ある日突然異世界へ……………………!

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1:友梨 p2w4vb@bma.biglobe.ne.jp:2015/09/26(土) 12:27 ID:OJQ

ここでは・・・
大学生の女子が異世界へ呼び出されてしまう話を書こうと思います(*^-^*)

下手かもしれませんがおおめに見てやって下さいm(__)m

荒らし&悪コメ禁止です!(^.^; 放置可能性あり←

登場人物>>2 >>3

45:友梨◆DA:2015/10/02(金) 19:10 ID:OJQ

あれから数ヶ月後…………………

シャーロットside

「あ゛ーーーー!!!勉強面倒ーー!!!」

此処に来て数ヶ月経ったのに魔力を操る勉強をまだするのー!?!?
……………ハァ………元の世界に戻りたいなぁ〜………
亜梨紗今頃止まってるのかな〜………時間停止してあるし…
あ!私は今図書室に来ていまーす!
たくさんの国の知識を学べっとか言われて数日前からやってるんだ〜!
今日はもう数十冊読んだよ〜泣
疲れた………………………

「シャーロット様??疲れておいでですか??」

「……………………………………!!!!!」

私は人が見ていると思っていなかったのでいきなり声をかけられてビックリした
そこにいたのは侍女であるレイナだった………!!
なんたる不覚……………まさかレイナに見られていたとは……………………
私はこう聞いた

「何時から見ていたのですか??」

するとレイナは焦って答えた

「私は今図書室に来ているとかどうかのところからです……………
 勉強の邪魔をしてしまい、申し訳ございませんでした」

あの時から私は声に出してたのか!?!?
気付かなかった………………!

「いいえ、謝る必要はありません。
 私もそろそろ部屋に戻ろうとしようとしておりましたので」

「では本をお片付け致します」

そういうとレイナはせっせと本を片付け始めた
私も少しは手伝おうと思い、片付けた
そして、レイナと一緒に部屋へ戻った
 部屋には既に…………紅茶やお菓子が並べられていた……………!!
早っ!!!もうすぐ帰ることは想定済みだったのか…………!!?
それともトランシーバーとかで侍女と通信を……………ってそんなわけないな
此処は日本ほど技術は発達していないからな………

 私は紅茶を飲みながら窓の外を見た
相変わらず沢山の髪の色であふれかえっている
 沢山の人をずっと見ていたら、ある人に目が止まった
その人は買い物カゴを持って慌ただしく人混みを避けている
黄色の髪だ………………ていうことは電気とかだろう………
しかし、顔を見たことがあるっぽいのだ……………
黄色の髪といったら……………レイナぐらいしかいないはずだ…
でも何故こんなに違和感があるのだろう……………

「…………………………………………………………!!!!!」

思い出した……!さっきまで考えてたのに…………………!!!でも何故此処に!?!?!?
 私は扉をそっと開けてドアに立っている護衛の人に侍女を呼ぶようにお願いした
すると思ったよりも早く来た!!
やっぱりトランシーバーとか使っているのでは…………!?
いやいや、そんなことを考えてる暇は無い
早速侍女にその黄色の髪の人を呼ぶようにお願いした
侍女達は不思議に思っていたが、すぐに呼びに行った
 私はベッドにもたれ掛かった
あの人が何故此処にいるのか不思議でたまらなかった…………

「何で…………何で……此処にいるの!?!?亜梨紗……………!!!!」

46:友梨◆DA:2015/10/03(土) 12:19 ID:OJQ

数ヶ月前───────

47:友梨◆DA:2015/10/03(土) 12:26 ID:OJQ

46は間違いです!!! 

