主な登場人物
・七名芽衣(しちなめい)
・山本美咲(やまもとみさき)
・永井安樹(ながいあんじゅ)
【スレ主の紹介】
初めて小説書きます。上手く書けるか分かりませんが、読んでくれると
嬉しいです。
>>6ありがとうございます!
頑張ります(*^^*)
「は〜・・・。あんな事言ってたけど芽衣大丈夫なの?」
放課後。
私は美咲と話をしていた。
「・・・・・・・。」
「芽衣!芽衣?芽衣ったらっ!」
「あっ、美咲ごめん・・・。ねえどうしたら、良いと思う?」
「そうだね〜・・・。あっそうだ!安樹ってさ、オシャレで可愛いじゃん。
だから、安樹を越すようなキラキラ女子になればっ?」
「あ〜!なるほど!で、どうすればなれるの?その・・・キラキラ女子?だっけ?」
「例えばだけど、女の子が買ってるような雑誌を買ってみるとか、眼鏡からコンタクト
にしてみるとか、ピンクとか黄色とか派手な服を着てみたりだとか。」
「それだっ!美咲ありがとう。じゃ、先に帰るね、バイバイっ!」
「うんっ、バイバ〜イッ!」
私は、美咲の言葉を最後まで聞かないで真っ先に教室を飛び出した。
そして、真っ先に家に帰り、真っ先に本屋さんに向かった。
雑誌を買うためにねっ。
「ふ〜ん・・・。今年はこういうのが流行なのか・・・。」
昼休み。久しぶりの昼休み。
いつも、昼休みはいじめられてつぶされてたから・・・。
「うわぁっ、こんな髪型・・・。似合わないだろうな〜・・・。」
私は本屋さんで買った雑誌を開きながら言った。
今日は安樹は休み。だから気軽に美咲と話せるんだ。
「め〜いっ!」
美咲は後ろからそっと近づき肩をポンッとした。
「あっ、美咲!今ね、雑誌見てたの。でも、似合わないよね?」
と、私は美咲に雑誌を見せながら言った。
「う〜ん、確かに。別にどうしても流行りに乗れって訳でもないんだよ?」
そうだな〜・・・、と私と美咲は黙り込んでしまった。
しばらく沈黙が続いた後、
「あっ!」
「っ?!びっくりした〜・・・。美咲、急に大きい声出さないでよ!」
「ごめん、ごめん〜!それより、聞いて。明日土曜日でしょ〜?」
と、美咲は何か裏があるような顔をして言った。
「土曜日だけど・・・、何?」
「原宿!行かないっ?」
「いいねっ、美咲、頭良い〜!」
「「よしっ、決まり〜!」」
と声をそろえて言った。
対決の日は来週の木曜日。
つまりあと、5日。