最高の思い出

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1:初:2016/09/02(金) 19:43

こんにちは、初です
恋愛小説を書きます。
(恋愛小説を書くのは初めてなので、うまく伝わらなかったらすみません)
では始めます

2:もか。:2016/09/02(金) 19:44

ガンバ!

3:初:2016/09/02(金) 20:01

誰かいますか?
今、明治時代が舞台の物語か、普通に現代で物語を進めるか迷っています
どちらにすればいいでしょうか?

4:もか。:2016/09/02(金) 20:02

現代!

5:ミナ:2016/09/02(金) 20:04

こんにちは。前作のいじめのお話読ませていただきました。

恋愛小説頑張ってください。(欲を言ってしまえば明治時代のお話が読んでみたいと思っていたり…)

6:初:2016/09/02(金) 20:06

>>5
ありがとうございます!
うーんどうすればいいか、悩むところですね…

7:初:2016/09/02(金) 20:08

現代と明治時代のお話を両方書くことにしました!
意見をくださった方、ありがとうございました

8:もか。:2016/09/02(金) 20:10

うん!

9:華咲:2016/09/02(金) 20:12

わあ!初さん、恋愛小説書かれるのですね!

はじめまして、華咲【はなさく】といいます!

私も恋愛小説書いてるんですけど…

断然こっちのほうが面白いな、これは笑

10:初:2016/09/02(金) 20:21

まず現代の方から書きます

朝霧梓(あさぎり あずさ)
この物語の主人公。成績優秀で運動音痴
目立つことを嫌がる

向坂時成(さきさか ときなり)
格好よくて頭がいい
たくましくて、頼りがいがある

桜庭葵(さくらば あおい)
梓の友達。小さいころからしっかりしている

涼風大和(すずかぜ やまと)
時成の幼稚園からの親友。普段はふざけているが、することはする。

駿河和歌(するが わか)
主人公のライバル。顔は可愛い。

先生
普通のどこにでもいるような先生

物語の途中でまた登場人物紹介が入るかもしれません

主人公達は中学一年生です

11:初:2016/09/02(金) 20:28

>>9
初めまして!
全然そんなことないですよ!
私は恋愛小説を書いたことがないので…

12:華咲:2016/09/02(金) 20:35

>>11
いえいえ!あのいじめの小説は、文才がないと思うくらい引き込まれました(*^^*)

おはなしの最中に入っちゃってすみません(´・ω・`)

楽しみにしてます。

13:華咲:2016/09/02(金) 20:37

ごめんなさい、誤字です。

✕文才がないと思うぐらい

○文才がないと書けないくらい面白く

すみません…悪口かいてました苦笑

14:初:2016/09/02(金) 21:05

私は朝霧梓。中学一年生。

中学生になってからというもの、全然毎日が楽しくなかった

ただ時間が過ぎて行くだけで全然楽しくない

何が輝かしい中学校生活だ、全く

そんなことをぼーっと考えていると

桜庭「なにぼーっとしてんのよ」コツ

後ろからコツかれ私はびっくりして跳ね上がった

梓「えっ!?なに!?」

桜庭「なにじゃないわよ…もうとっくに授業終わっちゃってるよ」

梓「えっ、ほんとだ…」

教室を見渡すと誰もいなくて、がらんとしていた

桜庭「はやく帰るよ、全く最近ずっとそんな感じじゃない。小学生のころに戻りたいなんて。
小学生の時は早く中学生になりたいとか言ってたのに」

梓「でも中学生になってから全然楽しくない!部活に入りたいけどお母さんが駄目だって言うしさぁ」

桜庭「受験があるからでしょう。難関校を目指すなら今からしっかり勉強しておかないと」

梓「いやだなぁ。だってもう小学生の時みたいに走り回ることもできないし」

桜庭「走りまわる?そんなこと小学校六年間でしたことあるの?」

葵はあきれ気味に聞いた

でも私が思っていたのはこんなのじゃないんだ

もっと楽しいことがしたいのに…

あーあ。ほんとつまんないなぁ

梓「そろそろ帰ろっか」ガタ

私は席を立ち、ドアに向かって歩き始めた

その時だった、

私に運命の人が現れたのは___

15:初:2016/09/02(金) 21:06

>>12
ありがとうございます!

