探偵チームKZ事件ノート16

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1:美里◆Vo:2017/05/25(木) 07:45 ID:7ic

ついに16!
沢山KZの話しようね♪


【ルール】
・入る時は必ず敬語で、了解が出てから入ること
・荒らし、喧嘩、仲間外れはやめて下さい
 (荒らしは無視)

【入れる条件】
KZを愛する、常識のある人


このスレは、以下の3つのスレと連動しています。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+
《スレッド無駄に多いやつあるよなw》https://ha10.net/kz/1473695951.html
解説:このスレでは、KZ板の課題であるスレ羅列防止対策や
   KZ板の雰囲気を良くするための「KZ板大憲章」制作を行っています。
   なお、「KZ板大憲章」の話し合いは、>>36から始まります。

《*KZ板深夜メンバーの寝室*part9》https://ha10.net/yy/1487604639.html
解説:このスレは、KZ板のどこのスレにいるか関係なしで、KZ板にいる全員が入れるスレです。
   ここ以外のスレでも、ドンドン宣伝してくれて構いません。
   なお、このスレは>>1を見れば分かりますが、18時〜6時の間しか書き込んではいけません。

《桜の下 春を感じるKZLoveGirlsの専スレ Part17》https://ha10.net/yy/1490816130.html
解説:このスレはここのスレ(1〜)に入っている人限定の専スレです。

なお《*KZ板深夜メンバーの寝室*part9》と
《桜の下 春を感じるKZLoveGirlsの専スレ Part17》は、交流板にある雑談スレです。
なるべく、KZ板のスレでKZに関係の無い話は避けたいので、
伝えたい事や言いたい事、別のアニメ、小説、漫画の話をしたいのなら、この2つのスレを使って下さい。


>>2はあけといてね、それ以前に来るのは15が終わってから!←ココ大事っ!!

21:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:13 ID:w9M

リレー小説 設定

・私たちの世界にKZが来る
・友情系青春小説
・前回の話から繋げる
・20話までにはおさめる
・小説中でこの→『///』表記や顔文字はNG
・台本書き(私たちは名前、KZメンバーは全員苗字で)
・台本書きでも描写を入れる
・制服、服装の描写はなし
・美少女設定・描写はなるべくなし
・KZ男子軍の恋愛はあるとしたらアーヤ、アーヤはいつも通り、私たちの必要以上の容姿の描写はなし
・他の小説と見分けるため、初めに、☆★☆★☆★をつける
・誰sideか分かるようにする(小説の最初に明記する)
・改行をする(ただし、文の途中で中途半端に改行はしない)
・時期は夏休みが始まったばかりで、部活があるため帰省するのはお盆近くになってから
・東京郊外にある私立で共学、全寮制の中高一貫校でエスカレーター式
・高校受験無し(KZの浜田みたいな仕組みの学校)
・全員中学生
・KZメンバーは中2
・KZメンバーが敬語を使ったら「めんどいからお互いにタメにしない?私たちも年齢バラバラだけど、皆タメだし」みたいな感じで呼びタメ提案
・部活入っている設定でも、その描写は入れなくても良い
・リレーメンバーは6人で4人部屋×2だと2人分空くため、
 寮母さんに 「夏休みだし、皆が知ってる共通の友達を少しだけ私たちの部屋に泊めてもいいですか?」 などと許可を取ってアーヤを泊まらせて貰う
・男子は美琴、美里の知り合いで(架空の)割と仲の良い男子数人(全員KZ読んでる)に事情説明して、帰れるまでKZ男子を泊めて貰う
 KZ読んでる男子は珍しいから、KZ男子を泊める男子は3人くらいが目安
・アーヤを同じ回数泊めるため、KZが滞在するのは偶数日
・KZと私たちが出会う場所は神社の井戸近く
 その井戸は割と広めで横にも広がってて全員が入れる
 全員が調べ終わって井戸から出たら、ここどこ!?ってなる感じ
・自己紹介しあって「もしかしてKZですか!?」みたいな流れに?

22:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:14 ID:w9M

pf


No.1
❦ஐ*٭宮本 美琴(Mikoto Miyamoto)٭*ஐ❦
名前:宮本 美琴(みやもと みこと)
性別:女
学年、年齢:中2、13歳
出身:新潟県
誕生日、星座:10月7日、天秤座
ニックネーム:こと
血液型:O型
家族構成:・自分・父・母・妹
性格:・はっきりと物を言う・正義感ある・誰にでもフレンドリー
趣味:・読書・インターネット・支部あさり
特技:・詮索(ネット関係)・情報収集
せーせき( °∀。):中の上(べんきょーなんてなくなればいい(°∀。))←
部活:吹奏楽部(テナーサックス奏者)
好きな○○
食べ物:・甘いもの・辛いもの・苦いもの(苦手なものはありません♪)
作品:・KZシリーズ・Gシリーズ・おそ●さん etc...
音楽:・Jポップ・ボカロ・吹奏楽演奏・生演奏
色:・ミッドナイトブルー・ライトブルー・赤!!
キャラ:1位…若武和臣(恋愛感情では無い)
    2位…上杉和典(恋愛感情では無い)
    3位…立花彩
科目:・数学・社会・美術・体育・音楽
love♡corner
好きな人:いるっちゃあいる
付き合った人:彼氏いない歴=年齢
付き合えたら:取り合えず浮気すんな
容姿
髪:赤みがかったブラウンで腰まである(そんでポニーテール)
瞳:綺麗なブラウンの瞳で気持ち悪くない程度の大きさ
身長:157.1cm(ここでほぼ止まった。リアルでw)
体重:言わないよ!!でも軽い=胸が無いかr((殴
足:細く長い(身長低いのn((殴)
主な服装:・パーカ(前の開く&夏は七分丈)の中にYシャツ?(Tじゃない&夏は半袖)を着ている
・基本キュロットor短パンを穿いていて、その下はニーハイor七分丈のスパッツを穿いている
・靴は白いハイカットスニーカー(ダンスシューズに近いヤツ)を履いている


No.2
❦ஐ*٭楠木 天曾(Amae Kusunoki)٭*ஐ❦
名前:楠木 天會(くすのき あまえ)
性別:女
学年、年齢:中3、14歳
出身:埼玉県
誕生日、星座:3/26、おひつじ座
血液型:A型
家族構成:父と母と三人家族。+ペット
得意教科:ない。しいていえば国語、数学
苦手教科:英語、体育、美術など全部
部活:決めてないしまだ入れない。希望は書道
趣味:葉っぱに来ること・音楽聴くこと・日の当たらない場所で楽すること
性格:・気分屋でマイペース
・ボーッとすること多い(1何か考えてて、2歌いながら、3何も考えず)
・温水プール好き
・ただでさえ人見知りなのに、女子高入ったから余計に男無理になった
・大人数怖い(現状報告みたいだねwごめん)
容姿
髪:・色は真っ黒ではないけれど黒
・毛先に進むにつれ、少量を日に透かせば金髪に見えるんじゃないかってほど色素がなくなってきている
・背中半分ほどまであり、黒いゴムで後ろに一つ結んでいる 
目:・目付き悪い
・視力良くないのに眼鏡も何もしてないから遠くの見るときは余計に目付き悪く
・瞳の色は黒:茶が8:2(多分)
身長:157p(やばい低い……)
体重:Secret
体格:想像におまかせ
服装:・主に制服
・ついでに休日とか部屋着で全然私服着ない。家から出ないから、全然
・しいていえばズボンが主
・動きやすくもスポーツタイプじゃない
主な色:黒、紺など。たまにカーキ
備考:・一人称は私、二人称は人それぞれ。たまにお前。ねぇで呼ぶのが多い
・勉強は下の上(だと信じたい)
・運動は水泳以外全くダメ
好きな○○
色:黒、紫、寒色系
本:ありすぎて困る
季節:冬
動物:猫科の
音楽:ボカロ
キャラ:1位…若武
    2位…砂原
    3位…黒木、彩(ごめん、決められないわ)
特技:なし
love♡corner
好きな人:いない。というか男近くにいない
付き合った人:幼児期に一人
結婚するなら:いたとして、めんどいわ。人の前に出たくないし、人多いの嫌だし
デートしたい場所:家から出るのめんどい
付き合えたら:浮気無しの基本自由を求む

23:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:16 ID:w9M

No.3
❦ஐ*٭桐谷 凛花(Rinka Kiritani)٭*ஐ❦
名前:桐谷 凛花(きりたに りんか)
性別:女
学年、年齢:中1、12才
出身、在住:新潟
誕生日、星座:3月2日、魚座
家族構成:父、母、妹、自分
性格:・「勉強してる時はマジメ いつもはめっちゃ明るい」というけじめ!
(自分で言うのもあれだけど…)
・クラスの女子の中では1番頭がいい
・誰にでも優しい
・ムカつく子には怖いw
・弱い男子にはS
・ふつーの男子にはM(〃ω〃)
・大体、Mですっ
趣味:・料理・読書・イラストを書く・葉っぱに来る・恋バナ…etc
得意教科:・国語・数学・英語
苦手教科:・理科・社会(小塚君!助けてぇぇ)
好きな○○
本:・KZ・G・龍神王子(ドラゴンプリンス)・赤毛のアン・黒魔女さんが通る‼…etc
色:菜の花色(アーヤと同じ☆)
食べ物:・アイス・サーモン・みかん
容姿
身長:153cm(みんな、背高い!)
体重:ヒーミーツ
聴力:ふつうよりはいい!
髪:・黒髪…だけど先がこげ茶
・学校ではおろしてて休日はカチューシャしてるん♪
目:・二重・大きめ(みんなに「いいな」ってめっちゃ言われる)
体型:ふつう
love♡corner
好きな人:いるよっ♡もしかしたら両思い…♡(90%ぐらい)
付き合った人:1人だけ!(今は違う)
いろんな男子に告白はされるんだけど…毎回、断ってる。
デートしたい場所:・遊園地・図書館・イ⚫ンなどなど
付き合えたら:浮気しないで!

KZの好きなキャラ ランキング
1位:翼♡
2位:・上杉君・若武
3位:・アーヤ・小塚君・黒木君
4位:・すなーら・七鬼
備考
・KZに会った途端、悲鳴をあげて目をキラキラさせる
一人称:私
二人称:・名前で言う・時々、あなた


No.4
❦ஐ*٭月浦 美里(Misato Tsukiura)٭*ஐ❦
名前:月浦 美里(つきうら みさと)
性別:女
学年、年齢:中3、14歳
出身、在住:東京
誕生日、星座:12月26日、山羊座
一人称:私
二人称:・名前で・ねぇ…・あなた(?)(・怒ってる時は、あんた)
性格:・男子には結構S?
・S寄りのN
・意外と恋バナ好き
趣味:・読書・歌を歌う・音楽を聴く・絵を描く・葉っぱに来る事
得意教科:・英語・音楽
苦手教科:・保体・数学・理科・社会・技術
成績:中の上(多分…)
部活:コーラス(ソプラノ♪)
好きな○○
本:色々。作家で選ぶ事が多い
本のジャンル:・ラブコメ・ミステリー・ファンタジー 等々
小説家:・辻村深月先生・青柳碧人先生
・東川篤哉先生・有川浩先生・はやみねかおる先生 等々
色:・ローズレッド 等々
食べ物:・甘い物(特に和菓子、抹茶アイス)
・果物(特に梨、桃、柑橘系)(メロンはちょっと苦手)
・和食(和・洋食とも、特に好き嫌いはなし)
容姿
身長:約162cm
体重:シークレット!
視力:1.5〜2.0くらい
聴力:普通
髪:・茶色がかったセミロング
・後ろで1つに結ぶかハーフアップにしている
(↑後ろで1つに結ぶ事の方が多いが、ハーフアップの方が似合うと言われる)
目:・二重の茶色い瞳がチャームポイント
・気持ち悪くない位の大きさ・睫毛は長め
体型:・普通か痩せている方?
よく着る服:・制服?w
よく着る服の色:・グレー・紺・青・緑・白など
主な服装:・上はシャツ(Tシャツ、Yシャツ?)にパーカorカーディガン
・夏でも何か羽織ってる事がある
・下は主にジーパン。暑い時は短パンの下に足首丈のスパッツ
・スカートは制服以外、ほとんど履かない
・靴はグレーのスニーカー 等
love♡corner
好きな人:今は新しくできた…かな?クラス離れて気持ちもあっさり離れたから(笑)
今の私にとって、恋は少し学校生活を楽しくしてくれるだけのもの(歪んでる?)
話しやすい人が好み(多分)
付き合った人:0人
(↑別に今付き合う必要ないと思うし、もう少し大人になってからかな)
結婚するなら:教会(一応クリスチャンなんで)
デートしたい場所:・図書館・遊園地 等
付き合えたら:浮気はやめてよ?

24:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:18 ID:w9M

No.5
❦ஐ*٭榎本 聖織(Seori Enomoto)٭*ஐ❦
名前 榎本 聖織(えのもと せおり)

年齢 中1(13歳)

性別 女

血液型:A型

誕生日/星座 4月2日/牡羊座

【容姿】
身長 158.3cmぐらい
体重 (´⊙ω⊙`)?
体格 普通
髪  茶色がかったロングヘア ポニーテール(時々飾り付ける)
目  つり目気味。右目だけ二重。睫毛長い(らしい)

よく着る服 平日は学校の体操着。土日だったらショートパンツとか。
よく着る服の色 紺、黒、グレーなど
主な服装 冬〜春:ニットorTシャツにパーカー(冬だったらコート)、下はトレンカの上にショートパンツとか。
     時々スカート履いたり。
     夏〜秋:半袖Tシャツにショートパンツ。時々カーディガン羽織ってたりする。

性格 引っ込み思案。いつめんと居るときは人が変わったようになる。男子苦手。煩いの苦手。
   しつこいのも苦手。あんまりしつこくやるとキレますね。引っ込み思案の割には突っ込むの
   が好き(らしい)。M(らしい。自覚してない)。

趣味 読書、ボカロ聞く、絵を描く、ピアノ弾く.....etc

一人称 私、(感情的になると)あたし。葉っぱではわいって言うときもある。
二人称 基本的に名前。男子とかで怒れることがあるとあんたになる。

LOVEcorner
好きな人 いない。クラス替えで消えた。
タイプ  優しい人。顔より中身派。勉強できる人の方が良い。
付き合った人 0人((だってまだ小学生だしw
デートしたい場所 特にないけど...強いて言うなら遊園地かカフェ。
付き合えたら 優しくしてください( ;∀;)


No.6
❦ஐ*٭星菜(Hoshina)٭*ஐ❦
名前:星菜(偽名)
性別:女
学年:中2
誕生日、星座:12月26日、山羊座
身長:約153?
性格:なんだろう……
・内面にため込むタイプ
・しゃべるコミュ障(笑)
・人見知りですね
好きな教科:国語
嫌いな教科:ほとんど全部
趣味:・いろいろですが、やっぱり読書。
・音楽を聴くのや、絵をかくのが好き
容姿
髪:黒で肩より5pくらい下。ほとんど真ん中で一つに結んでる
目:釣り目でもなくたれ目でもない、普通です
体格:……。ふつうですね
服:・制服が多いけど、よくシンプルなの着るね
・Tシャツやセーターなどにキュロットやズボン
・寒がりなんで、カーディガンを羽織ることも
色:・紺・ピンク・青?・黒・白
好きな人:・いない・まず男が苦手
付き合った人:いない
付き合ったとしても:・普通に楽しければ・隠し事はなるべくなしに
出身:今 福岡?

25:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:19 ID:w9M

1回目、美琴


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

井戸の謎は知っている

彩side

「…諸君!今週の土曜日に神社を調査するぞ!」



今日の私はいつもより少し、テンションが上がっている。
それには三つ理由がある。一つ。kzの集合があるから。
二つ。今日から夏休みだから。
三つ。本来なら明日も塾があるんだけど、先生達の都合により、明日の塾が無くなったから。
だから今の気分は絶好調!

