月舞世界

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1:◆Qc 乱入厳禁:2022/02/11(金) 23:17

乱れる世の中でも、変わらず存在し続ける、月
入る者を拒むその別世界の中、彼らはそこにいる
厳格な掟で結ばれたその世界に、大小の騒動が巻き起こる時
禁断の扉は開かれる。


では、この物語を始めよう。
すべてはあの世界の中に。


phase0

5:◆Qc:2022/02/16(水) 00:34

「「······とりあえず、ザンゲツ族は取り潰しだね?」」
「そうだろうね。そもそも族長以外新月になってるからなぁ」
双月の言に頷く徊月。
「次の14番手は···ひとまずゼツゲツ族になりそうかな」
「「たった一人なのに···絶月も大変だね」」
「ユイゲツ族もそんな感じだから良いだろう。···それに全ては月神の無事を確認してからだね」

6:◆Qc:2022/03/11(金) 20:42

ともかくである。
「とりあえず双月。今すぐ照陽の海に行ってきてくれるかな?斬月はまだそこにいるから」
「「了解。殺しちゃってもいいよね?」」
「とりあえず月神の安否だけ確認したら後はどうとでも」
その瞬間、徊月の眼前から双月の姿は消えていた。
「······さて、大丈夫だとは思うけど······こっちからも増援送っておこうかな?」
そして、そう呟いた徊月も、元来た道を引き返す。
不思議な空気が月に漂い始めた。

7:◆Qc:2022/05/07(土) 01:03

「······」
地球を背後に回して、一人の男がそこに立っていた。
場所は、照陽の海。平坦な低地である。
「「いた」」
彼を見つけ、文字通り飛んでやって来た双月が武器を構える。
「「斬月。お縄だよ」」
男の名は、斬月。月神の殺害の容疑がかかる、『とりあえず捕まえろ、生死は問わない』の対象となる、もはや敵と言っても過言ではない存在だった。
ただ、彼は存外冷静だった。
「その前に聞くことあるだろ?······その後に戦うなりなんなりしてやる」
「「······月神は?」」

「俺に勝てたら教えてやろう」
刀が抜かれた。星を斬りそうな程の大業物が、凛々と鍔鳴りを響かせて現れる。
双月もその得物を構える。大鉄槌と、斬月には劣るものの、刀。だが、双月は手数に勝る。
戦闘の開幕は突然であった。

8:鷹嶺さん◆lIlJ.:2022/05/07(土) 14:33

新スレおめ

9:鷹嶺さん◆lIlJ.:2022/05/07(土) 14:34

>>8
ごめんなさい間違えました


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