皆さん、どうも。レミリと申します。私は、『あの日の物語』という小説も書いています。見てくれたら嬉しいです。今回のテーマは、『恋愛』です。はじめて恋愛系に挑戦します。応援してくれたら嬉しいです!
ルール
荒らし、悪口、なりすましは禁止です。私は、小説書くのが下手なのでアドバイスしてくれたら嬉しいです!あと、感想もお願いします。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
>>2->>4までレス禁です。
>>42
……え!!!そんなにかけたの?!?!
私もりおちゃんと同じく、一日で考えたんだよね〜、あは♪
>>43-44
でも、夏樹は、1週間で考えられた。理想の人を考えたんで!
「大丈夫か?手伝うけど」
話しかけてきたのは、清野だった。
「あ、ありがとう。」
私は、目をそらせてしまった。私って、最低かもしれない……
全部取ったとき、清野が拾った教科書、ノートを渡された。
「大丈夫か?」
清野が心配な顔で言った。
「ううん。これくらい平気だよ!ありがと!」
私は、ニッコリして、清野に言った。
「あ!だったら、有村の分の宿題置いてくるから、給食のデザートちょうだい!」
「ありがと!もー!しょうがないな…」
もー。清野、前より凄く子供っぽすぎ!でも、そこが、好きなんだけどね。
1時間目 算数
私は、算数の教科書、ノート、下敷き、ペンポーチを出した。
「やべ…シャーペン忘れた。」
「良かったら、使って!」
清野が困っていたから、私は、笑顔で、シャーペンを渡した。ちなみに、うちの学校は、高学年からシャーペンを使っても良いんです。
「え?!でも、有村のは?」
「大丈夫!私、まだ、4本持ってるもん!」
私は、清野にペンポーチから出した、シャーペン残り4本を見せた。
「ぷっ。有村って面白いよな。」
清野が笑った。やっぱり清野を好きになって良かったな……
またまた来たよ〜!
やっぱレミリアは小説の天才だわ〜!
清野君やっさし〜!ユカリちゃんもかわい〜💕
これからもガンバ!レ!
>>45 ほぉ〜理想の人かぁ…
レミリアの理想の人ってこういう人なんだね。なんかわかる気がする…
>>47
わかんのかいな!
「…で、この問題は、こうやって…」
今は、算数の授業。あと、残り、5分で、授業終了……頑張るんだ。ユカリ!
カサッ
なんか、手に何か当たった。紙だった。
私は、その紙を開いてみると、
『今週のデートの話、下校の時話そう』
と、書いてあった。私は、シャーペンで清野が書いた、メモの下に、
『わかった!』
と、書いた。下校が楽しみだ。
休み時間
「あー!やっと、休み時間だ!」
私は、ぐーんと伸びをした。
「ユカリ、図書室行かない?」
楓が、本を持って話しかけてきた。
「うん!行く!ちょうど、読み終わったんだ!」
私は、椅子から立ち上がり、教室から出た。
「…でさ、水族館デートすることになったの!」
「へぇ…。良いな…」
私と、楓は、廊下で話していたら、図書室についた。図書室には、誰もいない。
私は、本を返して、借りる本を探していた。私は、一番高いところに、読んでみたい本があり、取ろうとした。
「う〜ん。あ!届いた!キャッ!」
私は、読みたかった本を取れたが、台が揺れて、落っこちそうだ。楓は、廊下の本をみにいってる。誰か助けて!
「有村は、いつも危ない行動してるな…」
「清野……」
私は、涙が溢れ出した。
「え?!どうしたんだよ!」
清野が焦っている。
「だって…いつも、清野が私のこと見てくれて嬉しい……」
清野は、少しほほが赤く染まっていた。
学校が終わり、下校。
「…で、遊園地本当にいきたい?」
「うん!」
「じゃあ、決まり!」
私と、清野は、約束をした。
第5章ー初デートー
ピピピピピピ ピピピピピピ
「う〜ん…よく眠れたな…」
私は、ぐーんと伸びをして、顔を洗いにいった。
「あ!今日、デートする日!」
私は、急いでダイニングに行き、急いでご飯を食べて、急いで歯磨きをして、急いで行く準備をした。あ!でも、集合時間9時だった気がする…でも、8時30分だから、急ごう。
「えっと、ハンカチ、ポケットティッシュ、救急セット、お財布、スマホ、チケットは……お財布の中にしまっておこう。」
私は、リュックの中に入れて、洋服は、グレーの肩だしトップスに、青のショートパンツを着て、ヘアアクセは、バレッタをつけて、出発した。
「行ってきまーす!」
私は、大きな声で、出発すると、清野がいた。
「ご、ごめん!待った?」
「い、嫌……別に……」
清野は、ほほを赤く染めた。もしかして、これ似合わなかったかな?
「もしかして、これ似合わなかった?」
「嫌!違う!可愛すぎて、照れるんだよ……」
もう。素直に言えば良いのに。
「…で、どこ行く?」
「ジェットコースター乗りたい!」
私は、パンフレットを見て、答えた。
「じゃあ、行くか!」
私と清野は、お互い運動神経抜群だから、走っていった。
「混ますにすんだな!」
「うん!」
私は、一瞬思ってしまった。このジェットコースターは、360°回る……私は、360°回転が苦手だったのだ。ど、どうしよう。私は、真っ青になってしまった。
「有村?どうかしたか?」
清野が心配してくれている。でも、せっかく乗ったんだからしょうがないよね!
