっき話しかけてきた奴だれー?あ、お前だ。
( さっき話しかけてきたヤツの肩に手をかけて、私は問うた )
お前らさ、回帰教にこない?信仰対象はあんまないけど、強いて言えばツァラチッ!すまん、噛んだ。ツァラトゥステュッ!噛んだ。
もう一回。ツァラトゥストラ!言えたぞ。
おい、なに黙ってる。褒めろよ。モブ。
>>69
神は生きている。
貴様のような狂信教には興味がない。
ハリジャ様は必ず私達を救ってくださる。
(話しかけられた先頭の男は一切表情を変えずに淡々と語る。
そのローブの下には垂れた獣の耳があった。よく周りを見渡せば、信者共にはどれも角や獣耳がローブの隙間からのぞいている。異種族の集まり。)
しかし、この場所に召喚されたということは、ハリジャ様に救われる資格を得たということ。
なにゆえ番号を持ち得ていないのかは分からないが、女。
後列の最後尾に膝まずけ。
>>64
「成る程、オマエもオレと同類だな、躊躇いなく人を殺せる奴だ」
ミック、楽しそう言って如月を納刀。
炎龍消失、炎、白雪の刀身へと集束、形成されるは爆炎の刃。
灼炎纏いし白雪を上段に構え、戦法変化。
「……オレの事が気にくわないなら遠慮なく殺せば良いさ、オレもオマエに遠慮はしねぇ」
――ああ、そうですか。
ならば糾弾しましょう。
では死んでくださいますか?
(にこりと笑うと、腕をすっと上げ、ミックに向けた指の先から躊躇なく魔力の束を放つ。)
>>70
チッ ガチうざ。
( ともあれ、指示に従う。「チッ」もう一回舌打ちした。猫耳に 犬耳に 兎耳に 狐耳。なんでも居るじゃないか。そして、オレは後列で足を止める…。「 かんわいい〜〜 」オレは思わず呟いてしまった。狐耳の子のフードから見えた顔。黄金比を達成した目 鼻 口 。オレは手を伸ばした )
『ひゃぁぁぁぁぁぅうぅうぅ ! 』
( 人 質 確 保 完 了
狐耳の信者の後ろにへばりつき、その子の首には破片を。白い皮膚から垂れる血 )
ごめんよ〜。あまりにそのモブがうざすぎてさぁ! おい、モブ。おまえさ、わた、オレが褒めろって言ってんのに、無視したよな。まず褒めろ。オレがあんなに努力してチャラシュチュトラって言ったんだからさぁ!あ〜もう言えなくなっちゃったじゃんか。どう落とし前つけるよこれ。早く褒めろ!
……愚かな。
我が信徒を離せ、狂信者。
我々を救いに導くのはハリジャ様だけだ。
(すくっ、と立ち上がるモブ)
貴様ごときが褒めろだと?
我らが誰かを褒めるとしたら、それは多大な苦しみを受けた者だけだ。
その方がより救われるからな。
>>74
『 やぁぁあぁあぁあぁあ ! ! !』
オレもやぁあぁあぁあぁ ! ! こんな可愛い子が痛めつけたくない〜 ! ! ! いやー ! !
( 破片の三角形になってる部分を、狐耳の子の喉に少しずつ刺し込んでゆく。ゆっくりと、じっくり。狐耳の子の目尻から涙が出てくる。心が痛いよう。これもぜんぶ、モブのせいだ )
『やだっ やめ』
せーーのっ [ ザク…っ ]
『 やぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ ! ! ! 』
やぁあぁあぁあぁあぁ ! ! ! あ、まだ続く。
おい。モブ。次は喉の血管ぶっちんだぞ。
いいの?やでしょ。なら褒めろよ。
「此処が例の教会か」
(ぞろぞろと教会内に謎のスーツ男の集団が入って来る)
((/背後の者です。混ざってもいいでしょうか?
番号376番。
(狐耳の子にモブが声をかける。)
それは試練だ。
耐えなさい。
そうすれば君はより救われるだろう。
(助けようともせず、ただ傍観の表情。
狂っている。否、『狂わされている』。)
>>76
(どうぞどうぞ!)
…誰ですか?
救いをお求めになる新たな信徒でしょうか。
(背後、足を踏み入れる集団に語りかける。
声には少しの憤り。複数から邪魔をされていることで平静が崩れているようだ。)
>>77
『 はい…最後までがんばって耐えます…
救世のために。 』
うっわ〜〜しんどすぎひん?そういうやつ?
モブおまえさ、今からオレがこの子に何か酷い事したら、同じこと言う?
『 ん、え? 』
あのクソモブ次第だよ。
( オレはその子に笑顔を作って見せた。ちょっとまじで酷いと思ったからだ。答え次第で次に取る行動を考えておこう。もっとも、最終的にモブをボコボコにするのは確定事項だが )
>>79
その程度の苦しみ、越えられなければ元より救われる資格などない。
救いとは死。たとえ376番が貴様のせいで命を落としたとて、それは運命だ。
ハリジャ様より救済を執行されない者は必要ないのだ。
(淡々と言い放った。)
>>80
オレには何言ってんのか分からんかったけど、
だってさ。キツネちゃん。
『 …うぇ…ぐじゅ、…わたし
レッサ…パンダぁ… 』
ああ、レッサーパンダだったのね。
てかモブ。おまえのせいで泣いちゃってるし。
まぁこれからもっと泣いちゃうと思うけど、
これも全部モブの選択のせいだから。ごめんね。
[ ビリビリビリ ]
『…ハっ…ハ…ハリジャさまばんじゃぁぁぁい ! ! 』
( ローブは薄かった。だからすぐに破れた。
結果、その惨状は言うまでもないだろう。その姿に、信者の誰もが何かしらの感情を突き動かされただろう。当のラダサーパンダちゃんはというと、 )
『 わあぁあぁぁあぁん! 耐える…っ 耐えりゅっ
ハリジャ様ばんざい!ハリジャ、
ハリジャっ、さまぁ!ばんざい っ 』
あーーまじで罪悪感やばい。
モブ、レッサーパンダちゃんのこと見て
どう思う?かわいそうと思う?エロいと思う?
