極めてアリスな物創り

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1:凛十:2021/10/06(水) 02:23

ーーアリス

この名は神秘な響きがあってすごいお気に入りです。しかも、この名の持つ魔力によって魅せられる人は、私だけではないようです。
歴史上、数多の作品にこの名前が登場しました。児童文学や大衆映画、スタジオ名に至るまでありとあるゆる国で、この名が登場するのです。

不思議でした。神秘でした。
私たちはどうして、この名に惹かれるのか。私たちはどうして、この名から、とてつもなく清らかな純朴さを、とてつもなく汚れた退廃さを同時に想像するのか。私は、この名の持つ魔力を解明してみたいものです。


…というまえおきは置いておいて、自分の定住先です。ちょくちょく顔を出しにきます。よかったら仲良くしてください

2:マリン:2021/10/07(木) 08:18

(仲良くしたっす!)

3:凛十:2021/10/07(木) 18:14

(/ ありがとうです〜
脇役目指してる凛十です!

4:マリン:2021/10/08(金) 09:30

(俺は敵役を目指してるマリン・ユカミ・パエストだ!
宜しくな、凛十さん)

5:凛十:2021/10/08(金) 14:49

(/ わ〜 よろしくお願いします
お名前からして独自の世界観を持ってる方ですね
ヴィラン楽しみです〜

6:鷹嶺さん◆XA:2021/10/08(金) 21:32

(こんばんは、中二板の設定担当の鷹嶺です、よろしくね)

7:凛十:2021/10/09(土) 00:02

( / よろしくお願いします〜〜!
世界観完成楽しみです〜

8:凛十:2021/10/09(土) 00:06

[ テスト ]


「杼貝エタです…テストらしいです…苦手なことは喋る事なのでもう黙ります…」

 名 :   杼貝 エタ (ひがい えた)
 性 :   ♀
 年 :  17〜20
 職 :  仕立て屋「杼貝クローゼット」の店員。仕事内容は、服の修理、洗濯からクリーニングまで。破けたスーツなんかも扱える。

 姿 :  ラフなポニーテール、色は黒。うしろの結びは片手でわし掴まれるのに特化しているらしい。黙っていれば凛とした顔立ちなのに、いつも自信なさげな困り顔で台無し。
店のエプロンを身につけて、せっせと働いている様子が日々の姿。
唯一のオシャレはチョーカー。

 特徴 :  内気で、常に何かに怯えるように小さな声で話す、草食動物な印象。
流行に疎く、同年代の若者と話すより、近所のお婆ちゃん達と共同草むしりを選ぶような子で懸命に働いて生きている青波市民の1人。

 異能 :  [ エ タ ノ ス ト レ ス ]
ストレスで謎の波を発生させてしまう力。その波は物体という物体を巻き込んで限りなく周囲へ伝わっていく特徴を持つ。
そのため波がおさまる頃には、辺りはガチャガチャ大惨事に。
この事を、エタは自分のせいだと切実に感じているが、取扱いは全くできないしわからないので、どうすることもできず、今のところビクビク怯えるしかない。

 エタの備考1 :
・これでも3人の弟を面倒みている。
・家事力は高い一方、IQ低い。
・杼貝家は政府と取引し、青波市での最低限度の暮らしを得たことで、貧困から脱せた。と思いきや、3日で借金家族へ。
・杼貝家の守るべき家訓は
 『人への親切が運気を上げる』
   『運は最後に取っておけ』
  『考えるな、働け』
   『お父さんに逆らってはいけない』

9:◆RI:2021/10/09(土) 00:44

(お邪魔しても大丈夫ですかね?こんばんは〜、名前はコロコロ変わりますが皆さんからピエロって呼ばれております〜、今後仲良くしていただければ〜)

10:◆RI:2021/10/09(土) 00:44

(設定とても良きです!)

11:凛十:2021/10/09(土) 00:55

>>9

( / ピエロさん。こちらこそよろしくお願いします〜

>>10

( / ありがとうございます!

12:◆RI:2021/10/09(土) 00:56

(よろですです〜、新スレ作成の方の設定等も楽しみにしております〜)

13:マリン:2021/10/09(土) 09:00

(おお!凄く良い設定ですね!俺もこれくらいかかんとなぁ...)