「ううん。大丈夫!なんでもないよ!」
私は、無理してしまった。
「では、発車します。」
プルルルルルルルルルルルと、音が鳴った。すると、動き出した。
どうしよう。まだ、平気だけど、心の準備が……
「有村!楽しいな!」
「……………」
「おい。有村?」
「あ!ごめん!どうしたの?」
私は、ボーッとしてて呼ばれていたのを気づいていなかった。
「どうかしたか?無理してる感じだけど……」
「清野……私、360°回転苦手で……」
「…………」
清野…黙ってる。怒らせちゃった?ごめんね…
いよいよ、360°回転するところまできた。怖いよぉ……
「キャーーーー!!!」
気づけば、終わっていた。なんだか、誰かに抱き締められたような……気のせいかな?
「………」
清野は、顔が赤い…ということは、私のこと抱き締めたってこと?!は、恥ずかしい!と、とにかく、違うところへ!
私は、お化け屋敷方面に行ってしまった。
「おい!待て!有村!お前、お化け屋敷苦手だろ?!」
な、なんでわかったの…?
「な、なんで、私が苦手なのわかったの?!」
「え。だって、LINEで、柚川から聞いて。」
楓……
「だからさ、俺のそばにいろよ。」
「はい……」
キュンキュンした🌼💕
58:Rinon◆V6:2017/08/03(木) 14:25 うひゃぁっ!!♡
ヤバい、かっこいい〜〜
「……で、どこ行きたい?」
「えっと、もうお昼だから、お昼ご飯食べない?」
「あぁ。そうするか。」
私達は、お昼ご飯を食べに軽食売り場に行った。清野はフランクフルト、私は、チュロス。
「いただきます。」
私は、さっそくチュロスを食べた。
「有村、味わって食えよ。」
「だって美味しいんだもん!」
私は、にっこりして言った。
「じゃあ、オレの一口あげるから有村のそれ一口頂戴?」
「は…はい…」
私と清野は、交換して一口食べた。
「美味しい…」
ん?待って!もしかして、これって、間接キスってやつ?!キ、キスしたことになるじゃん!
私は、みるみる顔が赤く染まる。
「あぁ。旨い。有村と同じ物頼めば良かった。はい。有村の返すからオレのフランクフルト返して?」
「あ!うん!」
私は、清野にフランクフルトを返した。すると、清野は、フランクフルトを食べた。か、間接キスやんけーーー!!
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛間接キッス!!
うわ、き、清野くん!?
「ふぅー!旨かった!次どこ行く?」
「えっと、観覧車…」
私と清野は観覧車のところへ行った。
観覧車に乗ると、学校の時よりめっちゃ気まずい空気だ。
「あのさ……」
「は、はい!」
私は、清野の声でびっくりした。
「どうして、有村はオレのこと好きになったのか?」
「え……っと、いろいろ助けてくれたりしてくれてたし。そこに惚れちゃったのかな!清野は?」
「オレは、全部…顔も性格も髪もスタイルも全部好き。」
「も、もぅ!清野の馬鹿!」
「え?!なんで?!」
「そ、そんなこと言ったら、私、恥ずかしいよ……」
「照れてるところも可愛い……」
私は、また顔が赤くなった。
「もぉー!だから、恥ずかしいことは言わないで!」
「ごめんごめん。」
私達が喋っているうちに私達が乗っている観覧車が終わったそうだから、私達は出た。
「次どこ行く?」
「コーヒーカップ!」
「おいおい。360°回転苦手じゃないのかよ!」
「コーヒーカップは大丈夫なの!」
「じゃあ、行くか!」
私と清野は速歩きでコーヒーカップのところへ行った。
コーヒーカップに乗った瞬間、始まった。もちろん、安全確認をしてもらいましたよ?
「では、始めます!」
プルルルルルルルルルル
と音が鳴った。
そして、動き始めたとき、私は清野にこう言った。
「回すやつめっちゃ回さない?」
「良いね。」
っと会話した時、清野と私は、グルグルと回した。
「ぎぃゃーーーーーー!!!!何これ?!たのしぃーーーーー!!」
おお、楽しそう!♡
66:ルナ◆3es:2017/08/07(月) 08:57 そして、コーヒーカップが終わり、いよいよ帰る時が来た。
歩いて、10分……いつも通っている公園についた。
「じゃ、気をつけて帰れよ!」
「うん!バイバイ!」
私は、清野に手を振った。
私は、後ろをむき、自分の家の方向に帰った。
第6章ー恋のラブレター♥ー
「あぁ。一昨日のデート楽しかった!」
「良かったね!私も水族館デート楽しんできたよ!」
私と楓は、デートの話に夢中になっていた。
学校に着いた時、私は、下駄箱を開いた。すると、そこには、手紙があった。
「何これ……」
「ユカリ?どうしたの?」
「う、ううん!何でもない!先行ってて!」
「うん。わかった。授業に遅れないようにね。」
「はーい!」
楓は、階段にあがっていった。私は、ラブレターの中身を見た。すると、
『4月10日に裏庭に来てください。』
と書いてあった。これって、ラブレター?!
ヤバい!ヤバい!ん?でも、友達になってください。とか?いやいや、それは普通に手紙じゃなくて直接言えるでしょ。う〜ん…まさか、違う人に渡すはずが、私の下駄箱に入れちゃったとか?!そしたら、謝らなくちゃね。う〜ん?わからないよ!もしかして、清野?いやいや、私と清野付き合ってるし、そんなわけないしょ!