16:初:2016/09/02(金) 21:28

_ドン!_

向坂「あっ、ごめんね」

梓「…」

彼は机の中から教科書を取り出すと、教室から出て行った

桜庭「ちょっと、大丈夫?」

梓「……‥ぃぃ」ボソ

桜庭「え?」

梓「かっこいい!あんな人がいたなんて!」

私は顔をあげて飛び跳ねた

桜庭「ちょっ、どうしたの?あんた「男子嫌い!」とか言ってたじゃん!」

梓「ううん!小学生のころの男子達とは違う!なんていうか…昔の日本人のようなたくましさがあるの!
いまのヒョロヒョロ達とは違って!」

私は満面の笑顔で話した。

梓(あんな人がいるなんて…!この一ヵ月全然気づかなかった!)

桜庭「とっ、とりあえず落ち着いて。ひとまず帰らないと…」

梓「わかった!」

私達は教室から出て、家を目指した

17:もか。:2016/09/02(金) 21:30

うまーい!

18:初:2016/09/02(金) 21:37

__次の日__

桜庭「おはよー」

梓「おはよー」

あー眠い。行きたくない〜

桜庭「昨日のことだけど、向坂君のこと格好いいとか言ってたじゃない。好きなの?」

梓「ええええええ!?違うよ!なんでそういう事になるの!?」

桜庭「いやでも普通そうだと…」

梓「違う、違う。普通にかっこよかっただけ。」

梓(なんで好きとかそういうことになるんだ…)

私は不思議でたまらなかったが、とりあえず黙っておいた

涼風「よ〜っす!おはよ!」

ふと前を見るとひとりの男が向坂君に飛びついていた

向坂「お〜おはよ〜」

梓「やっぱりかっこいいなぁ」

桜庭「全くややこしいわねっ。もう」

そういうと葵は先にいってしまった

梓「ちょっと待ってよー」

私は必死で追いかけた

19:初:2016/09/02(金) 22:07

_一限目_

先生「じゃあ席につけー」

ザワザワ  ザワザワ

先生「じゃあ今度の球技大会のグループ発表するぞー」

  「えー!緊張するー」
  「あんたと一緒だったらどうしよう」
  「どういうことだよっ」
  「あははは…まあまあ…」

梓(うそでしょ…?球技大会なんて聞いてないよ…)

私はやりたくなさで震えた

先生「じゃあグループ発表するぞ。

Aグループ、朝霧、向坂、桜庭、涼風、駿河、六城だ」

先生「えーつぎは…」パラパラ

梓(えっ?向坂君と一緒?)

梓(うそでしょ!?そんな…!運動音痴だから役立たずと思われるじゃない!)

私は先生の方をキッと睨み付けた

梓(う〜、好きって訳じゃないんだけどなんか恥ずかしいんだよな〜なんでだろ)

それに昨日目があった瞬間、心臓がとんでもないくらいドキドキしたし…

なんでなんだろう…

それからずっとぼーっとしていた




     __________________


体育教師「じゃあ各自練習を始めるように」

私は鬱でしかなかった。

梓(嫌だああ!やりたくない…!大体ドッチボールってなによ!体にボールをぶつけるなんて野蛮だよ!)
     
私が一人で悶々としていると

駿河「梓ちゃ〜ん。もう皆集まってるよ〜」

と同じグループの駿河和歌さんに声をかけられた

彼女の顔はとてもかわいいと思うけど、ぶりっ子なので私はあまり好きじゃない

梓「分かった…」

私はゆっくりと歩いた

梓(嫌だなぁほんとに。それに向坂君になんて思われるかわかんないしなぁ…

  って!別に向坂君になんと思われようが関係ないじゃん!話したこともないし!

  でもなんでこんな気になるんだろう…)


私は複雑な気持ちで皆がいる方へ走り出した

20:もか。:2016/09/02(金) 22:15

がんバーレ

21:初:2016/09/02(金) 22:17

>>17>>20
ありがとうございます!

22:もか。:2016/09/02(金) 22:23

面白いです!

23:初:2016/09/02(金) 22:59

>>22
ありがとうございます!


涼風「じゃあまず自己紹介してー」

この男子は朝、向坂君に飛びついてた人か

涼風「じゃあ俺から〜。涼風大和です!よろしく!」

梓(元気な人だな…)

多分小学校生活を満喫していた部類に入るのだろう

そしてもう一人の男子が自己紹介を始めた

六城「僕は六城茜。よろしくね」

梓(頭よさそうだな〜)

そんなことを考えているととうとう向坂君の番になった

向坂「えっと…向坂時成です。よろしく…」ペコ

梓(時成君っていうんだ……って!もうなんなのよ!)