…どうも思わない。
羞恥も苦しみの一つだ。
存分にそのレッサーパンダを辱しめろ。
救いに近付くのだからな。
(表情一つ変えず高みの見物。ハリジャガチ勢のモブらしい。)
>>82
『 わぁあぁあぁあぁあぁん 』
( ついにレッサーパンダは膝から崩れ、両手で目をがしがし擦りまくって、泣き喚くことしかしなくなった。ハリジャのハの字も出てこない。信者たちは相変わらず、見ているだけ。だけど、ほんのわずかに、もぞもぞしているのが、1人、2人、ぐらいか。 )
いや、存分に辱めろって。それアンタが見たいだけだろ。ていうか、どうも思わないって絶対嘘。
( モブのローブを強引に引っ張る )
ちんこ見せて証明しろ。お前みたいなワルモンはなぁ、だいたいゲスやろうなんだよ。
ふざけるな、狂信者。
俺は救済の道しるべを説いているだけだ。
それに、そういう趣味じゃない。
女の泣き顔に興奮を見出だすとは愚かな奴等だ。
(ローブを引っ張られてもなお、表情を変えない。ローブの下はいたって普通)
>>84
ふざけてねぇよ、狂信者。
( ローブをパッと離す。冷めた。
多分、コイツに何を言っても通じないのがオチだ。悪ガキが悪いことした場合、罰を与えればいうことを聞く。けれど、コイツらは悪ガキより聞き分けが悪い。死後世界をマジで信じてしまっているのだから。 )
ところで思ったんだけど、きみたちやけにおとなしいな。オレがどん っっなに、理不尽しても、きみたちは抵抗してこない。
『 ぁぇ 』
( 破けたローブを拾い上げ、レッサーパンダちゃんにボフッ と被せ。この子もずっと裸でいた。泣いてしまうぐらい嫌なはずなのに。自分でローブを拾えばいいのに。理不尽が死後の救済だと、約束であると、信じているからだ。
どうして?
たぶん、虐げられてきたからだろう。あまりに多くの理不尽を受けて、その理不尽を利益と捉えることでしか、心が持たなかったんだろう。
で、今のこの人たちの頭のおかしさは、その盲信による後遺症だろう。だから、この人たちに何を言っても無駄なんだ。 )
オレ、ハリジャのところに戻るけど、きみたち、襲ってこないよね?
>>78
俺達は混沌教団の者だ。
救い何て必要は無い。
この世界に必要な物は混沌のみ。
(リーダー格らしき大人の叔父さんが話す)
所用は一つ、お前達が混沌であるか俺達に示して欲しい。
それだけだ。
(リーダー格の背後に居た集団がバラバラになって散開すると、各々が十手や警棒と言った近接武器をチンピラの如く構える。どうやら喧嘩を売りに来たようだ。相手がイライラしている最中なのにも関わらず礼儀無しに襲いかかる酷い連中である事が分かるだろう)
>>85
……俺は止める術を持たない。
貴様も試練に迎え。
ハリジャ様は慈愛の心で貴様に苦しみを与えてくださるだろう。
(ローブの男はそういうと、元いた位置に戻り、再び膝まずいた。
それは寛容とかほんの少しの良心とか、そういう類いのものではない。
本気でそれが救いだと信じているから。)
(今まで受けたどんな苦しみや痛みも、全ては救いのためにあるのだと、信じている。
現世では決して報われることのない現実が、自らの死によって。犠牲によって。世界が救われる。
それらを理解した上で彼らは命を捧げている。悲しい宿命である。)
…混沌ですか、ふふふ。
確かに、ある意味では救世はそう捉えられるでしょう。
しかしね、わたくしから見ればこの世界の方が間違っている。
混沌の方がマシなくらいにね。
あなた方の思考は理解できますわ。
でもね、おじさん。
新世界に『混沌』は2つもいらないのですよ。
(決して相手に屈服しない抵抗の意志を見せる。
武装した敵であれ、怖じ気付かず応戦しようと身構える。)
>>88
お前は新世界に唯一無二の混沌を望むか。
ならば見せてもらおう―――お前が羨望する混沌を。
(突撃する前に周囲の部下達を一瞥する)
お前達は他の者達の相手をしろ。
どうするかは好きにしていいぞ。
(部下達が散らばって行く。部下達に他の信者達の相手をさせ、頭は目の前の者と交戦する戦法だ)
さあ―――「混沌(カオス)」を始めようか。
(リーダーは身構える)
「総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)」…お前の総てを見通そう。
(異能を使用した事で双眸が赤目に変化した。その特殊な異能を使用する事で相手の性別、身長、体重、種族と言った基本的情報を得ようとする)
>>72
振り下ろされる炎刃、刀身に圧縮された炎はさながら恒星の如く赫灼と輝き。
――渾身の斬撃。
相手の放った魔力、二つに裂かれ、教会の壁、二つの破壊。
ゆっくりと相手に視線を向ければ一言。
「……そんなもんか?」
>>90
あらあら、困りますわね…大鼠が何匹も。
駆除しなくては。
(四面楚歌。周りを見渡せば敵だらけ。
すなわち、救世の妨害。)
わたくしはあまり殺傷能力に長けていませんが…
鼠の一匹や、二匹、どうとでもなりますわ。
ね、そうでしょう?
