榊原君は貧乏神

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1:芹菜◆.wmpFy.Zyhxio:2017/02/07(火) 18:22

ども、芹菜と言います。

今回は恋愛(?)っぽい感じです、多分。

>>0002 ☆σ゚・*:.。.スレ主より.。.:*・゚σ☆

>>0003 ☆σ゚・*:.。.登場人物紹介。.:*・゚σ☆

26:   芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/03/05(日) 17:23

第三章(>>18-25)

next.4.貧乏神への恋

27:   芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/03/08(水) 20:56

4.貧乏神への恋

宇宙side


次の日。

私の誕生日。

榊原から、ペンをプレゼントされたなんてまだ、全然信じられない。

夢じゃないかって思う。

これはやっぱり...『恋』だよね...?

なんか変な気がする。

何なんだろう。

その日の夜、私はケーキを食べ、気分が高揚していた。

二階に上がると、榊原がお菓子やらジュースやらを並べたテーブルの奥に座っていた。

「ど、どうしたの?」

榊原はにっこり笑った。

「どうって、宇宙の誕生日パーティだよ。」

は...はぁ....。

でも、素直に嬉しかった。

28:   芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/03/09(木) 21:37

4.貧乏神への恋

宇宙side


時間の流れは、実に早い。

パーティは終わりを迎えようとしていた。

いや、そもそもこのパーティに流れなどないのだが。

私があくびをした時、榊原がいきなり言った。

「あのさ、宇宙。」

榊原にしては真面目な顔で、少し驚く。

「俺、ずっと前から、宇宙のこと。______好きだった。」

え?

予想外の言葉で、私は驚きを隠せなかった。

「それで....。付き合わない、かな。俺と。」

ますます驚く。

まさか、自分の好きな人から告白されるなんて、思っていなかった。

少し、気持ちを整理する。

「私で、良ければ。」

少しの間、沈黙。

榊原は、いつのまにかいつも通りの笑顔になっていた。

29:   芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/03/18(土) 13:24

4.貧乏神への恋

宇宙side


なんか....、複雑な気分だった。

自分が何を言ったのか、まだ信じられない。

自分が何をしたのか、まだ信じられない。

榊原が何を言ったのか、まだ信じられない。

嬉しい様な、怒りたい様な。

でも一つ、分かりきっていることがあった。

それは、私が、榊原の事が好きっていうこと。

私と榊原って、付き合ってるってことなの?

え、そう言ったよね?

黙り切っていると、榊原が話しかけてきた。

「どうしたの、宇宙。」

ハッと我に返り、私は取り繕う様に言った。

「なんでも、ないよ。大丈夫。」

榊原は、フッと笑った。

「そっか。なら良かった。」

30:羽華◆mM:2017/03/19(日) 15:07

えと、こんにちは!芹菜さんの小説を読んでいる者です!
すごいおもしろいですね〜♪いつも続きが楽しみです。榊原君に対する宇宙ちゃんの気持ちが
上手ですね!酵素頑張ってください!

31:羽華◆mM:2017/03/19(日) 15:07

あ、ごめんなさい。上ので、更新が酵素になってました。

32:    芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio hoge:2017/03/19(日) 19:16

>>30-31
ありがとうございます!


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