〜引き裂かれた双子〜

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1:友梨◆DA:2015/12/25(金) 09:46 ID:jR6

どうも!えー、友梨です!
これは『普通の生活だったはずなのに………』の続編です!
よく分からない方はhttp://ha10.net/novel/1445163794.htmlを見てみて下さい!
それではスタートです☆

16:友梨◆DA:2016/01/11(月) 14:56 ID:96A

すいません。前作の途中から莉奈の妹『結衣』の名前が『結菜』になっていました((
気をつけますm(__)m

17:友梨◆DA:2016/01/11(月) 15:18 ID:96A

結衣side

うっ……何これ!

私の両腕両足は何かよくわからない光っているもので固定されていた

「(ガシャン!ガシャン!)はずれないよ……」

「あら、目覚ましたの?」

この声は!

「出たな!おねーちゃんのニセモノ!」

「あらあら、ニセモノなんてひどいわね」

この人はおねーちゃんにとてもそっくりだ

私はこの人に眠らされたんだ……

「うるさい!ここはどこだ!ここから出せ!」

「小3のくせに生意気な……目上の人に対しての言葉はないのかしら」

「分かった。お前悪いやつだな!」

私はそう断言した

「小3のくせに頭が働くわね…ねぇ、知ってる?あなたのお姉ちゃんは魔法使いなのよ」


え?


「何言ってるの?この世界に魔法なんてないっておねーちゃんが……」

「あら、それは嘘よ。あなたのお母さんもお姉ちゃんも、それによく遊んでた優斗お兄ちゃんだって魔法使いなのよ?」

おかーさんも優斗おにーちゃんも魔法使い……?

「お前の言ってる事が嘘だ!おかーさんもおにーちゃんも魔法使いじゃないもん!」

「それならこうしたら信じるのかしら?」キラキラキラキラ……


ん?何か光が……


「あなたの姿を見てみなさい」

いつのまにか目の前には鏡が……


「え、これ私?」

そこには小さい私は映っていなくて代わりに背の高い大人っぽい女の人が映っていた

「そうよ。あなたよ」

「すごいっ!ホントに魔法ってあったんだ!」

「えぇ、私の言う通りだったでしょ?」

「うん!おねーちゃんって悪い人じゃないんだね!」

「信じてもらえて嬉しいわ。ちょっとこれを持ってみて」

そう言っておねーちゃんのそっくりさんが差し出したのは魔法使いがよく持つ棒(ステッキ)だった

「分かった」


持った瞬間気を失った


夢の中でそっくりさんがこう言ったのだけは覚えてる


『私はリンゼ。あなたはこれから莉奈の仲間を討伐するため、私に力を貸しなさい。私の命令だけを聞くように』





「はい。リンゼ様」

18:友梨◆DA:2016/01/11(月) 15:47 ID:96A

「キララはリンゼの事について何か知ってる?」

キララは首を傾げた

「リンゼ?リンゼって、マイーシュ・リンゼの事かしら?」

ビンゴ!

「えっ!稀羅々ってリンゼの事知ってたのか!?」

これにはマカもびっくりだ

「えぇ、そうですが……」

「「「どんな人物なのか教えてくれ!」」」

「え、あ、はい…」

キララは話し出した

「リンゼは魔法学校の私の後輩でした。
今思えば莉奈様にとてもそっくりで、うり二つです。
とにかく魔力が強く、学校でも一目置かれていました。
ですが、いつのころか黒魔法に手をのばすようになったのです。
そしてあのカトレア王国に行ってしまいました。
今はどこでどうしてるのかは分かりませんが……。
私の知っている事はこれだけです…」

そうだったんだ……リンゼってマカと逆なんだ……

「何か人間界の事を話してたりはしなかったか?」

マカが尋ねた

「?あぁ、ちょっとだけ話していましたよ。
『いつか人間界に行って支配してみたいっ!』って……」

なるほど……だから人間界に魔物を召喚したりしてたのか……

「でもリンゼがどうかしたんですか?」

「あぁ、実はな……」

マカはリンゼが人間界に大型の魔物や新種の魔物を召喚していること等を話した

「あのリンゼがっ!?嘘……」

「だから私達はリンゼを倒すためにここに来たの。人間界にいては人間に迷惑をかけるしね……」

「そうだったんですか……納得です」


キララは強い眼差しを向けた

19:まりまり:2016/01/11(月) 17:56 ID:EW.