「あれ?有村おはよう。」
「あ、清野おはよう!」
私が下駄箱で立ち止まっていると清野が来た。
清野が下駄箱を開けると清野は驚いた顔をしていた。
「せ、清野?どうかしたの?」
「いや…なんか俺の下駄箱にこんなの入ってて。」
清野は、首をかしげて言った。
「あ!私も……これ、ラブレターなの?清野!一回見てみたら?」
「あぁ。」
清野は、封筒から紙を出し、手紙を開いた。
『私、清野君のことが好きです。返事は、4月10日、裏庭で聞かせてください。』
私は、この時……驚いた。
「どうしたんだ?有村。」
「これ、私も手紙を書いた人も4月10日裏庭って書いてあるの。」
「は?」
私達は、顔を丸くした。
「あ!ヤバッ!急ごっ!」
私が時計を見ると、7時55分。
「あぁ!」
私は、清野の手を引っ張り急いで教室へ向かった。
seid清野
何だろう……この胸の苦しさは……まぁ……有村は4年生の時に凄くモテてたもんな……
1年前……
これは、4年生の時の体育で陸上をすることになったとき……
「では、いちについて!よーいドン!」
と、先生の笛がなった。一番は……
「ねぇ。一番のやつ誰?」
俺は、仲がいい颯汰に聞いた。
「お前知らねーの?有村ユカリ。学年女子で一番運動神経がいいやつだよ。まぁ。あいつ、顔良いから結構裏ではモテてるんだよ。」
「ふーん……」
俺は、女子のことはなんにも知らね……
「はい!ユカリさんのタイム9秒94です!」
「おぉーー!!ユカリちゃんすごーい!」
「ユカリちゃーん!お疲れ!」
みんな有村ばっかに目線が行ってる。
「みんなありがとう!!」
有村は、ニッコリとして応援してくれたやつらに手を振った。
「なぁなぁ。有村ってかわいいよな!」
「あぁ!絶対大人になったら…むふふ」
俺は、このこそこそ話が聞こえた。
はぁ……
俺は、この時有村を好きになってしまった……
「お、おはようございます!」
私は、教室のドアをガラッと開けて、息切れして挨拶をした。
「ユカリちゃんおはよう!あれ?清野も一緒?」
クラスメートの篠原すみれちゃんが聞いた。
「たまたま、下駄箱であっただけ。」
「そうなんだ!てっきり付き合ってるのかなって思ったよ!」
すみれちゃんが言った言葉に私は、顔を赤くしようとしてた。
「そ、そんなわけなじゃん!ね?清野!」
「お、おう。」
私と清野は顔を赤くした。私は、自分の席まで行き、席に座った。
「ユカリ!遅かったね!どうしたの?」
「えっと、帰るときに話すね!」
「?うん!良いよ!」
はぁ…今何日だ?7日……まだ、大丈夫!きっと、大丈夫!てか、誰が書いたか全然わからない……
私は、授業の時ラブレターのことで頭がいっぱいで全然授業を聞いていなかった。でも、自然にノートは書いていた。
下校の時、約束通り、楓と帰ることに。
「…で、遅れた理由は?」
楓は首をかしげて聞いた。
「あのね、私、ラブレターが下駄箱に入ってて」
「えーーー?!ラブレター?!」
楓は、驚いて、大声で叫んだ。
「しっ!ラブレターかどうかわからなくて、それで、清野にもラブレターがあって、日にちと場所が一緒で。」
「それヤバいじゃん。でも、ユカリはどうするの?」
「もちろん、断るよ。」
だって、私が好きなのは清野だけだから!
「だよね!だって、断る理由は……あの人がいるからね!」
途中から小声になって、ニヤニヤと笑っている楓。
「そう言えば、日にちと場所聞いてなかったね!教えて?」
「うん。えっと、日にちは、4月10日で、場所が裏庭かな。」
私は、ラブレターを見て、答えた。
「そっか…でも、ユカリ、ヤキモチしてる?」
「してないよ!」
私は、顔を赤くして言った。
「でも、逆に清野がヤキモチ焼いてそう……」
「あぁ…男子でちょっと嫉妬するらしいよ…」
男子って嫉妬するんだ……じゃあ、あの件で、ヤキモチ焼いてるの?!
「ユカリ?どうしたの?」
「もしかしたら、清野もヤキモチ焼いているのかな?って思って!」
私は、笑った顔をして言った。
「あ!家に着いた。じゃあね!気を付けてね!」
「うん!バイバイ!」
私は、楓に手を振り、楓が自分の家のドアを開けて家に入った時私は、帰った。
それにしても、本当にラブレターなのかな?もちろん、断るもん!だって、相手がブサイクだと嫌だし、てか、私の嫌いな男子は、性格悪い、デブ、ブサイク、カッコつける男、ナルシストが嫌い!
「ただいま…」
私は、玄関の鍵をあけて、家に入った。私は、2階にあがり、自分の部屋に行った。
「どうしよう……」
なんだか、ドキドキしてきた……ラブレターのせい?それとも、清野のせい?もう!今日は、早くお風呂入って寝る!
私は、階段をおりると、
「ただいま〜」
と、兄貴が帰った。
「お帰り。」
「俺の妹よ!お願……」
「断る。」
私は、兄貴が言いかけたことをきっぱり断った。
「あの〜…ユカリさん?俺何も…」
「断ります。」
「おい!ユカリ!俺の言うこと聞きなさい!」
兄貴は怒った。けど、全然怖くないし。
「どうせ。あれでしょ?俺にギュー!して?でしょ?やめて。吐き気がする。てか、私彼氏いるし。」
「は?!」
あ、ヤバッ………
「お前、彼氏いたのか?!」
兄貴は、びっくりして聞いた。
「いないよ。楓の彼氏のこといろいろ聞いていたから私彼氏いるしって間違って言っただけ!」
私は、乱暴に言った。
「でも、おま…!」
兄貴がいいかけた時私は、自分の部屋へ戻った。あぁ…なんか嫌な予感しかしないな……
次の日…私は、いつもより早めに学校へ向かった。
「あれ?ユカリ早いね!」
と、後ろから楓がひょっこりと出てきた。
「あ。楓ごめん。」
「はい?!なんで?!」
だって、兄貴に楓の名前出しちゃったんだよ。
「だって、兄貴に彼氏いるのばれたのかも知れないんだけどその時楓の彼氏のこといろいろ聞いたからって言い訳しちゃったの!本当にごめん!」
「別に良いよ!でも、お兄さんからばれなかったら良いけどね…」
楓と私は苦笑いをした。でも、どうせなら、兄貴に見つからないようにしたい。
「みんなおはよう!」
と、私は、大きな声で挨拶をした。
ランドセルを机に置いて、1時間目の準備をした。
「有村おはよう」
と、寝癖をつけた清野が来た。可愛い♥
「寝癖ついてるよ。」
私は、ポーチからブラシを出して、清野の寝癖を直してあげた。
「よし!これで完璧!」
と、私は、ニッコリして清野に言った。
「………」
すると、清野は、ぷるぷる震えている。寒いのかな?いや違う。笑いをこらえている!
