魔界行ったら君だった

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1:匿名:2017/11/04(土) 22:58

こんにちは

10:匿名 失礼しました:2017/11/05(日) 03:37

よく見ると、部屋は結構広かった。
部屋の中央には大きなテーブルと大きなソファ…。個室にしてはデカすぎる…。
私はそのソファに座らされていた。
カチャ カチャ
私の姿をした人は、私の為に今ココアを入れてくれている。
「まず、自己紹介からしよう。僕の名前はマオ。この世界の王。つまり、魔王だ。」
…は?
「ちょっと待ってください。今なんて言いましたか?」
「だから、僕はマオって言うんだって…」
「もっと後の…!」
私の聞き間違いで無ければ、異世界モノでよく聞くあの名前が…
「えっと…魔王?」
「本気で言ってますか?」
え?じゃあ、ここは魔王城的なあれですか?私は魔王にココア入れて貰ってるんですか?
「あぁ、そうだ。俺は魔王!それは揺るぎない真実なのだっ!」
その魔王はよくわからないポーズを決めて、ドヤ顔している。
「えっと、私は星名 光です。」
「君結構あっさりだね!?塩ラーメン並のあっさりさだよ!?僕は生憎味噌ラーメンが好きなんだよねっ!?」
魔王のよくわからないツッコミと例えが入ってくる。
「貴方の好みはどうでもいいです。」
私は魔王が入れたココアを啜った。

11:匿名:2017/11/05(日) 03:40

ギャグファンタジーになる予定ですが、予定は未定です。
変わる可能性もありますがよろしくお願いします。

12:匿名:2017/11/06(月) 14:50

そのココアは、想像を絶する程甘かった。
「うっ…甘っ!!!」
どんだけ濃くしたんだ、この人は!…人ではないな。
「魔王特製極甘ココアってなっ!はっはっはっは!」
熱々のココアを魔王にかけてやった。
「アッツッ!」
「元の世界に戻る方法、教えてください。」
「知らねぇよ!ていうか、謝れよっ!」
流石に熱かったか。魔王だからてっきり熱さを感じないと思った。
最近やってたゲームでは、魔王が「ワハハハ!我に炎は効かぬっ!」とか言っていたのが原因か…。
「そうですか。私はてっきり貴方達が儀式だぁー、とか言ってなんかを召喚でもしようとして、間違えて私をこの世界に呼んだのかと…。」
「はぁ?イマドキ儀式なんて流行ってないって。最近の異世界人は魔界でそんなことやってると思ってるの?」
魔王が私をバカにしながら答える。
一々ムカつく野郎だな。蹴ってやりたい。

13:匿名:2017/11/06(月) 23:29

「チッ…まぁ、いい。とりあえず、私はこの世界で暮らす気はさらさらないけど、戻れなかった時の為に寝床を用意してください。まおーさまお願いしまーす」
「ねぇ、最初の舌打ち魔王に対して失礼じゃない!?一応王様だよ?まぁ、寝床は用意しやんなくもないけど条件がある。」
魔王がドヤ顔で言う。
何故ドヤ顔なのか、ツッコミは入れないでおこう。
問題はその条件だ。
まさか、私をこき使う気なのか…それともよくある「俺の代わりをしてくれ!」ってやつなのか…。
どっちみちぶん殴ってやろう。
「その条件とは?」
「僕の代わりに…」
ゴクンッ…
不意に生唾を飲み込んだ。
よくわからない緊張感に流され、私は変な汗をかいていた。
クソッ!やっぱり「俺の代わりに魔王やれっ!」的なあれか!
私は殴る用意をする。
「ある女の子に会って欲しいんだが」
「…は?」

14:匿名:2017/11/06(月) 23:31

エピソード1〜END〜

15:曖昧me:2017/11/06(月) 23:36

大変自己満足な小説ですが、許してやってください。
今回から僕が他の板で使っている「曖昧me」という名前で連載させて頂きます。
誤字脱字は多いと思われますが、よろしくお願いします。^ - ^
誤字脱字を見つけた際は、教えて頂くと嬉しいです。


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