14:凛十:2021/10/09(土) 10:45

>>11

( / ありがとうございます!

15:鷹嶺さん◆XA:2021/10/13(水) 19:35

(こちらにも顔を出しておこう)

16:凛十:2021/10/14(木) 01:01

(/ 顔出したいので、顔出しておきます!

17:凛十:2021/10/14(木) 01:05

[ テスト ]


「自分で死ぬか、私に殺されるか、選べ」

 名 :  佐狩 ミノ(さがり みの)
 性 :  女
 年 :  18〜 

 姿 :  170cmに、右左うねりうねったショートな黒髪、冷めた少年顔と、相当に凛々しさが追求された容姿。
仕事上、ぱつぱつアサシンな服装だったり、黒スーツだったり。
服を脱ぐと、引き締まった肉体よりも目につくのは、体のあちこちの縫い跡。それは、フランケンシュタイン顔負けな程、長くジグザグな線で、首から胸、へそにかけて等、白い肌を痛ましさで穢す。

 特徴 :  男っぽい。カタナ型のアビリティブレードを所持。

 異能 :  [ 口付け ]
  噛んだり、接吻したところなら、どこにでも、口を創ることができる力。

 備考 :    
・戦闘の間、お喋りを好むことから「駄弁のミノ」と呼ばれるらしい。
・異能超人をたくさん狩ってブレードを回収するダークな仕事に従事、本人いわくバイト。
・お金で動く。

18:フェイト◆RI:2021/10/14(木) 01:07

(口調からクールさんかと思ったらお喋りさんだった、いいですねぇ)

19:凛十:2021/10/14(木) 01:16

( / 男っぽい口調なのは変わりませんが
戦闘の間はおしゃべりになります〜
今度、ぜひ絡んでほしいです

20:フェイト◆RI:2021/10/14(木) 01:17

(なるほど楽しそう、絡み楽しみにしてます〜!)

21:凛十:2021/10/14(木) 01:21

ヒーロー陣営、ヴィラン陣営、
最近は、ヒーロー側もまた悪で
正義はないみたいな風潮だったりするので、
ヒーロー側がアビリティブレード
生産しているのも想像できる…

22:マリン:2021/10/14(木) 08:07

色々凄いよな...

23:凛十:2021/10/16(土) 04:27

色々すごいです。マリンさんは決まりましたか?

24:マリン:2021/10/16(土) 07:26

俺はヴィラン陣営だけどな...アビリティーの奴が難しくて...
俺、語彙力と理解力底辺だから、すまんな

25:凛十:2021/10/17(日) 01:16

マリンさん、そんなことないですよ〜。マリンさんは固定観念に縛られない独自性が強いのがいいところだと思います。

あとアビリティブレードですけど、分かんないところあったら私とか他の人に聞くべきです。ただ、私は理解してる範囲は説明でき、できる… できると思います… たぶん

26:凛十:2021/10/17(日) 01:18

マリンさん〜
そういえば語彙力で言うなら、ここの方々はすごいですね。私こそ、語彙に不自由があるので、参加した身としてはアレなんですけど、不安になってきました

27:マリン:2021/10/18(月) 07:58

そんなに独自性が強いのか?
まぁ、ここ去年からずっといるようなもんだけど未だにな...

28:マリン:2021/10/18(月) 07:58

とりあえず頑張ってアビリティー理解して
そんでも分からんかったら言うわ

29:鷹嶺さん◆XA:2021/10/18(月) 19:38

そんなに難しい設定だったかな? アビリティブレードって。

30:マリン:2021/10/18(月) 20:01

俺の中ではですけどねw

31:凛十:2021/10/18(月) 21:51

マリンさんは独自性について否定的なのですね〜

32:凛十 hoge:2021/10/19(火) 02:07

桃色スト[1]


二、三枚ほど、剣が宙を舞った。そして、剣の舞に目を輝かせる少年少女たちは、夢中になって拍手をしている。

「お姉さん、すごーい!」「お姉さん、えろーい!」「ピエロのお姉ちゃん、それどうやってるの?」「他のも見たーい!」

お手玉の容量で剣をジャグラーしてみせた桃髪の道化師。名をば佐狩ミノと申す。
少年少女達は、彼女に他の芸を急かした。

「ふふ、今日はそんなに他のも見たいか。なら見せてやる」

今度は、剣に油を注いで着火、その火を掴んで見せた。尤も、マジックなので仕掛けがある。実際に掴んだわけではないが、視覚上少年少女たちには、そのようにしか見えないはずだ。

