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1: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 17:44

瑞です。たくさん作品を書いていますが、責任を持って完結させます。どうか、よろしくお願いします。
『アホ少女』の>>1に書いてある通りで頑張っていきます。
ちなみに、この作品は何ヵ月かストーリーやキャラクターを考えました…

>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 作品
>>5 プロローグ

2: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 17:54

登場人物

飛鳥 有翔(あすか ゆうと)
男っぽい名前だか女子。学校ではいじめられている中3。
アニメ、ゲームが好きすぎてみんなからは『オタク』と呼ばれていた。
一人称は『私』ではなく、『俺』
勇者になる。

アイナ
小学生くらいの身長。見た目は小4くらい?実は、14歳。
魔女。

ダイト
男子中学生。中二病。『ダークマター』(ネーミングセンスわりぃw)と名乗るバカ。
ただの中二病。

カズキ
執事みたいな奴。高校生くらいの男子。

他にも登場したらメモ板などにプロフ書きます。

3: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 17:56

ストーリー

学校でいじめられているユウトはゲームやアニメ好き。
ところが…ある日車に引かれててしまった!目を覚ますとそこはゲーム世界!?
アイナ、ダイト、カズキとの大冒険!

4: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 17:57

作品

あの日の物語
私の恋は叶うの?
心に声を響かせて…
うちのクラスのアホ少女!
4つの四季フレンズ
短編物語〜はじまりを一つに…〜

5: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 18:05

プロローグ

俺の名前は飛鳥有翔。中学3年生。ただのオタクだ。

「今日も最悪だったな…」

俺は『はぁ…』とずっと我慢していたため息をする。
俺は学校でいじめられているのだ。

「おーい!オタク!」

「オタク〜お前キモ〜い」

こういう風に毎日毎日いじめられている。俺は正直辛い。家では父に暴力をふるわれる。俺の人生は最悪だった。

「はぁ…」

俺はまた大きくため息をつく。
すると、何処かから泣き声が聞こえる。

「えーん…えーん……」

横断歩道で女の子が一人泣いていた。俺は今信号が青だから女の子のそばに言った。

「大丈夫か?」

「うん…」

私が心配すると、女の子はグスグスしながら言う。
すると、女の子の方に曲がる車が通ってくる。

「危ない!!」

俺は女の子を強く押して、女の子の代わりに車に引かれた。

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃ…!」

女の子は私のことを何回も呼ぶ。私を引いた人も「君大丈夫か!?」と心配する。私は少し目を開いてたけど、もう生きる価値がなく目を気づかれないようにゆっくりと目を閉じる。


そして、事件は起こった…………

6: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 18:55

1.謎の町

「ん…」

俺はゆっくりと目を開ける。すると、何処かに居た。病院か?俺まさか生きてたの…?嫌だ!

「あら…目を覚ましたのね」

看護師なのかな…?看護師は眼鏡をカチャッとあげて目を覚ましたのが嬉しくて喜んでいた。

「えっと…ここって何町ですか?」

私は周りをキョロキョロしながら聞く。

「ここはね…」

「おーい!!勇者!大丈夫なの!?」

看護師が言いかけた時だいたい小学生くらいの人が病室に飛び込んでくる。
てか、勇者?

「あら!紹介するわね!この子はアイナよ!貴方と冒険する人よ!」

看護師はニコニコしながら言う。俺が!?意味わかんない!
でも、アイナって奴は魔女っ子っぽい感じの服を着ている。

「安静にしてたから外に出て良いわよ」

看護師はニコニコしながら私を追い出す。まぁ、痛みは消えたし良いや…

「さぁ!勇者!どうぞ!」

魔女っ子はニコニコしながら町を見せる。
ここは、まるでゲームの世界のような町だ。
私はほっぺをつねる。夢じゃないのだ。私が体験してみたかった夢がついに叶ったんだ!