元の世界での数ヶ月前────────

亜梨紗side 自宅にて 美桜が異世界に呼び出される同時刻

はぁ〜……………今日も疲れたよ〜…………
それにしても((パラッ))この問題、美桜でも解けないなんて……………
ま!明日教えてくれるからいいや!!
────────その時──────────
突然、周りが真っ暗になった!!
慌てていると私の記憶はそこで途絶えた──────────

48:友梨◆DA:2015/10/05(月) 16:41 ID:OJQ

現在───────

亜梨紗side

「…………ハァ………ハァ……………………ハァ」

 私は今、買い忘れていた物を買いに走っている
此処は人が多いため、避けるのが大変だ………
 私は何故かこの、魔法が使える異世界へ来てしまった
何故来たのかはわからない
突然目の前が真っ暗になり、気付いたら此処にいたというわけだ
しかも茶色の髪が黄色に変わってるし………………しかも魔力が強いとかまで言われた…………
でも、今は親がわりの人がいるから安心だ
しかし、元の世界に帰りたい
だからひっそりと元の世界に帰る方法を調べているんだよね…
 向こうから馬車が来ている……………なんて事を思ってたら目の前で止まった!!!!!!!
そこからピンクと赤が混ざった女の人が降りてきた

「失礼ですが………貴女のお名前は?」

何故名前を?と思ったが此処はすんなり答えよう────

「アリサ・クレスタ・マリアテレスと言います………。それで………何のご用でしょうか?」

周りの人間が私達に注目する……………

「王宮でシャーロット様がお呼びです。すぐにお向かい下さい…………」

周りがざわついた………………

「…………………………え!!?」

ざわつくのも無理も無い…………私が聞いたシャーロット様の噂は良いことでは無かったからだ……………

49:友梨◆DA:2015/10/06(火) 19:28 ID:OJQ

亜梨紗side

 あのあと私は渋々承諾し、周りの痛い視線を避けながら馬車へ乗り込んだ‥‥‥‥
揺れながら私はシャーロット様の事について考えていた…
私が聞いたシャーロット様の噂は‥‥‥‥‥‥シャーロット様は『魔力姫』と呼ばれている事だ
生まれながらにして魔力が強かった為こんな名が付いているそうだ…………
 あの時、私をシャーロット様がお呼びだと聞いた時、周りの人間はどう思ったのだろう
『魔力姫』と付けられているのだから何か酷い事をされるのでは?等という事を思ったに違いない
 私自身もシャーロット様とは会ったことは無いし、もちろん話したことも無い
なら何故、シャーロット様は私を呼んだのか………………
ま、まさか!違う世界から来たことがバレたのか…………!?
いやいや‥‥‥‥‥それは無い だって今まで元の世界の事がバレるような真似はしたことは無いからだ
それに呼ぶのはシャーロット様では無く、国王から呼び出されるはずだ(もしバレれば)
 …………私の………目の前に座っている人……………シャーロット様の侍女かな……………?
なら尚更だ………何故私が呼ばれたのかこの際聞いてみよう

「あのー…………すいません‥何故私は呼ばれたのですか?」

すると侍女?さんは困ったような顔をして答えた

「それが……………わたくしにもわからないのです………シャーロット様はあの方………つまり貴女を呼んでほしいとおっしゃったもので……………」

侍女?さんにもわからないのか………………そう考えていると侍女?さんが口を開いた

「申し遅れました。わたくしはシャーロット様の侍女、メルと申します。以後お見知りおきを…………」

やっぱり侍女なのか!ということは……………………

「メルさんは………貴族ですね……?」

「はい、自分で言うのも何ですが………子爵令嬢でございます…」

やっぱり貴族なのか………元の世界でそんな感じの本を読んだんだよねー‥‥‥‥‥
 いろいろな事を考えてると馬車が止まった
王宮に着いたようだ………さて、ココからどーなるか…………
シャーロット様から何か言われるのかなぁ…………そこらへん心配だ………
ホントのホントに私みたいな平凡な人間がどーして呼ばれたのか………………
シャーロット様に詳ーしく聞いてみよう!!