授業終了!
すぐに道具をしまい、階段をかけ上がる。
遅れると若武が煩いからね。
カフェテリアについたら、もう既に皆が座っていた。
はあ、早い…。

若武「お、アーヤ来たな。」
立花「おまたせ!」
若武「来いよ、ここ空いてるぜ。」

若武が隣の椅子を引いたから私はそこへ行く。
ちらっと見たとき、上杉君が若武を睨んでいたのはきっと私の気のせいだろう。うん、気のせいだ!

若武「じゃあ、本題に入ろう。」
若武「…諸君!今週の土曜日に神社を調査するぞ!」

『はあ!?』

一瞬間をおいて声を発したとき、全員の声が被った。
若武は満足げに、話を続けた。

若武「クラスの奴等が言ってt((上杉「おい!どうゆうことだよ!?」おい上杉!話を最後まで聞け!」

本当にその通りだよ。若武…。
黒木君が苦笑しながら若武に言った。

黒木「若武先生、疑問点が三つある。」
黒木「一つ目、何故神社に行く?二つ目、それはどこの神社?三つ目、土曜って、いきなりすぎるだろ?」

黒木君、三つ目は疑問点じゃないよね!?

若武「だから、それを今から言おうとしてたんだろ!?」

さすが単細胞、今ので怒った。

黒木「ごめんごめん、じゃ、続きをドーゾ。」

咳払いをしてから、若武は話出した。

若武「今日、学校で友達が話してたんだよ。青鳥神社にある、今は使われていない井戸が最近中から光ってるらしいって。」

青鳥神社っていったらうちの近くだ!
やだな、怖い…。

若武「だから、その謎を調査しよう!って思ったんだよ!これ、最近SNSとかで出回ってるからさ、この謎を解いたら絶対目立てるって!」

ガクッ
やっぱり目立ちたい目的だったのね…。

美門「ああ、それなら俺も知ってるよ。これだろ?」

そう言って翼はスマホの画面を見せた。
わあ、本当にあったんだ。

小塚「あ、この書き込みなら僕も見たよ。でも、写ってる画像はどれも光ってないからデマじゃないかって叩かれてるよね。」
上杉「フン、お前はそんなデマかもしてないものを調べるのかよ。」
若武「おい、俺の友達の証言を疑うのかよ?」

黒木「まあまあ、とにかく調べてみようぜ。面白そうだしさ。」

ホッ。黒木君が間に入ってくれなかったらケンカになってた…。

若武「とにかく明日4時、青鳥神社集合な!じゃあ、解散!」

〜〜次の日〜〜

立花「おまたせ!」

やっぱり皆の方が早く来てた。
集合時刻はまだだったけど、全員いたから一応言った。

若武「よし、全員揃ったな。少し早いけど、行くぞ!」

意気揚々と進む若武。
上杉君はあまり気が乗らないみたい。

小塚「ここが、例の井戸?」

小塚君が指を指したところには、
正方形で、その一面に梯子のような足を掛けるものがついた井戸だった。

若武「ああ。早速、入ってみようぜ。」

七鬼「じゃあ、誰が入る?」

若武「いや、大丈夫だ。この井戸は下が部屋のようになっていて広いらしい。」

へえ、そんな井戸があるんだ!

若武「じゃあ、全員入るぞ!」

今日短パンで来てて良かった!

「順番は、俺、黒木、小塚、上杉、アーヤ、七鬼、美門だ!」

美門「アーヤ、スカート大丈夫?」
立花「あ、短パンだから大丈夫!」

私が言ったあと、上杉君は黒木君と翼に小突かれてた。
何でだろう…。

〜〜〜〜

若武「よし、全員降りたな!」

ふう、わりと深かった…。

若武「じゃあ、早速調べ始めるぞ!」

そう言った瞬間、地面が開いた。いや、“無くなった”と言ったほうが正しいかも。

『うわあああああ!?』

当然、私達は重力にしたがって落ちていく。

「アーヤ!」

咄嗟に私の名前を叫んで引き寄せたのは誰だったのか。
誰か分かる前に、私は意識を手放した…。

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26:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:21 ID:w9M