7: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 21:32

「まずは仲間2人を探さないとね!」

魔女っ子はニヒヒと笑い、俺を引っ張る。
着いたところは大きな建物だった。

「アイナ様。お待ちしておりました」

編み混みをしているメイドが魔女っ子にお辞儀をする。

「すぐに男性に冒険の旅を出させる準備を…」

「かしこまりました。勇者様とアイナ様は、こちらにおかけになってください」

魔女っ子はメイドに命令をすると、俺と魔女っ子は近くの椅子に座った。ふかふかだろ…

「そう言えば、お前名前はなんだ?俺の名前はユウト」

「私?アイナだよ〜!ユウトって女だったんだ〜!制服着てるし」

アイナはジロジロと私の制服姿を見る。
すると、アイナは黙って私を引っ張った。向かった先は更衣室だった。

「これに着替えて!」

アイナはドサッと服を置く。俺はアイナに言いかけた時にドアを閉められた。

「はぁ…」

俺は呆れてため息をついた。アイナが出した服に着替えた。
でも、どうしよう…制服はどうするのかアイナに聞くか…

「着替え終わったぞ」

俺は更衣室を開けてアイナに見せた。すると、アイナはぱぁっと目を輝かせた。

「うん!似合ってる似合ってる!」

アイナは嬉しそうにこくりこくりと元気よくうなずく。
確かに俺に似合うな…あの『このすぱ』の上は動きやすい感じで、ショーパンでニーソックスにスニーカー。腰にはジャージをまいている。

「アイナ。これはどうするんだ?」

俺は畳んだ制服をアイナに渡すとアイナは制服を受け取った。

「私の部屋に一応置いとくわ」

アイナは髪をとかしながら言う。俺は「ありがとう」と告げた。

「アイナ様。連れてきました」

メイドが戻ってくると、ゾロゾロと男性が集まっている。

8: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/16(金) 22:33

「私とユウトで男子二人を選ぼう!」

アイナはニコニコしながら言う。俺は選び始めた。
誰か良い人居ないかな〜?

「わぁ……」

俺の目の前にイケメンできちんとした感じの男性が立っていた。

「アイナ!俺この人がいいな!」

俺はアイナに目を輝かせて言うと、手で丸を作った。OKのようだ。俺は跳び跳ねるくらい嬉しかったのだ。

「私も決まったよ!ダイトって言う人!」

ダイト…こいつは頭、腕に包帯をつけて、左目には眼帯をつけている。なんだ?目が潰れたのか?

「ダイトではない…我が名はダークマターだ…」

ダイトは左目を押さえながら『ダークマター』と名乗る。センスわりぃ名前だ…しかも、こいつ中二病じゃねぇか…

「あ、僕はカズキと申します。執事となってユウト様達をお守りします」

カズキさんかぁ…
カズキさんはにっこりと笑い、礼儀正しく自己紹介をした。

「よろしく!」

俺はニヒヒと笑い、ピースをした。

「明日から出発だな!」

「おー!!!」

さぁ!明日から俺達の冒険が始まる!

9: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/17(土) 22:59

2.冒険!

次の日俺はすーすーとぐっすり眠っていた。

「ユウト様…そろそろ起きないといけませんよ…」

すると、執事のカズキさんが俺を優しく擦って起こしてくれた。さすが執事!優しいじゃない!

