いじめの罰 ーバレてはいけない 禁断の遊びー

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1:りっこ:2012/08/19(日) 10:38 ID:FMs

ープロローグー

あなたは今、幸せですか?

私…?

私は幸せです。

市の教育委員会・会長を務める父。

学校のPTA会長を務める母。

そして

大手財閥の息子である、私の彼氏。

こんな恵まれた人たちに囲まれて…

私は今とっても幸せ。

でも…

ただ一つ足りないものがある。

それは…


『スリル』


私はこの先何も不安な事はない。

お金も有れば権力も有る。

仕事にもコネでつけるし…

全部トントン拍子で進んでいく。

それはつまらない。

だから

何か危険な事がしたい。

そこで思いついたのは…







いじめだった。

807:りっこ ◆5SxA:2012/12/29(土) 08:12 ID:2Z6

>>806
すみません!
今日こそ書きたいと思います。

808:りっこ ◆5SxA:2012/12/29(土) 08:47 ID:2Z6

これで夢の件は先生に任せる事に決めた私は、安心して大きく溜息をついた。

やっと落ち着ける。

そう思った時、ある記憶が脳内を横切った。

「あ……」

私は思わず声を漏らした。

夢の件で忘れていたけど、私のやるべき事を今、思い出した。

本当は入院している暇など無い。

ベッドに横たわっている場合でも無い。

早く……

早く麻島をいじめてやらなきゃ……!


私は自分の思いが抑えられなかった。

今すぐ麻島をいじめて地獄に突き落としてやらなきゃ気が済まなかった。

私は、病室を飛び出し、周りの人の視線なんて気にせず走った。

麻島をいじめてやるために……


しかし、いじめる目的は『復讐』の為だけではない。

『スリル』を求めたかったから。

だっていじめとかの漫画でも、少しはやってみたいと感じるじゃないか。

スリル満点で、なおかついじめる側は得をする。

いじめがばれた時は、適当に都合のいい事を言って逃げればいい。

最も、最初は麻島がいけないんだ。

だったらそれなりの制裁も必要じゃないか。

だから私は悪くない。

これは『制裁』であるのだから……!!


そして、そうこうしている内に学校に辿り着いた___

809:松本汰一 jkhg:2012/12/29(土) 09:17 ID:eX.

アンチされてますよー
はい、吉本さん、イエローカード
イエローカードレットカードレットカード

〜吉本プロフ〜
名前:吉本若葉
住所:福井県 鯖江市 二丁掛町
性格:ヲタクで、ぶりっ子
好きなお洒落:エロセクシー
趣味:小説&sex
皆に一言:「私、メチカワー(^○^)じゃーん❤」

810:舞:2012/12/29(土) 16:44 ID:RNw

あっきーs…………………

どういうことか説明してもらえるとありがたいです…
荒らしですか?

811:舞:2012/12/30(日) 10:20 ID:RNw

ごめん。気にしやんといて…

人を傷つけようとする人嫌いやねん。

812:舞:2013/01/01(火) 02:52 ID:RNw

あけましておめでとうございます!

りっこs♪

今年も小説楽しみにしてますねっ★

813:ゆうみNN:2013/02/14(木) 11:11 ID:lvM

りっこさぁ〜ん。
しょ、小説は……………(´△`°)

814:陽実 ◆NLsI:2013/02/14(木) 15:52 ID:izI

りっこは今、小説を書くのをやめています。
彼女なりに考えて出した結果だそうですので、催促しないであげてください。

815:りっこ ◆5SxA:2013/02/14(木) 18:10 ID:e26

まさか上がっているとは思いませんでした。

陽実の言うように、私は小説を書くことを今辞めています。
決してこの小説を放棄はしません。
ただ、今は卒業が近くなっていますので色々な準備が多く、疲れてしまうのでなかなか小説が更新できないと思ったので書いていません。
でも、これから少しづつ更新していこうと思います。

816:舞(→麗愛):2013/02/14(木) 19:18 ID:RNw

本当にっ!?
小説更新してくれるの?