私は自分の頭を軽くコツくと自己紹介をするときの言葉を練習し始めた

梓(朝霧梓です…よろしくお願いします…朝霧梓です…よろしくお願いします)

梓「朝霧梓です…よろしくお願いします…朝霧梓です…よろしくお願いします」ブツブツ

涼風「あの〜梓ちゃん?声出てる出てる!」

梓「えっ!?あっ!すっ、すす、すみませんでした!!そのっ、あのっ!よろしくっ!です…」

涼風「あはははは!おもしろいなー、よろしくな!」

梓「ははははは、はいっ!」

向坂君はびっくりしたような目でこっちを見てきた

梓(うぅ〜見ないでよ〜恥ずかしい!)

桜庭「大丈夫?」

梓「うん…」

そうなのだ。私は男の人と喋る時は必ずこうなってしまう

女子は話せるのになぜ男子はこう駄目なのだろうか…

桜庭「桜庭葵です。よろしく」

駿河「駿河和歌だよぉ〜よろしくね!」

そうやって駿河は向坂君に抱き着いた

それを見た瞬間体が熱くなった

梓(何してるの!べたべたしないでよ!)

そうなった自分を見て、思わず身動きできなかった

梓(なに…今の…私、怒った…?)

今この出来事に、私は茫然と立ち尽くした

24:もか。:2016/09/02(金) 23:07

ぶりっ子ー!

25:初:2016/09/02(金) 23:24

向坂「ちょっと…」

そうやって向坂君は駿河から離れていった

駿河「えー!私の事嫌いなのぉ」

向坂「いや…そういうわけじゃないんだけど…」

梓(図々しい子だなぁ、相手が困ってるってわからないの?)

涼風「まあまあ、じゃあ練習始めよー」

桜庭「うん。私ボールとってくるね」

涼風「分かった。じゃあ駿河、一緒に先行っとこ」

駿河「うん。分かった!」

そういうと二人は走り出してしまった

梓(どうしよう…もうすぐ始まっちゃう…!)

私の学校の球技大会はぶっつけ本番。

自分たちの実力だけでやるも同然だから、練習時間なんて五分程度しかない

梓(やりたくない…本気で嫌だ・・)

顔がどんどん青くなっていく

その時、

向坂「あの、大丈夫?具合悪いなら保健室いく?」

梓「え」

私の顔がみるみるゆでだこのように変わっていく

梓「あ、あああのっ、だ、だだだいじょうぶでっ、す…」

向坂「そう?ならいいけど…一緒に頑張ろうね」ダッ

そのまま向坂君は走っていった。

だが__

今ので私は気づいた、

梓(私……向坂君のこと、好きなんだ‥‥)

26:もか。:2016/09/02(金) 23:27

Oh my God !

27:初:2016/09/03(土) 01:09

梓(私……向坂君のこと、好きなんだ‥‥)

そう分かった瞬間顔が真っ赤っかになった

梓(いままでわからなかっただけだったんだ…!男の子を好きになったことがないから!)

桜庭「おーい梓ー。何してんのー?」

梓「あっ!ごめん!今行く」タッタッタッ

駿河「もぉ〜なにしてんのよぉ〜おっそーい」

梓「あっ、ごめん…」

梓(何様のつもりなの!?こっちが黙ってたらいい気になって…!)

だけど私はグッっとこらえ、話を聞いた

涼風「えっと、とりあえず俺たちは一番右端でやるからさ。今からほかのグループと練習するよ」

桜庭「分かった」

駿河「はぁ〜い」

六城「はい」

向坂「分かった」

梓「はい」


練習中___

梓「ひいいい!」ヒュン!

私の顔のすぐ横をボールが通りぬけた

梓(怖いよおおお!!早く終われ!でもまだ大会すら始まってないのか…)

私はもうくじけそうだった

  「ていうか俺たち余裕じゃね?」
  「そうだよねーなんか超弱いし」
  「勝ちもらいましたー」

梓(そうだよ…!あんたたちには勝ってもらわないと困るのよ!)