「起こしてくれてありがとな」

俺は服に着替えながらにっこりしてお礼を言う。
服に着替えて、冒険の準備をしてアイナの家から出た。

「じゃあ、ママ行ってくるね!」

アイナは元気よくお母さんとお父さんに手を振った。
アイナは凄く元気だな…俺の家庭なんて最悪だったよ…あのクソジジイ…

「この森を通ると、湖があるからそこに向かおうじゃないか…俺がドラゴンを呼び出そうじゃないか…」

ダイトは地図を見ながらドヤ顔で言う。その顔腹立つな〜…

「はぁ…ったく!あいつは〜!」

俺は大きな声で独り言を言うと、カズキさんは俺の口をふさいだ。

10:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/18(日) 15:47

「ユウト様お静かに」

カズキさんは俺の耳元でそうささやく。私はこくりこくりとうなずいた。
すると、何やら何かが鳴く声が聞こえてくる。

「な、何!?」

「ヤバい!あいつが来たかも!」

俺は周りキョロキョロしながら焦る。アイナは真っ青にしながら言う。あいつ?
すると、俺の目の前に大きな鳥が襲いかかる。

「うわぁぁ!!!!」

「逃げるぞ!!」

俺はびっくりして大きな声で叫んだ。ダイトは焦ってみんな同時に走り出した。

「あの巨大な鳥はなんだよ!」

「あれは、ビッグバード!」

「センスわりぃ名前だな!!」

俺は走りながらアイナに聞いた。アイナは図鑑を見ながら答える。あまりにもセンスが悪くツッコんだ。

「お前らこのダークマターが相手をするからお前らは消え去るがいい…」

ダイトはザッと俺達の前に立って言った。

「でもダイト様が…」

「俺はこいつと戦うんだ!!」

カズキさんはダイトのことを心配してもダイトは聞かない。
ダイトは何も持たずにビッグバードの目の前に立つ。

「いでよ!俺の魂!ゴールドアイ!」

ダイトは左目の眼帯を外した。すると、ダイトの左目から光が出ている。
すると、ビッグバードは空へ逃げっていった。
い、いったいこいつは何者なんだよ!センスわりぃけど…

「まぁ、助かったね。ありがとうダイト!」

「あったりめぇだろ。俺は最強だしな…」

アイナはニコッと笑いながらお礼を言うと、ダイトは眼帯をつけながらカッコつける。

11:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/20(火) 19:04

「そろそろ着きますよ!」

カズキさんは地図をチラッと見ると、指を指した。

「どんなところかな?」

俺は胸がわくわくしてきて楽しみになってきた。

「わぁ!!!」

俺は思わず声に嬉しい声が漏れた。
俺の目に飛び込んだのは、青く太陽の光で光っている湖だ。
俺は喜んでいると、お腹が「グゥー」となった。

「ご飯でも食べましょうよ!今お昼だし!」

アイナは手を合わせてニコニコしながら言う。
すると、アイナはバッグから何かを取り出す。

「じゃん!おにぎり!ママが行く前に渡してくれたの!」

アイナはみんなにおにぎりを渡しながら言う。アイナのお母さんすげぇな…
俺はおにぎりを渡されるとかぶりついた。

「うんまっ!」

「美味しいです」

「美味しい!」

それぞれバラバラに言いながらおにぎりを食べる。
なんか、お母さんのこと思い出すな…なんでだろ…

「ふぅ!食った食った!」

ダイトはお腹を叩きながら満足そうに言う。まぁ…アイナのお母さんが作ったおにぎり大きかったもんね…

「少し湖の近くに行こ…」

俺はボソッと呟くと、湖の近くに言った。
俺は少し悲しげの顔をして湖をぼんやりと見る。

「ん…?」

俺は足に何かが当たり、拾い上げる。拾ったのはサファイヤのピン留めだった。

「おーい!ユウト!何拾ったの?」

すると、アイナは不思議そうに俺の後ろからひょっこりと出てきた。

12:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/21(水) 17:46

「アイナ…これ…」

俺はアイナのところを振り返り、さっき見つけたピン留めを見せた。
アイナはジーッとピンを見つめる。

「これユウトに似合いそう!」

「え?」

アイナはニコッと言うと、俺は意味がわからなかった。
すると、いつの間にかアイナは俺にピンをつけてくれた。
俺は湖を鏡にして自分を見た。なんだか別人に見えてしまう…

「そろそろ行こっか!」

アイナはニコッと笑いみんなに言う。
俺はバッグを持った。持ち物は大丈夫。

「んじゃ、出発しましょう」

カズキさんはニコッと微笑み出発した。

「それにしてもアイナは凄いよね〜」

俺はアイナの隣で歩きながら言う。
アイナは頭に『?』を浮かばせてる。

「だってなんか俺の方が年上なのにアイナが年上に見えるっていうか…」

俺は言葉の意味にごちゃごちゃに言う。
通じてるどうかわからないけど…

「だよな〜!お前小学生のくせに」

「あ?誰が小学生だよ」

「え?」

ダイトは中二病のことなんて忘れて眩しい笑顔をしながら言う。すると、アイナはダイトをギロリと睨む。
「誰が小学生だ」と聞いた瞬間ぽかーんとしながらダイトと俺で首をかしぐて言う。