>>友梨(主様)

前作から読ませていただいています、まりまりです。とても面白いです!前作の初めは「あー、恋愛ものか…(残念)」何て勝手に思っていましたが、とても面白い内容で、ずっと笑いながら読ませていただいています。莉奈と優斗のお母様方がまさか英雄だったなんて(゚Д゚)そしてマカさんが一人で戦っているときはとてもヒヤヒヤしてました(゚o゚;;
マカさんの飼い猫(世話役)のキララには本当に驚かされました!大きな猫ちゃんにして、人間にもなれる!まさに神!さすが女神マカ様の飼い猫‼︎
…はい、まとめると、とても楽しく面白く読ませていただいていますと言うことです。これからも頑張って下さい!

20:友梨◆DA:2016/01/11(月) 22:45 ID:96A

まりまりs)来てみたら長文のコメがっ!ありがとうございますっ!
こんな素晴らしい感想をもらえて嬉しいです!
中1の文なのでグダグダになるかも(なってるかも)しれませんが、今後も読んでくださるとありがたいです!(-^〇^-)頑張ります!!

21:友梨◆DA:2016/01/15(金) 18:56 ID:96A

ネットできる〜!ということで更新。


「あ、そういえばマカ様。王様から招待状が届いていますよ?」

キララがマカに封筒を渡した

鷲の紋章が描かれている……

「なんで王様から招待状なんだ?」モグモグ

優斗がキララが出したケーキを食べながら言った

「人間界に大型の魔物が出入りしているだろう?それの調査報告をしに行かなければならない。
レオ国王は私がここに帰ってきたのを察して、招待状を送ってきたんだろうな」

「王様とは何回も会っているんだよね?」

「あぁ、もちろんだ。それに私と国王の娘であるレイネシア姫とは大の仲良しだ」

姫様と大の仲良しっ!?

レイネシア姫って誰だ……?(知らなくて当然だw by作者)

「レイネシア姫様はとてもお美しい方で気品溢れるお方です…!とても綺麗な水色の髪をしております…!」

キララがうっとりとした顔をした

「よし、じゃあ今から行くか。莉奈と優斗も来るだろう?」

「え、来ていいなら……」

「俺はいいぜー」モグモグ

「じゃあ決まりだな!」


……話の展開早すぎじゃない!?


「わたくしは留守番をしておきますので。いってらっしゃいませ」


キララが深々とお辞儀をした


「ちょっと待って、国王に念話しないと……」

マカはそう言って手を耳に当てた


「あーもしもし?お久しぶりです、レオ国王。……はい……調査は行ったんですが………はい……今からそちらに向かおうと思うんですが、よろしいでしょうか?………あ、後、私の連れを連れて来ても………分かりました。すぐに参ります……」


「いいってさ。快くオーケーしてくれたよ」

マジすか!

「おお〜!早速王宮に入るのか!!楽しみだなぁ〜!」

優斗は目をキラキラさせてる

「失礼のないようにするんだよっ?」

「わーかってるって〜」

・・
一応!注意したけど大丈夫かなぁ〜?


「じゃあ私に捕まれ」

「「分かった!!」」


「楽しんできてくだs……」


瞬間移動をしたから、キララの声は掻き消されてしまった

22:友梨◆DA:2016/01/16(土) 13:41 ID:96A

だるーい。でも更新。(゚∀゚)
クプラにハマる。←←←


「「…………………………」」


「?どうしたんだ?固まって……?」

マカが不思議そうに私達を見た

「固まって……?じゃないよ!王宮に来るの人生で一度もないんだよ!?ビックリだよ!」
「ま、まさかこnなに大きiとは思ってなかっt……」

優斗は言葉を濁した

だってだって!あの!漫画によく出てくるお城って感じのやつなんだよ!?←(意味不)

しかも超デカイし!

