青春*恋色ブルー  

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1:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 21:17

私の好きな人。

それは────────・・・。

絶対に、叶わない相手。
きっと私の青春は、この難キュンに費やされるんだ。

これは、私の叶わない恋物語・・・。          

2:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 21:22

リリカです!

前作の、『時を駆けて、初恋*します。』略して『時*初』が無事完結しました☆

ですので、新作にチャレンジしま〜す!

さりげなーく夏音と新選組が登場するかも!
そこらへんも注目してみてください♪

今作は、叶わない難キュンを描いてみます。
それでは!

荒らしはお家で寝ててね♪(ニコッ)
コメント等は受け付けます(*´ω`*)

始めます!                             

3:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/01(木) 21:23

新小説おめでとう!書き込みまだダメだったらごめんね……
あと『時初』(勝手に訳してごめん!)完結おめでとう!そろそろ私も『あの日の物語』完結させないとな…今月の6日で一周年になるよ!((どうでもいいね
『青春*恋色ブルー』も期待しています!
あと、『時初』で私の小説大好きって言ってくれてありがとう!最近リアルで忙しかったりするから…(毎日葉っぱに来てるけど…)
『時初』はリアルが忙しくないときにまた最初から読ませて頂きます!
少しだけどちょくちょく感想書いていくからね!
今回も頑張ってください!
by 瑞

4:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 21:26

『青春*恋色ブルー』 登場人物

深代 紗彩
主人公。
明るく、優しい。
ちょっと引っ込み思案。
夏音のいとこ。

深代 陽太
紗彩の双子の兄。
朝陽をライバル視。
紗彩の味方。

深代 朝陽
紗彩と陽太の兄。
実は、二人と血のつながらない兄。
チャラいように見えるけど、実は真面目。

川宮 空
朝陽のガールフレンド。                             

5:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 21:27

>>3
瑞、ありがとね!
『時*初』完結できたの、瑞のおかげだよ!
瑞も頑張ってね!!
応援してるよ〜!     

6:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 21:32

1,私と夏音の女の子トーク

私、深代紗彩!
長所は、明るくて優しい・・・くらいかな。
ちょっと引っ込み思案かも。

「紗彩〜!元気??」

私のいとこ、城里夏音が今、ウチに来てるの!しかも、カッコイい集団とね・・・♡

「沖田さんと、恋仲ってスゴいね」

夏音は、照れくさそうに微笑んだ。
夏音が、まぶしそうに、

「朝陽くん。カッコ良くなったね」

ドキイッ。
お兄ちゃんの話・・・。
実はね、私は悩んでるの。
しかもね、悩みの種は、そのカッコ良くなったお兄ちゃんなんだ・・・。                                         

7:らいみぃ◆/w:2018/02/02(金) 18:37

ついに完結したね!時初。
これからも頑張れ−!応援してるよヾ(o ´ ∀` o)ノ
私は掛け持ちのしすぎかな…w

8:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/02(金) 18:46

>>7
ありがとう!
らいみぃも頑張れ!
私も、掛け持ちしたことあるから、よく分かるよ(*^^*)      

9:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/02(金) 18:51

「好きな人、できたの?紗彩」

ドキンッ。
夏音は鋭い・・・。
私の、二つほど年上だからかな?

「ん・・・。できてるよ」

夏音が、微笑む。
ヒマワリのような明るく優しい笑顔。

「なにか心配なの?」

心配・・・。
いつか、バレたら。
いくら、夏音にでも言えない。

「突き進めば良いと思うよ、それだけしか言えないけどね」

夏音・・・。
私は、ちょっと救われた気がした。

でも─────────・・・。

私の悩みは、事実上のお兄ちゃんが、好きだってこと・・・。
事実上と言うのは、お兄ちゃんだけ私と陽太、お父さんとお母さんと血がつながってないから・・・。                                  

10: アーヤ◆TQ:2018/02/02(金) 20:59

「時初」完結おめでとう
このストーリーも気になるね!
これからも応援するから頑張ってね!

