魔法少女マジカル☆ロジカル

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1:苺ましまろ*◆LM:2015/12/27(日) 23:51 ID:W6s

__人には誰にでも、心の奥に輝く宝石を持っている。


※若干グロ注意です。

47:ちもも:2018/08/03(金) 18:57

>>46ありがとうございます☺︎︎

48:スノーフレーク◆0ImvZSZ2ic:2018/08/22(水) 23:49

続きかいてください

49:ちもも:2018/08/25(土) 19:57

>>48ありがとうございます!書きますね☺︎︎☺︎︎☺︎︎

50:ちもも:2018/08/25(土) 20:05


残された人間を、ひとつ残らず殺さなきゃ。
そう思った私は、信号が点滅する交差点の真ん中で、くるりと体を半回転させた。
「……あ」
私が進もうとした先に立っていたのは、私に心臓をくれたあの人だった。
「あなたは」
「ねえ、今、あなたがどんな存在になってるか分かってる?」
不思議と、その人の顔は苦しげに歪んでいた。
「分かってますよ。私は博士のために世界を綺麗にしてるだけなので、どうでもいいですが」
「違う!博士は、こんなふうになる事を望んでたわけじゃない!」
その人は叫んだ。
「あなたに博士は、色んな人の気持ちを理解して、人を助ける事が出来るロボットにしたかったの!博士はあなたに学習させたはずよ、博士があなたにしてきたような事をする人が居たら、そんな事をする原因を突き止めて、その人も被害者も両方助けてあげるようにって!なんで、何でこんなこと……」
「はぁ。あなたは何を言ってるんですか?」
「もうやめて!警察に行って、あなたは壊してもらうべきよ!」
「それは出来ないです。」
「なら、私が責任を取って――」
その人は、背後に隠していた手を突き出した。そこに握られた包丁は、太陽の光を受けてぎらりと鈍く光っていた。

「――あなたを」
「責任を取って、死んでくれるんですね」

「――あ」

私は、その人の顔を殴った。目が潰れた。鼻が破れた。口が裂けた。その人の顔は、原型を留めないほど醜く潰れてしまった。

そこに残ったのは、汚い肉塊と、わたしだけ。

「…………私がしねばよかったんですか」

私は、何故か死体に話しかけていた。

51:ちもも:2018/09/11(火) 16:39


それから、私は世界中の人を殺し続けた。

もう、何も無くなってしまった。

動物も、全部殺した。

私しかいない。

地球に残ったのは、私だけだった。

そして、私は自分を壊した。

博士に託された使命を終えて、その博士もいないのなら、もう私が生きている意味も理由もないから。

私頑張ったんだよ、博士。

だから、天国で、私の事、たくさん褒めてね。

52:ちもも:2018/09/11(火) 16:40

完結です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

53:&◆rI:2018/11/10(土) 18:24

良かった👏👏😄😚💓💓

54:ちもも:2018/11/21(水) 15:12

>>53ありがとうございますε٩( ºωº )۶з

55:ちもも:2018/11/21(水) 15:13

こんな三年前のどういうお話にしようとしてたかも覚えてないような継ぎ接ぎの小説を読んでくれてありがとうございます(๑╹ω╹๑)

56:千百宇 なんだか続きが書きたくなったので書きます。:2019/05/06(月) 11:53


いつからか、私の中の設定はおかしくなっていった。
博士は、不要な人間を排除してほしいなんて望んでなかったんだって。本当は、みんなが幸せに生きていけるような世界をつくりたかったんだって。
それじゃあ、私はどうして使命を間違えてしまったんだろう?あの女の人と出会ってから?いや、もっと前だ。私は、ずっと博士は完璧な世界を望んでいると記録していた。でも、違ったらしい。
どういうことだろう。薄れていく意識の中で、私は暗闇を手探りした。

……あ。そういえば。
あの女の人が言ってたな。「私以外にも、私のようなロボットがいる」って。
そのロボット達は、どうなったんだろう。きっと、知らないうちに私が殺したんだろう。
そのロボット達は、自分の生みの親である博士の願いを叶えてあげられたのだろうか。果たせる前に、私に壊されたのだろうか。
分からない、わから――

意識が薄れる中、心臓が止まった。

アレ。コの感触ハ。

「……博士?」

私に埋め込まれた心臓は、博士の、モのダッた、

57:千百宇 なんだか続きが書きたくなったので書きます。:2019/05/06(月) 12:01


「ヤレヤレ。コイツハ失敗作ダッタナ。」
「エ……」
交差点の真ん中に横たわる私を見下ろすのは、死んだはずの人間達だった。
――いや、違う。
「マサカ、ナンデ」
ロボットか、お前らは。
「ドウシテ、生キテルノ」
「ソレハ自分自身ニ言ッテルノカ?」
ア。そうだ。心臓が止まったはずなのに、どうして生きてるの、私。
「オ前ハロボットダ。心臓ガナクトモ動クコトハデキルダロウ。ソウイウコトダ。オ前ハ死ネナイ。私達モダ。」
何を言ってるんだろう。心臓がなくなったなら、あとは電池が切れるのを待つだけだ。
「ハハハ。私ノ主ヲ殺シテオイテ、オ前ダケ天国デ主ト再会スルナンテサセナイカラナ。」
「私達ハ、博士ニ永遠ニ動ケルヨウニ設定サレテイルノダ」
「オ前ノ主ニソノ技術ハ備ワッテイナカッタヨウダガ」
「私達ニハ、ソノ技術モ備ワッテイル」
「ダカラ」
無数の手が、私に伸びる。
逃れたくても、自分で壊した体はもう動かなかった。

『私達ト一緒ニ、永遠ニ地獄デ生キテモラウ』


――……



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