2回目、天會


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井戸の謎は知っている

2・天會side


暑い。夏特有のムシムシ、じめじめとした暑さが体の内側から喰らいつくす。
うるさい。存在を主張する蝉。見事な連携プレーで静寂を与えず耳から頭へ響かせる。
眩しい。雲に遮られる事のない太陽は、容赦なく刺すような光を目へ、肌へ。
何故こんな日に外へ出たのか。もう頭の中そればっかりだ。

現在地。人気のない神社。名前は赤鳥神社らしい。ここは初詣の時もあまり人が来ないので気に入ってたり……する。今日は6人でお参りに来た。
私は合格を願うため。内部進学も大変だから。多分……美里も。
あー、でも部活のことも御祈りしてそう。暑い。

作法に則り願う。どうか無事高校に行けますように。高校に行っても皆仲良くいられますように、と。
私達が共通して大好きなKZに会いたいとか思うけど、絶対無理だし馬鹿げてる。トリップ出来ないし信じてない。

このあとどうするか話しながら先頭にいた美琴が鳥居を通ろうとした時、“ソレ”は起こった。

空間がぐにゃりと歪んで、耳を塞ぎたくなるほどの耳鳴り。
全て一瞬の事だった。
その一瞬に対し、私達がようやく話せるようになったのは大体五分後。何が起きたのか話し合おうとしたところで、何かの壊れた音が聞こえた。反射的に音のした方を見ると、いつも鍵のかかっていた小屋の戸の片方が外されていて。そこから、その中から見えたのは。

「KZ……?」と誰かが呟く。……あぁ、自分よりも混乱してる人がいると冷静になれるのは本当だったんだ。

KZは近づいてくる。表情はよく見えない。凛花と星菜は目を見開き、何かをぶつぶつと呟きながらあたふたとしてる。私と聖織はそれを見て、全体を傍観気味に眺め。美里は「久しぶり」と笑顔で手を振りながら言っていて、美琴はそれを見てぎょっとしたように固まっている。

とりあえず、落ち着こうか。話し合おう。
……待って。これが夢なら凄く複雑なんだけど。


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27:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:23 ID:w9M

3回目、凛花


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3. 凛花side

え…!え、え、え!!
私、凛花はただいま困惑中。
あたりはとても蒸暑いけどそんな事なんて気にならない。
だ、だってKZが目の前にいるんだもん!
私と星菜があたふたしていると、

天會「ま、待って落ち着こう」
美琴「そ…そうだね」

二人がそう言ってやっとみんなは落ち着いた。
でも、みんなの目線はKZ に釘付けっ!
KZ が目の前で止まった…

美里「うわぁ!久しぶりだね」
嬉しそうに言っている。
凛花「美里…久しぶりってどういう事!?」
美里「んーとね、1年くらい前に会ったんだ!皆はいなかったし、なんか言いそびれてたけど…」
葉っぱのみんな「えぇぇ!?」

絶叫する私達を前にKZ が不思議そうに、そして不安そうにも見ている。
あ、私達KZ がいる事忘れてた

星菜「ど、どうも こんにちは!」
若武「お、おぉ!なんかそいつ見覚えあるぞ!
ってか、ここはどこだっ?」

若武が美里を指しながら叫ぶ。KZ のみんなも
はっ!となり、頷いている。
でも、七鬼だけ首を傾げている。

若武、若武だ…!!私達が読んでいるKZ の若武だ! 感激している私と美琴、そして天會を前に美里が説明し出す。

美里「えっと、若武その通り!美里だよ、七鬼君とは会った事ないよね?よろしくね☆そして私の友達の、美琴、天會、凛花、聖織、星菜 だよっ
みーんなKZ のファンなんだよ!!」
そして、一人ずつ自己紹介をする。

美琴「よろしくお願いします!!」
聖織「よろしくね」
凛花「よろしくねっ!」
天會「よろー!!」

立花「みんな、よろしくね!」
カワイく微笑みながら言ったのがアーヤ!
美門「うん、よろしくね」
ぁぁ!翼のアルカイックスマイル…!
これには葉っぱのみんなも見とれてしまい…
上杉「ああ、よろしくな」
沈黙をやぶったのが上杉君。
涼しそうで鋭い目! キレイだなぁ
黒木「みんな、よろしくね」
小塚「よ、よろしくね」
七鬼「よろしく」
艶やかな目に笑みを浮かべたのが黒木君。
誰もがホッと安心する笑顔を見せたのが小塚君。
そして、スミレ色の瞳が美しくオーラがすごい七鬼君。

落ち着いたはものの、KZ のみんなと話しているとやっぱり興奮してしまうっ!!