(すっ、と指の先で宙をなぞると、魔力の結晶がずらりと浮かぶ。
何本も連なったそれが、ミック目掛けて放たれた。)
>>89
(申し訳ない、気付かずに返信遅れてました…)
…チッ、無駄なことを。
まあ、いいでしょう。
さっさとあなたを殺して終わりにしちゃいましょう。
信者が頭のおかしいあなた方の手に渡る前にね。
(身構えながら、リーダーの男と相対し、その深紅の双眸をじっと見つめる。
男の視界にはこう表情されていた。
性別 : ♀
身長 : 162cm
体重 : 47kg
種族 : 神)
>>92
(/いえいえ大丈夫ですよ!私も遅いので気にしなくて大丈夫です)
威勢の良い女だ。
その勢いで俺を殺せるか試してみるといい。
(種族が神である事を見ても驚いていない。何故なら色んな種族を見慣れているからだ。何の妨害もなく異能の発動に成功すると、相手の頭の中にこの様な情報が入って来るだろう)
性別 : 男
身長 : 180cm
体重 : 75kg
種族 : 人間/混沌を司る神の眷属
容姿 : 黒いスーツ。赤髪短髪。黒い瞳。黒いブーツ。
能力 : 総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)、混沌三千大千世界
(能力の判定に成功すると相手の情報を得る代わりとして此方も情報を一部渡さなければいけないデメリットがあるのだ)
部下A:信者達を見つけたらどうする?取り合えず拘束でもするか?
部下B:そうだな、色々と調べたりしたいから先ずはそうするか。
(一方部下達は話しながらこの教会にいる可能性がある信者達を捜索する)
>>93
…なんですか、この不要な情報は。
なるほど、あなた…わたくしの正体をご存知になったのですね。
ならば生きて帰すわけにはいきません。
あなたの命令を聞き入れるのは尺ですから、そうですわね…
わたくしが命令いたしますわ。
死になさい。
(刹那、男の頭上に影が落ちる。振り上げた腕、その指の先で操るのは巨大な魔力の結晶。
淡く桃色に光る氷のようなそれは、男を押し潰そうと落ちてくる。)
初めてまして。
僕の名は漆黒の脊髄。闇で出来ている。
これ以上語れることはない。
>>95
クケケケ…よーー、あんた誰?
闇、ねぇ…食っちまってもいいかなぁ
(ぬらり。闇から姿を現す男がひとり。
漆黒なる存在に語りかけた。)
>>95
ふっは、笑わせるなよ。
君と僕じゃ、同じ「闇」とは言えど性質が違いすぎる。
君の闇は少しばかり荒すぎる。
>>97
ふーん、そう?
おれ闇なの?知らなかったわー
ところでさぁ、オマエ、なんの用?
おれー教会に用があんのー
>>94
お前の種族が誰かに知られれば不都合な物なのか?
(何が良くないのか理解していない)
滅尽せよと言われて素直に死ぬ訳にはいかないな。
(不敵に微笑むと左手で左目を隠す)
"止まれ"
(右目が黒く変色する。すると此方に迫る魔力の塊の速度が減衰する。瞳術で運動エネルギーを減らしたのだ)
砕けろ。
(跳躍する。右腕で魔力の塊に殴打すると魔力の塊が粉砕される。凄まじい膂力だ)
まだまだ…だな。
(着地すると右手を見遣る。痺れる感覚を多少は感じるが威力不足だと感じる)
今度は此方が行くぞ。
(話した瞬間に男の姿が掻き消える。俊敏に走って移動した男は貴女の背後に周り込んだ。右腕で貴女の首を締めようとする)
>>99
ぐっ…ふふふ、わたくしの命を奪うおつもりですか?
(人間を超越した男の速度に、抗う片鱗すら許されず意のままに首を絞められる。)
己の力を誇示しなければ生きていけないのですか?
か弱い女一人に、ずいぶんとまあ惨めですこと。
…っ、わたくしは命令しましたよ。
死になさいってね。
(絞首されながらも決して屈服しない姿勢を見せ、深紅の瞳で男を睨むと、手のひらに魔力を集中させた。
そのまま男の横腹に食らわせてやろうと魔力の結晶を放つ。)
>>100
命まで取る気はない。
そんな事をした所で無意味だからな。
それに女を虐めるのならまだしも、殺生までする気にはなれない。
(首を絞めるのは拘束目的の様だ。殺める程の力は込めていない)
―――「硬質化の瞳術(アダマンテーウス・アイ)」。
(瞳術の力で脇腹を硬質化する事でダメージを軽減する。衝撃波が脇腹を伝わって来るが、その部分を硬くした事で余り苦にしていない)
あ、ちょっと待てバランスが崩れうおおっ!?
(傷は追わなかったものの、魔力の結晶によって伝わって来た衝撃のせいで足のバランスが崩れてしまう。
バランスを崩した男は間抜けな声を出す。貴方の首を絞めていた男は、此方の体の前面と貴方の体の背面を密着させた状態でバランスを崩してしまった。貴方と共に男が前のめりに倒れていこうとする)
>>101
っ!
(慌てて地面との接触を阻止しようとするが、動きにくい修道服のせいで逆に足がもつれてしまう。ハリジャは男と共に地面に倒れた。)
う…ちょっと、どきなさい、この痴れ者が!
(バシッと男の体を払いのけ、地面と体の間から抜け出す。
先程とは一転、目に見えて分かる怒りを宿して立ち上がった。)
……ふん、無様ですわね。
あなたの行為は万死に値しますわ。
本当に腹が立つ。ええ、ですから考えたのです。
あなたのおかしな瞳、それさえ潰してしまえばわたくしの勝ちでしょう?
