絶対に叶わない思い〜私の初恋〜

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1:もか◆CQ:2016/05/28(土) 17:47 ID:JSE

新しく小説始めました!
掛け持ちなんで大変ですが頑張ります。

23:初:2016/08/30(火) 17:08

>>22
面白いです!
美咲ちゃんの気持ちが詳しくかけていていいと思います!

24:もか◆9U:2016/08/30(火) 17:24

>>23 
どうもありがとうございます! 
あ、名前欄にも書きましたが、初さんの小説に
書き込んだ美音です!

25:もか◆hk 美音です!:2016/08/30(火) 17:25

>>24
おかしくなりました…

26:もか。:2016/08/30(火) 17:36

面白い!一気読みした!頑張ってください!

27:もか◆hk:2016/08/31(水) 15:18

どうも!ありがとうございます♪
そーいえば、名前が同じでしたw
これから、もかから美音に統一します、はい!

28:もか。:2016/08/31(水) 15:25

はい。

29:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/08/31(水) 16:41

そう考えるとちょっと悲しい気もしたけど、カケルと同じ
クラスっていうだけでカケルが私に興味を持ってくれるかも
しれないんだからいいよね。
いろいろ考えていたらもう下校時間だった。 
私はいつものようにマオたちが寄ってくると思っていた。
だけど、違った。
マオたちは先に帰っていったのだった。
私を置いていって。
私が絶句していると、誰かが寄ってきた。
それは、カケルだった。
「どうした?ミサ。なんかすごい顔してるけど。」
わっ!
私は慌て普通の顔を取り繕った。

30:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/02(金) 18:09

なんで、なんでカケルが話しかけるの。
やめてよ、注目されたくない。
「な、なんでも、ないから。私のことは気にしないで。」
そう言って曖昧に笑う。
「じゃ、私、帰るから。」
ランドセルをしょって教室を出て、走って昇降口に行く。
心臓がドキドキしていた。
私に話しかけたのはなんで?
私に興味なんかないでしょ。
なんで、なんで。
不思議だらけだった。
内心嬉しく思いながら帰り道を歩く。
そのとき、いきなり二の腕を誰かに掴まれた。
「な、何っ?!」

切ります

31:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/08(木) 16:33

何、本当に。
こ、怖い………。
「ゴメン、びっくりした?俺だよ。」
私の腕を掴んでいたのは、なんとカケルだった。 
わ、わ、わわわっ!
何何何、何なのー!
やめて、本当に。
「顔、赤いよ。やっぱり体調、悪いんじゃない?」
違う、そっちの意味で赤いんじゃない!
「違うって、大丈夫だから。」
私はハァハァ言ってしまった。
恥ずかし過ぎて。
「息、切れてんじゃん。やっぱり保健室に行った方が………」
あなたのせいだからっ!
「本当に大丈夫だから。一人で帰らせて。」
やっとのことでそう言うと、カケルは眉を上げた。
「ダメ。ちょっと聞きたいことがあるんだ。」
何、聞きたいことって。
「…………、だけど、皆に注目されちゃうし…………。」
カケルは何でもないといった顔になった。
「いいよ、別に。それにもう、皆帰ったと思うよ。」
へぇ。
「だったらいいけど……」
私がそういうと、カケルは笑った。
「じゃ、決まりね。」
早っ。
「で、聞きたいことって何?」
早速話題をだす。
「マオとクルのこと。あ、強いて言えば仲田と朝倉かな。」
ギクッ!
「それが、何なの。」
私は冷静になって言った。


切ります

32:美音◆.wmpFy.Zyhxio 更新〜:2016/09/09(金) 18:04

「何っておまえ、思い当たらないわけ?」
いや、そういう訳ではないけど。
「マオとクルと仲田と朝倉は、おまえのこと嫌ってるんだぜ。あ、クルは違うか。」
は?
クルが違うって、どういうこと?
「今日とかもフツーに話してたけど、ホントは嫌いなんだって。」
私は頭をガーンと打たれた気持ちになった。
嫌い?
マオが?
イっちゃんが?
レモが?
信じられなかった。

33:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/13(火) 16:43

「何それ。本当なの?だってマオとイっちゃんとレモは
私の大切な友達…………」
私は悲しくて後の言葉に詰まった。
やだ、なんでなの。
あ。
今、クルは違うって言ったよね。
「ねぇ、クルは違う、んだよね?」
私はカケルを見つめた。
「多分な。でも、まだわからない。」
カケルは下を向く。
「クルは、おまえのこと、嫌いじゃないといいけど。」
え?
「なんで?」
私が聞くと、カケルは自分の言った言葉に驚いたようで、
「え、いや、まあ、おまえはそんなに嫌われる性格じゃないからさ。」
え?

切ります

34:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/13(火) 16:47

カケル視線

ヤバ。
「クルは、おまえのこと、嫌いじゃないといいけど。」
自分の言った言葉が頭に蘇る。
なんであんな言葉を言ったかっていうのは、いたって簡単で、
それは………。
クルが好きだから。
だって自分の好きな奴が悪口とか言ってたら嫌じゃん?
だからああやって言った。
ミサには、俺がミサを好き、みたいな言い方をしてしまった。
どうしよう。
勘違いされたら。

切ります

35:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/16(金) 16:33

実咲目線

なんか、ドキッとした。
なんだろう、これ。
カケルって……、私のこと、好き、なの?
いや、違う。
そんなわけない。
ありえない。
でも……、だったら私と一緒に帰ろう、なんて言わないよね?
え、何なの。
なんか…複雑。

切ります

36:奈緒:2016/09/16(金) 18:00

奈緒です!初めまして!
この小説、面白いです!
これからも頑張って下さい!応援してます。

37:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/23(金) 18:07

ありがとうございます!
多分もうすぐ完結しますっ!

38:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/23(金) 18:17

小説

だって、え?
待って、なんか私、おかしくなってる。
カケルって、私のこと、好きなのかもしれない。
いや、そんな訳がない。
でも………。
いくつもの疑問が頭の中を駆け巡る。
そのとき、フッと思い出した。
自分が、カケルが好きっていうことを。
カケルが私を好きっていうのは、わからない。
でも、それが気になった。
もしかしたら、両思い?
気になって仕方がなかった。
それを確かめるには、告白するしかない。
やる?
私。
ねぇ。
なんど問い掛けたって、意味がない。
そりゃあそうだ。
「ちょっとミサ!聞いてんのかよ。」
あ。
まずい、夢中になりすぎた。
「ああ、ごめん。で?」

一回切ります

39:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/23(金) 18:23

小説
カケル目線

突然、ミサが黙り込む。
話し掛けようとしても、無駄そうぐらい。
夢中になって、自分の世界に入り込んでるって感じ。
なんか……、かわいい。
夢中になって考え込んでいるミサの横顔は、光り輝いてるぐらい、
かわいく見えた。
おい、待って、これって………。
でも、クルもかわいいんだよな。
真面目で、優しくて、頭も良くて。
ミサは………、真面目というより、純粋なんだな。
必死で、マオたちに馴染もうとしている。
クラスにも、だけど。
でもそれは、外見だけ。
心の中は、本当はクルと一緒なんだ。
そう思った。
俺は……、どっちを選べばいいんだ?!