「ちょっと、笑いこらえてるでしょ?!」
「あぁ。悪い。なんか、有村の後ろに寝癖がついてて」
「え?」
私は、後ろ髪を触ると、ピョンっとはねていた。
「えーー!!今日ちゃんととかしたのに。」
どうしよう…恥ずかしい……
私は、恥ずかしくなり私は、教室を出た。
「おい!有村!」
私が行ったところは行き止まりだ。すると、清野から肩を捕まれた。
「振り替えろよ。」
「え?」
「良いから振り替えろ」
と、言われた。私は、泣いてる顔を見せたくない。すると、清野がぐいっと私を引っ張った。
すると、清野は、びっくりしていた。
「え?どうしたんだ」
「だって、恥ずかしいんだもん。」
だって、だって……!!私は声に出せない……
「教室を戻るぞ」
と、言われ、そして、清野が私の手を引っ張った。
「清野放して!痛いよ!」
「あ。悪い。」
と、言って清野は手を放した。
「軽く掴んだんだが。怪我はしていない?」
と、清野は焦りだした。
「うん!大丈夫。てか、この方がいい。」
と、私は、手を繋いだ。
「じゃあ、行くぞ!」
と言って、廊下を軽く走った。教室の前では手を放して、話しているふりをして入った。
「ブラシ貸して?」
「はい」
手を差し出した清野に私は、ブラシを渡した。
「有村俺の寝癖直してくれたから次俺がやるな」
「うん…」
なんだか恥ずかしい……
すると、清野が髪を触る。
「…っ!」
私は、ビクッとしてしまった。
「有村悪い。大丈夫か?」
「ううん、大丈夫!ちょっとびっくりしちゃった!」
と、私は笑顔で答えた。
「じゃあ、続きやるぞ」
と言って、清野のゴツゴツして手でブラシを持ち、髪をとかした。凄く上手……
「できた。」
と、清野は言った。私が手鏡で後ろを確認すると、跳ねているところはどこにもなかった。
「凄い!凄いよ!清野!」
と、私は、喜び清野をほめた。
「おいおい。ほめすぎだろ」
と、清野はクスクスと笑っている。
「本当のことじゃん!」
と、私はニッコリした。すると、清野の顔は赤くなった。照れたのかな?
「はい!皆さんおはようございます!」
先生は元気よく挨拶をして、教室のドアをガラッと開けた。
「では、日直さんお願いします!」
「起立!おはようございます!」
「おはようございます!」
挨拶が教室に響いた。
「はい!では、健康観察を…浅野さん!」
「元気です!」
そして、健康観察が終えた。
「では、一時間目を始めましょう!一時間目は、家庭科です!皆さん裁縫道具を持ってきてください!」
と、先生の指示でみんなロッカーへ移動してロッカーにある裁縫道具を出した。
「有村のシンプルじゃん」
清野は、私の裁縫道具をじーっと見て言った。
「派手だと目立つから……」
私は、苦笑いをした。でも、いろんなことで目立つのはしょうがないけど、私はみんなより目立つのはちょっと苦手。
「では、今日はなみぬいを練習します!教科書を見ながらやってください。」
先生の指示でみんな始めた。まわりを見ると、友達同士でやっている子もいた。
「ユカリ〜!わからないから教えて〜!」
椅子と裁縫道具を持ってきた楓が来た。
「うん。良いよ。やろう?清野もわからないところあるなら教えるよ?」
私は、にっこりしながら言った。
「…まず、裏から通すの。そして、表も通すのを何回もするの!」
と、ていねいに教えられてるかわからないけど、自分がわかるところまで教えた。
「っ………て…」
隣から声が聞こえた。見てみると…………
書き込み失礼^p^
前々から思ってたことを書かせていただくよ!
ルナちゃん小説作るのウマスギィ!私にはそんな上手くできませんわぁ…^p^
私も一応書いてますがそんな上手くない_(:з」ς)_
失礼したゾ!
>>84
ありがとぉーーーーー!!!!久々にきてくれたぁーーー!!!
「清野どうしたの?」
清野の親指から血が出ていた。きっと、針で指を指したんだろう。
「清野!手を差し出して。」
私は、真剣な顔で言った。
「はい」
清野は、手を差し出した。私は、救急ポーチからばんそうこを取り出して、清野の親指に貼った。
「はい!」
私は、てあてが終わったら、にっこりと笑みをした。
「有村凄いな!」
清野は、歯をニッと出して、笑った。
そんなこと言われたら照れるじゃん!