(そういうと、指先から魔力を凝縮させ、束となったそれを男の両目に放つ。)
頂きはただ上にあり それ以上の意を持たず
( ふいに… 香りのよい紅茶のかほりが教会の間に漂う )
「 …神々が分かり易く、そして暴けぬように
残した束縛の言葉 __しかしそれは破れた。 」
( 汲み取らずとも不可解を覚える羅列は滑らかに響き
___発する元を辿れば、先とも中心とも…ともかく
再び 長椅子より感じる"黒き気配" )
「 さて、ごきげんよう …そんな言葉をゆるやかに
受け止められる位の親しさは持てましたかしら?
__それとも 座して待つ言葉を急かしますこと? 」
>>103
…あら、ごきげんよう。
人ならざる者よ。
再び教会を訪れたということは、正体を告げてくださるのですか?
しかし、今はそれどころではないのですよ。
傍観者は新世界に一人のみ。とはいっても、わたくしには部が悪いようです。
あなたをその場から引きずり下ろすついでに、お力添えを願いますわ。
(突如現れた【混沌】、その波動に空間が歪む。
暗黒の狭間で止まる時。その中で短い言葉だけを交わした。)
>>102
そうか、俺と一緒に倒れるのがお前の狙いか…何てな。然し何だか良い感触だな…。
(これが君の狙いだったのかと微笑んで冗談を言う。倒れてしまったが余りダメージになっていない。相手の体から何か心地よい物が放たれているのか分からないが、近くに居ると何故か心地よさを感じる)
ぬわ…。
(振りほどかれると変な声を上げながら無様に地面を転がる)
潰せるものならやってみるといい。
(右腕で防御して魔力を防ぐ。だが完全には防御しきれなかった様だ。それが直撃すると男は吹き飛んで行き
協会の椅子を破壊しながら壁まで後退させられる。発生する轟音と煙が、派手な様相を醸し出す。煙によって
両者の視界が隔絶される)
仮に潰した所で、俺にはまだ手札が余っているぞ。
(壁にクレーターを成形し、めり込んだ男は鋭敏に貴女の元へと飛び込む。男は煙によって視界が遮られても貴女が何処にいるのか把握している様だ。先程みたいな形で貴女の前方に肉薄した男は、柔道の投げ技の一種である背負い投げを貴方に仕掛けようとする)
( しかし沈黙を挟み …思案としては微妙な時の間 )
「 丁重に。お断り致しますわぁ? 」
___…あまつさえ 飛び交う砂塵に手を払うばかり
>>105、>>106
っ、く…ッ!
(瞬間、煙の向こうから迫りくる気配を寸前で感知し、咄嗟に腕を伸ばして結界を展開する。
ふいに展開の衝撃で煙が晴れた。視界に広がるのは、男の姿。
そして、その背後で空いた壁の穴から伸びる地平線。青い空に目を細めた。)
ああ、神よ。
これも試練なのですか。
ならば救いの時は近いでしょう。
傍観者は一人。
敵対者は二人。
あははは、いいですわ。
全員腸を引きずり出してあげますから。
(とはいうものの、ウィンプルの下の顔は疲労で覆われている。
すると、そこへ――
三つ巴に相対する三人の元に、人影が落ちた。)
――ヒュ〜〜〜〜〜…
ドォォォ〜〜ん!!
おれ、とうちゃーーーく!
(ガラガラと倒壊していく屋根。重力に従って落ちていく瓦礫を飲み込みながら、一人の男が現れた。)
あっれ〜〜、ちょいとヘ…じゃない、ハリジャだっけ?
のォ〜、魔力の流れが変だったからさ?
来てみたらぁ、なに? カミサマだろー、呪人、それから…なんだァ、オマエ。
(周りをジロジロと見渡す。
片目を隠すほどの長い髪、蛇のような舌、小柄な体躯から伸びる蛇尾。
とても人間とはいえない相貌で、男は右目を見開いた。)
まぁ〜いいや、おいらが全部…喰ってやっからさァァ〜
(ぺろり。舌なめずり。)
>>106-108
色々な者が闖入して来て面白くなって来たでは無いか。
(何処かで感じた事があるような気配や謎の存在を見て微笑む)
硬いな。
(結界に阻まれると取り敢えず両腕で乱打を放ってを壊そうとする)
>>109
待ちなよォ、おれのぉかわいい『妹』だぜー?
おれ今すげーー腹減ってんの…喰っちまってもいいならァ、手ェ動かしな?
(ハリジャの結界を破ろうと乱打する男の手に、長い蛇舌を伸ばして巻き付ける。)
( 暫くの無言が続いたのち )
「 …はぁー よく考えて下さいませんこと?
荒事。…それは敵対、考え方を荒げた末の齟齬に
他なりませんもの …こーゆー他人事にはわたくし 」
「 付き合いたくありませんわ 」
( 無駄に血の気が多い数人を見ることもなく
…長椅子に掛けたまま 紅茶の香りを嗜むのみ )
>>111
…ふふ、本当に、癪に触りますね。
これ以上、神の御心の前で勝手は許しませんわよ?
(結界を展開しながらカツリ、と踵を鳴らすと足元に魔法陣が現れる。
そこから無数の魔力の結晶が長椅子に向かって飛んでいった。)
はぁ、はぁ…なぜ、あなたが?
早くミズガルズに戻って奴を監視していなさい。
それがあなたの使命でしょう。
『使役』はわたくしの役目ですわよ。
(口の端から血が垂れる。魔力の消耗が激しいせいだ。
洗います呼吸に揺れる方で、現れた謎の男に話しかける。)
だぁってさーー、妹が困ってんじゃァん。
助けねえお兄様はいねーよ? それとォ、ヨル兄、な?