「まぁまぁ、落ち着いて……」

マカが宥めた

「マカっ!来てくれたのですねっ!」

いきなり声が聞こえたと思ったらマカに何かがぶつかった



というよりは抱きついたに等しい


「レイネシア姫!?」


……………………


「「えー!!!!!!!」」


「この人がお姫様!?」
「そういわれてみればそうだな……」


私は驚き、優斗は納得した

「あら、こちらはマカのお連れ様?
ごきげんよう。そして、お初お目にかかります。
ルナマリア王国第2令嬢、レイネシア・リザル・ルナマリアと申します。
以後お見知りおきを」


レイネシア姫は丁寧にお辞儀をした
そして顔を上げてニコッとした

確かに可愛い
水色のサラサラとした髪はとても美しい


「はじめまして、レイネシア姫。
人間界から来た真壁莉奈と申します。(カタックルシイ)
これからよろしくお願い致します」


ぎゃーーー!!!こういうの苦手なんだけどな…


「え、えっと……。莉奈と同じで人間界から来た……佐々木優斗と申しま……す……?
よ、よろしく。。。」


優斗……緊張し過ぎっっっ!!!


「マカベリナさんと、ササキユウトさんですね(ニコニコ)
よろしくお願いします」

またまたレイネシア姫は深々とお辞儀をした

「それにしてもこの人可愛いですね」

レイネシア姫は優斗に近づいた


しかも顔まで!!!!!


「………!?」

これには優斗もビックリだ。。。


「わたくしが姫だからと言って緊張なさらなくてもいいのに…」クスッ


ちょ、ちょっと!!!!!優斗に近づかないでよーーーー!!!!


優斗は私の方に目を向けて 助けて と涙目で合図した………というように見えた

私の気持ちを察したのか、マカが口をはさんだ


「レ、レイネシア姫……!?レ、レオ国王はいらっしゃらないのですかっ??」(焦&汗)

レイネシア姫はすぐに顔を上げて

「お父様?奥の居間にいらっしゃいますわよ?案内致しますわ」



「あ、後、わたくしの事はレイネシアでよろしいですわよ」

!?お姫様に呼び捨て!?


「そ、それは……」

マカは言葉を濁した

それもそうだ

いくら仲が良くったって、お姫様を呼び捨て等出来ない

するとレイネシア姫は機嫌が悪くなったのか

「??マカ?わたくしの事、呼び捨てに出来ないのかしら?これはわたくしの命令ですのよ?」

………ニコニコ顔で言った


でもそれは明らかに(失礼だけど)暗い笑顔だ

マカも察して

「は、はい……」


仕方なく返事をした


長い廊下を歩いている間………(全て小声)


優斗「(なぁ、あれホントにお姫様か??さっきの笑顔ハンパなかったぞ?)」

マカ「(あんなこと言われたのは初めてだ……)」

莉奈「(さっきの笑顔……黒かった……)」

マカ「(呼び捨てにしていいなんて言われたの初めてだぞ!?)」

優斗「(ちょっとさっきのはキツかったんだけど……)」

マカ「(レイネシア姫は優斗を気に入った様子だな)」

莉奈・優斗「「(それ困る!!)」」

優斗「(俺、莉奈に合図したんだけど!?)」

莉奈「(マカが止めてくれたんだからいいじゃん。でもモヤモヤってした)」

マカ「(嫉妬だな)」

優斗「(え、何?莉奈、姫様に嫉妬してたのか?笑)」

莉奈「(……もう知らないし!)」


というような会話をした…

レイネシア姫に気付かれなければいいけど……

「どうぞ。奥でお父様がお待ちです」

レイネシア姫がニコニコ顔で言った




黒い……

23:友梨◆DA:2016/01/17(日) 16:42 ID:bFg

んー。更新Now

ギィィィィィィ

大きなドアが開いた

そこにいたのは……

「レオ国王!お久しぶりです!」

マカが敬礼をした

警察じゃん……笑(いや、警察だけどね!笑)