この大会は勝ち進んでいくと準決勝、決勝戦って感じで進んで行くの

だから決勝戦なんかに出たら「目立つし」「しんどいし」「緊張するし」で最悪なのだ

梓(どうか…負けますように!)


校長『生徒の皆さんは朝礼台に集まりましょう』

ゾロゾロ ゾロゾロ

桜庭「あー校長の話めんどくさ」

校長『えー今日は見事な快晴で誠にうれしく思います。このたびは…』

長々と校長は話しているが、真面目に聞いている人は数少ない

梓(長い…もうふらふら…)

校長『以上で、話を終わります。礼」

梓(やっと終わったよ、もう!)

先生「では、各クラスのAチームの皆さんさっきいた場所へ戻ってください」

  「がんばれー」
  「絶対勝てよ!」
  「いってこい!」

梓「ドッチボールとか…嫌なんだけど…」

向坂「俺もあんまり好きじゃないな…」

梓・向坂「「えっ」」

 「「えええええ!!」」

梓「失礼しました!!」

向坂「ああううん、全然いいよ。間違ってごめんね」

梓「は、はい!」

梓(びっくりした…)

28:初:2016/09/03(土) 01:10

次は向坂視点から書きます
あともう寝ます!
おやすみなさい

29:初:2016/09/03(土) 11:38

俺は向坂時成。俺にはずっと好きだった人がいる

それは___

梓「ちょっと待ってよー」

そういうと彼女は走っていった

そう、俺が好きなのは朝霧梓さんだ

出会いは小5の時、水上大会で彼女と出会った

俺は梓さんを見た瞬間一目ぼれした

こんな可愛い子がいたのかと

それ以来、小学校が別で会ったことはなかったが俺はその時のことを忘れられないでいた

向坂(昨日思いっきり朝霧さんにぶつかってしまった…もう印象最悪だ…)

涼風「どうしたんだよー。あっ、朝霧さんとまだ話せてないから落ち込んでんの?」

大和は笑いながら言っていたがこちらはそれどころではない

向坂「このまま一度も話すことができずにいたらどうしようって思って…」

涼風「お前普段は頼りになるのにこういうときほんとなよなよしてるよなー。ビシッとしろ、ビシッと」

その瞬間大和に尻を蹴られた

向坂「ちょっ、お前何すんだよ!」

俺は追いかけたが、大和はすでに先に行っていた

30:初:2016/09/03(土) 12:17

先生「えーでは球技大会のグループ発表するぞ」

先生「まずAグループ、朝霧、向坂、桜庭、涼風、駿河、六城だ
   えー次は…」パラパラ

向坂(えっ!?朝霧さんと同じチーム!?やった!)

俺は心の底から喜んだ


    ____________


体育教師「じゃあ各自練習始めるように」

ザワザワ  ザワザワ

俺はとりあえず皆がいるところへ走った

向坂「おい。大和」ボソ

涼風「ん?ああ。朝霧さんならもうすぐ来ると思うぞ」

二人でぼそぼそ話していると、同じグループの駿河和歌が声をかけてきた

駿河「二人でなに話してんのぉ〜」

涼風「いや〜別にっ」

大和は苦笑しながら頭をかいた

向坂(それにしても遅い…もしかすると倒れてたり…!)

頭を抱えそうになったがその時駿河が

桜庭「私呼んでくるねぇ〜」

そういって走り出してしまった

しばらくすると、朝霧さんがとぼとぼ歩いてきた

向坂(もしかして体調悪い…?あっ!俺と一緒のグループなのが嫌なのかも!)

こんなことを考えていると本当に鬱になってくる

涼風「じゃあ自己紹介するぞー。涼風大和です!よろしく!」

六城「六城茜です。よろしくね」

ついに俺の番だ!気を引き締めないと

向坂「えっと…向坂時成です……よろしく…」

向坂(いつもはこんなのじゃないのに!)

朝霧さんはこっちを見ていたが、俺は気づかなかった

涼風「じゃあ次女子が自己紹介…」

梓「朝霧梓です…よろしくお願いします…朝霧梓です…よろしくお願いします…」ブツブツ

涼風「あの〜梓ちゃん?声に出てる出てる!」

梓「えっ!?あっ!すっ、すす、すみませんでした!あのっ!そのっ!よろしく!です…」

涼風「あははは、面白いなーよろしくな!」

梓「はははは、はい!」

駿河「ぷぷぷ、変な子ー」

梓さんは俺の方をちらりと見ると、プイっと目を背けてしまった

向坂(そんなっ!何もしてないのに!)