オマエは行けよぉ、ヘ…ちがう、また間違えた。
ハリジャぁ、信者をいじくる奴らがいんだろぉ〜?
(ハリジャに戦線離脱を促す。男の正体は、大蛇の半神ヨルムンガンド。
兄と言い張るそれは、謎の男、そしてナイアと対峙するために背を預けようと。)
[ピココッ]( 黒い"何か" )
( 呑むようで しかし拒む、押せど 引く以外を得ず
…黒 その色の不定形が結晶を受け止め 貫かれ )
( しかし貫通する事だけは許されずに )
「 運命性、突き立てるも凶、ですわねぇ 」
( …纏う"不定形の黒"が濃さを増すも
攻撃意志の有無を言及するのなら…
不自然にも 自然にも ありはしない )
「 はー やだやだ 」
>>114
…くそ、世界の裏側の混沌…旧神ごときが、まだちょこまかと。
この世に蔓延っていたのですね。
ですが、残念。
あなたの出る幕などありませんわ。
旧き時代は終わる。
新しい世界と共に、新たな神の訪れ、ですもの…
(ふらり。血をぽたぽたと床に足らしながら、消えかけた結界を展開し続ける。
意識は朦朧。それでも頭の中にあるのは、新世界と、唯一無二の神のみ。
死を否定した混沌など抗う術もない。空の魔力でできるのはただ傲慢な『教え』だけだ。)
「 妙なお人ですわねぇ… いい加減、静かに
していただけませんこと? 」
( やにわに"不定形の黒"が長椅子の向こうへ集約する )
「 ……あぁ… 、お茶が冷めてしまいますわぁ 」
>>116
っふ、呑気ですこと。
いずれ来る新世界が訪れる際、この世界の終わりをただ見つめていればいい。
あなた方の時とは比べ物にもならない混沌が世界を包むでしょう。
それこそが『救世』、なのですわよ。
(到底敵わない実力の差。それを理解しているからこそ、嫌味しか選択肢を持たない。
よろり。ゆらめく体。ついに限界を迎えようとしていた。)
…ああ、しかたありませんね。
この場は任せましたわよ、兄さん。
(そう告げると、背を向けて爪先を鳴らす。
ふっ。足元に広がる魔法陣に呑まれてハリジャは転移した。)
まぁかせろよー、妹。
お兄ちゃんが…ぜんいん、喰い潰してやっからさァ〜?
(去っていったハリジャの残り香にぺろりと舌なめずりすると、二人に向き合う。
空腹か、享楽か。大蛇の唇は弧を描いた。)
「 ……我等がが蹂躙を生きとし生ける方々へ強いた時代 」
( 座した 深き腰を上げ、集約する"黒"を散らす
___教会の間を包む宵闇は とくとくと薄れ
薄らに隠されていた …月の明るみは ……より"黒"を薄める )
「 謳歌、そして繁栄と呼べば聞こえのいい…
生きること迄 生き地獄。…"世紀末"の座す世界 」
( 黒を自ら剥がさば 暗がりより現れし"純黒"の小柄 )
「 …それを打ち崩し … 明るみを仰ぐを否
自ら世紀を甦らするは ____"人"でしたのよ 」
「 ……お忘れになって? …今も昔も…
人は僅かな希望のみを胸に 」
"神"も"悪魔"も ___討ち果たした唯一の種である事を
>>119
ふぅん、オマエ、女のガキかぁ?
ああでも、旧い匂いがするぜー。
おれはぁ難しいこと分かんねーけど…これは人間だけの戦いじゃねーんだってェ?
人から外れた…おれみたいな奴らさァ、父さんが救ってくれるんだってよぉ。
おれもよぉ新世界の味ってやつキョーミがあんだよなァ〜〜
…あ、旧神もどんな味すっかなぁ。
(長い舌をチロチロと出して笑う。)
「 さぁ? まぁ、勝敗云々についてはこれ位に 」
( 永い言葉も途切れに途切れ …意は伝えたと
鬱陶しそうに右手を横に鋭く払う )
「 今は超個神的に…
て め ェ" 腹立つので ブチ殺して差し上げます 」
へェぇ〜〜、気ぃ強いのはァ嫌いじゃねーや。
いっぺん食ってみたかったんだよなァァ、アハハハ!
来いよォ、旧神。
(両腕をだらりと下げ、無防備な姿勢。)
「 んっん ……… さぁて 」
( 値踏みをするように 腕を組んで )
「 ……どぉしちゃおうかしらぁ? …ね? 」
だんなさま🖤
「 .....はぁ 」
「 呼ばれたからには来るしかねぇよなぁ....さてっと アンタ うちの嫁を食おうなんて馬鹿な真似やめた方がいいぜ?そもそもすっごい強いから食べられないだろうけれど ....ま、そもそも五体満足で返さないつもりだけど、さ? 」
( 黒の背後から足音を響かせて左右に手を振り気楽な笑顔...を浮かべてたのも一瞬。相手の姿を確認しては好戦的な瞳と笑み、指の骨をポキポキ鳴らし、黒の隣に立つ )
「 悪いけれどアンタ、覚悟は出来てるよな? 」
>>123-125
魔王に、神様の魔力かァ。
こりゃぁご馳走だなァ〜、おいら幸せもんだぜェ。
だけどよォおれはぁ肉に興味はねーンよ。
喰ってもいいけどさァおれはただの『掃除屋』なのよォ。
人とか食ってみぃ? 消化不良起こして死ぬわぁおれ。
(突如現れた魔王、その傍らに立つ魔王を見ても怖じ気づかず、相変わらず笑みを崩さない。
それどころかより口角を上げて。)
[ブチッ]
【ヴェルスタルミデッド=ロ "blood"】
( 短気に衣を変形させ 獣のアギトを作り出し )
___それを砲身 …怒りのまま
[ブバシャァッ!](得体の知れない何かの血液を噴射!)