麗はすごい嬉しい!
りっこsががんばるなら麗もがんばる!
(テスト勉強を………)

817:りっこ ◆5SxA:2013/02/15(金) 05:11 ID:KCM

>>816
お待たせしてすみません。これから更新していきます。
テスト勉強頑張ってくださいね!って私も今日テストですが……

818:りっこ ◆5SxA:2013/02/15(金) 06:07 ID:KCM

決して、病院から学校はそう遠くなかった。
車で2、3分でいける距離で、歩けば10分程度の短い道のりなのだ。

しかし、全速力で走ったのもあるのか、呼吸が苦しい。
肺が壊れそうな程苦しいのを必死に抑えようと、体を落ち着かせるべく、階段に座り込んだ。

5分程経った時、ようやくまともに呼吸が出来るようになった。
幸いにも、その間は誰一人ここを通らなかった。

誰か通っていたら、きっと今直ぐ病院に送られてしまうだろう。
何せこの服、患者が着る服であり、此処ら辺の近隣住民ならば直ぐあの病院の患者だと分かってしまうだろう。

それに、クラスメイトだって私がまだ入院中の事を知っている訳だ。
それでは直ぐに分かってしまう……
と、言う事は『作戦失敗』となるのだ。

しかし、まだ勝負は終わっていない。
学校の何処かに一着くらいは、制服があるはずだ。
私は、若干だが息が苦しいのを我慢し、手当たり次第に制服を探していく事にした。

『制服がある』
この条件で真っ先に思い浮かんだのが、保健室だった。
私は廊下に誰も居ないことを確認し、保健室まで走り抜けた。
誰も居ない保健室は静まり返っていて妙に気味が悪かった。
私は『着替え』と書かれたボックスを乱暴に引き、中を漁った。
制服、制服……!
その一心で探した結果、一着のセーラー服が見つかった。

「これだ……」

私は喜びの余り思わず声を漏らし、食らいつくようにして急いで着替えた。
華奢な私の体に、何処か懐かしいような制服が身を纏った。

私は鏡で全身を映して、小さく「よし」と呟いた。
そして、麻島がいる教室へと向かった。
『麻島をいじめてやる』
この一心で。

819:りっこ ◆5SxA:2013/02/22(金) 21:12 ID:aCw

1年2組と記されたプレートが吊るされている教室の前で、私は立ち止まった。

この教室こそが私の目指した場所……

私は深呼吸をすると、勢い良くドアを開いた。

ガラッというドアの懐かしい音と共に、光に包まれた教室とクラスメイトが視界に飛び込む。

クラスメイト達は私の姿を確認すると一気にざわつき始める。

特に麻島。

麻島は目を見開き、口をポカンと開けている。

まるで目の前で起こっていることが信じられないというように。


「相川さん……貴方確か病院にいたんじゃ?」

担任が混乱しながら言う。

「だけどもう退院したんです。それが何か」

私はからっぽに空いていた席に着席しながら言う。

「親御さんからは何も言われて無いですけど……」

「うちの親は忙しいんです。連絡する暇さえ無かったんですよ」

「いや、しかし校長先生にもまだ伝えてない訳だし……」

こんな会話が続き、担任は諦めたらしい。

「授業を再開する。麻島さん、隣の人に見せてもらいなさい」

こう言うと、授業を始めだした。



「麻島、こっち来てよ」

放課後、スクバを担ぎかける麻島に声をかける。

「え?」

麻島は困惑していた。

「だからこっちに来てよって」

私は面倒そうに麻島の手を強引に引くと、教室の壁に叩き付けた。

麻島は「きゃっ」と声を小さく上げると、脅えた目で私を見つめていた。

その姿を見て、私はふっと不気味に微笑んだ。

そして

「これからいじめてあげる。ちゃんとスリル感じさせなさいよね!」

静まった教室に私のこの一言を響き渡らせた。

820:鏡時 ◆MUNk:2013/02/25(月) 17:58 ID:5zI

りっこ、りっこの番だよ、リレー小説!

821:闇ウサギ:2013/03/11(月) 23:22 ID:4qk

すんごぉい!
上手ですね!
その、天才の能力を分けていただきたい。

これからも頑張ってください!