そう思い、私は馬車を降りた───────────────

50:友梨◆DA:2015/10/08(木) 21:46 ID:OJQ

亜梨紗side

「うひゃーー…………!!」

 馬車から降りて王宮を見て発した第一声がこれだ…
何ともマヌケな声を出したんだと口を押さえた
 だけど…………………なんて大きいんだ!?このお城は!?と思った
ホントに絵本の中でしか見たことが無いような大きい城だった(正確には王宮)
庭には数千本…………いや、数億本の花が咲き乱れ、噴水がある…………!
その中には貴族の人達が日傘をさして話していたり、豪華にティーパーティーをしたりと随分賑やかだった……その光景を私はボーーーーーーッと眺めていた

「さ、アリサ様。シャーロット様の元へご案内致します」

シャーロット様の侍女、メルさんの声で我に返りスタスタと歩き出した
 王宮の中に入ると………………いくつも扉があった
これ一つ一つ誰かの部屋なのか!?あり過ぎ…………なんて羨ましいんだ…………!!
そんな事を思っていたら……………ある一つの部屋にたどり着いた…

51:友梨◆DA:2015/10/09(金) 16:51 ID:OJQ

亜梨紗side

 此処がシャーロット様の部屋か‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥……
この先にシャーロット様が…………………!
そう思うと緊張してきた‥……………!!
王族の人に会えるなんて、元の世界で等もちろん無いからだ
ハッ…………いけないいけない…緊張し過ぎてギクシャクしては失礼かも‥…………
頬をペチペチと叩き、よしっ と気力を取り戻した
 メルさんが扉を開いた
すると、私は誰かに押し倒された……………!!!!!!



ドサァァァァァァァァ────────────



「イタタタタ……………え!?……」

 腰を抑えて目を擦りながら目の前の光景を見ると………………!!
青と緑が混ざった髪の人が私の目の前で倒れていた……
も、もしかして………この人がシャーロット様!?!?
えーーーーーーーーーーーーーーー……………………………!!!!!
 隣をチラッと見るとメルさんが口を抑えて目を見開いていた
そして、シャーロット様の所に駆けより、抱き起こした

「シャ、シャーロット様!????どうなさいましたか??」

「イタタタタ……………あぁ、メル、ごめんなさい。慌ててて………少し席を外してください」

「は、はい」

そう言ってメルさんは出て行った………
 え……………これってもしかしてヤバい展開……!?!?
シャーロット様を見るとドレスをパタパタと叩いて私の方を見た………!!
ギクッ…………………何か言われそう………けど……飛びついて来たのはシャーロット様の方だし…………
 その時、スッと視界に手が見えた
シャーロット様がニッコリ笑顔で手を伸ばしている
私はその手に掴まり、立った
 ………………優しい方だぁ…………!!!
ん?………でもこの顔どっかで………………
 あれこれ考えていると、シャーロット様がニッコリ笑顔で口を開いた





「お久しぶり!!!!亜梨紗!!!!」

52:友梨◆DA:2015/10/10(土) 12:33 ID:OJQ

シャーロットside

 侍女を呼び出し、部屋で待つこと数十分………
私は亜梨紗が早く来ないかと、そわそわしていた
 あの顔、忘れるはずが無い……親友だから………
 でも何故此処に??亜梨紗が呼び出される理由は無いはずだ
似た人かも知れないが、あれは間違いなく亜梨紗だ
親友の私が言うんだもん…絶対そうだ
 亜梨紗は何と言うだろう…………私が此処にいることに対して……
それに、亜梨紗は私が『魔力姫』ということを多分知っている………
うーん………どーしよー……
 それから間もなく足音が近づいて来た
はわわわわ…………あたふたしてるとドアが開いた
 やはりメルに連れられて亜梨紗がいた
私は何も考えずに亜梨紗に飛びついた!!!!