「おお、マカレット。久しぶりだな。調査は順調なのか?」

白いひげを生やしたいかにも王様らしい人が立っていた

「あ、はい…」

マカは自信がなさそうに返事をした

「そちらが連れかね?」

国王が私達の方に目を向けた

私達はレイネシア姫にしたように自己紹介をした

「おお、はるばる人間界から……。では、余も。
余はレオ・クリスタル・ルナマリアという。この国の国王をしておる。
はるばる人間界から来たのだからゆっくり休むといい」

「はい…」

ヤッバい緊張する!!

「お父様!これからマカと会議ですよね?この方達と遊んでいてもよろしいでしょうか?」

ニコニコ笑顔を私と優斗に向けた

私と優斗は目を合わせた

「(いい?絶対失礼な言葉を言っちゃいけないよ)」

「(あぁ、分かってる…)」

小声でコソッと話した

幸いレイネシア姫には気付かれてないようだ

「あぁ、いいぞ。遊んでくるといい」

レオ国王は快くオーケーしてくれた

そしてマカと話ながら奥へ行ってしまった

取り残された私と優斗とレイネシア姫は顔を合わせた

「さぁ!わたくしの部屋で遊びましょう!」

レイネシア姫にそう言われ、手を掴まれた

「「うわっ!?」」



またもや廊下にさしかかった時、後ろから声をかけられた


かけられたのはレイネシア姫だが……


「レイネシア姫!探しましたよ?何処に行っておられたのですか!」

振り向くと茶色の髪の侍女らしき人が怒って立っていた

「それに隣の方々は誰なのですか?」

「リーゼ……この方々はマカの友達でお客様です。
それに、わたくしの頼んでおいたものはあったのですか?」

リーゼと呼ばれた人はビックリして

「マカ様のお友達様ですか!これは失礼致しました」

「……いえいえ。真壁莉奈と申します。人間界から参りました」
「同じく佐々木優斗。よろしくお願いします」

「こちらこそよろしくお願い致します。レイネシア姫、これですよね?」

そう言ってリーゼさんが出したのは……

ん?ステッキ?

「そうそう!これよ!流石リーゼ!よく探したわね!」

レイネシア姫はステッキを奪うように取った

「いきなりこれを探してって言われて困りましたけど……。
で、これから何処へ?」

「わたくしの部屋で遊ぶのですわ。リーゼ、邪魔しないでよねっ!」

レイネシア姫は私達の腕を掴んだまま走り出した

「ちょ、ちょっと!?レイネシア姫!?」

リーゼさんが後ろから大声を出したがレイネシア姫は見向きもしなかった




「わたくしの言葉を聞かないなんて……レイネシア姫何か変ですわ……」

リーゼさんのそんな声が私には聞こえた

24:友梨◆DA:2016/01/17(日) 21:54 ID:96A

暇DAKARA更新ね。

「さぁ!ここがわたくしの部屋ですわ!!」

さぁ!が多いな……まぁいっか←

「めっちゃ可愛いんだけど!!」

豪華なレース付きベッド

いくつものクマや、ネコのぬいぐるみ

大きなピアノ

可愛いピンクの壁紙に、キラキラとしたシャンデリア

「莉奈さんどうもありがとう♪ここにいると落ち着きますわ」

「で、何するんだ?」

優斗が周りを見渡した

「あの!聞きたいのですが、莉奈さんと優斗さんって恋人ーではありませんか?」

ドキッ!!!

「何故それを!!」

「あ、いや、見た瞬間分かりましたわ」

「それを知っててあの行動をね〜」

「わたくしこう見えても恋の話等大好きなのですわ」

そ、そうなんだ……それで私に嫉妬させようとあの行動を……?

頭いいな……←

「それより、ピアノがあるって事は何か弾けるんだよな?」

優斗が話題を変えた

確かに……ピアノがあるのなら弾けるはずだよね……

「ええ、おっしゃる通りですわ。一曲弾いてみせましょう」


おお〜!!