822:雅:2013/03/12(火) 00:57 ID:2h2

819でやっと本題?
時間かかり過ぎ
ストーリーは面白いからもったいないよ

823:鏡時 ◆MUNk i121-112-85-50.s11.a028.ap.plala.or.jp:2013/04/04(木) 11:54 ID:5zI

更新期待!

824:りっこ ◆5SxA KD106162207025.ppp.dion.ne.jp:2013/04/04(木) 12:04 ID:c9w

上げないで欲しいです。
この作品は、ただ人を傷つけるような作品です。
御願いします。

825:りっこ ◆5SxA hoge:2013/04/04(木) 12:05 ID:c9w

さげる方法間違えました。
此処には書き込まないで下さい。
この作品をみて、不快になる方もいますので。

826:麗愛 hoge:2013/04/04(木) 12:11 ID:RNw

>りっこ
そっか……ってことはこの小説はもう書かないの??

827:りっこ ◆5SxA hoge:2013/04/04(木) 12:25 ID:c9w

書かない…かな。
完全に放棄だよね。情けない。
でも、いじめシーンも過激な上、主人公のいじめる目的が「スリル」なんて、そんな酷い小説は書けません。
作った時は何も考えずに作ったけど、書いていくうちに書くのがどんどん辛くなりました。
放棄はよくない。でも、書けません。ごめんなさい。

>>麗愛さん

828:麗愛 hoge:2013/04/04(木) 15:53 ID:RNw

>りっこ
ううん、りっこの意志でやめるんだもん。
私が口出しする権限なんてないし、ごめんね。
今までがんばってくれてありがとう。
次回作を楽しみにしてます♪

829:りっこ:2015/01/13(火) 00:32 ID:XjA

お久しぶりです。

最後の投稿から数年たちますが、
やっと自分なりに整理がついたので、
頻度は低いと思われますがまた更新していければと思います。 
応援よろしくおねがいします。

830:りっこ:2015/01/13(火) 17:52 ID:XjA

教室中が冷たい空気に包まれる。
その冷たい空気は、呼吸さえもできなくさせるほどに重いものだった。
陽奈美はその空気を作り出した張本人。
空気の冷たさ、重さを感じていないのか、
不気味な笑みを浮かべ、こう続ける。

「いろんなことあってそれどころじゃなかったけどさ、全ての根源ってあんたなの。」

舞の表情が更に凍りつく。
人も何もかも固めてしまうように空気も一層冷える。
それを見るなり、

「そんな顔したってさ、あんたが悪いんじゃん。圭吾の事好きとか消えろだとか。」

傍観者達がどよめき出す。
圭吾の事好きだったんだ。消えろだってさ。
一人一人の声は小さいが、それが三十数人分となれば立派な雑音だ。
雑音は当事者である二人を取り囲むようにして広がる。
その雑音は陽奈美の舌打ちで一瞬にして消え去る。
それはまるで猛獣の唸り声のような破壊力だった。
雑音という檻から放たれた猛獣は檻の作成者達に釘を打ち付けるように睨みつける。
檻の作成者達は震え上がり、一歩退く。
そして猛獣は牙を見せる。

「お前ら分かってるよな。チクったらどうなるか。」

831:茜:2015/02/05(木) 19:09 ID:s5E

初めまして!!一気に読んだら長かった・・・。

でも、すごい面白かったです!!

色々あったみたいですけど、更新楽しみです!!

よろしくお願いします!!

832:南月:2015/02/07(土) 20:44 ID:0d6

はじめまして!
最初から読みました。
エピソード0で愛実が陽奈美を裏切って
圭吾のことが『好き』ってことを隠してたんですよね。
秋と玲菜と愛実と親友になった後も夏目くんが
余計なことして陽奈美の完全犯罪みたいになって・・・
正当防衛なのに、陽奈美可哀想。って思っちゃいました。
撃ったのは向こうに撃たれそうになったからでしょ?
みたいな。作り話だし、文章だけなはずなのに、
つい感情的になって『なんで!?じゃあ陽奈美はどうなるの!?』
とか呟いちゃったりします。
りっこさんに文才を分けてほしいです。
私なんて、短編以下の短い話(つまらない)や
話続けれなくなって放棄したり。最悪なので。
せめて話の続きを思い付きで書けるくらい。
これからも応援しますので是非、続きを書いてください!
(忙しかったら無理しなくていいですので!)
長文すいませんでした!