そして、休み時間になった。男子は、サッカーボールを持って、廊下を走り、グラウンドへ向かった。
「男子ってガキね。」
「確かに。」
男子を冷たい視線で見つめる女子の皆さん。まぁ。私も男子はガキって思うけど、清野だけはね…(笑)
「ねぇねぇ!みんな!バレーやらない?」
私は、バレーボールを持って女子のみんなに聞いた。
「うん!やる!」
「私も!」
と、次々にみんなが集まってくる。
「よし!行くぞぉー!」
私が先頭で、廊下を歩いた。
そして、外を出だ瞬間…爽やかな風がふいた。なんだか、涼しい…
「ユカリン!早く!休み時間終わっちゃうよ!」
同じクラスの女の子は、私がボーッとしている時にもうグラウンドへ行ってた。
「うん!今行く!」
私は、グラウンドに向かって走っていった。
タイトルのわりには、すぐに恋愛が成就してますね。
それと、ユカリと楓は幼稚園からの仲なのに、何故ユカリが転校を繰り返してることを示す描写があるのですか?
幼稚園の時は一緒だったけど、引っ越してしまい、その後楓のもとに戻ってきたのかな?と最初は思いましたが、第一章のクラス替えの場面を見る限り、楓は「一回もクラスが離れたことがない」と言っており、小学校では二人はずっと一緒にいたことわかりますので、その解釈は難しかったです。
その説明をよろしくお願いします。
>>88
何処に書いてありましたか??もしかして、登場人物に転校生を書いたんですけどもしかしたら混じったのかもしれません。
第二章にて、ユカリと楓がメールのやり取りをした後です。
ユカリがお父さんに「今年は転勤ある?」と聞いていました。
>>90
あぁ。そこですか。自分でもさっぱり覚えていないのですが、たまにお父さんと離れて暮らすことが多くてそれでユカリが聞いたことを書いた思います。
>>91
なるほど。
ありがとうございましたm(__)m
>>92
いえいえ、こちらこそありがとうございます
「じゃあ、行くよ!」
私は、合図をした。
「はい!」
これを何分もして、チャイムがなった。
「あぁ。もっとやりたかったな!」
同じクラスの愛美は言った。
「また、やろうね。」
私は、にっこりして言った。
「うん!」
みんなは声をそろえてにっこりして答えてくれた。
私がホッとした。でも、ラブレターのことは全然忘れていない。
そして……いよいよ当日…………
私は、緊張を抱えて、放課後に裏庭へ来た。すると、ある男子がポケットに手を入れて待っていた。
「あ、あの……」
私は、少し小さな声で男子に声をかけた。
「約束通り来てくれたんだね。有村さん」
私の方を向いてニコッと笑みをうかべた男子だ。
「で…どうしたの?私の下駄箱に手紙入ってたんだけど……」
私は、手紙を持ち言った。
「じゃあ、話すね。有村さんの友達に柚川楓ちゃんっている?」
あ……楓だ。
「うん。そうだよ。楓は私の親友だけど?」
「俺、柚川さんのこと好きでさぁ……」
あ…………
皆様へ
どうも。ルナです。今日は、いろいろ都合があり、今日だけ、2回投稿させてもらいます。なるべく1日3回を心がけていますので、今後共によろしくお願いします。
主 ルナ
「聞いてる?」
私は、楓のことで少し怖くなった。楓は彼氏がいるのに……
「柚川さんのことわかるでしょ?」
「楓は……」
私は、相手に聞こえない小さな声で言った。
「何?」
「楓には、彼氏がいます。」
私は、震えながら答えた。
「そっかぁ…じゃあ、有村さんは?」
え………?なんで、私なの…?
「てかさぁ、有村さんって、学年女子でスポーツ万能なんでしょ?しかも、近くで顔を見ると、なんだかかわいいし。」
なんだか、性格が変わっていってる………
「なぁ、俺の彼女にならねぇーか??」
やだ!嫌だ!清野がいるのに!!
「やめ………や……」
私は、はっきりと、『やめて』と怖くて言えることが出来なかった。
「やめてあげなよ」
後ろから声がして、後ろを振り返ると、見覚えがない男子がいた。
「お前誰だよ。」
優しかった男子は怖い顔をしていた。
「この子が怖そうにしてただろ?お前変態か?やめろよ。気持ち悪い」
すると、手紙の送り主の男子は、逃げた。
「あ、あの………」
「大丈夫だった?」
男子はにっこりと笑った。なんか、顔が一瞬コロッと変わった……
「はい。凄く怖かったです。」
「僕も怖かったよ!」
男子は、震え上がり真っ青に。
「あなたのなま……」
「じゃあ、僕行くね!」
その男子は、走ってどこかに行ってしまった。あの男子はいったい誰なの…?
第7章ー私のクラスにきた転校生ー
「有村!」
私の名前を大きな声で言ったのは、清野だった。
「清野!」
私は、嬉しくなってしまった。
「大丈夫か?」
「うん!なんかね、わかんないけど見覚えがない男子から助けてもらったの!」
「俺より違う男の方が良いの?」
清野は、悲しそうな顔をした。
「ううん。清野は私にとって、世界一好きな男子!」
「ふっ。有村はかわいいな…」
清野は、顔を赤くして笑った。なんか、かわいい……
「ねぇ、一緒に帰ろう!」
「良いよ」
なんだか、清野が初めて喋った時みたいな性格に戻っていきそうなしゃべり方だな…
私と清野は手を繋いで帰った。そう、恋人繋ぎでね…
次の日、私の机の後ろに誰も座っていない机と椅子があった。
「楓、なんで机と椅子があるんだろうね?」
私は、不思議そうに楓に聞いてみた。
「転校生でも来るんじゃない?」
確かにそうかも!!すると、先生がドアを開けた。先生の後ろから男子が着いてきた。なんか、何処かで見たような……
「皆さん、今日から新しい仲間が増えます!鈴木君自己紹介をして?」
「はい。東京から引っ越して来ました。鈴木真也です!宜しくね!」
あぁ!見覚えある!昨日助けてくれた人じゃん!!!
削除
101:リリカ@恋歌◆JA 恋なんてしたくなくない?:2017/08/30(水) 21:08 >>100 ルナの小説を荒らさないでください。
ルナへ
小説、楽しみ!
