10年振り。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧キーワード▼下へ
1:和菜◆h.:2017/10/15(日) 06:53



「なんで行っちゃうんですか!!」


「最後までいられなくて、ごめん

でも

私がいなくても、金賞とるんだよ?東海大会出てね?」


_______10年後_________


「久しぶり、、また一緒に頑張ろーね!」

「は、はぃ……………」


10年振りの再会_


>>2

3:和菜◆h.:2017/10/15(日) 22:50

基本は結菜sideです



入学式が終わり明日は今年度初の部活。
私は去年から見てる子たちとそのまま持ち上がるから、入学式に関しては心配いらなかったのだけど。。

問題はやはり明日。
入学式の翌日から、部活もいつも通り普通に始まる。しかし、吹奏楽部には新顧問が来る。

新顧問となる雛咲先生は、私もよく知ってる先生。
他校から赴任してきて、確か1年6組の担任になってた気がする。

私は雛咲先生について色々知ってたし、色々なことを思ってた。
なんせ、自分が中学時代に出会ったからね。

でもそれは今の生徒たちには関係無い。
だから、このことは公表してもいいが、決してそのときの関係を引きずってはいけない。
私と雛咲先生はもう「先生と生徒」ではなくなってるんだから。_

4:和菜◆h.:2017/10/16(月) 23:00

「あの、ゆい……田中先生」

書類をまとめていると、雛咲先生に声をかけられた。

「はい」

「明日の部活、前任の…松井先生だっけ?様子見来ます?」

えええ、知るかよ。
という心の声が漏れないように慎重に返事をする。


「あ〜………聞いてませんけど…」

「あらそう。ありがとう〜」

そういって立ち去ろうとした雛咲先生。

「………ね」

「え?どうかしましたか?」

「ううん!なにもないよーん」


雛咲先生は昔から、不思議に思うところがたくさんあった。
服装、しゃべり方、髪型……………
それだけではない。さっきのように、聞こえるか聞こえないかギリギリの声で呟いたり。給食のあとに教室を出て、階段の踊り場でなぜか持参したと思われるおにぎりを頬張っていたり。
とにかく謎しかない先生だった。




早くも寝落ちしそうなのできりまふ


新着レス 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新