SIDE ハイキュー/月島 蛍
「おはよう」
朝。いつものように僕は自分のベッドで目を覚ますと学校に行く支度をし、母が作ってくれた朝食を食べて幼馴染みと一緒に学校へ向かった。
いつものように自分のクラスで授業を受け、昼休みに勉強を教えて欲しいと頼みに来た変人コンビを追い返し、放課後はたかが部活に汗を流した。
部活が終わり「また明日」の言葉と共にそれぞれ自分の家へと帰っていく、いつも通りはじまりいつもと何ら変わらず終わる。
___その、筈だった。
「つ、ツッキー。俺達夢でも見てるのかなあ…?」
「…だといいけどね」
何故今僕の目の前には、見た事ない風景が広がっているんだろう。
>>2 ご挨拶と規約の説明