削除依頼、出す?
>>100
荒らすのはやめてもらえますかね?
>>101
ありがとう!
削除依頼出した方が良いな。
まぁ荒らしは無視しようよ
104:ルナ◆3es:2017/08/30(水) 21:17 >>103
そうだね
乱入ごめんね。
荒らし、大丈夫?
すごい迷惑だよね!
ルナ、荒らしに負けずに(ルナなら負けないよね!)頑張れ!
>>105
ありがとう!
いえいえ。
大したことないよ。
荒らし、本当迷惑だよね〜
私は荒らされたことないんだけど、荒らしがいなくなるように願おう!
ルナ、削除依頼出しといたよ!
109:ルナ◆3es:2017/08/30(水) 21:34 >>107
うん。そうだね
>>108
忙しいのにありがとう!
削除
111:ルナ◆3es:2017/08/30(水) 22:32 >>110
いい加減荒らすのをやめてください!
アク禁依頼してきますよ?
削除
113:ルナ◆3es:2017/08/31(木) 06:56 >>113
もうやめてください。
アク禁になって良いんですか?
アク禁依頼してきますよ?
「では、鈴木君は、有村さんの後ろに座ってください」
「はーい!」
鈴木君は、スキップをしながら席に行った。
「えっと、昨日会ったよね!よろしくね!」
「あ。うん!有村ユカリです」
私は、鈴木君に軽めな自己紹介をした。
「有村、鈴木とだったのか?」
「うん。まぁね。でも、清野の方が好きだからね」
清野が小声で聞いてきて私も小声で答えた。
こんにちは!抹茶です!
いつも見させてもらってます(*^-^*)
ルナさんは、小説作りが上手です!
これからも、応援させて頂きます!
失礼しました!
荒らし、やめてくださいよ!
皆さんの迷惑になってるって分からないんですか?
ルナ、続き楽しみ!
三角関係なっちゃう………?
失礼します。
ルナさんの小説はすごく素敵です!
いつも、見ています!
ですが、そんな素敵な小説を荒らすなんて!
すごく迷惑になってるんですよ!!
ルナさんにすごく失礼ですよ!?
ルナさん、続き楽しみにまってます!
長文失礼しました。
>>117
おぉーー!!応援してくれた人がいるなんて、ルナは…ルナは……嬉しいですぅーーー!!!ありがとうございます!!
そういえばさ、ルナ………
記念すべき100が荒らしだよ……(言っちゃってごめん)
依頼出したとはいえ、私の質問スレも荒らされたの。
きっと同じ人だけど。
もしかしたら、注意したリリカやルナの他のスレとかも荒らされちゃうかもだけど、大丈夫かな?
暗いこと言ってごめんね!じゃ!
失礼しますね、、、
荒らしはともかく反応したら意味ないですよ( >>103の方も言ってますけど )
>>100を取っただろうがなんだろうが反応したら向こうは面白がって続けますよ
荒らしに反応したら荒らしっていう言葉があるほどなので
他のスレも荒らされてますけど 反応したら続くだけですよ
最後になりましたけど小説頑張ってくださいね
抹茶さん、はじめまして!ルナと申します!ありがとうございます!ぜひ、
『あの日の物語』、『心に声を響かせて…』を読んでみてくださいね!
かおるん、かおるんとか、リリカには感謝してるよ!ありがと!
匿名さん、はい。確かにそうですね。もしかしたら、かまちょとか知れませんね。ありがとうございます!
「では、教科書を開いてください。と言いたいのですが、有村さん、鈴木君に学校案内をしてください!」
「え?!なんで私なんですか?!楓じゃなくて?!」
私は、びっくりした。てか、普通は隣の楓だよ?普通。
「でも、鈴木君が有村さんにお願いしたいと。」
えぇ………私は、清野が居れば良かったな……
「ダメかな?」
鈴木君は、上目づかいで目をうるうるした。もしかして、泣くの?!こういう時めんどくさいし……あと、こういうのに私弱いんだよね……
「はい。わかりました…」
私は、棒読みで言った。すると、鈴木君は、
「やったぁー!」
鈴木君は、ばんざいをして喜んだ。てか、6文字であらわすと、『めんどくさい』かな。まぁ、ぱぱぱっとして早く終わらせよう。
「じゃあ。行くよ」
私は、鈴木君を引っ張って教室を出た。鈴木君はにこにこしている。普通は、痛いとか言うのに……もしかして、鈴木君って、M?
>>121
そちらの小説も見てみますね!
教えてくださってありがとうごさいます!
「ここは、保健室で、給食室かな。」
私は、自分的には丁寧に教えた。
他にも、2階、3階、4階といろいろな教室を教えた。そして、屋上に行ったとき………
「ここで最後かな!」
私は、解放感があり、凄くすっきりした。
「そろそろ戻る?」
私は、ニコニコしながら鈴木君に聞いた。
「いや。まだいたい」
「わかった。じゃあ、私は行く…」
私は、屋上から出ようと屋上のドアを開けたとき、鈴木君から手を引っ張られた。
「え?何?」
私は、困った顔をして言った。
「有村さん……いや、ユカリお前かわいすぎ…」
え……キャラ変わった…?もしかして、Mじゃなくて、S…?