833:みー子☆:2015/02/15(日) 16:24 ID:KUg

酷。私この小説好きだったのに。
書くなら、つか最後まで小説書く
覚悟ないなら、なんでスレたてたの?
まじうざい。消えろよ駄作者

834:遥菜:2015/02/15(日) 23:27 ID:YJE

833〉〉
「まじうざい。消えろよ駄作者」
まで言わなくてもいいんじゃないでしょうか
りっこさんに何かあったかもしれないし…
それに、途中で小説を書くのをやめている人
だって沢山いますし。
貴方がそこまで言う権利なんてないと思う。
そこまで「うざい」と思うなら
削除依頼すればいい。

835:匿名:2015/02/16(月) 18:46 ID:KUg

>>844 『それに途中で小説書くのをやめてる人たくさんいますし』
だからなんですか?そんな駄作者が
沢山いたら、りっこさんも小説を
放棄していいんですか?本当の
事じゃないですか。りっこさんが
駄作者なんて事

836:匿名:2015/02/16(月) 21:52 ID:o.6

>>835 それにしたって、言って良い事と悪い事があるだろうに…
こんなに頑張ってくれた人に対して「消えろ」は無いだろ…
「駄作者が沢山いたとしても、小説を書く事を放棄して良いという事にはならない」
という意見は一理あるかもしれませんが、言葉遣いには気をつけようよ…

自分の思い通りに行かなかった、というあなたのエゴで
他人を蔑むというのは、人が書いた小説を見る立場の人間として、
何かを他人に求める側の人間としてどうなんでしょうか…

他人を批判するな、と言う訳ではありませんが、
りっこさんも人間ですし、どうにもできない事情等はあると思います。
他人にもう少し寛容になってあげた方が良いと思うのですが…

837: ○夏帆○◆f6:2015/02/17(火) 23:16 ID:KQY

この小説を最初から
見させていただきました
とても面白かったです。
これからも頑張ってください

838:遥菜:2015/02/21(土) 19:10 ID:r5k

836〉〉
私が思っていたこと
全部書き込みしてくださって
ありがとう。

839:ツタ:2015/02/26(木) 18:55 ID:tdc

私,最初から読ませて頂いたんですが、あなたはこれに関してプロではないんですか?
もう面白すぎて止まらないです!

840:ゆうと:2015/06/01(月) 20:11 ID:RN6

こんばんは、作者の元りっこです。

書きます。と言ったものの、本当にこれを書き続けてもいいとかと私の中で葛藤がありました。
いじめなんて題材、簡単にとりあげていいものではなかったのだと昔の自分の考えの浅はかさが身にしみました。
沢山の感想があったなか、更新、ましてや返信さえもしなくてごめんなさい。
この小説は皆さんに支えられて続けられたものです。
これだけはどんなに時間がかかっても書ききろうと思っています。
私ももう受験生で、今回と場合が違いますがまた更新しない期間が長く続くかもしれません。
それはご理解の方をお願いします。

本当に申し訳ありませんでした。

841:ゆうと:2015/06/01(月) 20:22 ID:RN6

ここは氷と化した教室、最早教室のような暖かさは感じられない。
凍りつく生徒。
いや、凍りつく下僕は、誰ひとりとして言葉を発しない。

「お前ら、返事ぐらいすれば?」
何も言わない下僕達に見えない鞭を打つ支配者。
冷えきった視線、声色は一瞬にして下僕達に突き刺さる。
「はい...」
と口々に零す下僕達。

もう、ここに逃げ場はない...。
お願い助けて...。

舞の願いなど届くはずもなく、地獄の時間が始まった。

842:ゆうと:2015/06/01(月) 20:34 ID:RN6

>>831
とても時間がかかってしまいました...
こんなにダラダラ長引いてしまったのも、私の力不足を感じさせますね...
そう言っていただけて嬉しいです。

>>832
感想ありがとうございます。
私もよく放棄をしてしまっていました。
今回の作品もです。
せめてもの罪滅ぼしに、と、沈んでしまっている放棄した作品を完結させるつもりです。
文才なんて微塵もありません。
欲しいぐらいです。
この小説はなんとしても書ききるつもりですので、応援よろしくお願いします。