もうこの時点で俺は泣きそうだった

その後他の女子達の紹介が始まったのだが…

桜庭「桜庭葵です。よろしく」

駿河「駿河和歌で〜すよろしく!」

その瞬間駿河は俺に抱き着いてきた

向坂(ちょっ!?)

びっくりして、朝霧さんの方を見ると凄い目つきでこちらを見ていた

向坂(まずい!こういうことが嫌いなのかも!)

向坂「ちょっと…」

するりするりと駿河から離れていく

駿河「ちょっとぉ〜私のこと嫌いなのぉ〜」

向坂「いや…そういうわけじゃないんだけど…」

向坂(嫌いとかそんなこといってないよ!なんでそうなるんだよ!)

これからのことを考えると、本当にだるくなった

31:華咲:2016/09/03(土) 13:04

ええええ〜!

両思いだったのですか!?Σ(゚Д゚)

32:初:2016/09/03(土) 13:10

向坂(なんでこうなった…)

大和と駿河、六城が先に走って行ってしまい朝霧さんと二人になってしまった

ふと隣を見ると、朝霧さんの顔がどんどん青くなっていた

向坂(こ、これは声かけた方がいいよな…)

向坂「あの・・大丈夫?具合悪いなら保険室行く?

梓「え」

梓「あああ、あのっ、だ、だだだいじょうぶ・・です…」

向坂「そう?ならいいけど…一緒に頑張ろうね」

そう言ったあと、俺は皆のいる方へ走りだした

向坂(初めて話せた!やったあああ!!)

俺は飛び上がって喜んだ

33:初:2016/09/03(土) 13:22

>>31
はい!
梓ちゃんは昨日向坂君の事を好きになりましたが
向坂君は二年も前から梓ちゃんのことが好きだったんです!

34:もか。:2016/09/03(土) 14:41

まーじか!

35:もか。 昨日やっといじめは止んだ:2016/09/03(土) 14:52

いい話やー

36:匿名:2016/09/03(土) 14:53

梓ちゃん視点から書きます


梓(はぁ。今日ほんとついてないなぁ)

私は青空を見ながら思った

梓(だって向坂君に恥ずかしいとこ見られちゃったし、球技大会もあるしさ)

私は一人でブツブツ言っていたが、葵に声をかけられ我に返った

桜庭「ねえ梓、私外野に行くから」

梓「え〜!そんな!」

桜庭「じゃあね」

梓(そんな…葵と六城君が外野に行っちゃうの…?じゃあ女子は駿河さんだけ!?嫌だなぁ)

先生「じゃあ始めるぞー。では挨拶してー」

「「よろしくお願いします!!」」

「ピー!!」

ポーン

先生が笛を吹いた後ボールを上になげた

それをキャッチした方がボールを先に投げれる

相手チーム1「よし!取ったぞ!」ガシ!

相手チーム1「おりゃああああ!!」

相手チームの男子はボールを思いっきり投げた

梓(うおおお。私の方へ来るじゃん!!逃げなきゃ)

だが、ボールは私のすれすれを通り、私には当たらなかった

当たりはしなかったが、ここは危険だと思い、移動しようとしたそのとき

駿河「きゃっ、怖ーい」ぎゅ

駿河が私の体操着をつかんできた

梓「ちょっと!はなしてよ!」

駿河「え〜いいじゃん別に〜私の可愛い顔に傷がついても困るしさぁ〜盾になってくれる〜肉の壁!」

梓(なんなのこの子!一番美人って訳でもないくせに!ドッチで傷なんてつくわけないでしょ!)

梓「でもさ、私も怪我するかもしれないし…」

駿河「でもあなた可愛いって程の顔じゃないし〜」

梓「はあ!?黙ってきいていればさぁ、失礼にもほどがあるよ!分かんないの!?」

駿河「ふぇぇ。なんか怒ってるしー、和歌よくわかんなーい」

梓「もう!私から離れてよ!」ドン!

私は駿河を押した

駿河「いったーい」

37:初:2016/09/03(土) 14:55

名前入れるの忘れました。すみません

38:初:2016/09/03(土) 14:56

>>34
まじです!
>>35
ありがとうございます!