「俺の物にしたい…」
すると、鈴木君は、私のほっぺにキスをした…まだ、清野とやってなかったのに………
「わ、私!もう、教室に戻るね!」
私は、顔を赤くして屋上から出た。
side 鈴木君
くそ……ユカリを俺の物にしたかった…昨日から好きになってしまった…俺は、あいつのことが好きだ…
「ただいま」
私が教室のドアをガラッと開けた。
「有村お帰り!」
清野は笑顔で迎えてくれた。やっぱり、清野だとホッとする……
「はい」
清野は、私にノートを渡してきた。
「え?何?」
私は首をかしげて聞いた。
「さっき、鈴木に学校案内してただろ?黒板消されてるし、俺のノート見せるから写せ」
「あ、ありがと」
私は、顔を赤くしてこくりとうなずいて言った。
「う〜ん!終わったぁ!」
4分後、私はやっとノートを写し終わった。
「清野〜!」
私は、清野を呼んだ。
「ん?」
「ノート貸してくれてありがとうね!」
私は、にっこりして清野のノートを渡した。
「お、おぅ。」
清野は、自分のノートを取った。
「次なんだっけ?」
「音楽だよ」
清野は時間割りを見て言った。
「そっか!ありがとう!」
私はニコッと笑って音楽の準備をした。
side 清野
有村かわいいな……有村ってちょっとおっちょこちょいで天然なところがあるけど、まぁ、そこがかわいいんだけど…
思ったんだが、鈴木が怪しい……有村は誰にも渡さない…
「清野?どうしたの?顔怖いよ?」
清野は、怒ってる顔をしてなんだか怖い。
「あ。悪い。音楽室一緒に行こうな」
清野は、私の頭を撫でてくれた。
「うん!」
私は笑顔で答えた。音楽室に着き、席についた。
「皆さんおはようございま〜す!」
来たのは、音楽担当の今井亜梨沙先生だ。
「では、皆さんリコーダーを準備してください」
と指示をされた。何をやるんだろう?
「今日は、威風堂々をやりたいと思います。」
威風堂々………私が好きな曲だ…
威風堂々!
私が去年死に物狂いで(?)練習したやつだ(笑)
今はもう忘れちゃったな〜
恋の進展、楽しみにしてる‼
「威風堂々は、今度テストをやるので、班でペアを作ってください」
「はーい!」
みんなが返事をして早速班でペア作り。
「有村、俺とやろう?」
「ユカリ、清野とやれば〜?」
誘ってくれた清野と、ニヤニヤしている楓。私は、もちろん清野とやる。
「うん。良いよ」
私は、にっこりと笑った。
「僕も有村さんとやりたい」
鈴木君は、ブスッとした顔をして言った。
「え。で、でも……」
私は、焦った。なんだか、恋のバトルみたいで、邪魔しちゃいけない感じがして。
「俺が最初に誘ったんだぞ?」
「でも、僕だって有村さんとやりたいもん!」
あぁ……なんか、めんどくさいことが始まった。
「俺だ!」
「僕だ!」
うっわぁ……こいつらめんどくせぇ……
「ユカリは、清野と鈴木君どっちがいい?」
楓は、また、ニヤニヤしながら聞いてきた。って、これまためんどくせぇ選択だわ……
「私は………」
「清野が良いです……」
私は、下を向いて、顔を赤くして恥ずかしそうに言った。
「ok!鈴木君は、私とで良いかな?」
楓は、首をかしげてにっこりして聞いた。
「あ。うん。有村さんが清野君とやるとは残念だけどね。柚川さんも可愛いしね!」
鈴木君ってチャラ男かな?まぁ、気にせず、清野とやることになって嬉しい!
side 清野
やっぱり、鈴木も有村のこと好きだったのか。俺の方が有村を守る自信がある。まぁ、有村と一緒にやることになって嬉しいけどな……
「ペアは決まりましたか?」
「はーい!」
みんな、先生に言ったことにちゃんと、返事をした。
「決まったペアで一緒に練習してください」
「えぇー!!!」
みんなが返事したことが嘘のように消えていく。
「ペアで、バラバラだと嫌でしょ?もちろん、再テストもやりますよ?」
「そ、それは無理です………」
みんなは、凄く嫌そうな顔をして声を合わせて言った。
「わかったなら、良かったです。まず、最初に皆さんで吹いてみましょう!さんはい!」
〜♪ 〜♪
〜〜〜♪ 〜〜〜〜♪
〜〜〜♪ 〜〜♪
〜♪ 〜〜〜〜〜♪
「はい!皆さん良くできました!でも、少しバラバラなので気を付けましょう!」
「はい!」
音楽が終わった後、楓と一緒に教室へ戻った。
「ユカリ良かったね!」
楓はニタニタしながら言った。
「え?何が?」
私は、全然わからず首をかしげた。
「だってぇ、清野と一緒に威風堂々を演奏することになったでしょ〜?」
楓は、だんだんニタニタがとまらなくなった。私は、だんだん恥ずかしくなり、最終的には、顔を赤くした。
「か、楓やめてー!」
私は、楓のほっぺをむぎゅっとして言った。
「しゅ、しゅみませぇん……」
楓は、ほっぺをむぎゅっとされてるまま謝った。私は、楓のほっぺから手を離した。
「も、もう!恥ずかしくなるんだから!」
私は、顔を赤くして言った。
次の授業は、社会だ。私は、社会の教科書を2さつと、社会ノートを出した。
「あっれ〜?おかしいなぁ……」
隣にいる清野が机で何かを探していた。
「清野どうしたの?」
私は、清野の肩をぽんぽんとして聞いてみた。
「地図の教科書はあるんだけど、もう1さつがなくて…」
清野は、困った顔をして言った。
「あ!だったら、一緒に見よう?」
私は、清野の机の隣にくっつけた。
「有村ありがとな」
清野は、ニッと笑った。その眩しい笑顔反則だよ……
「…で、ロシアが広い国なんです」
あぁ……どうしよう………清野の隣でドキドキして勉強に集中できないし、頭にも入らない……