上杉「と言ってもあっちいな〜」
上杉君が服をパタパタさせている。
KZ のみんなも私達も汗をかいている。
みんな「うん (あぁ) 」
立花「木陰に行こ。ね?」
さすがアーヤ、気が利く‼

そして、私達は木陰に移動した…

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

28:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:24 ID:w9M

4回目、美里


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

『井戸の謎は知っている』

4・美里side


若武「さっきはちゃんと自己紹介できなかったから、もう1回してくれないか。」

という訳で、木陰に移動した私たちは蝉が鳴く中、改めて自己紹介した。

美里「えっと…あなたは七鬼 忍君だよね?初めまして。他の人は久しぶり!私は月浦 美里、中3です。こっちは私と同じ学校の人たち。寮の部屋が隣同士なんだ。」

続いて、おずおずといった感じで皆も挨拶する。

天會「初めまして、同じく中3の楠木 天會です。よろしくお願いします。」
美琴「私は宮本 美琴、中2です。よろしくね!」
凛花「中1の桐谷 凛花ですっ!よろしくねっ!」
星菜「美琴と同じで中2の星菜です。よろしくお願いします!」
聖織「えーっと…榎本 聖織、中1です。よろしくお願いします。」

一通り自己紹介した所で、KZを代表して若武が紹介。

若武「俺たちは探偵チームKZ、全員中2です。俺はリーダーの若武 和臣、こっちは」

気取って自己紹介をしようとする若武を、美琴がニコニコしながら遮る。

美琴「大丈夫。私たち全員KZファンだから!」
KZメンバー「え!?」
凛花「若武、小塚君、黒木君、翼、アーヤ、上杉君、忍だよね!」

凛花が1人ずつ指していく。

上杉「前にワープして来た奴らもKZファンだったけど、今回もなのか。」
黒木「確か、KZの小説見せてもらったよね。」
立花「ね、青い鳥文庫のを全巻!驚いたよ。」

思い出話をしてるKZメンバー。
ワープして会ってるのが今回もKZファンなのは偶然だけど、もう1年前だもんね。懐かしいなぁ。

聖織「そうだ、KZ'Dは見せた?」

KZメンバー「KZ'D?」

美里「ううん、見せてない。後、本格ハロウィンとアイドル王子、学校の都市伝説も。」
小塚「ハロウィンって…砂原の?」
星菜「あ、本当の事件なんだ!感激…。」

確かに、フィクションのはずだもんね。

天會「私もびっくりした。部屋にあるから、後で見せようよ。」
美琴「いいね!じゃあ立ち話もなんだし、暑いから、とりまアイスでも買って帰ろっか?お参りもしたしね。」

木陰を選びながら参道を歩き出す。

若武「っていうか美里、お前なんでこんな所にいるんだよ?ここ、青鳥神社じゃん。」
美里「え?ここ、赤鳥神社だけど…?」

私が言うと、忍が辺りを見回す。

七鬼「青鳥神社じゃないのか?だって、景色同じだし。でも、なんか空気が違う気がするんだよな。」
小塚「空気?七鬼が感じる、妖気みたいな感じの?僕にはそっくりに見えるけど…。ほら、この看板もそっくりだよ。ただ、青と赤って字が違うだけで。」

表に出ると、「赤鳥神社」と書かれた古い木の看板のようなものがあるのだ。

美門「でも、神社の外は違うな。青鳥神社の前には小さな公園があるでしょ。」

KZメンバーが頷く。
今、私たちの目の前には普通の民家があるだけ。

天會「じゃ、青鳥神社と赤鳥神社だけが同じって事…?」

えっと…それって偶然?
てっきり、今度はKZメンバーがワープして来たのかと思ってたけど、前回のワープでは特に同じ場所はなかったはず。
ただ大きな扉に吸い込まれただけ。耳鳴りとかもなかったし。