>>833
貴方のおっしゃる通りです。
途中で作品を放棄し、今まで支えてくださった皆さんを裏切るようなことをした私は、本当の駄作者です。
勿論、作品の方も良いとは言えるものではありませんが、作ったものを捨てるなんて言うのはそれ以前の行為だと感じております。
ゆっくりになるかもしれませんが、書ききるつもりです。

>>834 >>836
悪いのは私です。
そう言っていただけて嬉しい限りですが、>>833さんのおっしゃる通りです。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。

>>837
感想ありがとうございます。
これから頑張ります。

>>839
ただの中学生です笑
ありがとうございます。頑張ります。

843:ゆうと:2015/06/03(水) 16:43 ID:5lw

「やめてっ...。」
もう叫び疲れたのか、その声に力はない。
はぁはぁと息を荒らげて必死に体を守るも、痛みは続く。
ぐるっと周りは包囲され、至るとこから鈍い痛みを感じる。
汚い靴が体を打つ。
見上げれば、いくつもの醜い表情をしたお面。
お面たちは楽しそうな声をあげながら舞の体を蹴り上げている。
化け物...。
その姿は、化け物としか例えようがなかった。
人を蹴って笑うなんて人間じゃない。
舞は化け物達を睨みつけ、抵抗を続ける。
しかし、そんな僅かな抵抗も思い切り蹴られて消えそうになる。

お願い助けて...。
何度願っても、届かない。

844:ゆうと:2015/06/06(土) 13:31 ID:iHo

「陽奈美...」
秋が陽奈美を呼び止める。
陽奈美が振り返ると、その形相はすごいものだった。
端正な顔立ちだったはずが醜く歪み、怨み。という言葉が相応しい。
変わり果てた陽奈美に少し後退りしつつ、秋は重い口を開く。

「ちょっとやり過ぎじゃない...?」
ざわざわしていた廊下が静まり返る。
陽奈美の話は生徒全員が知っていると言っても過言ではなく、それから陽奈美に話しかける者などいなかった。ましてや陽奈美に楯突くなんて。

無言の静寂。
それを打ち破るのは、女王。
「あんたに私の気持ちなんてわかんないでしょ。」
女王は冷たく言い放って、教室へ入っていってしまった。
女王が消えた廊下は次第にざわめき、いつもの空間に戻る。

ただ違ったのは、
「...陽奈美。」
秋の悲しそうな顔。

845:ゆうと:2015/06/20(土) 09:31 ID:IKk

ざあああっと水が流れ落ちる音がする。
それと共に感覚が無くなりそうなぐらいの冷たさが舞の体を貫く。
がらん、と音を立てるバケツ。
視界に映るのはその投げ捨てられたバケツと、

「ざまあみろ、この最低女。」

醜い、顔。
陽奈美は思いっ切り足を振り上げ、容赦なく舞の体にたたきつける。
人だなんて思っていない、サンドバッグだと思っているのだろう。
きゃははと甲高い笑い声をあげながら蹴り続ける陽奈美と、耐える舞。
いつまで続くのだろう。
そんなことが続くならいっそ...
そう舞が考えたとき、

「やめて!」

ひとりの声が響いた。

846:ひな:2015/06/26(金) 17:17 ID:0dc

初めてまして!こんにちは!
最初から最後まで読みました!
でもこんなに長く小説をかけるなんて
すごいですね!今から交流板で
「ゆうとさん(元りっこさん)話しまし
ょ!」を作るので、時間があればお話
しませんか?
長文失礼しました。

847:生狐。 :2015/06/27(土) 12:28 ID:/X.

りっこ?

848:ゆうと。:2015/07/01(水) 20:07 ID:tsI

>>846

こんなにクッソ長いものを...
ありがとうございます!

行きます!

>>847
いえす!


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