「じゃあ、ここの大陸を……有村さん!」
どうしよう……ドキドキが…
「有村さん!」
先生が、私の肩をぽんと叩いた。
「は、はい!」
私は、先生の方を向いた。
「有村さんここの大陸を答えてください」
「え、えっと、オーストラリア大陸です。」
「正解です!」
私は、席に座った。ボーッとしてて指名されてたの気づかなかった……
「有村大丈夫か?顔赤いけど。」
清野は、心配そうな顔をして言った。
「だ、大丈夫だよ!」
私は、顔を赤くしながら笑った。
side 鈴木君
あの二人羨ましすぎる……てか、ラブラブ過ぎだろ
「ねぇねぇ、清野一緒に帰ろっ!」
私は、ニコニコして清野に言った。
「おぉ。良いぜ!」
清野は、嬉しそうな顔をして言った。
「ユカリ〜!トイレ行こう?」
楓がポンポンと肩を叩いた。
「うん。良いよ。私も行きたかったし。」
私と楓は、トイレに行った。
「でね、そのRAPIPIの洋服ゲット出来たの!」
「良かったね!」
「今度二人で買いに行こう?」
「良いよ!」
私と楓は、廊下で楽しく喋っていた。
「ユカリトイレ終わったら待っててね?」
「良いよ。」
楓は、トイレを一人で行くのが苦手なのだ。なぜなら、トイレの花子さんが出てきそうで怖いんだって…そんなの出てくる訳ないじゃん…
「ふぅ……」
私は、すっきりして、トイレから出た。手を洗いながら、楓を待った。
「ユカリごめんね!」
「ううん。大丈夫だよ!」
私は、にっこりと笑った。
そして、楓とユカリで教室に戻った。すると、廊下に担任の先生がいた。
「柚川さんと、有村さんは仲が良いんですね!」
先生は、羨ましそうににっこりと笑った。
「幼稚園からずっと仲良しなので、今でも仲良しです!」
楓は、ニコッとした。その笑顔マジで神ですよ!楓!
「ふふふ。そうなんですか。そろそろ授業なので席に座ってくださいね」
先生は、ふんわりとした笑顔で言った。
「はーい!」
私と楓は元気良く返事をした。
5時間目が終わり、私は帰りの準備をした。
「清野君!放課後良いかな?」
清野に話しかけたのは、鈴木君だ。なんだろう?告白?いやいや男子だし…で、でも、前に兄貴からBLとか聞いたんだけど……やべぇじゃん!ちょ!想像しないでおこう。
「あ。いいけど…」
清野は、困り顔で私を見た。私は、ニコッと笑って、
「大丈夫だよ!私、図書室で勉強してるね!」
と、大丈夫そうに言った。
「悪いな。すぐ戻る」
清野は、なんども謝った。許すけど、なんだろう……ヤキモチって言うのかな……?
「では、皆さん気をつけて帰ってくださいね!」
「はーい!」
みんな次々と、教室から出ていく。
「有村さん、最後に窓閉めと電気を消してくれますか?」
先生は、急がしそうな顔をしていた。
「はい!大丈夫です!」
私は、ニコッと笑った。
「じゃあ、お願いね!」
先生は、安心した顔で教室から出てった。
「ユカリ帰んないの?」
ランドセルを背負った楓がちょっと首をかしげて聞いてきた。
「清野を待ってるの。鈴木君とお話してるみたいで…」
「そっか。私、弟と帰るからじゃーね!」
楓は、元気良く手を振って教室から出た。電気はついていなく、窓も閉めている、静かな教室で、私は静かに本を読んでいる。今ごろ清野と鈴木君何を話しているのかな………?
side 清野
いったい、鈴木何の話をするんだよ。俺は屋上の扉を開けると空を見上げている鈴木の姿があった。
「鈴木来たぞ」
「待ってたよ。清野君。」
「何の話だよ」
「それはね……」
……なんだ…?鈴木の目付きが変わった。
「有村さんをかけて勝負をするんだよ」
「は?お前何言って……」
俺は正直言うと、鈴木が言ってる意味がわからない…
「勝負は簡単。今度の体育でバスケをやるだろ?それでだよ」
鈴木は俺の方を向いてニヤリと笑った。
「あぁ。良いぞ…」
有村には申し訳ないが、有村を守れるならそれでいい。
side ユカリ
「有村お待たせ!」
清野は、息切れをして私のところに来た。
「じゃあ、帰ろっか!」
「あぁ。」
私と清野は、一緒に帰った。下駄場に内ズックを入れた。
「じゃあ、行くか!」
清野は、ニッと私に笑った。私は、こくりとうなずいた。
「ねぇ、なんの話していたの?」
私は、気になって、首をかしげて清野に聞いた。
「……」
清野は、黙っている。嫌なことなのかな…?あ。ダメだよね…
「無理に言わなくて大丈夫だよ!」
「あ、あぁ…」
本当は聞きたいけど我慢する。もしかしたら、清野に何か嫌なことでもあるのかな?
私は帰ってからも気になっていた。そして、次の日………
「みんなおはよう!」
私は、元気よく挨拶をして教室に入った。
「おっと!賞品が来ました!!」
うちのクラスの男子は、「ヒュー!」と言ったり、拍手をしたりしている。いったい何なの?うるさいな……
「ちょっと!男子なんなのよ!」
私は、うるさくて思わず怒ってしまった。てか、気になるし……
「清野と鈴木が有村をきそって勝負するんだってよ!」
「え?!」
読書板で、読んだ小説の感想などを掲載しているのですがレアさんの私の恋は叶うの?を掲載してもよろしいですか?
返信お願いします。
>>141
ユニコーンさん、はじめまして!レアと申します。
あ!はい!ぜひ、よろしくお願いします!とても嬉しいです!!ありがとうございます!!
えっと、ぜひ、あの日の物語と心に声を響かせて…も読んでくれると幸いです。
>>142
ありがとうございます。
『あの日の物語』も拝見させていただいています。どちらも続きを楽しみにしています。頑張ってください。