楽しみ!

レイネシア姫はイスに座ると楽譜を広げた


「弾きますね」


〜♪〜♪〜♪


この曲は!!!!


「「幻想即興曲!?!?」」


何で?この曲はショパンが作った曲なのに!!

「この曲はご存知ですよね?これは元々この魔法界の作曲家が作った曲なのです←(設定)
それが人間界に渡り、ショパンという名の作曲家がアレンジし、また魔法界に行き渡り、この曲になったのです」

へぇ〜!そうだったんだー!

「初耳だな」

「そうだね!」



〜♪……


レイネシア姫は弾き終わるとお辞儀をした


パチパチパチパチパチパチパチパチ


「すごい!!上手いです!」

「あら、ありがとう。感謝致しますわ」

「スッゴく上手いな!」

「優斗さんもありがとう♪」

レイネシア姫はベッドに腰掛けた

「莉奈さんは綺麗な水色の髪ですわね」

レイネシア姫はうっとりとした顔を向けた

「あ、いえ、レイネシア………も綺麗な髪だと思います」


私がそう言うとレイネシア姫は高笑いをした


「敬語じゃなくて良くってよ。全然気軽に話していいわ」


「あ、はい…」

「もちろん優斗さんもね」

急に振られてビックリした優斗はただ頷いた

「でもこの髪は正直慣れません……笑」


私はこの言葉を発した時、レイネシア姫は

『あら、どうして?』

と言うと思ってた


だが、返ってきた返事は

「そうですよね。莉奈さんは前黒色だったものね」

だった


私はその場に立ち上がった

「どうして?何故その事を知ってるの?私が黒色だった事は数少ない人しか知らないはず!
それに私がレイネシアと出会った時は水色だったはず!
貴女はレイネシア姫ではないのではありませんか?!!?」


そこまで言った後、優斗もハッとした


「確かに!!!」


すると、レイネシア姫は笑い出した

「ふふっ、わたくしの負けだわ。まさか口が滑っちゃうなんてね。
レイネシア姫に化けたのが間違いだったかしら」

やっぱり違う人だったか!!!!!





声も別人に変わっていた



顔はレイネシア姫だが、あの可愛らしさはもう無い


無表情に等しい


一体化けてるのは誰なんだ!?!?

25:まりまり:2016/01/17(日) 22:56 ID:EW.

失礼します( ̄^ ̄)ゞまりまりです!
レイネシアちゃん別人だったの!?まさか⁉︎……驚きです!その発想はなかったです‼︎口がすべっちゃうなんてね、とかめっちゃ可愛かった!!なのに別人⁉︎……誰⁉︎本当に誰だ!はい、なんかムキになっちゃいました。本当に誰なんでしょうね?見ていて「うおおおおお!レイネシアちゃあああああああああぁぁぁぁぁあああん!」ってなってました←
なんかめちゃくちゃになっちゃいましたが、これからも頑張ってくださいね(*^^*)

26:友梨◆DA:2016/01/17(日) 23:07 ID:96A

まりまりs)うわっ!またまた長文感想ありがとうございます!
そういう風に読んで下さってとても嬉しいです!!!
次回の更新をお楽しみに!w頑張ります(`▽´ゞ

27:友梨◆DA:2016/01/22(金) 20:01 ID:ubI

平日ネット禁止はツライ。ということで更新。


「やっぱり別人なんだね。本物のレイネシア姫はどこ!?」

私は偽物のレイネシア姫に問い掛けた

「本物?わたくしを倒せば分かるかもね」ニヤッ

偽物のレイネシア姫がニヤッと笑った瞬間、窓がガタッと乱暴に開いて、台風並の風が吹き始めた

チラッと窓の外を見ると、さっきまで雲一つ無い青空だったのに、薄気味悪い曇り空が広がっていた

思わず顔を手で覆った

とてつもなく強い風が吹いてきたからだ


風が止んで目を開けた時、もうそこにはレイネシア姫の姿は無く、別の人が立っていた

おそらく、リンゼの刺客だろう

黒のマントに赤紫色の髪

赤紫色の鋭い目が私達を見ている

年齢は私達と同じくらいか年下か

「誰?」

「わたくしはカトレア王国伯爵令嬢、マリサ・スウィーツァ。
リンゼ様の元に仕える者。またの名を『赤紫の変化師』(レッドパープルチェンジアーティスト)
お前達を倒すようにと、リンゼ様から命令された」

赤紫の変化師……?