切ります

40:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/24(土) 09:36

小説

ミサ目線

「で、おまえはどうしたいの?」
え?
どうしたいって………、マオたちのこと、だよね?
「認めてもらいたい、マオたちに。」
そう言うと、カケルはフッと笑った。
「本当に?本当は、もうあんな奴ら嫌って、思ってんじゃないの?」
ギクッ。
鋭い、カケル。
「それはまあ、そうだけど……。」
カケルは、言った。
至って簡単に……
「だったら、友達やめれば?」
嫌。
無理だよ。
いくら、頭のいいカケルでも、それは間違ってる。
「嫌だ。」
そう言うと、カケルはなんだよと言ったような顔になった。
「別に、馴染めないなら無理して馴染むことないし。」
それは、そうだけど………。
そのとき思った。
カケルが私を好きかどうかも気になるけど、マオたちといつまでも友達といれる
かどうかも気になった。

切ります

41:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/24(土) 12:27

小説

それでその日は、もう終わりにした。
カケルと別れるところが来たから。
よし、夜、自分の部屋で決めよう!

夜、散々考えて、私は、まずカケルに告白することに決めた。
カケルが私のこと好きじゃなくても、告白しないでいるよりも、
振られたほうが後悔は少ないと思うから。
屋上に呼び出すために、手紙を書いた。

カケルへ
カケルに話したいことがあります。
屋上に来て下さい。

ミサより

こんなもんで、いいでしょ。
あとは朝、カケルの靴箱にそっと手紙を入れるだけ。

放課後
私は屋上で待っていた。
しばらくして、カケルがきた。
「なに、ミサ。」
私は息を吸って、勇気を出して言った。
「カケル、私……、ずっとカケルが好きでした。」
顔が勝手に熱を持つ。
沈黙が続いた。
「ミサ、俺は……、ミサの力になりたいと思っていた。マオたちのこと。
でも、好きっていう感情は芽生えてないんだ。俺は、マオたちに馴染む
ミサをすごいと思って、だから力になりたいと思った。でも、それより
先に、告白するんだったら、マオたちはどうでもいいのかって、思う。
俺は、ミサの力になりたい。それは好きっていう感情と似てるかもしれない。
でも、告白してるミサは好きじゃない。せめて、マオたちの問題が終わって
からにしてほしかった。」
言葉が突き刺さる。
そうかもしれなかった。
「マオたちのことは………」
カラカラに渇いた口をパクパクと動かす。
「もう、友達、やめようかなって。クルは好きだけど、私はマオと釣り合わないって
わかったから。」
カケルは目を伏せる。
「でもやだ。ミサ、俺は、言い訳してほしくない。」
え?
言い訳なんか………。
「ミサがもっと、成長したら、付き合うっていうのも考えようかなって。でも、
いまはまだ無理。ごめん。」
振られたんだって。
そう思った。
「わかった。」
そう言って、帰ろうとした。
「ミサ。また迷ったら、相談して。待ってるから。そのときは、好きって言ってやる。」
私は思わず立ち止まった。
「じゃあ、」
涙が出た。
「マオのこと、相談していい?」
カケル、笑った。
「いいよ。それが終ったら、わかるよな?」
うん。
「泣くなよ。ミサは強い。」
「強くなんかない。」
「強いよ。」
誰かに強いなんて言われたこと、なかった。
「ありがとう。」
カケルは、私を認めてくれた。

一回切ります。
多分、次で終わります?

42:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/24(土) 12:35

小説
 
1ヶ月後、マオたちとは友達をやめた。 
クルとも。
それで、カケルと付き合うことになったんだ。
嬉しかった。
私は、恵まれていない、不幸な子だと思っていた。
でも、違った。
誰だって、幸せになるんだって、そう思った。

「ミサ。」
いきなりカケルに呼ばれる。
「実咲って、呼んでいい?」
クスッと笑った。
「いいよ。」
そんな日を、夢見ていた。
叶った! 
叶わないと思っていたことが。
ありがとう。


完結、しましたっ!

43:美音◆.wmpFy.Zyhxio:2016/09/26(月) 17:55

うわ…………
読み返したらおかしな文章w
展開早すぎだし、意味わかんないわ、得に>>42とか。
やっぱり恋愛小説は難しい………………………。
もっと恋愛小説を読もう??
(↑どーせ読まないw)


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