39:匿名 昨日やっといじめは止んだ:2016/09/03(土) 14:58

むかー!

40:もか。 昨日やっといじめは止んだ:2016/09/03(土) 14:59

名前入れ忘れ!

41:初:2016/09/03(土) 15:57

駿河「分かったよぉ〜」タッタッタ

駿河は渋々私から離れて行った

駿河「じゃあ向坂君、私を守ってねぇ〜」

向坂「えぇ…」

向坂君は困った顔をしている

梓(もう!ほんとになんなのよ!)

私は腹を立てた

だが、周りを見ると私と駿河以外他のメンバーは全員外野に行ってしまっていた

梓(うっそ!さっき向坂君が困った顔をしてた理由が分かったわ!外野に行こうとしてたのね!
  
  でもこんな子と協力するなんて無理だよ!)


相手チーム2「えい!」ポイ!

ふらふら〜

  「お前なにしてんだよ!」
  「バカ!」
  「ゴメーン」

涼風「梓ちゃ〜ん。ボールとってー」

梓「え?あっ」ポス

梓(どうしよー!ボールキャッチしてしまった!)

桜庭「がんばってー」

向坂「外野に向かって投げてもいいよー」

駿河「私の分まで頑張ってねぇ〜」

梓(と、とりあえず投げなきゃ。)

梓「えい!」

ヘロヘロヘロ〜

ポス

相手チーム3「きゃっ」

梓「あ、当たった」

桜庭「すごいじゃん!よかったね!」

駿河「おめでとぉ〜」

梓「あっ、よ、よかった…」

バタッ

私はそのまま倒れ、意識がなくなった

42:もか。 昨日やっといじめは止んだ:2016/09/03(土) 16:10

駿河むかー!

43:初:2016/09/03(土) 16:15

梓「う…」

私が目を覚ましたのは夕方だった

どうやら途中で倒れたらしい

梓「うわ…もうこんな時間だ…早く帰らないと」

私は制服に着替え、校門を目指した

梓「うーん、頭が痛い…ズキズキする…」

???「あの…大丈夫…だった?」

梓「はっ!?誰!?」

突然話しかけられ、私は驚きで振り返った

向坂「あっ、ごめん…びっくりさせちゃって…」

梓「あああ、いや、全然…」

梓(なんで今ここで向坂君が来るのよ!)

梓「そ、それで、なっ、なにか用…?」

向坂「いや…倒れたからさ。心配だったから待ってたんだけど…迷惑だったらごめんね」

梓「ううん!全然迷惑なんかじゃないよ!あ、ありがとう…。じゃあ私帰るね。ほんとありがとう」

私はお礼を言ったあと帰ろうとした。

だけど

向坂「ちょっと待って!」ガシ

私は腕をつかまれて、立ち止まった

梓「え…?」

向坂「あの…あの…お、俺…」

梓「?」

向坂「えっと…俺と…一緒に帰りませんか」

梓「え?」

梓「ええええ!!」

向坂「え!?駄目だった!?ごめんね!変なこといって!じゃあね!」

梓「わ、私も、一緒に帰りたい…です…」

44:初:2016/09/03(土) 16:17

>>42
確かに和歌ちゃんは少しムカつきますね…
こんな人が実際学校にいるので、ほんと嫌です

45:もか。:2016/09/03(土) 16:22

まじか。。可哀想!頑張れ!

46:初:2016/09/03(土) 17:23

梓「わ、私も、一緒に帰りたい…です…」

向坂「え?」

梓(あー!言っちゃった!)

向坂「じ、じゃあ、か、帰ろうか…」

梓「は、はい」

私達は帰り始めたのだが…

梓(き、気まずい…)

話す話題が無くてどうすればいいのかわからなかった

梓(ど、どうしよう。このまま悪い印象持たれたら…)

向坂「あのさ…」

梓「はいっ!」

向坂「五年生の時さ、水上大会あったよね」

梓「あ、うん。そうだけど」

向坂「その時、俺の小学校と一緒にやってたんだよ」

梓「え!?そうだったの!?」

梓(びっくりした…全然気づかなかった。なんせ寒さでくたくただったし)

向坂「リレーにも一応でてたんだよ」

梓「えっ!凄いね!」

向坂「全然。朝霧さんの学校の方が強かったし…」

梓「ううん!そんなことないよ!だってリレーの選手に選ばれるだけでも十分凄いし!」

向坂「あ、ありがとう」

梓(あっ、喋りすぎて変な子かと思われたかも…あっ!そうだ!)

