書き方が、多少似たりするかも(恐らく)。
prologue
誰かを助けたい!
それが、私の夢。
その夢を叶えるため、今日もがんばるの!
1,お悩み相談委員会、発足
玉井七瀬、どうってことない、小学6年生。
今は、委員会のPRタイム。
5年生が新しく入るから、是非とも我が委員会に!ってやつ。
「七瀬、だいじょーぶ?」
親友の、玉来心海が聞く。
うん、昨日も練習したから、
「全然だいじょーぶ!それより、心海、我が委員会に入ってくれない?」
心海はすまなさそうに、(でもホッとしたような)
「ごめん、体育委員会に入ったから、ムリ」
・・・・・全然、傷ついてないからね!
でも、何故か目から雫が。
ハァァ!
自信が無くなってくる!
がんばるんだ、私!
やればできる!
「では、続いて、お悩み相談委員会からの、PRタイムです」
司会が、淡々と言う。
緊張する。
5年生全員の、視線が集中。
「お悩み相談委員会、委員長になった、玉井七瀬です。お悩み相談委員会は、一昨年ありましたが、去年は無かったので、今年新しく、発足しました。主な活動は、皆の学校生活の悩みを解決する事です。是非、入ってください!」
言えた!
パチパチ
拍手が送られた。
あぁあ!
誰か入ってくれると良いなぁ!
「良かったじゃん、PRタイム」
心海が、ニコッとと笑って褒めてくれた。
良かった!
あんなに練習して!
でも、ドキドキなのは、5年生が入ってくれるか!
6年は、私だけだし・・・・。
あっ、でも、まだ委員会に入ってない6年もいるから、積極的に行こう!
2,メンバー探し!
うーむ、誰に頼もう?
恋愛のスペシャリストとか、いたら役に立ちそうなのに。
「ちょっと、退いてよね?」
悩みながら、廊下を歩いていたら。
後ろから、声をかけられた。
えっと・・・誰?
「あの、誰、ですか?」
後ろにいたのは、ポニーテールの切れ長の目が特徴的な女子。
女子は、あきれたように、溜め息を吐く。
「高橋こばと。知らなかったの、6年間も」
高橋こばとは、苛々と、
「退いてよね、私忙しいんだから」
「あ、あの!」
このチャンスは、逃せない!
「高橋こばとは、委員会入ってない?」
高橋こばとは、ハァ?と頭に疑問符を付けて、
「何勝手に呼び捨て・・・入ってないわよ?」
と、答えた。
よっしゃぁあ!
キターーーー!
「あの!お悩み相談委員会に、入ってくれない?」