「私は14歳よ!」

「えーー!!!!」

アイナは怒りながら言うと、俺とダイトはびっくりして叫んだ。

13:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/23(金) 22:27

「わ、私を何歳だと思ってたの!?」

アイナはびっくりして俺とダイトに聞く。

「12歳」

「5歳」

俺とダイトは予想の年齢を言う。もちろん順番に。

「全然ちがーう!ユウトは良いとして…ダイト!!!」

アイナは俺のことはあっさり許してくれたけど、ダイトを睨みつけ、ダイトに怒った。

「こう見えても147cmよ!」

「お前チビだな〜!俺は160越えてるぞ?」

アイナとダイトはなぜか凄くみにくい口喧嘩をしている。
まぁ、二人同じ年だしね…

「ユウト様とてもこちらのピンお似合いです」

さっきまで黙っていたカズキさんは爽やかで優しい笑顔で褒めてくれる。
俺は顔を隠して照れた。本当に恥ずかしいんだから…

「もう着いたので喧嘩はお辞めください」

カズキさんは冷静に歩きながら言う。
すると、ダイトとアイナはお互い目を合わせないように離れて歩いた。

「わぁ!こんなところ凄い!」

「久しぶりに来たな〜!」

やっと目的地に着いた!
私達はホテルに向かった。

14:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/24(土) 13:52

3.目的地!

「いらっしゃいませ。ではこちらの鍵をお使いください」

鍵を丁寧に渡し、札に書いてある号室のドアを開けて一休みする。

「うわぁ!広いな〜!」

俺は興奮して目を輝かせる。
なんか俺が生きていた時に来たホテルみたいだな…
すると、ドアをノックする音が聞こえ、ドアを開ける。

「失礼します。そろそろ木の実狩りの時間です」

「木の実狩り?」

ホテルの人は俺達にかごを渡す。
俺とダイトは声を揃えて首をかしげる。

「ユウトはわからないわよね。木の実狩りって言うとはね名前の通り木の実を取るのよ!」

「なるほど…でも俺どんな木の実が食べられるかわからないよ?」

「私も一緒にするのでご安心してください」

アイナはテーブルにあったチラシを見せて言う。
俺は少し心配そうな顔で言うと、カズキさんはにっこりして俺に言う。
ま、まさかカズキさんと一緒に…嬉しい!!

15:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/25(日) 22:26

部屋から出て、広場に出ると木の実がたくさん実っている。

「制限時間は5分ですよ!よーいスタート!」

店員は言うと、一斉に木の実狩りを始めた。
て、てか…5分なんて短すぎだろ!!

「あぁ!あんなところに木の実!」

俺は大きな声で木の実がある場所に指を指す。
俺は木に登って木の実を取る。ゲームとアニメ好きのオタク女子だけどこう見えても運動はまぁまぁ得意なんだから!

「う〜!あともう少し〜!」

「ゆ、ユウト様!いったい何を!」

すると、下からカズキさんが驚いた表情で俺を見ている。

「大丈夫ですよ!よし!取れた!って…きゃあ!!」

俺はニヒヒと笑ってやっと木の実を取った瞬間木から滑り落ちる。
た、助けて………

16:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/26(月) 20:36

「いたっ!!」

俺は何にも支えられずそのまま落ちた。
起き上がると、血が落ちてくる。

「ゆ、ユウト様!!大丈夫ですか!?」

「平気ですよ。俺男子っぽいしこれくらい平気ですよ」

俺は余裕で立ち上がる。すると、なぜかカズキさんは私をおんぶする。

「な、なんですか!?」

「部屋に戻りますよ」

すると、カズキさんは瞬間移動をした。な、なんかすげぇ…一瞬で部屋に着くなんて…

「包帯巻くのでじっとしてください」

カズキさんは俺に包帯を巻きながら言う。
なんだかカズキさん…私が落ちてから凄くイライラしてる感じがする…

「あの…カズキさん…」

「ん?」

「ご、ごめん…なさ…い…」

カズキさんは俺が呼ぶと俺の顔をまっすぐ見る。
俺はだんだん自分が情けなく思い、だんだん涙声になっていく。

「ゆ、ユウト様!?」

「俺が迷惑をかけたんだよね…本当にごめん!!」

カズキさんは凄くびっくりしてる表情。でも、俺はどうしても自分の責任だから深く首を下げる。

「ユウト……様…」

「……」

カズキさんは声が消えそうになりながら言う。
俺は気づかれないようにギュッと唇を噛み締める。
俺は馬鹿だ……カズキさんに迷惑をかけた…しかも、仲間のアイナにも…ダイトにも…
そして…みんなにも!!!


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