私も頑張って負けない様に書くよ🎵

11:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/02(金) 21:22

>>10
ありがとう!
アーヤのコメントに、いつも励まされてるよ(´V`)♪
まさか、「時*初」1000いくとは考えてなかったからね、アーヤのコメントのおかげだよ〜!

私も、ずっと応援してるね(*^^*)           

12:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/02(金) 21:29

2,夏音の決意

「私、おばあちゃんの思い通りにならないよ。必ず、沖田さんと結婚するから」

夏音の決意が、胸にしみる。
今まで、考えてたんだよね・・・。
夏音の落ち着いた顔に、ドキリ。

「おつねみたいに末路が悪くても良い。私、城里本家の血筋を継ぐのは嫌」

おつねと言うのは、江戸時代の私たちの先祖。
城里の家を飛び出して、恋愛結婚。
けれど、結核にかかり、最期は寂しく亡くなったらしい。

「私、この家を飛び出すかも」

えっ・・・。
私は、言葉を発せなかった。
夏音がいなくなるの・・・?

「・・・でも、私、まだ14だから。安心しなよ」

私は、ホッと息をついた。                                             

13: アーヤ◆TQ:2018/02/02(金) 21:40

早く沙彩の片割れの陽太と、朝陽が出てきて欲しいなぁ。
どんなキャラが知りたくって気になるよ。

私も更新したよ!

14:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 08:26

>>13
ありがとう!
朝陽はチャラいように見えるけど真面目キャラ?
陽太は……。

うん、楽しみだよ〜(≧∇≦)b         

15:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 08:37

3,お兄ちゃんの友達

ちなみに、今は夏音のウチに移動したの。
どーしても新選組に会いたいと、お兄ちゃんが言ったからね。
私も、個人的に土方さんに会いたいな〜、なんて。

「ちょっと、快翔(かいと)と勝(すぐる)呼んでくる!」

私は、めちゃくちゃ目をキラキラさせてる、お兄ちゃんを見た。
お兄ちゃんがリスペクトしてるのは、沖田さん。
陽太は、土方さん。
この点、双子は考え方が似ている。

「ってことで、ちょっくら行ってくるわ」

ちょっとチャラくお兄ちゃんが、キラッと笑って、快翔さんと勝さんの家に向かっていった。

「やっぱり、朝陽くん、高校生になってから変わったよね・・・」

んっ、いろいろと。
夏音のウチに着いた!

「ただいま!」

真っ先に飛び出してきたのは、斎藤さん。
相変わらず子犬みたいで可愛いよね。

「ちょっと朝陽くんたちが来るから、鍵は開けとくね」

と言った、瞬間に。
息切れしながら走ってきた、お兄ちゃんたち。勝さんは余裕。
なんせ、陸上部のエースだもの。

「紗彩ちゃん、こんにちは!夏音ちゃんも」

と言って、快翔さんと勝さんはペコッと礼をした。
お兄ちゃんはちょっとチャラいのに、この二人と友達なんて、ホント信じられない。                                                                                               

16: アーヤ◆TQ:2018/02/03(土) 09:27

確かに斉藤さんは仔犬って感じがあったよね!
朝陽のチャラい感じを見せかけて、実は真面目っていうギャップが良いよ!

17:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 10:18

>>16
ありがとう!
だよね、斎藤さんは可愛い系(*^^*)
ギャップはヤバいよね(笑)   

18:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 10:27

4,お兄ちゃんにときめく

はぅ・・・。
お兄ちゃんが、沖田さんと剣術の修行をしている。
午前中だから、陽の光がキラキラと修行してる二人を照らす。

「カッコイい・・・」

私と夏音、ハモる。
そして、顔を見合わせる。

「やっぱり、沖田さんはカッコイいよねぇ」

いや、私は違う。
カッコイいのは、お兄ちゃん・・・。
なんて、夏音には言えない。

「美形が揃うとかなりときめくよねぇ」

私的には、お兄ちゃんにときめいてるけど。
修行が終わったのか、お兄ちゃんと沖田さんが笑いあってる。
んっ、普通にいい光景。

「にしても、平助強くね?」

「勝こそ」

こちらは、藤堂さんと勝さんのコンビ。
勝さん、もともと体力あるもんね。
快翔さんは、土方さんと話し合ってる。
私と夏音は、思わず微笑んでしまった。
和やかだし。                                                        

19:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 10:38

5,ガールフレンドの空さん

「あっ、やっべえ。勝、快翔。空に勉強教えてもらう時間帯じゃね?」

お兄ちゃんが、慌てたようにスマホを見る。
誰?
空さんって・・・。
快翔さんが、

「朝陽のガールフレンド・・・だよな?」

と、勝さんに聞きながら答える。
ガールフレンド・・・!?
お兄ちゃんが、かしかしと頭を掻く。
これは、照れたときのお兄ちゃんのクセだ。

「んだよ・・・。紗彩にまだ言いたくなかったのに・・」

私に?
なんで、まだ言いたくなかったの?  
もしかして、空さんがカノジョになったら言うつもりだったの!?

「っつーか、ただの女友達だしな?勘違いすんなよ」

誰だって勘違いするだろ!
でもさ、お兄ちゃんが女友達だと思ってても、空さんは好きかもしれないじゃん。
お兄ちゃん、何気に真面目で優しいし。
チャラく見えるけど、ホントは誰よりも優しいから・・・。                                                               

20: むぅ。 ◆Ms:2018/02/03(土) 12:38



はろー、むぅ。様だぞ、。 ( どや
調子はどうかね? ………w

いきなりすみません。りりぃ、やっほ。
まずまず、『 時初 』完結おめでとーっっ!!!!🎊🎉感想書いてないけど、ちゃんと読んでたからね!!
この新作も楽しみです♪新撰組が出てくるところが待ち遠しーい☺️

ついでに、良いストーリーが思い付いたから、私も小説書こうと思うので、是非来てね😁

21:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 15:36

>>20
調子はぜんぜん大丈夫〜(*^o^*)
こちらこそやっほー!

ありがとう!
なんとか完結したよ〜。
最後のほうむちゃくちゃだったけどねw

新選組、どんどん出しちゃうぞ(´V`)♪
↑大好きなのでね(笑)

