つかみどころのない猫みたいだと言われ続ける私。
私は人との間に冷たげな距離を造り出しながら生きていくのだから。
誰よりも不器用で、
誰よりもソレを隠す私。
誰よりも器用で、
誰よりも私が嫌う彼。
憎いと思う気持ちは、
何に変化を遂げるのだろうか。
羨ましい、?
呪いたい、?
すがりたい、?
それとも…、
>>16
なな
あたりまえだよー!
久しぶり!
単調に過ぎた4時間目までの時間。
昼休みになって、1人考えた。
放送室…、行くべきなのかな。
確かに、誘ってくれた。
明日も来て、と。
いや、行かないでいい。
だって、人を信じて良かったことなんて人もないわけだから。
別に、行かなくたって…。
2分たって、気づいた。
2つあるおにぎりを1つ食べてしまったけれど、気づいた。
「…行きたいんじゃん、私」
さっきから、頭の中が”行かなかった言い訳”で埋め尽くされている。
大抵、こんなときは行きたいってこと。
悔しいけど…、
空虚な優しさに、甘えたいってこと。
お弁当を持って、
おにぎりを飲み込んでから、
放送室まで、歩き出した。
横腹がなんだか痛い、と思いつつ。
第2放送室へ来た。
向井真夏がいなかったら…、とも思うけれど、とりあえず行ってみる。
それで、言う。
ここに来るのなんてどうでも良いことだから、忘れてた。
でも何でか思い出したから、暇潰しに来てみた。と。
我ながら思う。考えていること全部、
本心と真逆じゃないか。
コンコン、
意味もなく、ノックをした。
何も聞こえないけれど、ドアを開けてみる。
初めまして!閖時雨という者です。
一通り読ませて頂きましたが…。
凄く、面白いです!
いや、なんか上から目線ですね。
申し訳ない…。
凄くお上手ですし、これからも応援しています!…これはただのワガママなんですが、一度、キャラ一覧表を書いて下さいませんか?
ご迷惑でしたら、無視して下さいね!