上杉「でもさ、俺たちが調査しようとしてた井戸と、あそこにあった小屋は同じ位置にあったよな。俺たちは、あそこの井戸から落ちて、あの小屋にワープしたんだと思う。」
聖織「とにかく前の美里たちみたいにワープして来たんだよね。今回はKZの世界から私たちの世界へ、だけど。」
黒木「そういう事になるね。自然の摂理に反してる気がするけど。」
星菜「って言うより、非現実的だよね〜。もしかしたら神様がやってる事かもしれないよ?」

星菜が楽しそうに笑う。
確かに、その方がしっくりくる気がする。
少なくとも私たちにとっては、とびっきり素敵なプレゼントだしね!

29:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:29 ID:w9M

5回目、聖織


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

『井戸の謎は知っている』

5.聖織side

それにしてもびっくりだ。
まさかあの『KZ』が今、私たちの目の前にいるなんて。

しかも若武の顔が近い‼
アーヤの言う、目がキラキラしているってこんな感じなんだなぁ。
背が低い私より低いのはびっくりだけど、そこら辺の男子よりはよっぽどかっこいい.....。
髪の毛はサラサラしてシャンプーの香りが漂ってくる。
ああぁかっこいい。
このままずっと『KZ』と一緒に居たい.....!

.......やばい、私、完全に気持ちの悪い人だ。

若武「にしても暑いなぁ。早くアイス買おうぜ。」

凛花「そうだね!じゃあ、ここの案内がてらにコンビニ寄ってこ!」

凛花の言葉に、みんなが賛成した。

私たちは赤鳥神社を出て、一番近いコンビニを目指す。

立花「アイス、何味にしようかな。」
美里「私、ぶどうが良いな。ジューシーだもん。」

私も美里と同じく、ぶどうにしようと思っていた。
でも、ソーダとかでも良いよね。

上杉「そこのコンビニって、どんくらい種類あるの?」

上杉君が私たちを見る。

美琴「う〜ん....、夏は暑いから10種類くらいはあるんじゃない?」

確かに言われてみると、どれくらいの種類があるかは定かではなかった。
ぶどう、マンゴー、ソーダ、ピーチ、オレンジ、パイナップル、チョコレート、バニラ、抹茶.....。
結構種類豊富かもね。

KZが来て、暑さも少し和らいだように感じたのも束の間、さっきから蝉が煩い。
せっかくKZが来ているのに、蝉と暑さのせいで台無しだ。

天會「蝉、元気良いよねぇ.....。こんなにあっついのに。」
星菜「ほんと。私たちとは大違いだよ...。」

天會と星菜が、苦笑する。

数分後、コンビニ着いた。
中に入ると、冷房が心地よく身体に巻き付く。
あぁ、涼しい.....、生き返った気持ちだ。

美門「へぇ、結構種類あるじゃん。これなら選びがいあるでしょ。」
小塚「やっぱり、夏はアイスだよね。僕はチョコレートにしよう。」

小塚君がチョコアイスに手を伸ばす。
私は迷いに迷って、結局ソーダ味にした。

アーヤと美琴はピーチ、若武はマンゴー、私と上杉君はソーダ、黒木君と小塚君はチョコレート、翼はオレンジ、忍と美里はぶどう、天會と星菜は抹茶、凛花はパイナップルだった。
帰り道、近くの公園でアイスをかじりながら話した。

30:天會◆Caaio 今日中……?:2017/05/25(木) 21:29 ID:w9M

その他


順番:美琴→天會→凛花→美里→聖織→星菜

部屋割り
聖織、凛花、星菜
美琴、天會、美里

学年
中1…聖織、凛花
中2…美琴、星菜
中3…天會、美里

日にち
美琴……5月14日
天會……5月16日
凛花……5月18日
美里……5月20日
聖織……5月21日

31:天會◆Caaio:2017/05/25(木) 21:32 ID:w9M

以上です
連レスごめんなさい


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