梓「向坂君は最近学校楽しい?」

向坂「なんで?」

梓「いや、私はあんまり楽しくないからさ。小学生の時の方が楽しかったなぁ、と思って」

向坂「そうなんだ…俺は普通かな」

梓「そうなんだ。でもね、まだ葵にも言ってないんだけど…私、今好きな人がいるんだ!」

向坂「え?」

梓「昨日出会ったんだけど、一目惚れしちゃった」

私は頬を赤くし、照れながら話した

梓(うぅ〜言っちゃった!恥ずかしい…)

向坂「そ、そうなんだ…あ、もう俺こっちだから帰るね…」トボトボ

向坂君は何故か残念そうにトボトボ帰って行った

梓(どうしたんだろう)

私は不思議に思ったが、気にせず家へ帰った

47:もえか。元もか。:2016/09/03(土) 23:03

頑張れ!

48:初:2016/09/03(土) 23:31

>>47
ありがとうございます
用事があって更新できませんでした
今日は書けないので、明日書き始めます

49:もえか。元もか。:2016/09/03(土) 23:48

はい。

50:もえか。元もか。:2016/09/04(日) 01:11

どうしよ。。

51:初:2016/09/04(日) 14:41

向坂視点から書きます



向坂「はぁ…」

俺は溜息をついた

向坂(まさか梓さんに好きな人が…!なんだよそれ…)

俺は絶望で狂いそうだった

小5の時からずっと好きだった子だったので、さらにショックだった

向坂「ああ、もうおしまいだ…もういやだ…」

梓さんが好きになった人はどんな奴なのだろうか?

向坂(まさか不良とか…!騙されてる可能性も……ってそんなことあるわけないか…)

俺は家につくと、速攻で部屋に駆け込んだ

向坂母「おかえりー」

向坂「ただいま!」

部屋についてから、涼風へ電話を掛けた

52:初:2016/09/04(日) 17:01

向坂「あっ、もしもし大和?」

涼風[ん?どうした]

向坂「実はさぁ…」

俺はさっきまでの出来事を話した


涼風[えっ!朝霧って好きな人いたのかよ!]

向坂「ああ…びっくりしたよ…俺なんか悪いことしたか?」

涼風[いや…それはわからんけど…てっきりいないと思ってたわ…]

向坂「俺もいないと思ってた…てっきり梓さんが普通の女子だってこと忘れてた」

涼風[まあ朝霧も人間だからな。恋くらいするだろ]

向坂「うわぁぁぁ!でも嫌だ!なんでだよ!」

涼風[ならお前から誘ってみたりしたら?たとえば、一緒に遊びにいかない?とかさ」

向坂「えぇ!そんなこと無理に決まってんだろ!」

涼風[ともかく朝霧に聞いてみろよ]プツッ

向坂「はぁぁぁ…ショックだな…」

53:初:2016/09/04(日) 19:13

梓視点




___次の日____

梓「ふぁぁ…」
     
私は大きなあくびをした後、ぐーっと伸びをした

梓(昨日は向坂君と一緒に帰って緊張したなぁ)

ポーっとそんなことを考えていると

駿河「梓ちゃ〜んおはよぉ〜」

梓(ゲッ!)

後ろを振り返ると、ぶりっこ走りでこちらに向かってくる駿河の姿があった

駿河「昨日さぁ、ドッチボールのグループ一緒だったでしょぉ。
   だからさぁ、これからも仲良くしようと思ってぇ」

梓「あ、ああ。よろしくね…」

私の中に彼女を拒む何かがあったが、それは考えないでおこう

駿河「うん、よろしくぅ。それでさぁ、突然なんだけどぉ、私ぃ、好きな人ができたのぉ」

梓「えぇー!うそ!誰々!」

私は興味津々だった

なぜなら、彼女は確かにぶりっこだ。だが学校ではそこそこ可愛い部類に入っており、

小学校のころはモテモテだったというのだ

だから普段他人の好きな人などに興味がない私でも、自然と興味が湧いてしまう

駿河「えっとねぇ〜その人はぁ〜「向坂時成」っていうの!」

梓「え?」


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