ドサァァァァァァァァ──────────────



あーーーーーーーーー!!!!どーしよー!!
何も考えずに飛びついたよ〜!!!(焦)
 そのまま俯せになっていたら、メルが起こしに来た

「シャ、シャーロット様!????どうなさいましたか??」

此処は適当に答えとこう………

「イタタタタ……………あぁ、メル、ごめんなさい。慌ててて………少し席を外してください」

「は、はい」

はぁ………ドレスが汚れちゃった★←

パタパタパタパタパタパタ────

 私は亜梨紗の方を見た
亜梨紗はやはり私が『魔力姫』と呼ばれているのを知っていたようだ
怯えている…………………
 私はそのまま亜梨紗にニッコリ笑顔で手を伸ばした
亜梨紗は私の手に掴まり、立った
 そして、何かを思ったように首を傾げ始めた
何考えてるんだろう…………………
 私は考え事をしている亜梨紗に話しかけた





「お久しぶり!!!!亜梨紗!!!!」

53:友梨◆DA:2015/10/15(木) 00:45 ID:OJQ

亜梨紗side

「お久しぶり!!!!亜梨紗!!!!」

 ……………………………………………え?
今、シャーロット様は亜梨紗って言った!?
それとも此処での名前アリサ!?
え!どっち??

「…………………………………えっと〜…………」

 シャーロット様は「あっ、そっかぁ〜」っと言って、咳払いをした

「ごめんごめん。私、誰だか分からない??
美桜だよ!!☆」

その瞬間、私は思考が止まった

「…………………………………え?えぇ〜!?!?!?美桜!?!?」

「そうだよ♪」

私は美桜に抱きついた

「美桜〜!!!会いたかったよ〜!!!!!(泣)」

私は涙をぽろぽろとこぼした
とても、とっても会いたかったからだ



親友だから。


「でっ、でもさっ!何で美桜が此処にいるの??
 なんでシャーロット様になってんの!?」

「えっとね〜話せば長くなるよ」

そう言って美桜は話始めた………………

54:友梨◆DA:2015/10/16(金) 23:26 ID:OJQ

亜梨紗Side

 そこからは驚きの連続だった
美桜が魔法によって王様から呼び出された事。
このメカルテリス王国でシャーロット姫の代わりをすることになった事。
熱出して倒れたら姿が変わっていたという事。
シャーロット姫が殺害された理由。
魔力姫と呼ばれている本当の理由。
暗殺者から殺されそうになった事。 等だ……

美桜はいろいろ表情や声を変えたりして話してくれた
私は美桜がたくさんの試練を乗り越えてきたんだなって思った
美桜は立ち上がった

「ロイドを呼んで来る。何故亜梨紗が此処に来たのか聞いてこないと!」

「亜梨紗は此処で待ってて!!」ガチャ タタタタタタタ…………………

そういうと美桜はドアから飛び出して行った

部屋には一人残された私は思わず独り言をつぶやいた

「あーあー…………まさか美桜が此処にいるなんて…………………
全然思考が追いつかないよ〜…………………はぁ……………………」

「でも……………お姫様っていいなぁ…………一回はなってみたいもんだな……
でも大変なんだろなぁ〜」

それから何分経っただろうか
私はいつの間にか寝てしまったようだ
目の前には美桜とロイドさんと思われる人がいた………………………………………

55:友梨◆DA:2015/10/17(土) 15:08 ID:OJQ

少し前────────────

美桜Side

「亜梨紗は此処で待ってて!!」ガチャ タタタタタタタ…………………

 私はそういうとドアから飛び出した
何故亜梨紗が此処に来たのか聞かないと!!!

「……………………………………シャーロットお姉様??廊下を走っては行けませんよ」


ゾゾゾッ……………
私は背筋が凍った あれ?でもこの声は…………………………

後ろを振り向くと私の弟、レオンがいた

「あぁ…ごめんなさいレオン。それより、ロイドが何処にいるか知りませんか?」

すると、レオンは…………………ニッコリ笑顔でこう答えた


「ロイドですか?それならさっき僕の訓練の練習が終わった後、何処か行ってましたよ!」

え、えぇ〜〜〜〜〜!?!?それなら部屋にいないのかな?!?

レオンが続けてこう答えた

「お姉様お困りなんですよね??それなら僕も捜してあげます!!」

お!マジ!?ヤッタァァァァ!それじゃあ頼も♪

「ありがとうレオン。それではお願いしますね((ニコッ」

「はい!!((ニコニコ」

本当なら侍女に捜してもらうのだか、私達が捜すことにしたのだった…………………………


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