ぜひ行かせてもらいます(´V`)♪
超!楽しみだよ(≧∇≦)b               

22:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 15:47

6,ツンデレお兄ちゃんとツンデレ土方さん 

夏音が、にっこりと笑う。

「朝陽くん、ツンデレじゃん!土方さんと合うんじゃない??」

確かに、お兄ちゃんはツンデレだ。
この場でツンデレランキングをつけるとしたら、間違いなくお兄ちゃんと土方さんがぶっちぎりだろう。

「朝陽くん、やるじゃん。ガールフレンドなんてさ」

夏音が褒める(?)。
んっ、中学生のときのお兄ちゃんとはちょっと違うよ。

「空、可愛いからって気に入ってたよな、朝陽」

ガーーン!
気に入ってたの・・・!?
にしても、快翔さん意地悪。
そんなこと言わなくても。

「紗彩ちゃんは苦労するよね、朝陽みたいなツンデレお兄ちゃん」

勝さんが、キラッとウィンク。
そして、お兄ちゃんがギロリと勝さんを睨む。

「んなことねぇよな、紗彩!」

ええっ!?
私は、わかんなくなって黙って首をすくめた。

「ほら、紗彩ちゃんも言ってるじゃん?」

勝さんが、にっこり。
お兄ちゃんが、黙って私の頭に手を伸ばす。
ひゃっ・・・!?
殴られる・・・!?
今まで、そんなことなかったけどさ。

「・・・紗彩、黙ってないで反論しろよ〜」

お兄ちゃんが、笑顔で私の頭をクシャリと撫で回す。
また、キュンとしちゃったじゃん・・・。                                                                                   

23: アーヤ◆TQ:2018/02/03(土) 16:36

ツンデレ良いねぇ、この二人は本当にツンデレコンビだなぁ。
それにしても、朝陽の撫で回すのもっと見てみたいかもしれない。

24:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 18:42

>>23
ありがとう!
ツンデレコンビ、これから絡ませようかな(*^^*)
朝陽は天然タラシみたいなとこがあるけど、また書くよ(*´ω`*)          

25:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 18:51

7,陽太の想い

グイッと、陽太が私の袖を引っ張る。
何・・・?

「紗彩、もうやめたら?」

何を、とは言えない。
陽太はわかってるんだ。
私が、お兄ちゃんを好いてること。
義理とは言え兄弟に恋してること。

「・・・なんで?」

陽太が口を開く。

「いい加減に兄貴を想うのはやめろ。・・・結局、紗彩が傷付くんだから」

陽太の忠告は的確だ。
私だって、そんなことを考えるときもあった。でも・・・。

「今さら、止められないよ。ごめん、陽太」

陽太が私が傷付かないように、アドバイスしてくれてるのもわかってる。
打って変わって真面目な顔になった私に気付いたのか、夏音がのぞき込む。

「どうしたの・・・?」

私は、黙って顔を伏せる。
沖田さんたちも、心配したのか駆け寄ってくる。
ホントは、羨ましい。
堂々と、胸張って「結婚したい」とか言えるのって。

「────んん、大丈夫だよ〜」

私は、必死で笑顔を作った。
私は、「結婚したい」とか言えなくて、気持ちを押し込めるしかできないから。
空さんとお兄ちゃんなら、こんなことにはならないんだろうな──────・・・。
心配げに私をうかがう、お兄ちゃんの顔を見ると、胸がチクンッとなった。                                                                                               

26: アーヤ◆TQ:2018/02/03(土) 18:57

もしかしなくても陽太は沙彩のこと好きだよね?

27:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 19:05

>>26
ありがとう!
うん、当たり(*^^*)
妹としてより、ひとりの女の子としてかな?       

28:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/03(土) 21:31

8,勝さんの呼び名

翌日。

私は、ちょっと切ない気持ちで目覚めた。
どうしてか。
だって、お兄ちゃんは空さんが好きかも、と考えてたから。

「おはよう紗彩」

陽太・・・。
私は、ちょっと笑って朝食を食べた。
私も、夏音と同じ桜星学園に通っているんだ。
登校準備して、出発。

「行って来ます」

と、お兄ちゃんが現れた。

「待て。俺も、行く」

はぅ・・・。
仕方なく、お兄ちゃんの準備を待って、学園へ。

「朝陽、紗彩ちゃん、陽太くん、おっはー」

快翔さん・・・じゃなく、真宮先輩。
明るいですね。
後ろから、勝さん・・・じゃなく楠木先輩。
此処では、親しげに呼ぶこともできない。
だから、勝さんの呼び名も変わってるんだ。

「朝陽、テスト大丈夫なの?なんだったら、追試のための特訓してあげよっか?」

女の子の声。
もしや・・・。
振り向けば、高い位置に結ったポニーテールのしなやかな体の女の子が。

「妹さん?」

きれいな声。
ちょっと切れ上がった澄んだ目。
楠木先輩が、

「紗彩ちゃん、この子が空」

空さんが、ムッと頬を膨らませる。

「この子って・・・!よろしくね、えーと・・・」

私は、勇気を出して、

「紗彩です」

空さんは、キュッと大きな目を細めて、微笑む。

「よろしくね、紗彩ちゃん」

こんな人に私なんか適うはずないよね・・・。                                                                                                           


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