「え・・・しょぼ」「お姉さん、えろーい!」「この前テレビで、手から炎出してた人の方がすごくね」 「あーオレもそれ知ってる。異能って言うんだよな」「…じゃあ、泥棒から鞄取り返してたあの人……異能だったのかな…」

不評に、すぐに燃ゆる剣を水バケツに捨てた。

____ていうか、そもそも異能のがすごくね。なんで異能のすごい人じゃなくてピエロなんて呼んだんだろ。

「…は」

唐突に提起されたそもそも論は、道化師の顔を一気に不機嫌に歪めた。
とある幼い少年は、そんな風に苛立ち始めた道化師に、寄り添いと称して脚にしがみつく。

「ん、…おい、脚に引っ付くの、やめよーな?」

「…やめません!お姉さん、能力がなくてもこの太ももがあるから大丈夫です。今日もぼくが寄り添ってあげますから」

「あ?」

幸か不幸か、佐狩ミノとかいう道化師の、女としての体つきは、それはそれは大層恵まれたものだった。
しかし、自分の肉体が年頃の男児たちに好まれる事が、なんだか自分がそれ以外、能も力も無い証明のようで、佐狩は酷く嫌がった。

「あ ずるい。オレも、無能力で落ち込んでるピエロ姉さんに寄り添いたい」

脚に群がる男児。破廉恥だと道化師を蔑視する女児。“今日も”いつも通り、お決まりの最低構図だ。

そして、その構図の中心にいる、非能力者の女道化師。いくら芸道を極めても、能力者よりあまりに劣る事実を、毎度毎度ガキどもに証明されるのが常だ。

「畜生!またクソ能力者どもにネタ潰された!」

「ピエロのお姉ちゃん…」

「ん…なに」

「汚い言葉、メっ!」

ムキー! その少女の言葉で、鼻だけでなく顔まで真っ赤になる女道化師、佐狩ミノ。いよいよ堪忍袋の尾が切れた。

「あのさぁぁ…!お前ら孤児のガキってどうして敬いってものがねぇの!」

「え?十分敬ってますよ。太ももに」

そして、敬いの対象らしい脚には、元の一人に加え、二人、三人、四人と小猿みたいにガキたちがしがみついてくる。

「まずセクハラやめろや。エロガキ!」

虚空へ思いっきりにキックすると、ガキが一匹吹っ飛ぶ。その調子で、

キック キック!キック ! キック !

「はぁ…はぁ、お前!離れろや」

「嫌です。お姉さんには僕が寄り添うんです」

しかし、片脚をどれだけ振っても、最初の一匹は離れない。一方、なんとも滑稽な光景を前に少年少女らは、今日初めて大笑いをした。

「クソガキ! 離れろって。」

「お姉ちゃん…汚い言葉、メっ、メっぇぇ〜!」

実の所、子どもたちは道化師の芸なぞには興味がない。この子らが見たいのは、仕掛けなんてない異能芸か、災難な目に遭う道化師だ。

「お姉さん、飽きた。早く次の芸やれよー」「僕が寄り添う僕が寄り添う」「お姉ちゃん、泣かないでハンカチ!」「無能力のお姉さん、まだー?」

「……うっせぇ っ んだよ」

女道化師は、剣を拾い、床に突き刺した。冷たい金属音が、カオスな少年少女に沈黙という秩序を与える。

「お前らみたいな孤児はさ〜、自分が不幸だから、人の不幸が見たいだけなんだろ?…そんなんだから、引き取ってくれる親がいないんだよ。あーーほ!」

…沈黙。この発言で、脚元のガキは静かに、席に戻っていった。

やがて、ある少年は泣き出した。やがて、ある少女は怒り出した。やがて、ある職員が、鬼の形相で佐狩の元までやってきた。

そうして職員との口論の末、桃髪の道化師は頭を下げて、その日の仕事を終えたそうな。

33:マリン:2021/10/19(火) 09:11

否定的かな〜
去年のみんなが凄すぎてな...


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