「 ....あのなぁ?魔王はあの方だけなんだよ... 俺は魔人なんだよ、分かるか?....それにどうにも、テメェは腹が立つ.... その大口が叩けないように 再起不能にさせて貰う ....だよな?ナイア 」
( 青筋がどんどん額に浮かぶ ....人を腹立たせるのが上手い奴だよと思う。しかし無謀に変わりは無い 手で銃の形を作りながら大きく溜め息 )
「 先に言っとく、今の所俺は良く分かってないし殺るつもりは無いよ ....ただし、テメェの言動によるけど な? 」
( ....勿論黒を止める気も無い )
「 精々頑張れ 足掻けよ?“神サマ”? 」
>>127-128
なに? おれ地雷踏んだ系?
なんでやねん〜〜、はァ…まーいいやァ
魔人だろうがなんだろうがぁ関係ねェ〜。
おれはハリジャの、神の邪魔するやつー排除するだけだぁ。
だって『掃除屋』だもんなァ?
――いっただっきまァーーす!!
(大口を開けると、鋭い牙がのぞく。長い舌で液体をすくいあげ、ぺろりと飲み込んだ。)
(………)
「 …そう来るだろうと、思ってましたわよぉ? 」
( 吊り上がる満面の笑み …黒い衣がひり出す… )
"生き血を吸い取られた人間"
「 戦法も苦手も… おしゃべりした上でっ!
なぁんておバカさんなのかしらねぇ? 」
「 .......これ俺居るかなぁ 」
( 後頭部を掻きながら冷静に思った事を口に出す 正直黒一人で成り立つし ...寧ろ邪魔になり得る気がして来た .....まぁ、いつも通り変わらず援護という形でいこうか )
【 ハンドガン 】
( 指先に魔力が溜まり ...銃弾の形となり、拳銃の様に音が聞こえたかと思えば既に眼前に迫る弾丸 魔人の十八番 )
「 ....ナイア、程々にね 」
( 元気なのは良いけれど、と頭を軽く撫でつつ )
>>130-131
ん…? ぐっ、げふっ!
ごほっごほ、ぐえぇっ!!?
(飲み込んだ途端、胃の奥から先程の生き血と共に自身の血を吐き出す。
肩で繰り返す息。上下する蛇の尾。)
ハァ、ハァ…あ〜〜ぁ、同じ鉄の味ってのにィ、こうも違うかぁ?
血ってのはまじーなァ。危うく死にかけたぁじゃねーかよ?
――っと、っへへ、ごちそうだァ!
(直後、ザレッドの指先から放たれた魔力をすかさず口に放り込む。
純粋な魔力はヨルムンガンドの体を満たした。)
「 ....成る程ね、全部分かったよ、そう言う感じのアレかぁ......面倒な 」
( 魔力で回復した辺りから相性的にはそこそこ悪いと判断 ....そして血で吐き出したりした辺りから ...理解する、色々と )
「 ...じゃあもう一発、撃つか 」
( 再び手を銃の形に構える ...左手で支えて、先程よりも反動が強めそうな... )
「 [もふっ]ーっ… ぁ、だんな様ぁ?
多分、人の体以外 何も効きませんわよ? 」
( 撫でられて抱き付き
…衣は血液の用意を行う )
>>133
ケッケッケ、クケケケ…魔人、あんたぁ賭けはしたことあるか?
切り札ってヤツはさァ、最後の最後まで見せねーんだってよォー。
き、な、よ。
残さず喰ってやっからさァ?
(腕を広げて攻撃を受ける姿勢。)
「 .....うん、分かってるよナイア、そしてアンタ ....残念ながら切り札ってもんじゃあない、試作中の技だよ、使い所を考えてたんだ 」
( 袖を捲る ....いつもの魔人の腕よりも肌が白くて細い “人間の腕” )
[ ビシュッッ ]
【 ハンドガン・血閃 】
( 指先から放たれるは魔力0の血の弾丸 見た目こそ地味だが威力は鉄板を貫く ...何より、勢いが激しい )
なんだぁ? まァーた同じ技――
(血の弾丸を口に入れる寸前で、魔力の流れを一切感じないそれをかわす。
だが、間に合わずに弾丸が手をかすった。)
……なぁかなか、かしけーこと考えンねぇ?
(ポタリ。穴が空いた手のひらから垂れる紫色の血。)
「 鉄砲は鉄砲でも水鉄砲って訳よ。ま、その代わりこんな感じで ....遺体とは言え人間の腕を使うって言うのが気味が悪いし慣れないから嫌だけど.... 」
ま、躊躇もしないで良いか、流石に嫁貶されて無事で返すのは ....“甘い”よな?
( 次々と魔人の手が空中に浮かぶ、数十、数百、数千.... )
「 ........準備万端 」
「 やっちゃえー! 」
( いつの間にか長椅子に戻り )
うゥん? ゲームかァ?
いいねェ、上等じゃァ〜〜ん。
要は当たらなきゃぁいーんだからよォ。
(数千の手を前にして、尾を左右に揺らす。)
「 ....ナイアさぁ 」
( 呆れるもまぁ安心、寧ろこっちの方が生存確率が上がるし )
「 ......浅はかな考え、避け切れるなんて思うか? 」
( まだ増えて空を数万以上の手が覆う 全てが先程と同じ様に銃の形に ...魔力の反応は本体の魔人にしか無い )
「 下手な鉄砲、数打ちゃ当たる ....だ 」
【 ハンドマシンガン・赤雨弾崩 】
[ ズドドドドドドドドド ______ ]
( 相手が旧神やとある堕天使にしか使わない様な必殺技 全部が相手を狙い、足元から避けれる半径5m以内を一秒間に万発以上の弾丸が埋め尽くす
血も濃く込められていて、次々と穴が開く ... )
「ヨルムンガンド…北欧神話のロキの子か」
部下A:頭!
