『これから話すことは父さんの母親 つまり、俺達からすれば婆ちゃんだな さっき突然来たのが婆ちゃんの妹だ 俺も聞いた話だからよく分からんが、二人にいざこざが あったらしいんだ それも壮大な』 お兄ちゃんはそう切り出した 私と翔君とまー君、ミヤは大人しく聞いていた でもその話は悲しく、聞いているだけで辛く感じた