変化が得意ってこと?それに伯爵令嬢がこんな悪者なんて……

「お前そんなふうに呼ばれるくらい変化得意なのか?」

優斗は……興味津々!?!?敵だよ!?

「ふん。ナメるな。だったらコイツになってやる」

私を指指した!!!

「やってみろよ」

優斗はもう喧嘩腰だ

「はい、完成」

サッとマリサの方を見ると……私だ…


「おまっ、お前いつ変化したんだよ!?」

優斗はビックリしている

もちろん私もだ

「私の変化スピードはマッハいく。だから、ナメるなって言ったんだ」

マリサはすぐに元に戻った

「リンゼからの刺客……マカに連絡してくるっ!!」

私がそう言ってドアに手をかけた時、邪悪な黒い魔法がマリサの手から解き放たれた

「ぃつぁ!!!!」

手が……痺れる……

私はその場にしゃがみ込んだ

「莉奈っ!?」

優斗が叫んだ

「どうしよう……どうやってマカに連絡しよう……」

マリサの方を見ると余裕の表情で腕組みしていた

「今度の相手も楽勝かなぁ……?」ニヤッ

28:友梨◆DA:2016/01/23(土) 13:11 ID:ubI

最近よくゲーマーと言われる……。何故だ……。ということで更新。


「どうしよう……」

ぽつりと呟いた

「ん〜まだ戦ってないけど、もしかして余裕かな?」ニコニコ

マリサは余裕の表情だ


シュッッ


私は剣を出した

この前は光っててよく分からなかったが、綺麗な水色の剣だ

使うのは2回目……

やっぱり、この剣を出した時、魔力が溢れ出てくるのが分かる

「へぇ〜〜、それがウワサの……!」

マリサは待っていましたとばかりにニヤッと笑った

「莉奈……コントロールできるようになったのか……!」

優斗は驚いている

「優斗、私とマリサが戦ってるうちにマカに連絡……!」コソッ

私は優斗に耳打ちした

優斗は頷いた

「何を話したのかは知らないけど、わたくしに勝てるのかな?
……優斗君さぁ……魔法、まだ使えないんだって?じゃあ……まずはっ」

マリサは手首のところから紫色の剣を出して優斗に襲い掛かってくる……!!

危ないっ!!優斗……!!

そう思うと勝手に体が動いた


ザシュュュゥゥ…


「っ!!……」

何とか間に合った……

「優斗に手出しはさせない。優斗っ!今のうちに!!」

「莉奈っ!ありがとう!!分かった」

優斗はドアに手をかけた

「させるかっ!!」

すかさずマリサが魔法を解き放つ


キィィィィィィン………


「私がいるのを忘れてない……?」ニコ


優斗は既に外へ出たようだ


「っ!……ふふっ、まぁいいわ。それにしてもわたくしの攻撃を見切るなんて……流石伝説の英雄の子供ね」

私の事も調べ済みか……

でももうすぐ、マカが来る……!!

29:友梨◆DA:2016/01/24(日) 10:34 ID:ubI

スプラトゥーンを買ってとっても舞い上がっているんだが。
楽しくてしょうがない。ということで更新。

久しぶりのマカsideでいきますか。。。

マカside

「……で、リンゼという者が大型魔物を人間界に侵入させていると思ってたところです」

「……なるほど……リンゼという奴はカトレア王国の出身かもしれないのか……」

流石国王は察しがいい……

「私はそう感じております」

「よし、分かった。人間界に余の兵士達を手配させよう」

「助かります…」


ヒューーーーーゴロゴロ…


なんだか外が騒がしいな……


「優斗様っ!?」

ん?優斗?