「どうした?」
部下A:我らの拠点に敵勢力が出現したとの報告が入りました!
「お前達は拠点に戻れ。殿は俺が務める」
部下A:御意!
(部下達がワープ装置を使って退散していく)
「さて、本当は遊びたい所だったがあと数秒となってしまった…何やら見覚えのある邪神にやり投げして俺は退散するか?」
(ヨルムンガンドとニャル様らしき者達が戦ってる隙に撤退しようか考える)
おれェ、鬼ごっこは好きだぜぇ〜〜。
だってさァ負けねーもんなァ!
(地面を埋め尽くす銃弾。数多のそれをかわそうと、蛇に変化して地面にもぐる。
木の板がまるでもぐら叩きのよう。しかし弾丸は鱗で覆われた体躯を襲う。
入り口まで音速で飛び、空へ駆け上った。)
……よーやく、目ぇ覚めたぜ。
(縦横無尽、あらゆる方向に避けながら、数百発を体で受けきると、血を吐きながら『魔人の手』を掴む。)
>>142
おうおう、その方がァ身のためだぜ?
ただよォ、その前にいっこお願いがァあんだよぉ。
「 ......なんだ ....蚯蚓かよ、お前 」
( 煽る魔人、どう考えてもピンチは此方、なのに余裕の笑みは絶えない .....だって )
[ ________パァンッッッッ!!!!! ]
( 掴んだ魔人の手が爆発した様な衝撃を与えて ....大きな音と同時に目潰しと言わんばかりに骨の破片や血が飛び散る )
――ッ!!
(弾け、飛び散る肉片や血。
避ける暇もなく、ヨルムンガンドを爆発の衝撃が襲う。)
(どさり。地に落ちた蛇の姿があった。
やがてゆっくりと変化が解けていく。)
「 ........まだやんの?しつこいなお前.... 」
( とは言え新たな収穫が出来た、魔力を使わない戦闘方法 ...そして血の弾丸、練習には程良かった。ただやはり魔人的には魔力使った方が楽で....溜め息 )
「 ...まぁ、別に良いけど、死ぬまで殴っても良いし 」
( 魔人は腕を軽々と再生して元通りの状態に ...まだ魔力も半分以上残ってる )
>>144
お願い?
(ある程度察しは付くが応対する)
>>147
……ハリジャはおれに背を預けたな。
兄さん、任せただっけ? よォく思い出せねぇや…
(自分が蛇の半神として生まれたのは。特異体質で生きることを強いられたのは。
きっと救われるための命だからだ。)
…おれはァ死なねえよ。
ああ、やっと。目が冴えたな。
(己の命を危険にさらしてまで吸収した全身全霊の『魔力』。
受けた痛みを魔力に変換する。それが今まで隠していた第二の能力。
にやりと笑った瞬間、ヨルムンガンドの腹に光る紋章が浮かび出た。)
言ったろォ?
切り札は最後の最後に使うってよォ。
(バァァァァ……――――ン
腹の紋章が口のように開くと、中から強大な魔力の束が放たれた。
溜め込んだ魔力よりも遥かに強い力。それは地平線までを飲み込まんと膨張を続ける。)
>>148
あぁ…おれにぃ魔力分けてくんねーかァ?
さっきからよォ痛くてなぁ、そんぐらいしていけよ。
修理代はぁチャラにしてやっからよ〜。
「 ....教会、ぶっ壊すつもりかよ 」
( 魔力が迫る中で冷静に ...笑みを浮かべては “黒く染まった腕”を一振り )
一瞬で消える、膨張された魔力
「 じゃあ俺も切り札を教えてやるよ、これが“魔人の腕”発動に半分の魔力を消費する代わりにどんな物でも壊せる、不老不死の命でも、空間でも、な? 」
「 ...とはいえ流石に疲れたが 」
>>151
…はァ?
(目の前で起こったことにぽかん、と口を開け。)
……ククク、クケ、ハハハハハ!
なんだよそれ…おれぇ夢でも見てんのかァ?
ありゃぁ全力だったァはずだぜェ?
…はー、もーいーわ。やるなァ魔人ってのも。
とりあえずよ〜〜、オマエらがキレたのはおいらのせいってわけ?
なら謝る代わりに五臓六腑でもォやろうかぁ?
…とにかく、これで満足だろォ。
救世の邪魔ァ目的じゃねーンならこれ以上なんもしねェ。
すんならぁ別だけどな?