ガチャ


「大変だ!!マカ!レイネシア姫は……リンゼの手下が変化してた!!!」

ドタッ


「はぁ!?!?」

30:友梨◆DA:2016/01/24(日) 21:22 ID:ubI

金曜日まで更新できないから今日最後の更新。
スプラのフェス負けちゃったな…。

マカside

優斗は息を切らしながらドアから出てきた

しかも第一声がレイネシア姫が偽物だったという

「一体どういう事だ……?」

「レイネシア姫は俺らに会うのは初めてだったのに、莉奈が黒髪だった事を知ってたんだ…それで偽物って分かった」

今日、レイネシア姫の調子がおかしかったのは偽物だったからか…

「本物のレイネシアは何処におるのだ!?」

国王が慌てている…!

どうにかしないと……!!

「その偽物は誰なんだ?」

「マリサっていうカトレア王国出身の変化師ってさ!!今莉奈がレイネシア姫の部屋で何とかしてると思う……」

「じゃあ急いで行かなければ!!国王はここに待っていて下さい!!」

「あ、ああ、マカ頼んだぞ」


バンッ


タタタタタ……


私と優斗は走り出した

リンゼの手下なら相当強いはずだ

しかも変化師…逃がせばまた人に変化して、私達の目の前に現れるだろう

そうなったらいつも人を警戒しなければならない

「マカっ!ここだ!」


バンッ


勢いよくドアを開けた

「莉奈っ!」

「あぁ、マカ……この人…強いよ…」

莉奈は結構ボロボロになっていた

「あーあ、分が悪いわ。会長様がお出でとは。ここは一時退却といきますか」

マリサだろう

嫌そうな顔をした

そして窓から飛び降りようとした

「逃がすか!!!」

パシッ

気付けばマリサの足を掴んでいた


「っ!離せっ!元カトレア王国出身、裏切り者のマカレット!!」



ドクン…


裏切り者……?


何故私の事を知っている……?



「マカ!!!!」


ハッ


優斗の声で我に返った

上を見上げるとマリサはもうそこにはいなかった

……油断した…

私とした事が…

そういえば……


「莉奈っ!無事か?!」

莉奈の側に駆け寄った

「マカ…あの人、私達の事は調べ済みだよ…それに…黒魔法がとても強い」

逃がしてしまった…

さっき警戒したばかりなのに…

…………………………

「マカ?」

「何でも無いよ莉奈。レイネシア姫を探さないと…」

「うん……?」

31:友梨◆DA:2016/01/29(金) 00:07 ID:ubI

あ"〜〜後1日…
後1日で更新できる…
ものすごくゲームがしたい…明日までお待ちを…

(以上友梨でした…)

32:友梨◆DA:2016/01/29(金) 19:19 ID:ubI

ネット禁止は辛すぎるよ…ミバやりたい…。


「レイネシア姫ーー!!!何処ですかぁー!!!」

今、私達はお城の中でレイネシア姫を探している

侍女も騎士も魔法捜査官の人達も……

うーん…いないのかなぁ?

マリサは『私を倒せば分かる』って言ってたけど…ホントかも…

不意に顔を上げると遠くにマカがいるのが見える

「違う!お前達は向こうを探せ!私はこっちを探す!」

すごい…ちゃんと指揮をとってる…!

「マァカァー!!」

大声で叫ぶとマカが私に気づいた!

「あぁ莉奈。まだレイネシア姫は見つからない…」

「もしかしたら此処にはいないんじゃない?」

周りを見渡した

侍女はずっと叫んで探している

魔法捜査官達は何やらそわそわしていて落ち着きがない笑

新米か……?笑

そう思っていたら、一人の魔法捜査官が駆け込んできた

「会長!レイネシア姫が見つかりました!」

「「え!」」

「そっそれは何処だ!?」

「それが……迷いの森でして……」

迷いの森 という言葉を聞いた瞬間、マカの顔が強張った

「迷いの……森!?…」

どういうこと……?

33:友梨◆DA:2016/01/30(土) 20:22 ID:ubI

今更だけどポケモン20周年おめでとう!(*^▽^)/
嬉しい〜!ということで更新。(どういうことだよ)


「…迷いの森?…マカ、何処なの…?」

マカの顔が強張ったのが気になって聞いてみた

「おーーーい!レイネシア姫が見つかったってー?」

すると優斗が向こうの廊下から走ってきた

「迷いの森だって」

「?迷いの森?何処だ?」

私と同じ質問だ…

「迷いの森……このルナマリア王国にある暗い森だよ。
複雑な迷路みたいな道のり、今にも何か出てきそうな雰囲気、昼間に行ってもまるで夜みたいな明るさ、何人もの人がその森に行き、行方不明になったことからこの名前がついた…。
でも何故そこに…?」

マカは頭をかかえた

「行方不明になる…!?そんな森に行くのヤダー!」

「でも助けないと」

うぅ…優斗の言う通りだ…

「じゃあ飛びますか…」ハァ

マカはため息をついて私と優斗の方に手を置いた



シュンッ



「あれ!?もう着いた!」

「暗いな…」

周りを見渡した

確かに暗い…

今にもお化けとか出てきそう……!!

ギャァァァヤダー!

「うらめしや〜」


「ギャァァァァ!!!」

「嘘嘘(笑)俺だよ(笑)それにしても莉奈やっぱ面白いな(笑)」

ゆっ、優斗!!!

「優斗ー!!!驚かせないでよー!」ギュウ

優斗の耳をつねった

「痛っっ!!!」

優斗は悲鳴を上げた

「イチャついてるところ申し訳無いんだが「「はぁ!?!?」」そろそろ奥に行きたいと思う」

そ、そうか…

「誰かぁ!誰かいないのー?」

森の奥から大きな声が聞こえてきた

「この声……!レイネシア姫っ!!」

「や、やっぱり!!!!」

34:友梨◆DA:2016/02/07(日) 19:33 ID:ubI

熱出してました((
Influenzaじゃないといいけど…まだ病院行ってませんw


「レイネシア姫っ!?何処ですか?!」

マカが迷いの森に向かって叫んだ

「その声は……!マカですの?!来てくれたのですね!」

レイネシア姫と思われる人は嬉しそうに声を弾ませていた

姿は見えないが……

「よし!森に入るぞ!」

優斗はズシズシと歩き出した

「ちょっと待て。此処で単独行動は無しだ。此処は迷いの森、行方不明になるかもしれないんだぞ?」

マカが優斗を止めた

「…それに念のために…」

マカは腰の横にある小さなポケットから何かを取り出した

紫色の液体が入っている……瓶?

「……マカ、これは何?」

「これは『神々薬』というもので、いざという時何かが起こる薬だ。例では敵からバリアで守ったり、魔法攻撃力がアップしたり等、実用例は様々だ。勿論何かに変身したりもする。危険な薬でも無いし、怪しくも無いから大丈夫だ」


…………………………



めちゃくちゃ怪しいんですけど!?


「何かが起こるって最初から分かんねぇのか?((震」

優斗も怪しそうに見ている


「いや、分からない」←

マカはキッパリと言った

「あ、でもー…」

「「ん?」」

「何かを思い浮かべながらだったらできなくも無いな」

「えっ…それってどういう…「まだですのー?!」

レイネシア姫の叫び声が私の声を遮った

「「「あ……」」」

「まぁいいからこれ飲んで」

「「……」」

なんだろうと思いながらもマカが差し出した瓶を取った


ゴクッ


「……何も変化は無い…」

特に力が溢れてくるとか、何かが変化するというのも無い…

「『神々薬』はそういうものだ」

マカは頷いた

「あ、そうそう…優斗、もしかしたら魔法に目覚めるかもしれないぞ」

「え!マジ?よっしゃぁ!やるぜ!」

なんだこのいつも通りの単純さは……((呆

「よし、じゃあ入るか」

マカがそう言って、私達は歩き出した


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