「 ....つっても、あんましたくねーけどな?魔力消費半端無いし、おまけに発動してる間は魔力がどんどん減る、んで他の技も使えないし魔力が無くなるまで解除不能...ハイリスクハイリターンなんだよ、魔人の腕っつ〜のは 」
( 後体が軋むしと付け足す ...実際腱鞘炎以上に身体が痛いし熱い 徐々に黒さが消えていく )
「 ...そもそも俺はナイアに呼ばれたから来た、んで俺はお前がナイアの事を貶していると ..そう判断した、ただ....正直俺はどっちとも思ってない。ま、今回はお互いに見逃そうか、次は本気で殺るけど 」
( 冗談抜き )
…へェぇ、そうかぁ。まァいい。
どうせ、な……
おれン仕事は終わったぜ。
あとはハリジャが上手くやってくれりゃぁなァー。
はァ…
今日は空が綺麗だなァ
(瓦礫に埋もれた教会の地面に寝転がって、空いた天井の先を見つめる。
そこには青い空だけが広がっていた。)
[トコトコトコ]「 yes give、GO めでぃっく。 」
( …音沙汰もない気配からゆっくりと魔人の背後 )
「 ま。…人の稀有な力ってのは神なんてもの易々と
超えてきますわぁ?…あんまり心配しないで、ほら 」
( よいしょ、と軽く魔人を衣が吊り上げ )
>>150
容易い願いだ。
(右手を開けて掌を上へと向けると、朱い何らかの力が魔力に変換されて行く。魔力に変換したそれをヨルムンガンドに分け与える)
お前達が詰らない碧の集団で無くて安心した。
之で安心出来るな。
では失礼する
(リーダーもワープして退散していった)
(/お相手ありがとう御座いました)
>>156
へへへ、うめェやぁ。
じゃぁなァ、兄ちゃん。
(ぺろりと魔力を平らげ、傷が治っていく。
去り行く尾を振って別れを告げた。)
(こちらこそありがとうございました!なんか混沌状態でちょい申し訳ないけど楽しかったです!)
(あ、脱字気にしないで)
159:ハリジャ◆o6:2021/02/23(火) 13:18
(一方その頃。)
信徒の部屋から反応が消えましたわね。
兄さんは退けてくださったようです。
ならばわざわざ顔を出すまででもないでしょう。
この場で最も重んじるべきは『地下』ですから。
(教会の奥、重い扉に手をかける。
扉を開けると、その先には暗く鬱蒼とした階段が伸びていた。
明かりもつけず一段ずつ降りていく。
見えた灰色の床、扉がもう一枚あった。)
(ギィ。扉を開ける。)
…ああ、ふふふ、こんにちは。
よく耐えましたね。それでこそ我が信徒です。
(笑う修道女の眼前にいるのは、椅子に縛り付けられて衰弱した様子の信者。
なにも食べていないのか痩せこけている。)
これからあなたに更なる苦しみを与えます。
あなたを最上の救いに導くための試練です。
大丈夫、神を信じるのですよ。
多大な苦しみを乗り越えた先に、救世は有るのですから。
(信者は頷く。修道女はそれを見てにっこりと微笑み、牢屋みたいな部屋の壁にかけてある『ペンチ』らしきものを手に取った。)
ご存知ですか?
爪や髪など、幾度も生えるものを残らず削ぐのは、更正の機会を与える儀式だそうです。
神々の遊びでしてね、うふふ。
もちろんあなたに更正を強いているわけではありません。
あなたはわたくしの教えに従い、その魂を清きものへと昇華させたのですから。
これは現世の未練を断ち切る最後の苦しみ、言わば試練ですわ。
(信者の足元に屈み、ペンチで爪を挟む。そのまま躊躇せずに、ゆっくりと、ゆっくりと爪を剥がした。)
(信者は激痛に顔を歪ませながらも決して声を上げない。
この苦しみさえ乗り越えればきっと救いが待っている。
否、導いてくださる…)
…親指の爪が全て剥がれましたよ。
どうです? 痛いですか? 苦しいですか?
たくさんたくさん苦しみなさい。
さすればより救いへと近付く。
次は二本目の爪を剥がします。
その間に、この爪を噛み砕いて食べてください。
これまでの自分を全て受け入れるのです。
余すことなく。
(信者の口に剥がした親指の爪を放り込む。バリバリと音を立てながら咀嚼する下で、ハリジャは二本目に手をかけた。)
(信者は足と指、全ての爪を剥がれ、そして咀嚼した。
指先から流れる血の温さも激痛も感じない。
それでも『試練』は終わらない。
爪がなくなれば髪を、
髪がなくなれば皮を、
皮がなくなれば目を、
目がなくなれば耳を、
耳がなくなれば歯を。
苛烈、熾烈、純悪に。
救いを盲信してただひたすら。
…もう信者は原型を留めていなかった。)
素晴らしい。
よくぞ試練に耐えました。
敬虔なる信徒よ…
(もはや人間とは呼べない『それ』を抱きしめる。
まるで死体のようだ。)
尊きあなたには救いを与えましょう。
新世界のための礎となる資格を。
…口を開けてくださいな。
(がり。修道女は己の舌を噛んだ。
命令通り無防備に開いた口に、舌から滴る血を分け与えていく。
――【生生流転】
失われていく信者の命が、死霊へと姿を変えた。)
…ふふ、ふふふ、あはははは!
神よ、我らの親愛なる神よ!
今宵また救世へと近付きました。
新たな救いがやがて新世界を創るでしょう。
(こつり。黒い踵を鳴らし、足元に魔法陣を展開する。
死霊となった信者の肉体は封印されし【ヘルヘイム】へ召喚された。)
(ただ笑う。地に落ちたウィンプルの上、赤黒い二本の角が生えていた。)
(どれだけ永い時間を歩いただろうか?自分では分からない。)
167:アモル:2021/02/23(火) 19:29 (/ごめんなさい、ミスしました。166の続き書きます)
( 夜の月日が茶色のトレンチコートを着た10代後半の外見をした青年の姿を映し出す。青年は覚束無い様子で歩いていると一つの教会を見つける。それを見れば、数秒の徒歩の後に協会の前で意識を手放した )
ぅ…ぁ………。
(此処で終わるのだろうか?僕の命は。蝋燭に灯した焔を吐息で吹き消す様に、僕の命は此処で潰えるのかな。此処で眠ってしまうのも悪くは…)
>>167
…大丈夫ですか?
(ぽう。倒れた青年の前に、蝋燭が差し出される。
闇空に輝く星の光の下。もう夜だ。
修道女はただ優しく微笑みかけた。)